大いなる意思
掟破りの儚い生命
中途半端な所から始まります。
恋した茶うさぎ
自宅ミミロル♀シフォンちゃんが失恋した話。
あたしのヨシにぃ ローゼオ君にとられちゃった。
ヨシにぃもローゼオ君の事が好きなんだって。
毎日毎日うきうきしてた。ヨシにぃと会うと顔が熱くなって、自然と笑顔が溢れるの。会うたびヨシにぃの事が好きになっていった。
でも
あたしじゃだめだった。あたしじゃヨシにぃを振り向かせる事が出来なかった。
今までのヨシにぃとの思い出を思い出すと目の前が滲んで心がきゅうっと締め付けられるような気持ちになる。
「嫌ぁだ……ヨシにぃ……やだよ……うぅ……ヨシにぃ…」
大粒の涙が溢れ出てきて、吹いても吹いても涙は止まらない。
あたし、ヨシにぃがいないと何もできないよ。
ヨシにぃがなでてくれないと元気でない。
ヨシにぃががんばれって言ってくれないと自信持てない。
ヨシにぃと一緒じゃないと、笑えない。
ヨシにぃ、知ってる?うさぎはね、淋しいと死んじゃうんだよ。
ちっちゃい子って好きな子コロコロかわっちゃうから、 一人の人をずっと好きになる子って相当依存しちゃってると思うの……
シフォンちゃん。新しい好きな人見つけれるといいね。
【ポケ疑の島】うちの子一覧
随時更新
一次&二次創作っ子一覧
ポケ擬以外のオリキャラ一覧です!
【グロすけとおかしな仲間たち】
グロすけ
山口さん
うっさん
ペンギン
ニコル
舞子(♀)
【9boys】
野坂 健一-ノザカ ケンイチ-(♂)
浦吉 俊-ウラヨシ シュン-(♂)
二条 昌彦-ニジョウ マサヒコ-(♂)
中村 裕太-ナカムラ ユウタ-(♂)
高島 博-タカシマ ヒロシ-(♂)
西田 剛-ニシダ ゴウ-(♂)
三波 准-ミナミ ジュン-(♂)
九十九 雷斗-ツクモ ライト-(♂)
【忍びの里】
冷苑-レオン-(♂)
紫苑-シオン-(♂)
【汝、神の声なりや】
ロゼリオ・トワイライト(♂)…くれちゃん宅春綺さん
ウォーターリリー・オルナティエ(♂)
サグリモール・タイガーアイ(♂)
カヴァリエーレ・マール(♂)
ジュアン・プリュイ=マリエラ(♂)
カプレット(♂)
ソティクリス(♂)
アイザイア(♂)
【Minstrel Syndrome(ミンストレル・シンドローム)】
セレン・フランチェスカ(♂)…ナターシャと自宅CP
ナターシャ・マーガレット(♀)…セレンと自宅CP
ピース(♂)
ノア(♂)
ミア(♀)
ルティア(♀)
アレックス・バラノフ(♂)
イザベラ(♀)
ヴィオ(♂)
ムタイ(♂)
アズローズ(♀)
ルドルフ・マーマン(♂)
シルヴェスター(?)
【希望の森】
ポメル(ハムスター♀)…みけてん宅のナナシさん
(名無し)(ハシビロコウ♂)
【高校生】
1年生▽
東雲 暁-シノノメ アカツキ-(♂)
錆色 紅湖-サビイロ ベッコ-(♂)…にしみー宅名雪君
庵舞 琴音-アンマ コトネ-(♀)
穂村 慧-ホムラ ケイ-(♂)
2年生▽
神崎 秀人 -カンザキ ヒデヒト-(♂)
3年生▽
五十嵐 弥生-イガラシ ヤヨイ-(♂)…くれちゃん宅真継君
須藤 成海-スドウ ナルミ-(♂)
庵舞 美琴-アンマ ミコト-(♂)
【アイドル】
*Drop’s*
太刀川 虎太郎-タチカワ コタロウ-
*Toxic In Liar*
猪狩 壱琉-イカリ イチル-
轍 千夜春-ワダチ チヨハル-
*Luce del mare*
潮満 鈴彦-シオマ スズヒコ-
【空想職業】
架神-カガミ-(♂)
ヴォルクン(♂)
【自宅CP】
高校生と親無し少女▽
嵐山 龍-アラシヤマ リュウ-(♂)
菜種 こころ-ナタネ ココロ-(♀)
ロボットと孤独少女▽
R-Z02-アゼル-(♂)
ルミナ(♀)
弱虫鬼とフランス人形▽
烈紅-レック-(♂)
モニカ(♀)
王子と盗賊▽
エセルバート(♂)
白夜丸(♂)
もやしキチガイとヤンキー君▽
椎名 聖-シイナ ヒジリ-(♂)
夏羽 亜流栖-ナツバ アルス-(♂)
【その他】
兎田-ウサギダ-(♂)…ポ〇デ宅ウィートさん
ローレリーヌ=ベンムッサ(♀)
寺崎伊万里-テラザキ イマリ-(♀)…にしみー宅沖邑一竜さん
ここあ(♀)
くっきー(♂)
■二次創作■
↓ ↓ ↓
【ハンターズ】
環-タマキ-(♀)
浅葱-アサギ-(♂)
二階堂-ニカイドウ-(♀)
小鳥遊-タカナシ-(♂)
海老蔵-エビゾウ-(♂)
百目鬼-ドウメキ-(♀)
翠簾-スイレン-(♂)
霧雨-キリサメ-(♀)
尋-ヒロ-(♂)
紫門-シモン-(♂)
大蛇-オロチ-(♀)
【Splatoonマイイカ】
モエギ(♀)
リョウタ(♂)
タケル(♂)
ツツジ(♂)
コハク(♀)
アギト(♂)
【シャクレー地方】
カリブ(♂)
イヅル(♀)
ガテン(♂)
7年前のから3年前のまで引っ張り出してきました…!
みんなずっと公開してなくてごめんよ…
随時更新します!
最愛の
ちちち、となく鳥の鳴き声が朝がきたことを知らせた。
けど、暖かい布団に包まれているのが心地よくて、とりあえず上半身だけ起こす。
ふと窓の外を見ると、先ほど鳴いていた鳥だろうか。2羽、向かいの柵に止まって互いに仲良く囀りあっているのが見えた。
朝の日差しを浴びて、とても気持ちよさそう。
その微笑ましい光景に見とれていると、がちゃ、と部屋のドアが開いた音と同時に鳥は羽ばたいて飛び立っていってしまった。ドアに目をやるとそこに母の姿があった。
「ガル、もう起きていたのね」
母は微笑むと僕に近づいて優しく頭を撫でた。
温かい、陽だまりのような手。僕の大好きな手。
僕の母はいつでも僕を癒してくれる。
母が撫でてくれるだけで嫌なことは全て忘れてしまえた。
それに母はとても優しい。
僕が高熱が出て寝込んでいた時も、熱が下がるまでつきっきりで看病してくれていたし、僕が新しい技を覚えたいと言った時もずっと練習につきあってくれていた。
そんな優しい母が愛しくてたまらなかった。
「今から朝ご飯作るからね」
「母さん」
朝ごはんを作ろうと部屋から出ようとした母をとっさに引き止めると、母は美しい黒髪をなびかせながら振り向いた。
「鳥が、いたんだ。2羽、仲良さそうな鳥」
ほんの些細なことだけど、母と会話がしたかった。
母は「そう」と微笑みながら頷いた。
そしてまた僕に近づいて今度は僕の視線に合わせてしゃがみ、僕の手を優しく包んだ。
「でも外には絶対に出ちゃだめだからね」
一瞬にして母の顔が獲物を捕らえる獣のようになり、身の毛が逆立った。
そこには先ほどの優しく穏やかな母の面影はなく、重々しい目で見つめられ、言葉が出なかった。
布団をかけているはずなのにとても空気が冷たくなった気がした。
この話をしたかった訳ではないのに。
ただ、母と他愛もない会話がしたかっただけなのに。
「じゃあ作ってくるから、できるまで待っててね」
そう言った母の顔はいつもの優しい母の顔へと戻っていた。
母が部屋から出るのを確認すると、朝ご飯ができるまで布団の中であったまっておこうと思い、布団を頭までかぶった。
でもそれは母を怒らせた罪悪感となって僕に押し寄せてきた。
「外は危険だから、絶対出ちゃだめよ。」
初めてそう言われたのはつい最近のこと。
小さい頃は無垢で何も知らなかったし、父と母と共に暮らしてることが何より幸せだったから、外に出ようとも思わなかった。
でも物心つくと、外の世界がどんなものかが気になり始めた。
父が外に出るとき「いってきます」を言う。
今までは「いってらっしゃい」って言う側だったから、「いってきます」も言ってみたかったし、この前絵本で見た金銀財宝が眠ってる洞窟っていうのも外に出て探してみたかった。
しかし、それを母に伝えると母の顔は一変し、慌てた様子でよろめきながらも僕の肩にすがりつきながら、母とは思えない野太い声で「何を考えてるの」と言った。
震える母の手が肩から伝わり、その震えた指は爪の先から肩の肉に食い込んでとても痛かったのを覚えている。
そんな母を目の当たりにして僕の外に出たいという好奇心は母を悲しませたくないという思いに上書きされて、ずっと抱いてきた思いは一瞬にしてかき消された。
だから今も外に出たいとも思わないし、「いってきます」も別に言いたくもなくなった。
だってそれ以上に母が愛しいから。
母を悲しませたくないから。
それをずっと身にしめてきたのに、何気ない言葉が、僕の愚かな選択がまた母に辛い顔をさせてしまった。と思うと心が締め付けられるようだった。
「ガル、朝ご飯できたわよ」
ドアが開く音に気づかなくて、突然の母の声に我に返った。
急いで布団から出て母の顔を見ると、優しく微笑むと母の姿があり安堵した。
もう外に出ようとは思わない。迷惑も一切かけないと誓った。
僕は母を愛しているのだから。
ガルさんの幼少期のお話。まだまだ続きそうです\(^^)/
この時点でかなりボキャ貧だけど、最後まで頑張ります;;;;
バカがうつる
俺達は産まれた時からずっと一緒だった。
俺達は馬が会っていて、三人共何をするにも一緒だった。
三人で一つのようなものだったというのに。
「今日の晩御飯はスパゲッティにするかな。」
「えー!?魚がいいよ!」
「肉だろ、肉。」
見事にそれぞれ正反対のメニュー。
あの頃の俺達なら全員一致していたのかと思うと頭が地味に痛くなる。
「魚も肉もないから無ー理!それに、どっちかにしたってお前らケンカするだけだろ」
「しないよ~!俺達だって子供じゃないんだからー!」
「おやおや?ヤスヒサ君。こないだ俺が俺のドーナツ勝手に食べたからって殴りかかってきた奴はどこのどいつだぁ?」
ヨシは嫌みったらしく袖を乱暴にまくりあげ、腕にできたアザを見せびらかした。
「そ、それは...」
ヤスがヨシに殴りかかったときのものだろう。
一見クールにやり過ごそうとしているヤスだが、心の乱れが顔に滲みでている。
あの頃の俺達と今の俺達。
どっちが子供なんだか...
はぁ、と溜め息が漏れる。
「だいたいお前、肉食わねーからそんなもやしみてーな体つきなんじゃねーか。そりゃ、女も逃げ」
「あーー!!もうっ!今その話関係ないでしょっ!!」
荒々しく席を立ち上がり、顔を赤らめ頭から湯気が出ているように見えた。
耳まで赤くなっていた。
こうなるとめんどくさい。
いつもの二人のケンカが始まる。
この俺にも止められない。
「キャンキャンキャンキャンうっせーな。反抗期の小型犬かてめーは」
「五月蝿いうるさーいっ!こっちからも言わせてもらうけど、ヨシだって近所の男の子と女の子とばっか遊んでさっ!ロリショタコンって言われても言い訳できないからね!」
ヤスは頬を膨らませて腕組みし、しゃべりながらづかづかとソファーに腰かけているヨシへと近づき、ほぼ真上からヨシを睨んだ。
それに負けじとヨシは立ち上がって至近距離で睨みかえす。
ヨシ自信の威圧で彼が身に付けているマフラーが不気味に揺らいだ。
「聞き捨てならねーな、え?」
ちょっとヤバくないか?この状況...
こんなちょっとしたことでこんなに激怒する二人では無いのに ...ストレスまってんのか...?二人とも...
なんだか逆に心配になる。ここはダメもとでも止めに入った方がいい気がする。
「おい!お前ら!下らないことで意地を張るな!」
そう言いながら二人の間に割って入り、二人を引き剥がす。
なんだか小さな声で「せーの」と聞こえたかと思った瞬間、部屋中にパァン!と凄まじい爆音が響いた。
「っ............は?」
瞬時に閉じた目を開けるとケンカをしていた二人の手にはあのパーティーなので使うクラッカーが握られていた。
「なっ......なんだ...??」
状況が全く把握出来ない。
「「ハッピーバースデーモトハルー!」」
...そういえば今日は俺の誕生...いや、今はこの状況を整理させてくれ!
「あーあ、疲れたー!ちゃんと演技出来てたかな?俺、顔ひきつってなかった?」
「大丈夫。いつもひきつってる。」
「もぉー!ヨシー!ま、練習した甲斐があったなぁー!」
演技?練習?こいつらまさか...
「俺らモトのためにサプライズ考えてたんだよー♪」
「発案者は俺な。」
しらっとした顔で手を挙げる。
「サプライズだって!?いつから!」
「最初っから~♪」
ヤスは気分が良いのかへらへらしている。
それが余計に腹立った。
「お前ら...もっと普通に祝えないのか...」
羞恥心と騙されたという苛立ちで握っている手が震える。
祝ってくれた喜びなどなかった。
「だって普通に祝っても面白くないだろ。」
そしてヨシはこの無表情である。
それがますます俺を苛立たせる。
「結局お前らが楽しめればそれでいいんじゃねーか!!!ったく!バカがうつるっ!!」
照れんなよ〜!と、追いかけてくる2人。
苛立ちと嬉しさと恥ずかしさがごちゃごちゃになっていて、顔も合わせたくなかったから寝室に駆け込むと鍵を閉めてやった。
勢いよくベッドに倒れ込んで布団にくるまり。色々考えると更に頭が痛くなった。
あいつら...覚えとけよっ...!!
そう思う俺だったが、心の底にまだ俺達は仲睦まじい三匹だという喜びもあった。
……ちゃんとお礼、言わなきゃな。
布団の中でため息をひとつついて、今夜の晩御飯を考えた。
今日は肉も魚も使った料理も作ろうかな。
イッシュ御三家、モトハル誕生日小説。
だからといってこの投稿日がモトハルの誕生日というわけでもないんですけどねーーー!!!!!((
最後の文ちゃんとした料理名がいいなって思ってたんですが、
「昔3人みんな好きだった料理にすればいいのでは!?」
と、料理考えていたんですが後付け感半端じゃなかったんで辞めました
文才欲しい