西田講師からレッスンの様子が届きましたので紹介します。
5月のレッスン 『加工食品~売っているものを自分でつくってみる~』
5月のレッスンは“売っているものを自分でつくってみる”をテーマに、
『フルーツグラノーラ・ケチャップ・バター』に挑戦しました。
導入で『材料は何?』を切り口にクイズを出し、加工食品の魅力に迫ります。
「加工品、加工食品っていうと難しいけど、“工”夫を“加”えるということなんだよ。」
「みんなの工夫を加えて、もっとおいしいもの、うれしいもの、便利なもの」をつくってみようと声かけをし、元気にレッスンをスタートしました。
最初はフルーツグラノーラ。オートミールが何からできているか?加熱していったらどう変化するのか、味覚、視覚、嗅覚、聴覚、触覚全てをつかって観察します。
オーブンで数分ごとに焼き、色づきの様子をみながらじっくり待ちます。確認のための味見が止まりません。こどもたちが話し合い、何分加熱するか決め、仕上げました。
次はケッチャップ。野菜をミキサーにかけ、生のまま味見してもらいました。
『うーん。おいしくない。』『うーん。ニンニクが辛い…』『…』と浮かない感想…
「じゃあ、みんなで工夫を加えておいしいケッチャップをつくろう」と団結、
じっくり加熱する工程にとりかかりました。
そして、バター。ペットボトルに入れた生クリームをフリフリフリフリフリフリ…
楽しいようで…疲れてきます…
そこで!ゆか先生がこどもたちに大人気の“Bling-Bang-Bang-Born”を流してくれました。音楽が流れるとまた元気になっちゃうこどもたち、フリフリフリフリフリフリを続けます。徐々に変化するペットボトルの中の音を聴覚で、ペットボトルの中でクリーム状になり、固まり、バターになっていく様子を視覚で観察することができました。
最後に市販のケッチャプと自分でつくったケッチャプ、市販のバターと自分たちでつくったバターを、味や見た目、食感を比べ、思い思いの気づきを言葉にしてくれました。
市販の加工食品には見た目から想像でき得る材料の他に様々な添加物等が入っているケースが多いです。こどもたちにはスーパーに行ったらパッケージに注目してみること、いろんなものを観察して、『何からつくられている?』を考えてみてほしいということを伝えました。こどもの料理では『〇〇が体にいい』とか『〇〇は体に悪い』という言葉を食べ物に対してすることはありません。こどもたちがお料理を通して、その時その時で自らにいいもの悪いものを、自ら判断し自ら選べる力を身に着けて欲しいと願っています。
今回はお母さんから離れられないお友達もいました。お料理したい気持ちさえあれば、そんなお子さまも大歓迎です。保護者の方がそっと見守っていてくださっても構いません。3分でもお料理に参加できたら、たくさんほめてあげてください。なんだかみたことのないものがたくさんある調理室、はじめましてのお友達や講師、緊張して当たり前です。はじめましてのお友達のご参加も楽しみにしてます!
6月は『バンズから自分の力でつくるハンバーガー!』にチャレンジします。多くのお子さんが大好きなハンバーガー。自分の力で作り上げた時の笑顔が今から楽しみです。
是非、ご参加ください。
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