【高円寺イベントレポート】コネクシオンで遊ぼう vol.1 ウイスキーの会
高円寺でイベントスペースを無料で利用できるカフェ&バー・コネクシオンです。
2017年8月に、「コネクシオンで遊ぼう vol.1 ウイスキーの会」が開催されました。
主催は、会社で仲良しだというSさんとTさん。
SさんとTさんは、学生時代から元々、イベントを主催していました。
「最近してないよなー」という話にコネクシオンでなり、今回の会を開催する運びとなりました。
今回は主催のひとり、Tさんが講師として、ウイスキーについて熱く語ってくれました。
参加者は全部で6名。参加費は2,000円。
ウイスキーだけでなく、そもそもバー自体に慣れていない方々ばかりでした。
今回の会で、ウイスキーとバーの楽しみ方に興味をもっていただけたようです。
座学だけでなく、実際にウイスキーを飲み比べてもらいました。
解説を聞きながら、またお互いの感想を交換しながらだと、ウイスキーをよりいっそう楽しめます。
香りを楽しんだり、色を楽しんだり。
ウイスキーの楽しみ方は、味以外にも様々にあることをTさんは教えてくれました。
女性の参加者も、ウイスキーの違いに興味津々です。
かなり本格的な内容で、TさんはA4・2枚にわたるレジュメをご用意。
持ち帰って復習もできます。
音楽についてもちょっとした趣向が。
お客様に、CDを選んでもらうという参加型です。
「おお!それを選んだか!」と、盛り上がりを生む効果がありました。
参加者全員、大満足の記念撮影。
表情からも会の大成功が伝わってきます。
イベント開催のお問い合わせはお気軽に
コネクシオン(高円寺)は、イベントを初めて開催されるという方にも、無料でイベントスペースとしてご活用いただいています。
まずは一度ご来店いただき、お気軽にご相談ください。
クラブイベント、ライブイベントから、今回のような学べるイベントまで、幅広いジャンルのイベントが開催されています。
あなたも高円寺でイベントオーガナイザーデビューをしてみませんか?
コネクシオン | Koenji - The Connection
Tel&Fax 03-3312-8688
初めてのイベント開催は主催メンバー集めから
無料のイベントスペースとしても活用できる高円寺のカフェ&バー・コネクシオンです。
「イベントをやりたい!」と思いついたら、まずするべきことは何だと思いますか?
コンセプトでしょうか?
内容でしょうか?
日時でしょうか?
場所でしょうか?
出演者でしょうか?
告知方法でしょうか?
コネクシオン(高円寺)は、「主催メンバー集め」だと考えています。
初めてのイベントは主催者の友だちを集客する
「かっこわるい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、初めてのイベント開催は、主催メンバーの友だちを集客するのが無難です。そのためだけ、というわけではありませんが、主催メンバーは多いほうがよいのです。
理由①手堅く集客できる
いくらフェイスブックやツイッターが発達したとはいえ、名前も出演者も知らないイベントに行こうという方は、まだまだ稀のようです。イベント会場自体が、ネームバリューのある場所であれば、少しは変わってくるのでしょうが、そのような場所を借りるにはハードルが高くなってきます(特に金銭面)。
しかし、主催メンバーが4名いるのであれば、1人あたり4人の友だちを呼ぶようにすれば、主催者を合わせて20名になります。コネクシオン(高円寺)は20名のキャパなので、満員御礼の盛り上がりを醸すことはできます。
満員御礼の雰囲気は、主催者側のモチベーションにも影響します。なによりフェイスブックなどで告知するときの印象が変わります。イベントに行く目的の半分は、知らない人との交流なのですから。
理由②落ち着いて運営できる
例えば、主催者2人で初めてのイベントを開催し、運良く大勢の集客に恵まれたとしましょう。たくさんの知らない人の視線のもとで、冷静にイベントを運営するのは至難の業です。
特に、「どんな曲をかければ盛り上がるか」が分からない状況は非常に困ります。主催なのにアウェイという状況が生まれかねないのです。
しかし、友だち、あるいは友だちの友だちを中心にした集客であれば、そこにゆるやかなコミュニティが生まれます。自分の良く知っている人との仲良しの周りに輪ができているのであれば、その人の音楽の趣味が、会場の盛り上がりのツボになることもあります。曲選びがしやすくなってくるのです。
特に、コネクシオン(高円寺)の場合、小さなスペースですので「服装」や「話している内容」からも次にどのような曲をかけるべきなのかを判断しやすくなってきます。
「これをかければ盛り上がる!」という鉄板をその場で見抜けるというのは、落ち着いてイベントを運営するうえで欠かせないもののように感じます。
理由③リピーターにつながりやすい
いくら友だちとはいえ、満足しないイベントには、一回は行ったとしても二回目は来てくれません。ここは案外シビアなものですので、心しておいてください。
しかし、イベントで満足させることができれば、「友だちが主催している」という要素と「楽しいイベント」という2つの要素が重なって、リピーターになりやすいようです。
また「友だちがイベントを主催している」と言えるのは、なんとなくカッコイイイメージがあります。積極的に新たな来場者を連れてきてくれる嬉しい効果も期待できるのです。
友だちだからこそ楽しませよう!
当たり前の話ですが、友だちを一方的に利用するような考え方はよくありません。
「本当に楽しいイベントを初めて開催するのだから、まずは友だちに声をかけたい!」くらいの自信と誇りをもって、友だちに声をかけるのがよいでしょう。そうすれば③に挙げたように、リピーターになってくれる人も見つかります。
なにより意識しておいてほしいのが、2回、3回と回数を重ねるごとに、主催者のことを知らない来場者は増えてきます。自分たちのことを知らない人を楽しませるのは、本当に難しいものです。日々バーのカウンターに立っていて感じることです。だから、一回目から楽しませる気概をしっかりともつようにしておきましょう。
初めてのイベント開催のお問い合わせは、お気軽にコネクシオン(高円寺)まで。
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はじめてのイベント開催の流れ(とある1ストーリー)
無料のイベントスペースとしても活用できる高円寺のカフェ&バー・コネクシオンです。
今回は、これまでとはテイストを少し変えて、コネクシオン(高円寺)でイベントを開催する流れを、小説仕立てでお伝えします。
コネクシオン(高円寺)でイベントを開催する流れだけでなく、イベントのイメージを膨らませる手助けになればと思います。
「友だちがほしい」
就職して上京した。初めての仕事で日々手一杯。だから友達はほとんどいない。
「上京したら遊ぶんだ!」と思っていた。この思いを励みに就職を頑張ってきた。だが友達がいないのに遊んでも楽しくない。
もうすぐ夏休みがやってくるというのに。高円寺の木造アパートで冷やし中華を食べながら、改めて思った。
「友だちがほしい」
DJイベントなら手軽にできる
「だったらDJイベントをやってみたら?」
地元の企業に入った親友が、電話で僕に言った。
「DJイベント?」
「音楽好きでしょ?音楽好きで、好きな音楽持ち寄って、でかい音で流して、酒を飲む。これだけでもDJイベントとして十分成立するよ」
「友だちいないのに、DJイベントってできるものなの?」
「DJイベントやろうよ!って知り合いレベルの音楽好きに、声かけたら、イベントをきっかけに友だちになれるよ。音楽好きって自分のセンスに自信あるから、イベント誘われたら喜ぶと思うよ」
なるほど、と思った。でもクラブを借りるお金なんてない。
無料のイベントスペースが高円寺にあった!
生まれた時からグーグルがある。僕の思考回路にはグーグルが組み込まれている。人間とは怖いものだ。考える前に、ググっていた。
『無料のイベントスペース 高円寺』
すると、高円寺南のコネクシオンというカフェ&バーが、無料のイベントスペースとして利用できることが分かった。
しかしタダより高いものはないという。何か裏があるのでは?と思った。
まずはお店で話をすることになった
疑念はすぐに氷解した。どうやら、バーという業種は、新規客の開拓がなかなか難しいものらしい。そのため、新規客を開拓するために、店舗を無料のイベントスペースとして活用できるようにしているとのこと。ブログに書いてあった。
これなら納得だ。
ブログには電話番号が書いてある。さっそく電話してみた。
「無料でイベントできるって聞いたんですけど……」
「できますよ。まずはお店に来てください。18時から20時の間でしたら、ゆっくりお話しできるかと思います」
気さくな声に安心した。幸い、今日は何もない。善は急げとばかりに、早速行くことにした。
初めてのイベント開催も歓迎
「DJイベントは初めてですか?」
僕の不安を見抜くように、コネクシオン(高円寺)のマスターが言った。
「実はそうです……無謀ですか?」
僕は遠慮がちに言った。
「そんなことないですよ。当店ではiPhoneをジャックにつないで曲流すだけのイベントもありますし。DJイベントの間口はとても広くなったと思いますよ。曲のつなぎを、あまり気にする必要はありません。マイクもありますので、ラジオDJのように喋ってつなげるのもおすすめです」
その他にも、マスターは丁寧にイベントのいろはを教えてくれた。
「”初めてのイベント開催ガイド”というブログというのもやってます。イベントのお手伝いを毎週するなかで感じたことを書いていますので、参考までに見てやってください」
イベントは勢いが大事
「ところで」と、マスターが言葉を継いだ。
「イベントの開催はいつをご希望ですか?仲間を集めるところからなら、ちょっと時間が必要ですね」
「もう8月になったので、9月末くらいでしょうか?」
「難しいところですね。時間はある程度必要ですが、あまり時間を置くと、熱が冷めてしまいがちです。勢いって大事ですよ。8月末、阿波踊りの次の日曜とかいかがですか?」
僕の予定は特にない。ひとまず、そこを押さえておくことにした。
自分たちが楽しむために集客をする
「じゃ、なにかあったらいつでもご連絡ください」とマスターは言って、僕を見送ってくれた。
なんだかんだで、いっしょにイベントをやるDJは集まった。僕をいれて全部で4人。声をかけてみると、意外にみんなノリ気なのだ。音楽好きは聴かせたがりなんだな、と改めて思った。
「集客ノルマはありません。でも、お客さんが来たほうが面白いですよ。皆が楽しんでいる空間を自分が作っている喜びは、イベント主催者の醍醐味です」
マスターの言葉を思い出す。でも、もしお客さんが来なかったらどうしよう。僕たちはイベント当日まで、ツイッターとフェイスブックで、何回もイベントの告知をした。
20人で満席なのが良いところ
ついにイベント当日がやってきた。お客さんは来るのか、なんて不安はなかった。
イベントの告知をしていると、レスポンスがあったのだ。
『DJイベントするなんて意外!』
いつもはコメントもつかないフェイスブックに、コメントが相次いだ。あれよあれよという間に、1人の知り合いが、友達を誘って、3人で来てくれることになったのだ。
他のDJたちもそんな具合で、なんだかんだで、その日、コネクシオンは満席になった。20人の集客は、クラブだと寂しいだろうけど、コネクシオンならちょうどよい感じだ。
初めてイベントを開催する人にとっては、気が楽だ。
イベント後の打ち上げが、次のイベントの原動力
20時から始まったイベントは、24時でいったん終了とした。出演してくれたDJたちと話す。自然と次のイベントの話になる。お客さんとの会話のなかで、各々、次のイベントのイメージが生まれていたのだ。
ふと、出演者のひとりが僕に聞いた。
「なんでDJイベントを開催しようと思ったの?」
友だちが欲しかったから、とはいまさら言えない。
「でかい音で酒を飲みたかった!」
とりあえず乾杯して誤魔化した。
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【自主企画イベント】レコードの会 by コネクシオン(高円寺)
写真提供:秋房 和伸様
無料のイベントスペースとしても活用できるカフェ&バー・コネクシオン(高円寺)です。
イベントを初めて開催する方にも無料でスペースをお貸ししています。一方で、「イベントをしたい」という気持ちが湧き出る一歩前の段階にも、アプローチをしています。
その一環が、自主企画イベント「レコードの会」です。コネクシオン(高円寺)が主催しています。良いレコードを持っていそうな稀代のレコード好きに声をかけています。秘蔵の一枚を聞いてもらいたくて、ウズウズしている方々ばかりです。
ふらりと入ってくる御ひとり様にも歓迎ムード。良い曲があったら、「いいですね」とDJに声をかけてみてください。楽しい音楽談義の始まりです。
【レコードの会について】
写真提供:秋房 和伸様
『レコードを持っている人が、好きなレコードをDJとして、当店のターンテーブルで流す』という非常に素朴なイベントです。
DJといっても、”つなぎ”の必要はありません。お客様は座っておられます。踊るわけではありません。しゃべりながら、お酒を楽しむ雰囲気です。なので、重視されているのは、どちらかというと「選曲」にあるように感じています。ラジオのDJに近いイメージです。
1人のDJにつき、だいたい30分くらいです。ざっくりと、コネクシオン(高円寺)のほうでタイムテーブルは考えていますが、きっちりは決めていません。
「レコードの会」の日程については、コネクシオン(高円寺)のツイッターか、ブログをご確認ください。
【オールジャンルでゆるくやってます】
写真提供:秋房 和伸様
2017年7月22日(土)にも、「レコードの会」を開催しました。20時から始まって、日付がまわっても続きました。お客様は20名ほど。ありがたいことに、ほぼ満席の盛況でした。
写真提供:秋房 和伸様
この日も、ゆるくて濃ゆい素敵なDJたちが集いました。
大御所アーティストの初期演奏や、民謡のJAZZアレンジ、ラテンクラブミュージック、ハウス、祭囃子などなど。禁じ手なしのオープンマインドなイベントです。
コネクシオン(高円寺)でのイベント開催をお考えでしたら、イベント開催時の雰囲気を知るためにも、気軽に覗ける「レコードの会」にぜひ一度お越しください。
【イベントはやることに意味がある】
写真提供:秋房 和伸様
自分で言うのもナンですが、コネクシオン(高円寺)の「レコードの会」は、とても”ゆるい”イベントです。コネクシオン(高円寺)自体が、このようなイベントを開催していますので、「こんなイベントいいのかなあ」とためらうことなく、企画を持ち込んでほしいと思っています。
イベントを実現したいと思ったら、変に捻ったり、練ったり、相談したりせずに、突っ走ってやってしまうのが「吉」だと思っています。慎重にすると、失敗すらせずに終わってしまいます。
確かに、失敗は苦い経験です。しかし苦い経験も、甘美な味わいとして楽しんでください。なぜなら、コネクシオン(高円寺)という場所は、バーですので。
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イベントを長く続ける方法
無料のイベントスペースとしても活用できる高円寺のカフェ&バー・コネクシオンです。
コネクシオン(高円寺)は、初めてイベントを開催される方にも、「まずは一度やってみましょう」というスタンスで、スペースを無料でお貸ししています。
せっかく当店でイベントを始められたのですから、できることなら長くイベントが続いてほしいと思っています。今回はコネクシオン(高円寺)で長く続いているイベントについてお話します。
■3年以上続いているレコードイベント
コネクシオン(高円寺)には、アナログのレコードをかけて、スクラッチもできるターンテーブルがあります。この設備を活用して「レコードのDJイベントをしたい」とおっしゃる方が数多くいらっしゃいます。
コネクシオン(高円寺)で3年以上続いているイベントも、レコードをつかったDJイベントです。拠点にしておられた中野のお店が閉店したということで、新たな拠点を探しておられ、当店との出会いがありました。いつもどおり「まずはやってみましょう」というスタンスで始めましたが、ここまで続くイベントになり、嬉しい限りです。
隔月で開催されており、DJの方が思い思いにレコードをかけるイベントです。DJは3名いらっしゃいます。主催者の方が毎回2名連れてこられます。そのためイベントのたびに異なる趣味の音楽を楽しむことができる趣向になっています。
なぜこれほど続くイベントになったのか、整理して考えてみました。
■DJが友人を連れてくる
このイベントには、毎回15名ほどのお客様がいらっしゃいます。一見のお客様はほとんどいらっしゃいません。お客様は全てDJのお知り合いの方です。
他の50名以上入るようなイベントスペースだと、逆に、集客が大変ですので、DJの知り合いに声をかけるだけでは、客席を満たすことはできません。コネクシオン(高円寺)は20名ほどのキャパシティですので、3名のDJが5人ずつ連れてくれば、それで十分なのです。
今回紹介しているイベントの場合は、実はうまくできているシステムだと思っています。主催者の方は、通例だと集客に奔走することになりますが、2人のDJを見つけることに集中すれば、集客につながるようになっています。このシステムに習うならば、主催1人、主催を入れてDJ4人の態勢でDJイベントを開催するのがベターなのかもしれません。これなら、主催者の方は、DJをブッキングすることのみに集中すればよいことになりますので。
■フェイスブック・ツイッターを活用している
長くイベントを続けておられる方は、フェイスブック・ツイッターを活用しておられるようです。「そんなの当たり前だよ」と思われるかもしれませんが、イベントにともなう様々な仕事に追われて、余裕がなくなっておられる方が多いようですので、改めて強調しておきます。
告知の際にもテクニックがあります。細々としたテクニックは置いといて、大原則は、何度も告知するということです。
多くの方はフェイスブックやツイッターで多くの人をフォローしています。イベントの告知はそのなかのひとつに過ぎないのです。あっというまに流れてしまいます。なので、イベントの告知は、開催決定・出演者決定・タイムテーブル決定など、「新装開店セール」のように事あるごとにおこなうべきなのです。
もちろんコピペのような内容だと、しつこく感じられてしまうので、読み手のことを思いやって、時事を踏まえた二言三言を付け足しておくのも大切です。
■「イベント」という場が好き
ここまで集客に関わることをお伝えしてきましたが、今回紹介したイベントの方は、なによりも「イベント」という場所が好きなようです。
「イベントとは何か」と本質を問うように語ると、少し難しくなってしまいますが、ここでは、『たくさんの初対面の人が集まって、交流を楽しむ場所』という意味でつかっています。
イベントを主催しておられる方は、初対面の人同士が出会って、人生が1°でも変わる瞬間を楽しみにしておられるように見えます。極端な話、レコードをかけるというのは、人を集めるための仕掛けにすぎなくて、もし何もせずに人が集まるのであれば、それでOKな感じすらしています。
「イベント」という場が生み出すドラマを見たい。そのための手段として、自分の好きなレコードや音楽を活用する。こうしたスタンスが、イベントを長く続けるために必要なのかもしれません。
■初めてのイベント開催はお気軽にご相談ください
長く続けるためのイベントの方法について書きましたが、初めてのイベントではほとんどの方がリキんでしまっている状態のように見受けられます。それが次回以降の発想の種になるのかもしれませんが、リキんだ結果、開催にしり込みするようでは元も子もありません。
継続については、当店ができる範囲でサポートしますので、まずは「やってみよう」と思いついた時に、コネクシオン(高円寺)にご連絡ください。
コネクシオン | Koenji - The Connection
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初めてのイベントの集客は「飲み会」のノリが秘訣
無料のイベントスペースとしても活用できる高円寺のカフェ&バー・コネクシオンです。
コネクシオン(高円寺)は、オープンから10年になりますが、最初のころに比べて近年はDJイベントが増えてきているように感じます。
コネクシオン(高円寺)でDJイベントを開催されるお客様の多くが30代です。私の解釈ですが、そうしたお客様が学生時代を過ごされた2000年代は、CDJなどの登場により、それまでより気軽な感じでDJにチャレンジできる環境があったのではないでしょうか。
青春時代に腕を磨いてきた方々が、30代になり、仕事も落ち着いてきたあたりで、「友だちを集めてパーティーをしよう」というノリで、コネクシオン(高円寺)を活用していただけているように感じています。
先日も飲み会のノリで大成功のイベントが
先日も、「好きな音楽を大きな音で流す飲み会」というテンションで開かれたDJイベントがコネクシオン(高円寺)でありました。
初めてイベントを開催されるお客様でしたが、いつものとおり「まずはやってみましょう」とお答えして、イベント当日を迎えました。
準備の必要は全くないイベントでした。DJイベントの場合には、そういう場合も多くなっています。コネクシオン(高円寺)にはターンテーブルがバー営業のときにも置かれており、それをそのままつかうだけだからです。
静かな始まり方でしたが、のべの人数で30名様ほどいらっしゃる大成功のイベントとなりました。
いらっしゃるお客様は、主催者の知り合いの方々でした。一見のお客様はいらっしゃらなかったと思います。どうやら、ツイッター・ライン・フェイスブックでまめに、イベント告知をしていらしたようです。
「テーマ」重視より「飲み会ノリ」が成功の秘訣
「好きな音楽を大きな音で流す飲み会」というDJイベントを、正統的なDJの方々は嫌うかもしれません。しかし、お店の立場からすると、実は、「飲み会」のテンションのイベントのほうがお客様が集まるのです。
逆に、例えば、「ソビエト崩壊直後の電子音楽」とか「格闘ゲーム音楽MIX」とか、あるいはもっとらいとに「90年代ポップス」とかテーマをつくるとどうでしょう。確かに、高円寺という土地柄もあり、告知の仕方によってはお客様が入るかもしれません。しかし、ちょっと覗いてみようかな?という入りやすいイベントではなくなってしまいます。
おそらくですが、テーマをつくってしまうと、その音楽に興味あるかないかで、イベントへの参加・不参加が決まってしまうのではないでしょうか。しかし「飲み会」ノリだと、「友だちだから」というゆるいモチベーションで集客ができるのだと思います。通常のイベントスペースだと、友だちだけの集客ではやっていけないかもしれません。コネクシオン(高円寺)だと、20名も入ればいっぱいなので、それで十分なのです。
テーマやコンセプトをひねるのは、回数を重ねてからでよいのではないでしょうか。コネクシオン(高円寺)でイベントを開催されるときには、「飲み会」の延長のノリで、気軽にまずはやってみましょう。
サックス×ベース×ドラムの異色ジャズバンド・ETHNIC MINORITYのライブ
▲ETHNIC MINORITYのみなさん
無料のイベントスペースとしても活用できるカフェ&バー・コネクシオン(高円寺)
です。2017年6月25日(日)には、当店のイベントスペース利用の常連様であるETHNIC MINORITYのライブがありました。毎月1回、当店で50回余りのライブを行っています。
「無料だから知り合いじゃないと貸してくれないのでは?」と思われているかもしれませんが、むしろ逆です。イベントスペースのご利用を 通じて、新しい方々との出会いを期待しております。
ETHNIC MINORIYの場合も、最初はメールでお問い合わせをいただきました。その後、詳しいお話を聞かせていただきました。どうやら音の問題で、それまでの会場が使えなくなったとのこと。お困りの様子でした。
いつも通り「まずはやってみましょう」とお答えして、ETHNIC MINORITYとのお付き合いが始まりました。
自由なレイアウト変更でイベントスペースを確保
この写真は、ETHNIC MINORITYのライブの様子です。
当店は小さなお店ですが、レイアウトを変更することで、スペースを確保しています。
まず、画面右奥を見てください。本棚が見えると思います。この本棚は、通常のバー営業の時には、店内中央に置いており、一種の仕切りとして活用しています。移動することで、観客のキャパシティが15人ほどのスペースを作っています。
通常のバー営業の状況をご存知のお客様は、「どうやってコネクシオンでライブするの?」と疑問に思われているようですが、本棚を動かせば意外と広いスペースができあがるのです。
次に、椅子やテーブルの類です。これらは写真にはありませんが、後ろのほうに積み上げています。
このレイアウトは定番ではありますが、絶対というわけではありません。ETHNIC MINORITYの場合も、話し合いながらご要望をできるだけ実現しました。「こんな風にできないか?」というご要望があれば、お気軽にお問い合わせください。
コネクシオンでライブをする時にアーティストが感じること
コネクシオンで50回余りもライブをしているETHNIC MINORITY。「当店でのライブはどうですか?」と改めて聞いたことはなかったのですが、これを機会にサックスを吹いているリーダーの横田さんに声をかけてみました。
―当店でのライブは、アーティストの感覚ではどのように感じますか?
僕らは50回余りもコネクシオンでライブをやっています。だから、かなりやり慣れていると思います。小さなスペースなので楽器がどのように響いているのかわかりやすい。お店全体が”楽器”のような感覚で僕らはライブをしています。僕らの楽器に加えて、コネクシオンが音を鳴らしてくれるようなところが良いですね。
おぉ~。嬉しいコメント、ありがとうございます!
大きな会場には大きな会場の、小さな会場には小さな会場の良さがありますね。私が思う小さな会場の良さといえば、やはりアーティストとリスナーの距離感が近いことでしょう。
この日もライブが終わった後、お客様がメンバーとの交流を楽しんでおられました。高いステージはないので、ちょっと前に出れば、すぐに声をかけられます。そのため気軽に会話を楽しめるというメリットが、実はあると思っています。
スタンダードなナンバーから、しっとりと始まったETHNIC MINORITYのライブ。オリジナルの楽曲も交えて徐々にダイナミックな演奏になり、終演まで盛り上がりました。
気軽に使えるイベントスペースをお探しでしたら、コネクシオン(高円寺)に一度お問い合わせください。