kogumaの育児ダイアリー

徳島市在住のライター。アラフォーで思いがけず妊娠しました。我が家の「かぞくのはじまり」を記録します。

describe する能力

2歳8カ月くらいから、いわゆる英語でいうdescribe(言葉で述べる、描写する、叙述する)する能力がみるみる磨かれてきた。

 

例えば保育園での出来事を聞いてみると、

以前は、「たのしかった」「おもしろかった」くらいのものだったのが、

最近では「えとねー、〇〇くんが-、急に泣き出したけん、担任のセンセーが-、いけるでー、ゆうたけど、〇〇くん、ずーっとなっきょったん」などとたどたどしく語る。

 

夕食時に、「ママ、もう一杯、ビール飲もっかな?」などと言おうものなら、「ママはー、さっきビールのんだけど、まだのむん?」とするどく突っ込んでくる。

 

過去の出来事を語るときの表情をみていると、「えとねー」と言葉に詰まるときは目線が上の方にあり、どうやら頭の中に残っている残像を思い浮かべながらできるだけ正確に言葉にして伝えようとがんばっているようだ。

 

2歳児の育児。ほんとうにおもしろい。こんな体験をさせてくれてありがとうって感じ。

 

2歳6カ月 イヤイヤ期到来!

割と聞き分けよく育ってきた我が息子。

2歳6カ月になり、とうとうやってきました「イヤイヤ期」。

 

特に週明け月曜日はイヤイヤが爆裂し、

朝から家を出るのをイヤイヤ。

(ほらカングーが待ってるよ!「おーい、Jくん早く乗ってよー」なんてクルマを擬人化してごまかし連れ出す)

次にクルマから降りるのをイヤイヤ。

(あともう少しで保育園。気力を振り絞り、左肩にお昼寝布団、右肩でだっこしてダッシュ

保育園のテラスから保育室に入るのをイヤイヤ。

(海老反りのカラダを抱えてとにかく保育士さんにお願い)

 

そんな感じで送りが終わると、次は4時過ぎにお迎え。

迎えに行くと保育室から手を振って満面の笑顔で迎えてくれる。

しかしそこからがイヤイヤの無限ループ。

 

クルマに乗った途端、「バナナ、イチゴ、にゅうにゅう」とつぶやく。

完全無視。すると、少し大きな声でリピート。

仕方なく、「バナナもイチゴもないない。また今度ね」と言うと、

大声で「バナナ!イチゴ!」と叫び出す。

ここで無理やり帰宅すると大変な惨事に発展するので、

仕方なくスーパーに行く。

バナナとイチゴ、その他の食品を袋に入れてさあ帰ろうとすると、

急にご機嫌ななめになり、レジ付近から動かない。

そこで小さな袋にバナナとイチゴを入れてもらって持たせてやると、

満足そうにクルマまで小走り。

そのまま一気に自宅まで帰って、ヤレヤレとため息つくと、

今度は「ママ―、あそぼー」とブロック片手にお誘いが…。

 

プレイルームとキッチンの間をいったりきたりしながら、

夕ご飯の準備をなんとか進めると、いつの間にか背後に息子が。

ごはんが出来上がる頃にはなぜかすっと席に座る。

そこから「いちごー、いちごー」の遠吠えがはじまり、

イチゴとバナナを食べた後、やっと本式の夕ご飯を召し上がる。

 

ヤレヤレ。

 

そこから

歯磨きイヤイヤ

着替えイヤイヤ

絵本よんでーよんでー

ねんねイヤイヤ

もっと絵本、絵本

ねんなイヤイ…ヤ…

就寝。

おしまい。

 

 

 

 

 タイムを経て、

 

 

静かなる「しないブーム」。家事育児の新たな潮流。

しばらく前に読んだ30~40代の女性向け雑誌で、

 

育児手抜き宣言!的な記事を読んだ。

 

フランスをはじめ、ヨーロッパの国々の子育てを例に挙げながら、

 

「日本のような複雑な食事を作っている家庭はどこの国でもない。

 

もっと気楽に簡単に家事をしてしまおう」という呼び掛け。

 

読みながら、ほーっと気が抜けたのを覚えている。

 

 

昨日、本屋さんで育児雑誌「クーヨン」を買ってパラパラめくっていると、

 

3児のパパで料理研究家のコウケンテツさんが登場し、

 

フランスの育児を目の当たりにした経験から、

 

「しない家事、しない育児」を呼び掛けていた。

 

何をしないのかというと、まず朝ご飯の調理に火は使わないのだそう。

 

パンにハム、チーズ、生野菜を並べておしまい。

 

「女性の就業率が高い上に出生率も維持しているフランスでは、

 

料理といっても簡単なものが当たり前」という趣旨のことをいっていた。

 

コウケンテツさんのようなイメージ稼業の人は、

 

朝から青菜やにんじんラペなどを並べて、

 

彩りの良い食卓に家族も大喜び、

 

という風景を当たり前としそうだが、

 

3人目のお子さんが生まれてから、

 

もうそんな価値観では家の中がまわらなくなったそうで、

 

「しない育児」を実践するようになったのだとか。

 

 

 

我が家も手間を最小限にして、できるだけ添加物の少ない

 

手作りのごはんを用意したいと思い、

 

途中までしたごしらえをしておく

 

「半調理」に挑んではいるものの、

 

その「下ごしらえ」だって結局は自分がやらねばならぬことで、

 

いつの間にか「下ごしらえに追われる日々」だったりする。

 

 

で、今朝はトーストと、切っておいた小松菜とソーセージと卵の炒め物、

 

を用意した。小松菜を切っておくという下ごしらえに助けられる。

 

でも子どもはトーストを食べず、

 

昨夜のうちに炊いておいた玄米をパクパク。

 

玄米を炊いておいた昨日の自分に感謝。

 

今夜は、漬けにしたさわらを焼いて、塩蒸ししたかぼちゃを添えて、

 

切っておいた小松菜でお味噌汁を炊いて、おしまい。

 

めんどうだけど、下ごしらえという半調理に結構助けられているかも。

 

 

続・お金まわり

月曜日に持ち越した定期証書のゆくえ。

 

 

 

結果は。。。

 

解約して霧散。

 

どうやら使ってしまったようだ。

 

残念。

 

 

 

忘れてしまってたお金なんて、そうそうあるわけないやね。

 

さあ、労働して一から貯蓄しよう。

 

アラフォーからの子育ては、ついつい教育にお金をかけ過ぎてしまう傾向があるらしい。

 

最近の週刊誌に踊る「老後破産」という言葉が身にしみる。

 

 

 

おうちのお金まわりを整理整頓

我が家には夫の仕事の経理と家計という2つのお金の流れがある。

仕事の経理は毎日銀行さんみたいに1円まで「合い」とする習慣がついているので問題ナシ。

 

一方、家計の方はというと…。

現在の貯蓄高がいくらか、わからない。

保険や積立もいろいろこんがらがってややこしい。

 

きょうは重い腰を上げて、近所の銀行までひとっ走り。

貸金庫を開けてぶち込んである定期証券などを整理してみた。

3年前に満期がきていた証書発見。

1年に1回、利息が普通預金に振り込まれているはずだけれど、

雀の涙なので定期の存在さえも忘れてしまっていた。

 

いろいろ探索していると、

どうやら100万くらいの定期証書あるはずなのに見当たらない。

紛失しているのか、

すでに解約して霧散してしまっているのか、不明。

記憶にない。

 

紛失しているだけだったらいいのにな、と思いつつ、

貸金庫から出るとちょうど3時で銀行窓口クローズ。

 

週明けに持ち越しとなった。

月曜日まで祈ろう!

 

はじめての遠足

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親にとっても子どもにとっても初めての遠足。

 

1週間前からトミカのレジャーシートをリビングに敷いて、

親子で一緒にお茶を飲んだり、お菓子を食べたり…。

遠足の日を楽しみに待っていた。

 

食べやすいようにと小さなおにぎりをコロンコロン。

卵焼きに鮭の塩焼き、ブロッコリー

大好きなものばかりを所狭しと詰めてみる。

 

大トリは足赤海老の塩ゆで。

「何食べたい?」と尋ねると、必ず「エビー!」と答える息子。

どうしても足赤海老を入れてやりたかったけれど、

近所のスーパーではこのところみかけない。

「そごう」に行ってみるか、と逡巡していたら、

遠足の前日、スーパーに1パックだけ並んでいた。

奇跡。

ずーっと並んでいなかったのに、その日だけ1パックあるなんて。

神様ありがとう!

 

空のお弁当箱を差し出す息子に

「何が一番おいしかった?」と尋ねると、

「えびー!!」とお返事がかえってきた。

 

息子の喜ぶ顔を思い浮かべながら、ちまちまと詰めた春の朝。

あの幸福感はしばらく忘れられないかな。

 

寝ながら笑う

毎晩、眠りながら大笑いする息子。

キャキャキャ。

アハハハ。

いろんな笑い声を聞かせてくれる。

起きているのかな、と思って、そっと見てみると、

まぶたは閉じて、さわっても動じない。

眠っている。

いいなあ。

寝言が笑うことだなんて。

 

 

保育園で同じクラスの男の子が、保育補助の先生と相性が悪くて、

その先生の存在におびえて、夜中、1時間くらい泣き叫ぶのだという。

いやな気持ちがカラダに影響を及ぼし、全身に発疹も出ていた。

確かにずっと表情が暗かった。

結局、その子の母親は園と何度も話し合い、

その先生は別のクラスの補助にまわった。

 

その保育補助の先生は行動がガサツで手荒い印象があった。

別の保育園を定年してから午前だけの補助に入っているらしく、

言葉もきつくて親への批判も容赦なかった。

担任の先生はというと、保育の先輩に何も言えないようで、

苦笑いして事なかれ主義を貫いているようだった。

 

子どもはいろんな形で親にメッセージを送ってくる。

その思いを受け止めて、真正面から挑んだ彼の母親はすごいなと思った。

自分ならどうするだろう。

あと数か月となだめながら惰性で過ごすだろうか。

 

保育補助の先生が変わってからその子に笑顔が戻った。

子どもの笑顔を守るために動けるのは親だけなんだなと思った。