偽造卒業証明書 校長先生は周“桀”伦。
ニュース原題
陕西现奇葩毕业证校长签章为周桀伦 查实后发现系伪造
数日前、陝西省でおかしな偽造卒業証明書が見つかった。
漢中市の派出所の警官が、2人の若い男性が所持していた卒業証明書のおかしな点に気付いた、とネットで話題になっている。
彼らの卒業証明書に書かれた高校は実際に存在しない。
校長先生の印も押されているが、校長先の名前が“周桀伦”となっていて、台湾のトップアーティスト周杰伦にそっくりだ。
警官が実際にそれらしき高校に確認を取ったところ、今まで周桀伦という名前の人物が校長を務めた記録はなかったそうだ。
実際に確認とった警官もすごいけど。。
本物そっくりの卒業証明書を偽造し2人の青年は、学歴を偽って良い仕事を見つけたかったそう。
おそらく中卒なのだろう。
中国では職探しの際、学歴詐称する人はたくさんいるらしいが、今回このニュースがこんなにもネットで話題になったのは校長の名前が周杰伦をもじっていたからに違いない。
日本人の私にもまるわかりのパクリっぷり。
もっと他の名前にすれば、ばれなかったのかな。
ってそういう問題でもないか。。
http://3g.guangyuanol.cn/news/shehui/2017/0307/723054.html
ちなみにニュース原題の“奇葩”という言葉は“おかしな”とか“変わり者”という意味。
人に対しても使うけど、あまり良い言葉ではないよね。
「あなたって変人だよね。」
あんまり言われて嬉しいものじゃないよね。
立ち退き補償金のために160組が離婚?!
南京のある村で、160組の夫婦が集団離婚したという。
なんとその目的が、立ち退き保証金を沢山貰うため。
若い夫婦から80歳過ぎの夫婦まで、夫婦仲が良いか悪いかに関係なく、村中の夫婦がみんな離婚した。
その村で店を開いていたある人はこう言っている。
「うちは大家に部屋を借りて店をしてたけど、契約の満期はまだきてないんだ。もし事前に店を取り上げられるなら、先払いしてる家賃を返してもらわないと困るのに、大家は偽装離婚でたくさん補償金をもらっておきながら、8万元(日本円で約130万円)しか返してくれないし、すぐに出て行けっていうんだ、うちの損失は大きすぎて参っちゃうよ。」
離婚してまでお金をたくさんもらう価値があるのだろうか。
離婚後、それまでより70平米広い面積の家が保証してもらえ、13.1万元(日本円で約200万)の補償金が貰えるそう。
あるお年寄りは、妻との夫婦仲は極めて良好だか、今回の離婚は非常に価値があったと感じているようだ。
法の抜け穴をついた今回の集団離婚劇、この村が初めてではないそう。
お金のためなら身もフタもないことが平気で行えてしまう人たち。
さすが、中国。。。
“爱多管闲事“
2016年、中国で大人気だったドラマ“欢乐送”での一コマ。
主人公の1人がネットで“小三”(小三とは愛人のこと 3番目の人という意味)、だというデマを流されてしまい、
主人公は近所に住む隣人達が彼女の汚名撤回に必死になる姿を見て驚きを隠せない。
そんな時隣人の1人が彼女に言った言葉。
“没想到我们这么爱多管闲事啊”
「私達がこんなにお節介焼きだと思わなかったんでしょう。」
中国語で“お節介を焼き”は、“爱多管闲事”と言う。
他にもこの“爱”を使った言葉で、爱干净(きれい好き)とか、爱说话(話好き)とか爱开玩笑(冗談好き)とか言う。
この“爱-”はとっても使える言葉。
他にも「〜しがち、しやすい」という意味もあって、
爱生病(病気がち)、爱感冒(風邪ひきやすい)などと使う。
ちなみに、“没想到”は「思ってもみなかった」という意味で、これも便利な言葉。
“没想到你这么想” 「君はそんなふうに思ってなんて知らなかったよ」なんていう時にも使える。
“我的三观被毁了” 私の理解を超えてる
中国のネット用語で、「三观」という言葉がありますが、どういう意味か知ってますか?
ネイティヴの友人によると、
世界観、人生観、価値観
この3つの観点を合わせて三観と言うそうです。
世界観 とは、人の生活および社会との関わりに対する基本的な見方を指し、
人生観 とは、人生の目的、意味に対する考え方
価値観 とは、1人の人間の周りのもの(人、出来事、物)に対する客観的な見方、優先順位
のこと。
自分の理解を超えた出来事に出会った時に、“我的三观被毁了”「私の理解を超えてる。」なんて言うそうです。
また、きちんとした価値観をもたず、好き放題やっている若者の事を、“他没有三观”とかも言います。