ほどほどがイイ

あやうく一生懸命生きるとこだったょ.これからの生き方を.

今までありがとうございました!

このブログもあと3日ほどで閲覧できなくなると思います。

 

約3年ほど、

ブログを続けさせていただき、さまざまな方と繋がらせて頂きました。

僕にとって、それはとても大切な経験になりました。

 

微力ながら遺伝カウンセラー業界に寄与できたのでは?と自分を褒めてあげます!笑

 

これから、遺伝カウンセラーとして働くのか正直分かりません。

 

社会が、世界が変わっていくスピードがとても早いです。

このスピード感の中、この仕事だけではダメだと感じています。

あと30〜40年働かないといけないです。

でも働くことと遊び、生活することの境界が薄くなってきています。

 

ステップを踏んで、その都度その都度

軽やかに働き方、生き方を柔軟に変えたいと思っています。

 

決して、遺伝カウンセラーを否定しているわけではありません。

僕自身誇りを持っています。

 

遺伝カウンセラーになったからと言って

ずっと頑張らないといけないことはありません。

 

あなたの人生ですからね!

 

誰だって自由です!

好きに生きて死ぬ。

 

シンプルにこれが大切です。

 

消極的な選択は、後悔を残しそうで

生きてる限りは積極的な生き方をしたいなぁと。

 

誰にだって死は平等に訪れます。

それまでの時間は、

気持ちよく生きましょう!

 

太陽のひかりを浴びて、いい空気を吸って

野菜をもりもり食べて、

 

誰かと比べずに

自分を大切に、自分を軸にして、

批判をやめて、家族親友を愛し、

執着を捨てて。

 

 

またどこかでお会いしましょう!

ありがとうございました(´◡`๑)

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2020年はどんな年でしたか?

みなさんこんばんわ。

 

 

すごくすごく久しぶりですね。

皆さんにとって、

今年はどんな年でしたか?

初めて経験する、世界的な感染症でいつもの日常が全く異なったものになりましたね。

 

 

私も病院には遺伝カウンセリングの依頼が少ないので、自宅で仕事することが多かったです。

 

病棟で働くナースは在宅は、できないと思うので、遺伝カウンセラーの働き方の特徴の一つかなと思います。

病院によるとは思いますが。。

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自粛中からずっと、髪の毛を伸ばして、

今はセミロングぐらいまでなったのですが、

どこに行ってもバンドマンですか?

とか言われてしまいます。

 

遺伝カウンセラーは見た目も大事だと思いますので、そろそろ切りますが、

 

その一方で、好きな髪型で生きていきたいなぁ、、

とわがままな気持ちもあります。

 

先月、友人の結婚式で帰省したのですが

 

久しぶりに会う妹には

口頭1番に

え、めっちゃキモいんやけど。

っと言われてしまいました、、笑

 

 

と。

そんな髪の毛を伸ばしに伸ばした一年でした。

 

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関東に来て、3年目の後半に入りました。

こっちに来て、

3年以内に、色んな結果を出すと決意し

具体的に考えていたプランもたくさんありましたが、

遺伝カウンセラー試験に落ちてからいろんな事が、うまくいかず、

遠回りになっていました。

 

その度に、

これは、自分にとってきっと良い遠回りのはずだ。

この経験があるから今があると、思う時が絶対くるはず。

今、目の前のことを頑張ろうと、自分に言い聞かせて、頑張ってきました。

 

そういう時に限って、焦りが余計に状況を悪化させますし、隣の芝が青く見えます。

 

自分に対して自信を無くし

いい方向に物事を考えられなくなるときもありました。

 

ただ、先日

やっと、遺伝カウンセラー試験の合格をとりました。涙

 

正直、看護師で働けていたので、実務としては支障はありませんでしたが、

 

ずっと、苦しかったです。

 

これが全てではありませんが

やっと前に進める気になってきました。

 

この2年半で、地道に準備してきたものが

来年には、実になってきそうな感じがします。

 

 

このしがないブログでも

応援していただいていた方々に

感謝申し上げます🥲

 

これから、

ブログの更新頻度も上げていきますので、

暇な時に読んで頂ければ幸いです。

 

また遺伝カウンセラー試験2020は、どんな感じだったか、後日書きたいと思います!

 

 

また、この一年

このブログを読んでいただいた方の中で

 

遺伝カウンセラーコースに合格しました!

とお知らせいただく事が数回ありました。

 

皆さん、本当におめでとうございます㊗️!

その受験の何かの役に立っていたなら、

書いてて良かったな。

と。

 

 

 

今年は色んな困難があった方もいると思います。

諦めることもときには大事です

でも、

周りに言われて諦める

ではなく、

自分で決めて諦めることが大事だと思います。

 

何事も、自分の意志が大事だと思います。

 

来年は皆さんにとっても

良い一年になりますように^^

 

よいお年を(´◡`๑)

 

 

相手をコントロールしようとしない。が大切!

皆さんこんにちは。

 

 

 

今日も遺伝とは関係ない話です、、

適当に読み流して頂ければ幸いです。

 

 

暑くなってきましたね。。

ゴーヤがスーパーに出てきて嬉しいです。

 

昔は全然好きじゃなかったのに、今では大好きです。

 

皆さんも、

嫌いなはずだったのに。。

今では好きになってる、、

ってことありますか?

 

 

人間関係なんかも、それに似ているところありますよね。

なんか分かんないけど、好きじゃない人。

 

実際に話してみると、仲良くなってみると、大の親友になるみたいな。

 

 

なんで最初はあまり好きじゃなかったり、イラっとしたりするんでしょう。

 

「あの人、ほんとうに使えないね」

「やること遅くてイライラする」

「タイミング悪いよね」

 

こんな風に思うことは誰だってあります。

 

それは、

自分がコントロールしようとしているという証拠みたいです。

 

 

自分の考えに、自分の思うように

動かない、動いてくれない。

 

 

他人をコントロールすることはできません。

 

他人が自分をコントロールしようとすると、

腹が立ちませんか?嫌な気持ちになりませんか。

 

 

私は、上から目線とか、こうしとけばいい!みたいな考えや押しつけが本当に嫌いで。

 

でも、気づかないうちに

自分もそんな時あるんじゃないかなと思います。

 

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夫婦も同じように、

「なんでこう畳んでくれないの?」

じゃなくて

「畳んでくれてありがとう。こうしてくれるとより嬉しいな。」

と。

 

 

 

コントロールしようとすると、腹が立ってきます。

お互いに、育ってきた環境も、考えも全く違う他人が

一緒に暮らすんですから、

違うことだらけなのは当たりまえで、

 

 

自分がコントロールしようとするとうまくいかないことが多いです。

 

 

 

自然界の摂理も同じだと思います。

 

こちら側だけの思うようにコントールしようとしてはいけません。

絶対に、反動がかえってきます。

 

ヒトは、すべてをコントロールしようとしすぎているかもしれませんね。

 

 

自分でコントールできないこと。

たくさーんたくさんあります。

 

 

そもそも自分の遺伝子はコントールできませんしね。

 

 

 

 

川に逆らうのではなく、流れを逆流させれないように

自分の気持ちから、コントロール欲を無くしていくと、

 

川に沿って、うまく流れていく良い循環ができていく気がします。

 

そんなふうに、

今の流れに乗りながら「自分の泳ぎ方」をレベルアップさせて行くことが大切なのかもしれませんね。

 

自分でコントールできないことには、力を入れない。

自分でコントールできないことは、そういうもんだと思って。

自分がコントロールできるのは、自分だけ。

「自分」のコントロール力を上げよう。

 

 

気づいたら、

ゴーヤのように好きになっているかも。

 

私もまだまだまだまだ、半人前です。精進いたしまする。

 

何だか

良く分からない話でした。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

 

 

 

 

 

 

遺伝カウンセラーは孤独なのか。夜明け前が1番暗いらしいです。

皆さんこんにちは。

 

 

体調はいかがでしょうか。 

 

コロナの中、皆さんどのようにお過ごしでしょうか。

 

私は、4月5月の殆どを在宅ワークで過ごしました。

遺伝カウンセリングの対応も殆ど中止していたので、

おうちで過ごしていましたが、、、

 

あれ、これもう。

結構な割合で家で仕事できるじゃない?とか思ってきましたよ。

 

遺伝カウンセリングの対応は病院に行かないとできませんが、その他のことは、家で出来ることが多いなーと感じました。

 

 

そして、今はもうすでに毎日出勤となっていますが、凄く凄く精神的にしんどい!

なんだか、仕事に行く前には、心臓がきゅーっとなり、動悸がしてきたりします。

 

 

なんででしょう。

 

行きたくない、働きたくないと身体が言っているかのようです。

 

遺伝カウンセリングは、患者さんと相談をして、情報提供をして、傾聴して、、

凄く凄く、好きなんですが、

 

 

事務的な業務も多く、殆どがパソコンと向き合っています。

このパソコンと向き合う作業で、一つの場所で縛られているというのが、

苦痛で仕方ない!と身体が気づいてしまいました。

 

 

 

看護師として働き始めた時も、ストレスで蕁麻疹とか、不眠、背中の激痛(神経過敏)になっていたので、あまりストレスには強くないんでしょうね。

 

 

あと、看護師の時には、

何だか、先輩や人の目が気になって、私の話をしてるんじゃないか。。

とか、

ミスしていないかな。。。とか、色々考えてしまうことがありました。

 

 

 

そんな新人看護師も1年経つと、後輩が入ってきて。

後輩に教えたりしていると、何だか自分も成長したんだなとか

「先輩」として話していることで、

だんだんと、モチベーションや仲間との仕事にやりがい、楽しさを覚えていったのを思い出します。

 それに、同期がいたのは、とても大切でした。

今でも、そのときの同期は連絡を取り合いますが、

なんの遠慮も無く過ごすことができるヒトが職場にいるって、それだけで、凄く凄く大きな存在なんだなって、今になれば感じます。

 

同期と同じオペに入った時ほど、嬉しいことはありませんでしたから。

 

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☝︎これ美味しいですよね。

 

今回はそうはいきません。

全て自分の責任ですし、後輩が入ってくる予定はありません(遺伝カウンセラーを雇用している殆どの病院で1人もしくは2人です。先輩がいるところだと、ずっと後輩です。)。

同期もいませんし、はけ口も、緩衝材もありません。

 

 

でも、それが悪いわけではありません。

 

その方が合ってると思う方も沢山いると思います。気楽だし。。

看護師の時のように、忙しすぎて残業!!とか殆ど無いですし。

 

ただ、馬が合う合わないは絶対あると思います。

 

なんていうか、自分の成長を確かめる機会が全然ないんですよね。

なんだか、ずっと後輩ですし、ずっと先輩の意見しか参考とするところがないんです。

 

誰かに相談もできないし、

 

うーん。って思うときもありますが、仕方ありません。

 

私は、そうなのですが、

自分から積極的に自己開示するタイプではありません。

なので、ちょくちょくお世話になる看護師さんや先生がいても、あんまり崩れた感じで接することができません。。それ以上に仲良くなることもありません。

 

 

遺伝カウンセラーという仕事が孤独かというと、

そんなの結局人に寄ります!!ってところでしょか。

 

 

遺伝カウンセラーは基本的には大学院を出ている方ばかりなので、優秀ですし、

芯を持っている方がおおいです。

私より、経験も長いです。

 

ただ、合わなくて辞められた方もちらほら聞きます。

 

理由としては様々ですが、皆さんこの新しい職業の「先の見えない壁」を見て、

あ、登るの無理かもー!と、

別のルートを探すのでしょう。

 

 

それもそれで、その人の人生です。

 

このまる2年働いてみて、遺伝カウンセラーは私は向いていない。

と思うことも多々ありました。

というより、仕事はそつなくできるし、患者さんへの対応も定評がありますが、

 

前に進んでる気がしないんですよね、、

 

 

時々

え、ずっとこのままなのかな?とか怖くなります。

 

ラダー制度もないですし、給与が上がっていくこと、裁量が増えていくこと、

立場が上になっていく、ことはありません。

 

んー

確かに魅力的な仕事ではありますが。。

 

無いものねだり的なところもあるのでしょう。

 

 

 

これって遺伝カウンセラーの共通の悩みだったりしますか?

 

最低でも3年は続けると決めているので、頑張ります。

 

 ほどほどに、ほどほどに。ほどほどに働こう。

 

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ハナシは猛烈に変わりますが、

このままいけば、

あと30年もしたら、夏はヒトが住めないぐらいの気温になっているようです。

アマゾンの森林は開拓が進み、ここ20年ほどで、日本の国土の1.1倍もの森林が失われていて

もう、地球の肺もボロボロになりつつあります。

 

先進国で、恩恵を享受している我々からは、森を伐採するな!とか、言えたもんじゃありません。

 

でもこのままいくと、みんな死んじゃうじゃん!!!ですね。

 

人間は地球にとって、癌や悪性度の高いウイルスみたいなもんじゃないかなと思うときがあります。

 

もっと、動物のために、環境のために何かできることは無いのかなーと感じちゃいますね。

こんな勤勉に働いてる場合じゃねー!とか思う時もありますよね。

 

皆さんも、これからの不安定な時代

経済も、公衆衛生も、地球環境も、どんどん右肩下がりです。

持つ人は、もっと持つ人になるし、差が開いていきます。

 

自分良かれ主義を貫いてきた人間にとっては、今までの「つけ」がこれからどんどん出てくるでしょう。

 

さて、どう生きましょうか。

 

 

HBOC遺伝学的検査が保険適用になることで遺伝カウンセラーの働き方は変わるのか。

皆さんこんにちは!

 

 

コロナショックですね。。

トイレットペーパーのために、朝から並んでる行列を見ると。

大衆心理はすごいなとおもいますね。

 

 

もう年度末ですが、皆さんはどうお過ごしですか?

4月から新しい生活が始まる人もいるでしょうし、忙しいなかでもワクワクしながら過ごしていきましょうね!

 

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 最近の話題です!

HBOCの遺伝学的検査が保険適用となる可能性が高いです。

これは、

乳がん卵巣がん既発症者であれば、保険で遺伝学的検査を受けることができるようになるというものですが、

実際にいつから始まるのか(たぶん4月頃~)

対象の基準がどんなものか

どの検査会社の遺伝学的検査が保険適用になるのかは全く明確ではありません。

 

この、どの会社のものが保険適用となるかが結構大事といいますか。。

 

実際には、殆ど考えにくいことなんですが、

分析的妥当性の観点から言うと、検査・解析する施設によって、結果が異なってくる可能性というのが考えられます。

つまり

しっかりと、技術上で本当に解析できているかどうかというものです。

今の衛生検査所や米国の施設基準を満たしている施設であれば、技術上の課題で、このあたりが問題になることは、殆どないと思いますが、、

 

 

じゃあ、保険適用になる検査会社の結果は確実に間違いなくできているのか?

というと、100%の精度がその施設で保たれているとは、誰にも分からないです。

まあ、たぶん大丈夫なんだと思いますが。

 

そんなこんなで、

今のところ、ある1社が候補に挙がっております。

これは噂でしかありませんが、

 

 

それは、

BRACAnalysisで保険適用になっている

米国のミリアド社のものだけと言われています。

 

BRACAnalysis ↓

https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2018/2018033001.html

 (BRACAnalysisの詳細については、ここでは説明しませんが、いつか書いているブログ記事があったと思うので、探してみてください!)

 

BRACAnalysisの時にも議論を呼んでいましたが、

 

じゃあなぜ、1つの会社だけだとダメなのかという点です。

上にも記載した、

分析的観点と

もう一つは

結果の評価の観点です。

この評価の観点というのは、

解析された結果が

その会社だけの、データベースから評価された結果

になる得るからです。

 

 

もしかすると、その会社以外の会社が持つデータベースでは結果の解釈が異なっている可能性があります。

 

そこが議論を呼んでいます。

 

 

 

保険で調べれるようになることは、凄く患者さんにとってメリットがあります。

 

HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)に関しては、事前に予防的な対策や検診のガイドラインが明確で、癌が発生することに対して、対応を取りやすいからです。

 

 

ただし、いつ発症するかは予測できないですし、発症しない人も多くいます。

そういった中で、自分で予防の対策が取れることは大きなメリットです。

 

 

確かに遺伝性であるかどうかを知ることになるかもしれませんが、

それ以上のメリットがあると考えられています。

 

 

米国では遺伝的背景によって差別や区別を禁止するジーナ法という法律があります。

日本では、その法律を作る議論すらまだまだ進んでいません。

(実際に、法律はまだ何もありません)

 

なので、遺伝的背景を知ることによる、家族への影響は、誰もが不安に感じますし、知りたくない人も沢山いると思います。

そんな時に遺伝カウンセラーが、寄り添っていくのですが、、、、、

 

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そうなんです!そこです!

今回言いたかったのは、

遺伝カウンセラーの働き方、必要性、役割は変わってしまうのか?という点があります。

今までは、

遺伝学的検査が自費診療だったので、

遺伝カウンセリングという場で、

遺伝カウンセラーと臨床遺伝専門医が主に対応してきました。

 

保険診療内の外来では、混合診療となってしまうことと、遺伝カウンセリングは非常に時間が必要なので、遺伝診療部や遺伝子診療科というところが、自費の外来料金(遺伝カウンセリング)を設定して、患者さんに来てもらっていました。

 

 

 

ただ、、今回の保険適用で、BRCA遺伝子検査は、各診療科の外来で出検できるようになります。(自由にどこの病院でもというわけにはいかないと思うので、ある程度の制限はかかると考えられますが)

 

 

とすると、今まで、遺伝カウンセリングを受けた後に、自費の遺伝学的検査を受けていた流れから

 

各診療科で必要な患者さんには、外来で出せることができるようになるということです。

 

これは困った。

え、だって遺伝カウンセリングを受けに行かなくてもいいじゃん。

遺伝カウンセラーいらないじゃん。

と。。

いや、患者さんにとってはいいのだが、、

 

遺伝外来にわざわざ遺伝カウンセリング料金を支払って、来談する方が結構減ってしまうのではないかと想像しております。

 

今まで、HBOCについては、遺伝カウンセリングの数の中でも、ある程度の量を占めておりました。それが無くなるとなると、

 

 

必然的に遺伝カウンセリングの数も減り、遺伝カウンセラーは必要なくなってきたりするのでしょうか。。

これは分かりません。。

 

 

 

しかーし、全くいらないということはならないと思います。

必要性は必ずあります。

だって、外来の鬼忙しい中で、ちゃんと説明して、出検できる医師(遺伝医学のことをしっかりと理解している)なんて、ほんの一握りだからです!

 

しかも、日本で遺伝に関するリテラシー教育もままならないなかで

一般の患者さんは、ちんぷんかんぷんで漠然とした不安を多くの方が抱えることになると想像できます!

 

が。病院としては、できれば、良く分からない役職の職員を雇用したくない(経営的観点から見ると)

遺伝カウンセラーの採用枠数が、減っていくのではないか。。。とは危惧しております。

 

 

我々も外来で保険診療ができればいいのですが、そもそも、我々は認定資格ですし、

国家資格になれば、保険診療として遺伝カウンセリングを担える可能性はありますが、

今のところ、国家資格化の予定はなく。

 

 

 

なかなか苦しいところです。

 

 

ただ、これを機に、遺伝学的検査や、遺伝的背景についてのオープンな会話や世間の風潮になれば、

 

 

遺伝カウンセラーが一気に有名になってきて、働き方や地位の確立がしっかりとなされてくる可能性も考えられるわけで。

 

 

遺伝学的検査が保険適用になっていくのは概ねいい方向に働くんじゃないかなーと思います。

 

始まってみないと何とも分かりませんが。

 

働き方は変わってくるのでしょうか。

将来性はどうなんでしょうか。

 

混沌とした、日本社会の中で、

「遺伝」という誰にでも関わる

割に、

誰も知らない分野で。

 

どうなんていくんでしょうか。

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(^^)/

 

 

お久しぶりです

皆さんこんばんは!

 

お久しぶりです。

 

なんだかんだ年をまたいでしまいましたね。

 ってもう3月!!!

 

 

ブログを楽しみしてくださっている方が

いらっしゃると信じて、書きます!

 

いつもその時に書きたいことを書いているので、興味がないこともあるかと思います。

適当に流し読んでくださいね。

 

 本日も医療とはほぼほぼ関係ありませんー!

いつもありがとうございます!

 

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皆さんは年末年始はどんな感じでしたか?

良い休日になりましたか?

 

私は実家に帰り、1歳半ぐらいになる甥っ子とダラダラ過ごしていました。

これぐらいの子どもは、悪いことをしている自覚があるのでしょうね。

本当に怒られるようなことばかりしています。わら

 

親からするとストレスが溜まりますが、たまに遊ぶ私は、可愛くて仕方ありません。

 

これから大人になっていく、この子たちに少しでも良い未来を残してあげたいなと思うと、

世界で起きている大規模な山火事や、気候変動の影響が身近に感じられてなりません。

 

 

私にできることから始めたいと、洗剤を界面活性剤の使用していない環境に優しいものに変えたり、ゴミを拾ったりしています。

 

 

 

日本は国民健康保険制度が破綻寸前です。

年金制度も、将来には機能しているとは断言し難い状況です。

 

政治家の人たちは国民のことを考えて、政策を進めてくれている。

私たちにはできないことです。

それに彼らは私たちが選んだ人たちですから。

 

ただ、政策を考え、台本を用意してくれるのは、裏方の官僚の人たちです。

日本の頭脳は最終的には官僚の方々と思います。

 

 

官僚のかたたちは、日本の財政的危機的状況を一番理解していて、

これ以上何をしても改善の余地がないことも理解した上で、

政策を練り、あきらめないように、国民に見せてくれています。

 

実際には、

”破綻”

するのを待っている状況と聞きます。

 

もうどうすることもできないので、”破綻”するのを待つ選択肢しか本当は残されていないと。

 

 

こんな状況なのは、世界中の人たちが知っています。

知らないもしくは、見て見ぬふりをしているのは、日本人だけです。

 

 

誰かがやってくれるだろう。

どうにかしてくれるだろう。

 

今の日本人の風潮だと感じます。

 

 

そんなことはダメだと分かっているのに、そう感じざるを得ない、経済状況だから仕方ないのかもしれません。

昔の日本は貧しくても、家族で支えあい、近所で助け合って笑顔で暮らしていたとかは分かりませんが、今よりも、皆で団結していく気概があったとは想像できますね。

 

ただ、これからを生きる子どもたちのために、今よりも悪くなる可能性の高い環境を少しでも良い方向にできないかなと。

 

そんな風に思っています。

一人がそんなことを思っても何も変わらないかもしれません、

 

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健康も一緒です。

今は、好き勝手に脂肪・塩分・糖分の高い食事をとりまくり、

いざ病気になると、

医者がなんとかしてくれるだろうと。

良くならないとわかると、不満を医療者に剥けてくる。

 

 

普段から、自分の健康を鑑みた生活をしていくことを怠れば、そりゃ病気になりますよ。

結局、自分の健康でさえも誰かに委ねることを続けていくと、

病院にかかったとしても、病院に任せっきる。

医師に任せっきる。

 

誰かが何とかしてくれる。じゃ、いけないんじゃないかな。

病気になれば、病院で治してくれる。

 

病気になる前は知りません。

好き放題していました。

はい、治してください。と。

 

 

別にそれがいけないことと言っているわけではないです、、

 

 

みんなそれぞれ、個人の健康・家族の健康は、それぞれがまず守っていく意識が必要なんじゃないかなああ。。

 

とふと、そんなことを思うのです。

自分の健康を他人に任せっぱなしなんて、

怖いことだと思いませんか?

 

 

 

 

私の親友に、獣医学部の人がいます。

彼は、今年卒業で、獣医師としての道を歩き始めます。

 

 

彼とは大学からの付き合いで、常に高い目標を一緒に歩んできた戦友です。

彼がいなければ、今の私も無かったと断言できます。

 

看護を卒業した後に、獣医学の道を志ました。

本当に尊敬します。

 

彼を見ていると、

世界のために何かできることをしたい。

動物のために何かできることをしたい。

 

という熱意を常に感じます。

 

自分のためではなく、誰かのために、動物たちのために。

 

そんな姿勢の彼は本当にかっこいいです。

 

いつも見習い、

”何か”のために頑張る自分で居たいとそう思わせてくれます。

 

 

 

少しだけでも、”何か”  や   ”誰か”   のために

誰かに任せっぱなしのことを、改善していくことを

心がけようといつも思います。

 

 

自分以外の誰かがやってくれるので、

どうなっても良いというのは、

 

自分にも、周りにも、寂しい結果を生んでしまう気がします。

 

今はやることが多過ぎる気もしています。

こんなふうに生きるべき。

こんなふうに考えるべき。

 

なんだか、これが良い事だと決まっているかのような世間の言動が多いです。

 

それを無理に自分に当てはめようとするから、

考えることに疲れてしまい、

やる事の多さに疲れてしまい、

 

自分や周りを振り返ってあげるチカラが無くなります。

そんな感じで毎日の社会からの"べき"ことに疲弊し、

誰かに、任せっきりになっちゃうんです。

 

 

まずは、やはり自分を大切にしてあげることが大事で

自分を大切にするというのは、

自分にとって、良い事は自分で決める。

自分にとって嫌なことも自分で決める。

 

です。

 

そうしていくうちに、

今度は誰かのために、何かのために

考えるようになっているはずです。

 

 

 

あー、、

ダメダ、、

また良く分からないことを書いてしまった。

 

 適当に読み流してくださいね。。

 

では、本日も読んでくださり、ありがとうございました!(´◡`๑)

また、ちょくちょくアップしますね!

コロナに気をつけてくださいね!

 

日本人類遺伝学会第64回大会@長崎に行ってきたので簡単に総括報告

 

 

 

皆さんこんにちは。

 

最近は寒くなってきましたね。

暖かい布団に入るとなんて幸せな気持ちになるんでしょうか。

 

幸せだなああと感じる瞬間は人それぞれですが、

私は寝ることが大好きなので、特に幸せに感じます。

 

 

皆さんは幸せだなと自分が感じる瞬間はどんな時ですか?

美味しいものを食べている時って幸せですよね。

小さな幸せの感受閾値がもっと広がっていけば、毎日にありがとうと思うことができそうです。

 

 

心の中では、イライラしていたり、不平や不満を思っていると、余計にそのことが目について、身について、よりそんな現実を引き寄せます。

 

小さな心の持ち様から意識していきたいですね!

 

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さてさて、

さくじつ、長崎まで日本人類遺伝学会第64回大会に行ってきました。

色んな人に声をかけて頂いて、来年はきっと大丈夫。頑張ってね。ずっと応援しています。

と有難いお言葉を頂きました。

 

なんだか、ヒトの優しさに触れると仏のような気持ちになってきますね。

 

話を聞いてもらうだけで、気持ちが楽になります。

 

あ、何のことかって?

今年も落ちたことですよ!!(笑)

 

 

まま、そんな話は良いとして。

 

今年のトピックとしても色々ありましたね。

 

この混沌とした遺伝医療の状況が打破できていくのだろうか!?

 

学会でも挙がっていた、課題を少し総括的に書きますね。

 

大きく分けて4つぐらいの課題が話されていたかなーと感じます。

 

  • がんゲノム
  • NIPT(周産期)
  • コンパニオン診断
  • 遺伝カウンセラーの業務や役割について

 

まずは、

がんゲノムについて

 

NCCオンコパネルとfoundation1が保険適応となったが、課題もまだまだあるわけで。

 

・施設によって、エキスパートパネル(結果に基づく専門家会議)の力量に差があるのではないか。

・結果によって、参加できる治験には、地域や病院によって、患者さんが受けに行くのには限界がある(地域格差)

・2次的所見(生殖細胞系列)が出てきたときに、血縁者も含め、病院でサーベイランスをどう対応していくのか

・2次的所見の結果を開示してもいい家族を書いてもらうことで、もしご本人が亡くなられた場合に、それ以外の人には開示してはいけないのであれば、血縁者の中でも、どこまで開示していいのか

・体細胞しか見ていないfoundation1で、単一遺伝子疾患の遺伝子変化が見られた場合に、どこまで追求するのか、どの遺伝子を追求するのか

・病院への利益が少ないが、時間と労力がものすごくかかっているため、主治医を含めがんゲノム医療コーディネーターや遺伝カウンセラーなどの負担が大きすぎるところがみられる

・倫理的な問題や、一般市民のゲノムリテラシーが整っていない中で、医療面だけが進んでいくことで、ゲノム医療を適切に享受できる方の範囲を狭めてしまう可能性がある

 

がんゲノム医療はどんどん進んでいきますが、受ける病院や地域によって、整っているところとそうではないところがあり、まだまだ改善の余地があり。といったところですね。

まだ走り出したばかりなので、課題が沢山あるのは仕方ありませんし、普通の医療であっても、場所や施設によって差があるので、地域格差は仕方ないかもしれません。。

 

また、院内の体制整備については遺伝カウンセラーが担っているところが結構多いみたいです。C-CATへの登録や体制整備は本当に大変みたいです。

遺伝カウンセラーがやる仕事なのか、、、は置いておいて、そのために給与良く採用している病院もあります。

 

 

次にNIPTについてです。

 

・NIPT自体は臨床研究が終了しているが、高齢出産の定義がはっきりとは決まっていない中で、どこまで年齢や条件の範囲を対応していくのか

・NIPTの説明を遺伝カウンセラーが対応していくことには、問題がでてくるのだろうか

 

高齢出産は通常35歳以上とされていますが、明確な基準はないと考えられており、NIPTを受けるかたの条件をどのようにしていくのか。今後の見解が待たれます。

また、国内のNIPT検査受託の最大大手であるGeneTechさんが出した統計によりますと、臨床研究で請け負った検体の全体で陽性的中率が21トリソミーで96.5%、18トリソミーで82.8%、13トリソミーで63.6%ということです。

 

年齢の枠が無くなれば、この的中率も変化していくかもしれません。

 

 

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次にコンパニオン診断です。

 

・コンパニオン診断検査の中でも特に、BRACAnalysis検査は他の遺伝学的検査でBRCA陽性と分かっていても、この検査を受けない限り、薬の適応にはならないことが、患者の経済的・時間的損失を招いていると。問題であると。

 

 

BRACAnalysis検査はミリアド社で解析を出しており、

通常の保険未収載検査であるBRCAの検査をFALCOバイオシステムズで出しても、ミリアド社で解析をしています。

遺伝子の変化が陽性と確定している人でも、オラパリブを服用するためにはコンパニオン診断のためのBRACAnalysis検査は、出し直さなくてはいけない現状である。(約7万円。保険未収載の遺伝学的検査は10万~30万)

 

両方ミリアドという会社が解析しているので、結果は同じなのに。

 

これは何と不利益な話である。

学会や患者会、議員さんが働きかけてくれているので、できる限り早く解決してくれることを願っている状況。。

 

 

・また、BRACAnalysisの結果がVUS(病的意義不明)であることがあり、VUSでは基本的にオラパリブは使用できない。

しかし、そのVUSの遺伝子変化(バリアント)を有用なサイトで評価し直してみると、Likely Pathogenic(病的な変化である可能性が高い)という評価が得られることもあり、一概に結果が意義不明とも言い切れないことがある。その場合には臨床的にはHBOC疑いとしてフォローしていくことになると考えられるが、オラパリブは使用できないということになる。(結果はVUSだから)

保険適応となっているのは、ミリアド社で解析・評価したBRACAnalysisの結果だけであるので、ミリアド社以外のデータベースで評価したものは、基本的には関係ない。

他のデータベースで結果が何と出ようと、ミリアド社のデータベースで薬の適応の可否が決まります。

VUSの評価が検査会社の用いるデータベースや評価サイトによって変わってくることが現状ではあります。 (検査会社ごとに評価が変わることがある)

 

 

これは、これからも問題になってくると思います。

出す検査会社によって、評価が変わる可能性がある。。

それが会社の強みになるかもしれませんが、高い金だして受ける方からすれば、たまったもんじゃねー!て感じですし、こっちは、効くかもしれない薬の可否を見てるんだよ、もしかしたら命に関わるような結果だぞ!?

という感じです。

 

VUSを絶対に出さない。出ないというのは不可能に近いですが、コンパニオン診断として遺伝子検査の解析・評価・解釈を一つの会社だけの結果だけで決めてしまっても良いのか。。

その会社での評価が変わらない限りオラパリブを使えないのか。。

など、会社ごとに評価が変わってくる可能性のある遺伝学的検査の根底の問題が、課題をより複雑化させていている現状です。

 

・コンパニオン診断のためでも、遺伝の情報が分かることになるので、がんゲノムと同じように事前に「誰に伝えてもいいか」という意思確認書を確認・取っておくほうが良いのではないかという問題

 

確かに、検査を受けている人が何かの事象で、結果を聞けないことが考えられる場合についても考えたほうがイイかな。。

ただ、実際に検査を出しているのは各科の主治医であって、遺伝カウンセラーが最初の説明から結果開示まで全て関わっているというところは多くは無い印象。

なので、各科の先生の考え方や負担の程度に寄るから、「こんな場合が起こりうるから書面で取ってください!」と言っても、難しい気がする。。

 

ただ、当人が亡くなってしまったあとに、血縁者が遺伝学的検査の情報開示を請求してくることは考えられるので、その時に、上記のような意志確認書を病院として取れていたらスムーズにいくのかもしれない。

 しかし、名前が書いていない人には開示できないのか。という問題も生じる。

 

ただ遺伝情報の取り扱いはセンシティブな面もあるので、開示請求で開示してもらえるのかも、イマイチ分かっていない。

病院に寄るのかも。

 

現状では、学会の雰囲気としては、

「遺伝情報を特別視しすぎるのは良くない。」という声も聞かれるので、

今後、どのように管理していくのかは病院ごとに変わってくるだろうし、

その体制を整えることも遺伝カウンセラーの業務の一つとなってくると考えられる。

 

実際、私の病院でも議論や体制構築の真っ最中。

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次に、遺伝カウンセラーの業務や役割について

 

・遺伝カウンセラー界隈に関わっている方ならご存知かもしれませんが、「遺伝カウンセラーが診断に関わるような遺伝学的検査を出検することや、またはそれに付随する説明を単独で実施することは法律違反であり、そのことを黙認している施設や医師は罰せられる可能性がある。」のような主張を繰り返されている方が最近いらっしゃいます。

 

 

勿論、法律上は「認定遺伝カウンセラー」は何も力がありませんし、言っていることは正しいと思います。

ただ、遺伝カウンセラーは必要ない。患者さんにとって、医療資格でないあなたたちが関ることは危険であるというような意見には賛同しかねるところがありますね。。

 

早く国家資格になってほしいですが、

臨床心理士の資格も国家資格になるのに、相当な時間と苦労があったので、遺伝カウンセラーが国家資格化になるのは、近々の話では現実味がないと考えられます。

そうは言っても、医療職の資格がなく、遺伝カウンセラーの資格しか持っていない人は沢山いるわけで。

実際沢山働いているわけで。

 

そういう動きや声があるだけで、皆さん慎重に成らざるを得ない状況で、実際に遺伝カウンセリングをする際にも必ず医師と入るように注意しています。とか、単独では、何事も判断しないことは絶対に守っています。という遺伝カウンセラーさんの声を聴きます。

確かに、大切なことであるが、何もかも単独ではできない!と言われると、、

これから遺伝カウンセラーになりたい人にとっては心配かもしれない。。

 

私が、思うには、まだ始まったばかりの資格であり、職業であるので、課題があるのは当然なわけで。

これからは医療の中での「遺伝子やゲノム」の立ち位置は相当大きくなることが考えられることからも、その専門的な立場としての職業は遺伝カウンセラーが大きな役割を担うことが予想できる。

だから、興味があるなら飛び込んでみてもいいと思うけどなー!

でも、自分でよく考えて、自分の意思で選択していくことが大事!

 

病院ごとに働き方・役割は様々です。

運用コストはかかるのに、利益率が低い遺伝カウンセリングを実施するにあたって、病院としてはどのように働いてもらうのか、どのような役職で採用すればいいのか悩んでいるという声もあります。

雇いたくても、どう雇えばいいのか分からない。

雇ったとしても、遺伝カウンセリング以外のこと、事務的なことやがんゲノム体制の整備をしてもらったりと、役割は違います。

医療資格がある人は病棟との兼務なども聞くこともあります。

 

 

この点に関しては、遺伝カウンセラーのロールモデルが明確に示せていないことも原因にあります。また、遺伝医療自体がまだまだ一般に認知されていないこともあります。

 

今すぐに解決するわけでは無いですが、いずれ認知が進み改善されていくと思います。

上記の点があるので、給与形態も病院により様々で非常に低い所もあれば、高いところもあります。

 

人類遺伝学会でも時給7000円の求人が出ていました。(これは驚きました)

 

まぁ、

そんなこんなで色んな課題があるし、

課題はありながらもみんな必死にかつ楽しく目の前のことに向き合ってます。

 

遺伝カウンセラーは基本的に気さくで前向きな優秀な方々が多いので、

遺伝カウンセラーの立場も確立されていくのも時間の問題でしょう!!

 

 

ではまた!

今日もだらだらと長くなってしまった、、

 

長崎は凄く良いところでした、

恥ずかしながら平和公園には初めて行きました。

あの時の人たちがいて、今の自分がいる。

感謝の気持ちを忘れずにね!

 

山の上の温泉から

長崎の街を見ながら、入ったのは最高だったなぁぁぁ

 

また行きたいです。

最後まで読んでくだらりありがとうございます(^Д^)

 

 

 

またダメじゃん!私、遺伝カウンセラーを廃業せざるを得ないかどうか問題

皆さんこんにちは。

 

さて、ブログを立ち上げて2年が経ちました。

 

2年間で自分は変われたかな?

成長できたかな?

 

 

考えてみると、これを書き始め、誰かの役にたっていると実感でき初めたのは

最近のことでした。

 

2年もかかるんだね。。

巷で、ブログのアクセスを増やす系の記事を読むと、

みんな一気に増えているのが分かりました。

 

私のブログには、毎日一定数の方が見に来てくれていますが、増えることもなく、減ることもなく。

ま、私なりに細々とやっていければいいんですが。

いいね集めをしているわけではないのですが、寂しい気持ちにはやはりなりますよね。。。

 

2年で何があったかなー

 

試験に落ちて、また落ちたことぐらいかな、、

全く成長してませんね。

 でも今は準備の2年なので、焦らないようにしよう!

 

 

 

皆さんは2年で何か挑戦したとか、成し遂げたとかありますか?

2年って短いようで、長いですよね。

 

長いようで短いし。

 

 

 

今回は2回試験に臨んだことで学んだことを書きます!

 これって、誰かの役にたつんじゃないのかーーー?

と思ったので書きたいと思います!

 

普通は一回で受かるもんですが。。涙

 

 

今回は結構本気で勉強したし、対策したし、

受けた感覚としては「今回は受かったな。」という手ごたえもありました。

また、1年待たないといけないと思うと、ショックだし、やってきたことが報われないし、自分を否定したくなりますね。

 

さすがに泣きましたよ。

泣いちゃいました。

 

別に隠すことでもないので、インターネットという無限の宇宙にさらしますよ。。

ああ、、ブラックホールに吸い込まれたい。。

 

どうぞ如何様にも笑ってください、、

もう学会とかにも行きたくない!ですが、行きますよ。。

やっぱり遺伝カウンセラーとして働いてるいじょうは、研鑽をね。。

どんよーりした空気出してますが、話しかけてみてくださいね。。( ノД`)シクシク…

 

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まず初めに、初回の試験(2018年度)はどうだったのか。

それと比べて2回目(2019年度)はどうだったのか。

そして「学び」を書いていこう。

 

初回(2018年)は絶望の連続でしたよ。

「ま、看護の国試ぐらいで行けるっしょ。」

という気持ちがダメだった。。

 

 

 

当日、 

試験会場である東京女子医に到着。

部屋に入り、受験番号の席に着席。

さて、最後の見直しでもしますか。

と、余裕しゃくしゃくで

時間は経っていき、教員が部屋に入ってきた。

 

「はーい。では筆記用具以外直してねー」

 

よし、頑張るぞい!と気合を入れなおした後に、

 

「え、まって、まって。鉛筆忘れた。」

鉛筆を忘れたことに気づいたのである。

絶望とパニックである。

泣きたい気持ちを抑え、探したが、どうしてもない。

 

なんで、、、

私は阿保だ。と自責の念に駆られたが、

しかし、一本ペンを持ってきていることを思い出した!

見つけたペンはジェットストリームの3色ペンにシャーペンが合体したもの。

よし!!自分ナイス!!

これでいける!と、

 シャーペンの芯を確認すると、5ミリぐらい出た。

こ、これだけか、、、、

しかし、私にとっては希望の5ミリであった。

鉛筆を貸してください!!( ノД`)シクシク…と嘆願すれば良かったのだが、

こういう時には、緊張と焦りから、そんな選択肢すら思い浮かばない状態で、

「この5ミリで勝負するしかない。」

 

と、勝手に鬼気迫っていた。

 

時間になり、「始めてください。」を合図に一斉に紙をめくる音が聞こえ、

やがてシン...とした空気。

 

カツカツ、、カツカツ。

と書く音が聞こえ始める。

 

「え、もう書き出してるの?」と筆圧音のプレッシャーにより自分を見失ってしまったので、私も記述問題から書こう!と、なぜか思い立ってしまった。

 

この選択が最後に響くことになるのだが。。

まず最初の学びとしては、

  • まずは、筆記用具の確認をすること
  • どこから問題を見るのか決めておくこと
  • 周りはとにかく無視して、自分の世界に入ること

こんな当たり前の注意点を怠ったまま試験に臨んでしまった。

この時点で勝敗はついたようなものだった。

 

タピオカを知らずに、タピオカミルクティーの美味しさを語るようなものである。

ん。でも意外にタピオカを何か知らずにドヤドヤしている人もいるのかな?

 

そんな話はいいとして。

勿論、2回目の受験は鉛筆3本とシャーペン、消しゴムを準備し、もしもの時のために、会場周辺に2時間前入りした

 結果、意味なかったが( ノД`)シクシク…

 

 

 

記述問題には4問あった。

最初の記述問題から「副腎白質じすと、、え、副腎白質って何?分かんないんですけど。。」となりパニック

 

その次のページを開いても、ガイドラインの名前と内容を答えろ!的な。

細かく覚えてねー!!涙

 

・・・・・・

 

 

結局、記述は覚えている限りのキーワードを右隅に書き、

最後にまとめて文章化しようと思い、選択問題に行くことにした。

その後、選択肢問題があらかた終了し、記述に帰ってきたが、

時間の迫る中で、焦りと芯の量に細心の注意。

また、記憶を呼び返すのに終止してしまい、拙い文章を並べ立てるだけに終わった。

 

「フっ。オワッタ。」

この時点で、落ちることを悟っていた。

 

2回目は、

記述を先に見てしまうと、頭の中で「え、こんなこと書かなあかんし、あれも思い出さなきゃ」と余計な情報が増え、選択肢問題に集中できないので、選択肢を終わらせてから、記述に臨むことにした。

それにしても1回目(2018年の問題)は難しかったな、、と2019年を受けて猶更感じました。

今後の難易度は予測が難しいですが、2019年の問題ぐらいの難易度が続くんではないかなと考えます。

学びとしては

  • 分からない疾患が出てきても、文章をしっかり読めば、遺伝形式は薄々分かるので焦らず、何を書くことが求められているのか冷静に考えることが大切。
  • 「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」と遺伝医学関連10学会による「遺伝学的検査に関するガイドライン」は十分に読み込み、どのような場面でガイドラインの考えを用いるのか。ガイドラインの内容を正確に理解・書けるようにしておくことが大切。
  • 記述の文章はだらだら書くのではなく、1文章に1要点をまとめるようにして、箇条書きで書いた方がいい。
  • 日ごろから倫理的課題のありそうなニュースをチェックし、4原則を考える習慣を付けよう。

 

 

そんなこんなで

選択肢問題にやってきたのだが、

これまた、絞れない問題がおおい。。

 

薄々知識としては知っているが、選択肢を切るぐらいの正確な知識なのかを

自分の中で迷いを生じさせる問題がとにかくおおい。

 

私が阿呆だからというのはあるが、それにしても分からない。

これとこれが迷っています、という印だけをつけて、後から戻ることにした。

 

記述をボロボロになりながら終わった時には、残り10分。

選択肢の問題を見直す箇所も多く。。

シャーペンの芯は残り1ミリ程度で

 

「えいや!

で色んな選択肢を選んだことだけを覚えています。

最後の2分足らずで、全選択肢の解答を用紙に書き、終了の合図となりました。

 

もう最後のほうは記憶が曖昧です。

 

2回目の時には、

選択肢の問題は、一つ一つの問題を終えた段階で、回答用紙に書くようにして、迷った問題だけ空白にして、記述問題に取り掛かっている時に、どれだけの未回答があるのか、すぐに把握できる状態で臨んだので、焦りも無く、時間配分をできたかなと思います。

 

学び

  • 選択肢の迷っている問題は、数と選択肢を明確にしておく
  • 選択肢で迷うことの無いように、曖昧な知識の網羅より、確実な知識の数を増やす方が良い

 

1回目は、

ハプニングもあり、焦りとパニック、試験を解いていくことに対する作戦の無さで、見事に惨敗を喫しました。

 

というより、そもそも国試気分で曖昧な知識の網羅という勉強法で臨んだ自分に原因があるんですけどね。

 

2回目は、

正直、手応えとそれなりに勉強した自負があったので、そこまで難しくは感じませんでした。。。

「自信あるって。落ちてんじゃん。ダさ、、(笑)」

とか言われたら、泣き崩れそうです。

 

 

院を受検した時のように、結構書く練習は沢山しました。

曖昧な知識を定着させることがまず大前提だと考えましたので。

 

 

という感じで2年を振り返ったのですが、

正直、認定資格といえど、

資格なしで、「遺伝カウンセラー」として働くことは結構気持ちにどんより来るものがあります。

私は「看護師」として働いていたので、あまり感じませんが、

学会やセミナーなどに行っても、資格がないことを引け目に感じてしまうこともありました。

 

なんだか、自分の居場所がないのに勝手に働いているような。

自分が学会認定資格も落ちてしまう阿呆ですよと背中に書いているような気持でした。

 

いい気持ちではありません。

まま、そんな気持ちになりたくなければ

「勉強せいや!!せやろがい!!」ということですが。。

 

周りからすると、結局は他人のことなので、そこまでなんとも思っていないでしょう。

結局は被害妄想系男子っちゅうことですよ。。泣

 

 

先日、知り合いの、遺伝カウンセラーとも話をすることがありました。

辞められるそうです。遺伝カウンセラーを。

人生は自分のもので自由です。

世界の悲しいニュースや、大きな事件を見ていると、私のことなど小さな出来事です。

 

どうかこれ以上、自然が燃やされたり、壊されませんように。

 

支離滅裂ですみません。

 

 

今年の結構できたなぁという感じで受からないなら、来年も受かる気がしないので、そろそろ遺伝カウンセラーじゃない道を本格的に考えないといけないかなー。

廃業。閉店ガラガラですよ。

 

普通の看護師に戻るか。

やりたいことがあるので、そっちの道に進むのか。

んー、人生色々ですね。。

 

 

 

 

全員受かれば良いのですが、

試験はそうはいきませんから、

皆さん院生のうちに沢山勉強して合格されることを願っております。

 

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下記に

知識の定着のために書けるようにしていた項目を書いておこうと思います。参考になれば。

(順不同ですし、書ききれていないです。。)

  • ガイドラインの内容全般(遺伝学的検査の留意点等)
  • 「次世代シークエンサーを・・・遺伝学的検査に関するガイドライン」のSFについて
  • 「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」
  • ゲノム医療に関する情報伝達プロセスに関する提言
  • 分析的妥当性、臨床的妥当性、臨床的有用性
  • カールロジャースの3原則
  • ビーチャムと̴̰̃チルドレスの医療倫理4原則
  • ドローターと中田洋二郎の障害受容モデル
  • PGx(薬理学)のメリット・保険診療検査は
  • ゲノム編集(遺伝子ノックアウト)と遺伝子組み換え(遺伝子ノックイン)の違いと倫理的課題
  • タンデムマス検査
  • 酵素補充療法の保険適応
  • λr(相対リスク)とH2(遺伝率)、創始者効果とは
  • DMDなどのベイズの定理計算
  • 感度・特異度・陽性的中立などの定義と計算
  • トリソミーレスキューの成り立ち、図示
  • ロバートソン転座の成り立ち、分裂比率、結果、頻度
  • プラダーウィリーとアンジェルマンの成り立ち、頻度、再発率、
  • ミトコンドリアDNAのボトルネック
  • 遺伝子発現抑制に関わるエピジェネティックな変化
  • ターナー症候群を発症するメカニズム
  • 女性がDMD発症するメカニズム
  • 遺伝子検査方法の違いと留意点(マイクロアレイ、MLPA、メチル化、FISH、次世代など)
  • 日本医学会ガイドラインの遺伝情報の特性
  • 遺伝カウンセリング加算条件
  • 浸透率と遺伝確率の問題
  • PGDの適応
  • 現在のコンパニオン診断薬の種類、違い、遺伝子変異名
  • ドミナントネガティブ、ハプロサフィシャンシー
  • LOH
  • コンパウンドヘテロ
  • タンパク質の翻訳までの流れ
  • 遺伝子検査バリアントの評価・記載法・解釈について

 試験の過去問は当然ですが、

他にも遺伝医学セミナーの過去問や、臨床遺伝専門医の過去問、

トンプソンの遺伝医学の問題など、知識定着後は問題をひたすら解き、

誤答箇所のなぜ間違ったのかを洗い出し、反復するという作業を繰り返していました。

 

ああああ、試験勉強しんどかったな。。

これをまたやるのか。つらたんですのおお。

 

 

今日も読んでくださりありがとうございました。(^^)/

 

 

遺伝カウンセラーコースに合格

皆さん

こんばんは!

 

暑さが少しずつ和らいできましたね。

 

職場への行き道で、25分ぐらい森の中を歩くのですが、

 

最近、

ものすごいスピードで追い抜いていくおじさんがいます。

まけじと、ものすごいスピードで歩きます。

 

朝から非常に疲れます。

競う必要は無いのですが。。

 

せっかく涼しくなってきたのに、つく頃には汗だくです。。

 

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最近、遺伝カウンセラーコース合格しました

という報告を頂くようになりました。

勉強に関しては何もアドバイスできないのです、少しでも役立っているようで。。涙

 

 

本当におめでとうございます!!✨

スタートラインに立てましたね!

 

 

大学院の数も増えてきています。

大阪大学や、医科歯科なんかも養成を始めるようで、

 

がんゲノム医療拠点病院は、自前で育てなさい!!のようなご見解があり、

今後は、もっと増えていくかもしれません。

(がんゲノム拠点病院は全国に30か所ぐらい指定されています)

 

もう、世間は、がんゲノム医療のために、遺伝カウンセラーや、ゲノム医療の人材を引っ張りだこみたいです。

体制の構築から、院内連携体制の整備、がんゲノムの実務・デスクワークなど大変みたいですが。。

癌に関わりたい人からすると、嬉しい状況ですが、

がんゲノムが「本当に患者さんのために」なるには、課題もまだまだ多いです。

 

 

 

 

遺伝カウンセラーの

門出が広がればいいですね!

今年ダメだったひとも、また次に向けて頑張りましょうね!

チャンスは1回ではないですよ!

 

 

 

あ、あと。

大学院に入る前には、「お金」貯めておいた方が良いですよ!

 

これは、切実な問題です。

お金が無ければ、心もどんよーりしてきますし。。

 

入学金、授業料、教材費、学会費、セミナー費、各学会等参加の旅費・移動費、生活費、、、

 

色々かかります。。

 

お、おかね。。 

 

 

 

とにかく、

皆さん、おめでとうございます!どこかでお会いできるといいですね。

 

私に会っても、飴ちゃんぐらいしか出せませんが。。

 

 

 

網膜芽細胞腫(Rb)の着床前診断

皆さん

こんにちは。

 

 

 

いやー、

台風やばかったですね。

 

未だに千葉は甚大な被害です。

早く復旧してほしいですね。

どうか皆さんご無事で。。

 

私の家も停電になりました。

お陰様で復旧しましたが。

 

 

 

電気って素晴らしいですね。

電気が無いと、こんなにも何もできないものかと愕然となりますね。

 

普段からソーラーパネルで蓄電している家は

電気を使えるので、良かった!

とお聞きしました。

ソーラーを付けていると、太陽があるだけで電気を作ってくれるから良いですねー!

 

 

私も将来家を持つとしたら、ソーラーパネルは必ず付けようと、

心に誓いました。

 

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先日、

網膜芽細胞腫着床前診断の対象にしてほしい。

というニュースがありましたね、

 

詳しくは

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190831/k10012058641000.html

 

網膜芽細胞腫は目に腫瘍ができるのですが、

その多く場合、幼少期に眼球を摘出する必要が出てきます。

 

 

ある医師は、

「この病気は、ちゃんとケアしていけば、眼球の温存が可能だ!」

「がんの発症で、着床前診断を認めても良いのか!」

 

とおっしゃっていました。

 

 

着床前診断とは。

体外で受精させた胚の染色体や遺伝子の検査をおこない、病気をもたない可能性の高い胚だけを、子宮に戻して育てるものです。

 

 

研究として行われ、限られた施設で限られた対象の患者さんにしか実施できません。

着床前診断をしてもいいよ。と、認められるまで、時間を要し、いくつも段階があります。

 

 

ただし、勿論受けるメリットもあります。

・すでにわかっている特定の病気にかかっていない子どもを生む
・次の妊娠での流産の割合を減らし、全体的な流産の回数を減らす
・妊娠前におこなう診断なので、検査に時間を十分かけられる

というものです。

 

 

 

今回のニュースでは、

限られた対象の患者さんの中に「網膜芽細胞腫が含まれるのか」を議論しているものです。

 

 

現在限られた対象というのは

1)医学的に重い遺伝性の病気が子どもに伝わる可能性がある方
日本産科婦人科学会の会告では、「重篤な遺伝性疾患」)
2)ご夫婦の染色体の形の変化が原因で、流産をくり返している方
日本産科婦人科学会の会告では、「染色体転座に起因する習慣流産(反復流産を含む)」)

(今、基準やあり方が変わろうとしていて、この上の基準での着床前診断の研究は止まっているような状況のようです。)

 

 

この基準の中で

「医学的に重い」病気が網膜芽細胞腫が対象となるのか。

 

というところです。

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皆さんどう思いますか?

例えば、

遺伝性で着床前診断の対象になった疾患で筋ジストロフィーというものがあります。

 

遺伝性の筋疾患で、いずれは、身体が動かせなくなり、呼吸も自力では難しくなるような病気です。(筋ジスは種類が結構あり、その種類によって症状が違います。)

 

 

こちらは

生まれる前に、遺伝子の変化を持っていない正常な胚を選んで妊娠ができます。

 

 

 

じゃあ、

アンジェリーナジョリーさんで有名になった

HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)はいかかですか?

 

一般的な乳がん卵巣がんの発症リスクよりも高い可能性で乳がん卵巣がんを発症する体質を持つことになります。

 

 

他の方よりも、癌が発症しやすい。

これは「重い病気」ではない?

 

では、網膜芽細胞腫は?

 

 

医療者から見れば、

重い・軽いは区別をつけることができるかもしれません。

 

 

ただ、

当事者からすれば、いかがでしょうか。

 

「子どもに私と同じような思いをさせたくない」

と思うのは

当然なんだと思います。

 

 

何が正しく、だれが良いという話ではありません。

 

これは、死生観や倫理観、宗教や文化的背景によっても変わってくる考え方なのかもしれませんが。

 

我々、コメディカルの医療者は、

患者さんの思いに寄り添い、患者さんの希望にできる限り添えるような

情報提供や検査の選択肢の提示

施設の紹介や

メリットデメリットを説明していくことに

尽きるのかな。

と思います。

 

 

着床前診断が門を広げていくのか。

このままか、要注目ですね!

 

 

 

 

本日も読んでくださりありがとうございました!(^^)/

グルテンフリー生活をしてみる。

皆さんこんにちは!

 

 

皆さん最近はどうですか?

 

充実した毎日を過ごしているでしょうか。

 

 

 

 

今日は雑談です!!(笑)

 

 

私は、マンモスを見に行ってきました。

ここまで状態のいいマンモスが見つかったのは、世紀の発見のようです。

 

氷の中で見つかったマンモスの中から血液も採取できたようです。

 

最終的には、マンモスを復活させることが夢のようです。

 

 

マンモスの復活...

それは本当に良いことなんだろうか。

 

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最近は、何だか生命倫理を考えさせられることが多い気がします。

 

地球は有限で、人類は絶滅することは決まっています。

 

 

今、人の受精卵、もしくは細胞を半永久的に保管できる装置で火星や月、宇宙にそれらを飛ばそうという計画があるようです。

 

人類が絶滅するかもしれないが、人類よりさらに進化した地球外生命体がいるとすると。

もしくは、さらに進化した生命体が誕生したあと、

 

それらの細胞を回収し、人類をまた生み出してくれる可能性に賭けよう。

というものみたいです。

 

SFチックですが、

どうも本気の人たちがいます。

私たちには、分からない感覚ですが、その分野で一線を走っている人にしか見えない景色や感覚があるのでしょう。

 

それってどうなん?って思いますが、、なんとも言えないですね。

 

 

 

 

何だか、こんなに一気に発展して、地球を汚しまくっている人類はなんで発展できたんでしょうか。

人類が他の類人猿と違う部分は、どこだったと思いますか?

 

それは

「嘘を信じることができた」という部分みたいです。

 

 

殆どの生き物が、今、目の前の事象が全てです。

それ以外には、想像もしないし、信じないです。

 

 

人類に限っては、「この先の未来を、誰かの嘘」を信じ、想像できる力があったと言われています。

 

 

考えてみれば、お金だって、なんだって、その物自体には価値は無くて、

価値があるという嘘を信じることで、成り立っています。

 

 

そんなことで、

たったそれだけのことでここまで発展するんですから、すごい生き物ですよね。

 

宇宙ってものを想像した人がいて、それを信じた人がいて、

実際に確かめに行こうという行動は、「信じがたいこと」を信じる力があったからこそですね。

 

 

 

そんな感じで、人は概念を信じるところがあるから。だからこそ、価値観の違いが生じてくるわけで、多種多様な意見が存在するわけで。

 

 

誰かが信じている幻想を真に受けて、信じてしまう。

これは人類にとって、悲劇を繰り返すために与えられたものかもしれませんね。

 

 

 

まま、そんな話は置いておいて。

 

最近、「グルテンフリー」の生活をしています。

 

わたしの奥さんは、大人になってからも定期的にニキビができて、

中々直りが遅く、治ったと思えば、次にまた出来て、、

というストレスのたまる肌質でした。

 

 

それに、結構片頭痛持ちで、若いころから悩んでいました。

 

 

食事担当は私なんですが、結婚し私がご飯を作るようになってから、

少しずつましにはなってきたんですが、それでも定期的に頭痛薬を飲んでいました。

 

 

 

ここ3か月ぐらいですかね。

 

食事を野菜中心にして、

グルテンフリーを心掛けていました。

 

 

大好きなクッキーや甘いものも我慢して。

 

するとだーんだん

 

ニキビができなくなってきて、

調子がいいみたいです。

 

頭痛も殆ど起こらなくなりました。

 

 

グルテンフリーのおかげなのかな?と。

人類なので、信じてみたいと思います。。

 

グルテンは必ずしも悪者!というわけは無いですが、

身体にとって、自分にとって良い食事や、食材を考えて取っていきたいなと思わせてくれるような出来事でした。

 

身体に入るもので、身体はできているので、

採るものが、表面に出てくるのは当たり前ですよね。。

 

 

 

そんな私は、特に何も変わりありません!!(笑)

人に寄るんでしょう!!(笑)

 というか、私は、時々グルテンまみれを食べています。。(笑)

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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)/

 

 

真夏の遺伝カウンセリング学会2019イン札幌

 

 

 

皆さんこんにちは。

 

 

それにしてもあっつ〜

何をしててもあっつ〜

 

やばいですね。この暑さ。

地球が危険になってきているのが、じわじわと感じますね。

 

 

 

皆さん最近の調子はどうですか?

忙しいでしょうか。

 

水分をしっかりとって、熱中症には十分気を付けてくださいね。

 

 

 

さてさて、

先日、

札幌で開かれた

遺伝カウンセリング学会に行ってきましたので、

その報告をさせて頂きます。

 

 

 

最近は、何だか忙しかったりで、気づいたら、もう8月!?というかんじでした。

 

 

このブログも書けずに、、

 

 

 

最近、めちゃくちゃ野菜食べるんです。

野菜が旨くて。

それと健康のことも考えて。

肉を全然食べなくなって。

別に肉が絶対悪とか、そんなことを言いたいんじゃなくて。

 

 

 

ここ3か月ぐらいかな。。

野菜中心の生活をしていました。

 

そしたら、

油ののった肉を食べるとお腹が緩くなったり、くだしたりするようになってきたんです。

肉の力ってすごいですね。

 

なんでなんでしょうか。肉を体が受けつけなくなってきたんですかね。

不思議です。

 

 

ま、そんなことはどうでもよくて。。

 

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今回の日本遺伝カウンセリング学会2019の内容をおおーきく分けるとすれば、

3つのポイントがあったと思います。

 

(専門的な用語が出てきたりして、分からないこともあるかもしれませんが、

すみません。)

 

①VUSの評価について

②がんゲノムについて

③遺伝カウンセラーや遺伝専門職に今後求められる役割について

 

 

一つ目のVUS(病的かどうか分からない、病的意義不明の遺伝子の変化のことです)

の評価ですが。

VUSが出た時にどうするのか

ということが議論されるセッションが多かったように思います。

VUSが出た時の評価については、データベースを使用して検索し直したり、頻度やin silicoではどうなのか、文献ではどうなのか。

など、

可能な限り、検索し直すということが大切であるということです。

 

様々な会社がパネル検査を始めていることからも、今後、VUSが見つかることも多くなってくると思います。

その時に、このVUSは本当にVUSなのかどうか、

少しでも検索できる力を持っておいた方が良さそうです。

 

 

また、A社でVUSという評価であっても、B社ではPathogenicという評価が出ることがあり得ている現状があるようです。

 

 

結果に基づいて、薬を使えるかを確認するコンパニオン検査では、

そのコンパニオン検査で出すことができる会社の評価以外使用することができません

 

ここで例を出すと、架空の例です、

ある検査会社で遺伝子検査を受けたCさんの結果はPathogenicで、乳がんの罹患者である血縁者のDさんが別の会社のコンパニオン診断を受けたとします。

Dさんの結果も勿論Cさんと同じ遺伝子の変化が見つかりました。

でも、

Dさんの結果はVUSでした。

この結果では、Dさんは薬を使用することができない状況です。

 

つまり、同じ遺伝子の変化であっても、会社によって評価が異なることがあり得て、

受けることのできる医療の選択肢が変わる可能性があり得るということです。

 

このようなことは

今後、ゲノム医療が進んでいけば、

もっと起こりうると予想できます。

 

逆に考えてみると、

Cさんが遺伝子検査を受けていなければ、Dさんの結果がVUSではなくて、本当は「Pathogenicなのではないか?」という疑義は生じなかった可能性があるということです。

 

このままVUSで、素通りしてしまっていたかもしれません。

ただ、結果は結果でVUSなので、基本的には薬を使用することはできませんが。

 

このようなことがあり得る以上、

 

私たちはVUSの評価を確認することができるぐらいの知識や検索能力は持っていた方が良いのかもしれません。

 

 

私は苦手ですが。。

 

 

 

 

 

何だか、遺伝カウンセラーはジェネティックエキスパートも取った方がいいよ~

みたいな雰囲気が

この学会では流れていたので、、

検索や評価の部分についてもできるようにならないといけないんかー。。 

と。

 

 

遺伝カウンセラーの仕事って、そこに比重が置かれつつあるような雰囲気を感じるんですが、この流れは仕方ないんですかね。

 

 

 

次に2番目のがんゲノムについてです。

 

こちらは聞いている限りそこまで新しい情報は無く、

保険診療が始まったとは言え、

まだ、体制自体が整っていないところが殆どで、現状では動いていなさそうです。

 

 

とはいえ、がんゲノムはもの凄いスピード感で進んでいっています。

 

医療者ですら混乱している中、

 

受けたい希望のある患者さん側は、中身についてはちゃんと理解している方は少ないと思います。

患者さんの不利益や、負担が被らないように、

最新の情報を収集できるように、常にアンテナを張っておこうと思います。

 

 

次に、

3番目の

これからの遺伝医療専門職、遺伝カウンセラーに求められること

ですが、

 

これは、

ものすごく個人的な感想ですが、

あくまで個人的ですよ。

 

「遺伝カウンセラーって何?」

 

って、なんだか分からなくなるような。

そんな学会でした。

 

これから求められることとしては、

上でも書いていたように、

遺伝子検査の解析結果(評価)についての解釈をしたり、検索し直せたり、などは

遺伝専門職として求められてくると考えられます。

 

 

 

ただ、そっちをやりだすと、本当に難しいというか、

なんでもできるスーパーマンにならないといけないというか。

心理社会的側面からのフォローアップを全領域の疾患に対して継続的に実施することも大切である中、、、

 

そんな時間なかなか無いよ~という方もいらっしゃると思おもいますが。

 

 

 

それに、卒後のキャリアパスに不安を抱える遺伝カウンセラーも結構いらっしゃるようで、

働き出してからの教育やフォローアップが今は全然できていない状況で、

今後どのような遺伝カウンセラーが求められていくのか、

どのような働き方になっていくのかについては、

皆さんとても苦慮されているようすでした。

 

 

将来性がないとか必要ではなくなるとかそういうわけでは無いことは確かですが、

 

どういう分野・領域で、どのような課題と向き合って仕事をしていきたいか。

という「道」がある程度専門化されて、分けられていくんだろうな。

と思いました。

 

 

何だか良くわからないこと言ってすみません。。

 

 

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さてさて、

話は変わりますが、

私は札幌ラーメンが大好きで。

 

学会期間中、晩御飯は街へ繰り出して

目当てのラーメンを食べに行ってました。

3杯も食べましたよ。

旨かった~最高でした。

 

一人で色々行くことが苦にならないタイプなので、

いやむしろ、集団を避けてしまうので、、

これは、コミュ障ではないのか!と自分でも思いますよ。泣

 

 

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今回の学会では、

ブログ見てます!と話してきてくれた方がいらっしゃいました。

とっても嬉しかったですが、恥ずかしい気持ちもあり。

 

誰かのためになっているなら、、書いていて良かった!!

と素直に思いました。

 

 

 

本日も最後ま読んでいただきありがとうm(__)m

自分用の整理の為に!3つの目!

皆さんこんにちは。

 

最近の調子はどうですか?

7月に入りましたね。

 

もう7月ですか。

甥っ子の成長を見ていると、時の流れが異常に早いことが分かり、怖いです。

 

 

最近、

オペ看時代の同期と会う機会があり、新宿で有名な?餃子を食べにいてきました。

 

オペ室を辞めて3年半経ちましたが、

同期も結婚したり、辞めたり、色んな事が変わっていました。

 

そりゃ、3年もあれば、変わるか。。

 

 

 

同期も転職を考えているようで、

色んな病院を受けているそうですが、

大きい病院はなかなか受からない。そうです。

 

今や、看護師も受ければ受かるという時代ではなく、

就活のようにテスト対策や、面接練習、質疑応答の対応等しっかりと対策が必要だということです。

 

 

看護師でも、人気のあるところは、就職するのが難しい時代なんだと驚きました。

 

しかも、東京に就職を考えて面談を希望したら

「3年以上経って、東京に何しに来るの?」

と断られたそうです。

 

ひいいー!!こわ!

 

 

看護も就活戦国時代に入ってきましたか!

 

 

 

なんか、それを聞くだけでも、

時代が変わってきた感がありますよね。

 

 

 

そう思うのは私だけかもしれませんが。。

 

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令和に入りましたし、

関係ないですけど、、

これからも大事にしたい3つの目をおさらいしておきます。(誰も求めてないから!って怒られそう、、)

 

まずは、

虫の目

目の前にあることに集中する。小さな視点を大事にして、起こりうる現象に小回り良く対応していく。

 

結局、これが一番大事だと思います。

今に集中すること。

小さな事象を掴む注意力と、観察力。

これは、

目の前にあるタスクに集中しないと得られない目だと思います。

この力が付けば、日常生活も含め、色んな所でいい機転が利くことになってきます。

 

恋愛でも人間関係でも、目の前の人に喜んでもらうにはどうすればいいのか

 を考えることは、非常に重要です

 

 

 次に鳥の目です。

 

空から見るように、自分を見ることです。

 

 

今自分は、どういう状況で、どのような考えで、そこにいるのか。

周りはどういう状況であるのか。

 

俯瞰して物事を見ることです。

 

 

いくら目の前に集中していて、やることがやれていても、

自分が、どこにいるのかを把握しながら、

行動していかないことには

 

手探り状態になりかねません。

 

今の自分がどこまで来ていて、

どこに行きたいのか。

整理しながら進むことは大切ですし、この能力が秀でているのが、

本田圭佑という男でしょうか。

いや、本田選手は全ての能力に秀でていますが、努力により、何倍もの力に変えていける人です。

素晴らしい涙

 

 

 

最後に、

魚の目です。

 

 

 

常に、事象は流れています。

止まっている瞬間はありません。

 

どんな流れの中に自分がいるのか、

住んでいる地域では。日本では。

 

働いている業界では。

どんな流れの中に身を置いていて、この海流の先にあるものが何なのか、

意識して生活していくこと。

 

 

今の「流れ」を感じ取ることは非常に大切です。

 

こんな3つの目が、

これからの変わりゆく日本では必要となってくるでしょうか。

 

 

この考え方は、むかーしから言われていることで、特段今になって言われていることではありませんが。。

 

また、これらの目線で見ることができるのは、曖昧なものでしかありませんし、

想像でしかないものかもしれません。

それに、

 

事故に合ったり、病気になったり、予期せぬ事態は当然のように起こり得ます。

 

色んな壁が現れるのは当たり前!と、大胆かつ繊細に考えられる人間に私もなりたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

大事だと思うのは、何をしないか

だと個人的には思っています。

 

 

何をしないかは、何をするかを決めることと同じぐらい大切です。

 

今している、しなくてもいいことを、

段々と減らしていく。

 

これは、何を大事にするのか、何に重きを置くのかを

シンプル化していくことだと思います。

 

 

 

それが、趣味であっても良いと思いますし。

家族であってもいいと思います。

 

自分の軸がある人は、強いし、

何より人生楽しそうです!

 

 

 

 

 

結局、採用の話とは関係のないことになってしまいました。。

すみません。。

 

 

 

 

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考え方を変えてみると。

 

こんなに、清潔で、安心で、安全で、

無理をしなければ、安くで美味しいものが食べれて、

毎日、お風呂に入れて、車に乗れて、保険で医療が受けれて、

 

 

 

日本で生まれただけで、日本人というだけで、かなり幸せなんです。

 

 

 

経営・経済学者の有名なドラッカー曰く、

最初の仕事はくじ引きである。最初から適した仕事につく確率は高くない。

しかも、得るべきところを知り、自分に向いた仕事に移れるようになるには数年を要する。

 そうです。

 最初に選んだ仕事だからって、看護師だからって、それに固執することは無いってことですね。

 

 

 

 

誰かにとって意味のある、内容になっていたら嬉しいです。。

まとまらない話でした。。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございます(^^)/

 

 

 

チーズはどこへ消えた?って本知っていますか?

 

皆さんこんにちは!

 

 

 

段々暑くなってきましたね。

 

とは言っても寒い日も続き、身体にはあまり良くないですね。

梅雨に入りましたし。。

 

今日はてきとーな話ですので、

興味なければ、飛ばしてくださいね!

 

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皆さんは、どこに住んでいますか?

 

 

地方に住んでいる方もいらっしゃると思います。

 

先日、ニュースで知ったのですが、

都会に出てくる人、上京する人は

帰省したくない人が圧倒的だと。

 

理由としては、

結婚しろと言われる。

子どもを持てとか、家を買いなさいとか、

いい会社に就職しろ、

ふらふらしているなら、帰ってこいとか。

色んな事を言われると。

 

 

私は母子家庭ですが、

特に何も言われたことがありません。。

 

 

言う時間が無いぐらい働きまくってくれていたということもありますが。

 

 

皆さんの周りでも、幸せとはこうあるべきだ!という考え方の方がいらっしゃるんでしょうか?

 

 

こうあるべき。という考え方は、今後なくなっていくと思いますが、

まだまだ、日本では、多いようです。

 

 

 

 

 

関東にいて思うのが、

働き方も柔軟になってきているし、

生き方・生活の仕方も自由。

自己表現の仕方も、自由になってきている印象です。

 

 

色んな事が自由になりつつあるんだと

思わしてくれる人や、物事の動きがとても多いです。

 

 

 

 

多いし、早いし、大きい

とても流れが速いです。

 

 

 

 

 

東京のこの流れに、疲れる人もいるでしょう。

 

 

 

自由を手に入れている人が多いからこそ、

それを見て自分とのギャップに苦しむ人もいるでしょう。

 

 

東京に出て、多様な考えに触れることで、

会社に縛られることが億劫になってきている人もいるでしょう。

 

 

 

しかし、単純に自由を求めると、

 

資本主義で成り立つ日本では、生きていけないですよね。

日本では、資本を生み出す、お金を持っている人が、雇用を生み、その資本で経済を回しています。

 

その日本では、基本的には、誰かの資本から給与としてお金をもらい、

生活していく。

 

自由を求めても、資本を生み出す能力が無ければ、

路頭に迷います。

 

起業やアーティストでもない限り、

殆どの人が雇用されて、生活しています。

 

自由の比率が多くなってきていても、

資本主義である前提が崩れない限り、

 

誰かの資本に雇用されることは変わりありません。

 

自由の定義はそれぞれ違うと思うので、

 雇われていることが、自由ではないとか、そんなことはありません。

 

ただ、その中で

自分はどう生きたいのか。

 

嫌だから、辞める。

嫌だから、しない。

 

それはワガママとも捉える事ができるかもしれません。

 

 嫌だから、しない。が自由なのか、それもまた分かりません。

 

 好きを、仕事に。それが自由なのか、また分かりません。

 

精神的自由、経済的自由、身体的自由。

色んな自由があり、個人によって求めるものは違います。

 

 

 

 

働き方や、働くことについての考え方は自由になってきています。

 

 

 

 

 

かつて、昭和から平成にかけて感じられていた、今までの幸せ。

 

結婚して、子どもができて、家を建てて、

仲間と飲みながら、家族で団らんしながら。

一つの会社に長く勤めて。

退職金を沢山もらえて、年金で第二の人生を楽しむ。

 

 

そんな、

かつての幸せの形に

当てはまることの方が、よっぽど自由で幸せで楽しかったりするんでしょうか。

 

 

 

そんな

享受できていた固定化された幸せのルートってのがあった。

 

 

 

 

でも、これからの私たちの世代はそうはいかない。

そんなルートが30年、40年後に続いていると思いますか?

今6000万人いる働き世代は

30年後には4000万人を切ると言われています。

 

 

 

3分の2になって、

今の日本で、

生活水準、快適性が

維持できると思いますか?

 

その頃には、安倍総理もいませんし、

今の政治家は殆どいません。

 

 確かに、外国人の人材も増えてきているし、

AIや、機械化されれば、大丈夫なのかもしれません。

 

全然大丈夫な日本があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でもその時には、今の生活の形、結婚の形、働き方の形が違っているでしょう。

 

型があった幸せ、人生の型が、もうすでに過去のものになっているからこそ。

 

今までの考えを、変えていかないといけない。

いや、柔軟に適応していかないといけないと言うべきか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時々、怖くなります。

今。今動かないと、どうなっちゃうんだ?と。

 何か行動しないと。と。

 

 

 

 

 

でも、落ち着きたいし。

安定したい。

 

 

 

誰もが思う感情です。

今までは、

家を買って、ずっとその仕事で、定住することが、安定と安心をもたらしてくれました。

 

 

 

人には、

ホメオスタシスという機能が備わっています。

 

 

安定して、変わらない毎日を、維持しようとします。

 自らにとって、それが安心できる毎日であるから、環境は変えないように、維持しようとします。

 

 

 

今までの幸せの型、生活の型が、安定していたからこそ。

 

 

ホメオスタシスに叩き込まれている。

「そろそろ落ち着きなさいよ」と。

 

だから、公務員なんです。

だから大企業なんです。

 

 

勿論、大企業がそんなにすぐに潰れるわけありません。

公務員が無くなるわけありません。

 

 

 

それが、安定していることなのか。

自分にとって、それが自由なのか。

を、

これからは自分の頭で、

自分にとっての。を考えていかないといけないんだあなぁっと思います

 

周りと比べるのではなく、

自分にとってどうか。

 

 

 

チーズは待っていても、現れない。

今からの日本は、ただ、何となく働いていても、チーズは現れないかもしれません。

 

 

 

 

ちなみになんですが、

 新しい1万円札

渋沢栄一」が資本主義の生みの親ですよ。

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます(o^^o)

 

 

家族性腫瘍学会の報告

 

 

 

皆さんこんにちは!

 

 

そろそろ遺伝カウンセラーコースでは受験のシーズンに入ってきましたね。

 

狭き門であるので、

受かった方は縁があったんだなということかと思います!

 

受験される方はモリモリ頑張ってくださいね!!✨

 

 

 

 

 

最近は年金の話で持ちきりでしたね。

年金が老後の生活を保障してくれない!!

おいおいっ!

 

みたいな。

 

でも、年金だけじゃ足りないのは、みんな薄々分かっていたことでしょう?

 

分かっていたとは言え、実際に目の前に突きつけられると、不安になりますよね。。

貯金では足りないし、将来は年金の量も少ないし、むしろ貰えるかどうかも分からないし、、

 

 

政府「自助努力でなんとか貯めてください!」

 

 

というなら、今すぐ年金の支払いを止めてくれ!!って感じですよね。

自分で貯めていくから!

 

毎月毎月、給与明細を見て、何万も引かれているのを見ると、、

 

 

本音では払いたくないですよ。。トホホ

 

 

 

 

 

 

皆さんはオリンピックのチケットいかがでしたか?

 

 

 

 

私は、勿論全外れです(^^)/

 

くじ系は当たったことが殆ど無いので、今回も当たらないとは思っていましたが、

 

 

何個か当たって、親孝行したいなーなんて夢は打ち砕かれました。

 

オリンピック何でもいいから、見に行きたいなー!せっかく関東にいるんだし。

一生に一回しかないこの機会ですもんね。

 

もう想像できないぐらいのエネルギーなんでしょうね。

一回味わうと、病みつきになるそうですよ。

 

 

 

これを機に、日本も良い雰囲気や経済になっていくといいですね。

 

ま、そんなことは置いておいて。

 

 

先日、家族性腫瘍学会に行ってきました。

来年度から?遺伝性腫瘍学会と名前が変わるみたいです。

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今回も色んな話がありました。

 

 

 

RRSOやRRM(予防的卵管卵巣切除術や予防的乳房切除術)の話が多くありました。

 

 

今はまだ自費診療ですが、今後保険診療になっていくといいですね。

予防的に取ってしまうことで、女性にとっては様々な葛藤や悩みが出てくるし、身体的な変化も感じ取ることになるかもしれません(ホルモンのバランスが崩れたり)。

 

 

そのようなときに、

看護師さんが寄り添ってあげることができたらいいですね。

遺伝カウンセラーも遺伝の問題にだけフォーカスするのではなく、

患者さんの生活そのものを考え、気持ちに寄り添いフォローしていくことが大切ですね。

 

 

 

 

 

AIの利用についても議論されていました

 

遺伝子の検査が普及すればするほど、

結果だけが返ってくる検査会社や解析結果や解釈そのものが怪しいという事例も出てくるかもしれません。

 

そのような結果の解釈などをデータベース上で確認し、解釈を付けていくところも、遺伝カウンセラーのこれからの役割の一つ!

という雰囲気が少し流れつつありました。

 

なので、

ジェネティックエキスパートという資格も、遺伝カウンセラーのステップアップの一つの目標とされているところがありました。

 

 

ただ、これから、遺伝子解析・解析結果の評価や解釈はAIが担っていくだろうと言っておりました。

 

 

その方が、解釈においてバラつきや間違い、根拠の差異が防ぐことができるだろうと。

 

その通りですし、確かに、遺伝カウンセラーもそのような見識や知識は重要です。

 

が、

患者さんと直接向き合っていくことが、人にしかできない役割が遺伝カウンセラーの中心であるべきだと感じているので、

 

ジェネティックエキスパートを目指すほど、特化しなくてもいいんじゃないか??

と感じつつあります。

AIのほうが賢いし。。

 

 

でも、勉強しておいた方が良いよねとも、感じますね。

 

 

 

 

 

 

 

先日から、がんゲノムが保険適応となりましたね。

まだまだ、体制が整っていない施設が殆どです。

 

大きい大学病院でも、まだ始めるのは難しいと言っている施設が大半です。

 

 

現状、がんゲノムは、標準治療を終えた方が対象となりますので、

 

 

医療の治療順番的には後からの医療となります。

(勝手に後からの医療って呼んでます)

アメリカなどではもっと前の段階からがんゲノムを利用する(前の医療)流れがあるそうですが。

例えば、癌が見つかった時とか、これから治療に入ろうとする時とか。

 

日本ではそうはいかないようで、

がんの標準治療が終えた方という対象です。

しかも、状態が良い人に限られます。

 

 

がん種によっても、標準治療の幅や種類、流れは様々ですので、

一概には言えませんが、

保険適応のがんゲノムに適応できる人って、多くは無いと思われます。

 

 

 

そんな中、

前の段階で、色々と調べて、治療に活かしていこうとする検査が急速に発展してきています。

その名も

リキッドバイオプシー

学会でも発表されてる先生がいらっしゃいました。

 

いずれは、予防医療や早期発見の分野にも重大な役割を担う!と

言われていました。

日本では、研究段階のようですが、

がんゲノムが腫瘍細胞(検体)が必要であるの対し、

リキッドバイオプシーは血液だけで、癌が初期の段階で分かり、また遺伝子解析によって、初期の段階で適切な(がんの遺伝子変異に合った)薬剤の選択に繋げることができるようです。

 

夢のようですね。詳しくは、皆さんそれぞれ調べてみてくださいませ。

 

10年後には、

成人の検診で

大腸がん検診や乳がん検診が無くなり、

「リキッドバイオプシー」だけでいいですよ。

 

という具合にでもなるんでしょうか。

 

 

知りたくなかったものまで見つかってきて。。

ということも想像できますが。

 

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医療が進むのも大切ですが、

 

プラスチックごみを減らす努力をもっと日本人としてはみんなしてほしいですよね。

 

 

タピオカ飲んで、

おいしー、かわいくない?とか言ってる場合じゃないですよ。

 

 

SNSにあげたら、そのままポイ捨てですよ。

どうなっていくんですかね。

 

日本は。

 

 

なんか、すみません、

久しぶりでこんな内容で。。

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)/