太陽の箴言

太陽神アポロンの神殿、デルポイに掲げられた箴言

 

『汝、自身を知れ』

 

占星術のメガネで解釈すると…(太陽という天体の象意に照らし合わせると)、自己認識とか、自分らしさを自覚しようみたいな意味にとれるけど。

 

これと一緒に掲げられた他の箴言

『何事も度を越すことなかれ』

『約束はいずれ破滅する』

を併せて鑑みるに、

 

『神の前でニンゲンの分際をわきまえろよ』って忠告なんだよね。

おまいらが未来を見通せるわけじゃないんだから調子のんなよ、と。(笑)

 

ソクラテスはこの箴言を『自らの無知を自覚せよ』という意味合いでモットーにした。

そこから自分を見つめる、倫理的に自分を高める標語みたいに用いられるようになった。

 

もともとの意味(己の分をわきまえろ)を太陽の象意と結びつけると、なかなかに皮肉がきいてるよねぇ。

 

でもオレはいかにすごいか、じゃなくて、オレの限界はどこにあるのか、って視点で『自我(自己認識、ワタシらしさ)』を見つめろって忠告は、なかなか鋭いと思うのよね。

虫をつかまえて逃がす拳じゃ


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かわいさとシュールさに爆笑。

老荘思想にまで深読みできてしまう、虫をつかまえて逃がす拳(笑)

 

のどごしのいい人生をチュルチュルと生きればよいのじゃ。

 

本日のキーワード『信頼する』

今度BOOK CAFEそらふねで紹介したいと思ってる一冊。

Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)』にも繋がってきて、本気度があがりまくりティアヌス*1

 

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↑そういえばこの本も、プレゼント交換でいただいた本だった。。。

 

『集団の思い込みを打ち砕く技術』を読みながら、信頼というキーワードが脳内エコー。

まずはこちらから信頼しないといけない。

信じるものが、そのまま目に映るわけだから。

これは『HUMANKIND』が指摘していたことでもある。

 

なんで人は、自分から信じる、ことに抵抗を感じるんだろう?

 

自分から与える、を「損する」ように感じてしまうから?

信頼(期待)を裏切られるときの痛みを避けたいから?

 

失敗、痛みを避けるのは本能だから、それに抗う行動は意識的にならないとできない。

 

本当に大きなリスクかどうか、もし失敗してもどうにか対処できるのかどうか、そこまで考えてみれば挑戦できるかもしれない。

 

スモールステップでいい。

信頼は小さな波紋みたいに広がるから、その小さな小さな勇気が、社会を変えることになる。

 

あぁそうだ、これはあれにもつながるね。

全託の祈り。フォトンワークの効果!

言い聞かせでもなく軽視でもなく「きっと大丈夫」のまなざし。

これを向けられるとフォトン(光の素)が集まる。エネルギーが高まる。存在が、光る。

 

この物理現象の効果は、無差別対象でもあるのだろうか??

例えば、顔も名前もいるのかどうかもわからない、「このブログ記事を今読んでいる人」とか。

 

 

その人(今読んでる貴方)は、きっと大丈夫。何が大丈夫なのかって、まぁなにかしらあるでしょう。

気にかかることとか、頑張ってることとか、逆にやる気迷子だったり退屈してたりってこともあるでしょう。

 

そうだとしても、そうだからこそ、

今この瞬間、そしてこれまで経験してきた過去、これから出会う未来、その全てがあなたの一部であることに、大きな感動と、称賛を送りたい。

そんなあなたを取り巻くこの世界に、この世界を動かす宇宙に、もろもろの網の目の先に連なる全ての存在に、感謝と、敬意を示したい。

 

 

 

理論的には…

この現象は時間と空間の制限は受けないわけでしょ。音波よりも、電波よりも、もっと広い影響力の「ナニナニ波」をイメージしてもらえば分かりやすいかな。

 

 

あらゆる呪術的な技法(癒しのメソッド、エネルギーワーク、気功的な術)と違って、「送る」ものじゃないから「受け取る」必要もない。

 

ただ通過することができる、なにもない場所をあけておく、って感じかなぁ。

何かを引っ付けることも、引き剥がすこともなく。

自分の呼吸で、自分の息ができる、いっとき通り過ぎる場所。

 

 

それが…

 

虫をつかまえて、逃がす拳じゃ。

*1:学生時代、語尾に〜ティアヌスをつける子がいた。その子が誰か忘れたけど、この語感だけは頭から離れずに使ってしまう

元ネタ(?)はディオクレティアヌス。フルネームはガイウス・アウレリウス・ウァレリウス・ディオクレティアヌス。選択科目で世界史が選ばれない理由に、横文字の名前が覚えきらん、って意見がある。もっともだ。

フィルターにすぎない

本質的な、本当に核心をついてド真ん中に突き刺さっている「問題」ってのは、直視できないもんのようだ。

まずどこにその中心軸があるのか本人はわからない。磁石の同じ極を近づけたときみたいに、近づけば近づくほど、強い力でふいっとそれてしまう。

 

他の人の客観的な視点でもし万が一アタリの位置が「わかった」としても、すぐに直視はできない。眩しすぎる光を見ようとすると目を瞑ってしまうみたいに、強すぎる刺激にはオートマチックにシャッターガラガラ、フィルターがかかる。

 

だから直視することなく、なんとなく中心がありそうな方向の周辺を、外側からぐるぐると、一枚ずつ「玉ねぎの皮を向くように」近づいていくことになる。

 

そうやってぐるぐる遠回りのような迂回路を進むうちに、目が慣れてくるように、向き合う準備ができてくるのかもしれない。

 

迂回路は、芯の問題から同心円状に広がったカタチ。

相似形の問いで現れる。

 

「波紋」 長命寺 - 滋賀

 

波紋の道。

雫ドロップが落ちるその場所そのものとは違う場だけど、そこからズームアウトしてズームアウトしてもっとズームアウトして、「どうにか見られる」レベルまで薄めたカタチ。

 

より表面に近く、身近で、手に取って把握できるレベルの問題。

それは些細な(あるいは深刻な)悩みかもしれない。

 

人は、生きていくうえで難しい現実をどうやって受け入れていくかということに直面した時に、それをありのままの形では到底受け入れがたいので、自分の心の形に合うように、その人なりの現実を物語化して記憶にしていくという作業を、必ずやっていると思うんです。

 

 

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なんでそんな現実とは全く別の世界の「物語」を「自分ごととして」真剣に語りたがる(聞いてほしがる)人がいるんだろう?

と不思議だったんだけど、あぁなるほど!って思ったんだよね。

 

そうかそうか、それは「物語」というフィルターを通して、直視することが難しい自分の芯に向かおうとしてるってことか。

 

 

ちょっと気をつけないといけないのは、物語に絡め取られて、結局芯を避ける方向に利用してしまうことが往々にしてありそうだ、ってこと。

傷を美化する、みたいなね。

 

できるだけ実際問題や生身の現実からは遠く・・・

直接傷つけられることのない仮想の世界に登場する、自分という主人公。その主人公を慰めたり、奮い立たせたり、受け入れたりすることで、安全な場所から自分を慰める。癒やそうとする。

 

なるほどなー、うまくできてるなぁ。

 

 

遠い遠い過去の、もはや本人の記憶かどうかもさだかじゃない思い出の仮想世界。

それでもまだ距離を離して対処する必要があるなら、もっと遡って、生まれる前に生きていた世界。今自分の生きる世界とは時間も空間も隔てた誰かの(それを自分として見立てた)人生。

さらにさらにそれでも向き合うのが辛いのなら、もっと距離を広げれば良い。

もはや地球的な観念を超えた、マジカルでミスティカルな世界の主人公として。わかりやすく登場する敵や悪の存在に、代弁してもらえばいい。

 

 

私は「物語愛好家」であるけども、やっぱり「現実主義者」なんだと実感した今日このごろ。

物語は愉しめば良い。心ゆくまで味わえば良い。

でも生きるのは、現実だから。

 

無理に結びつける必要はないし、そこに因果を見つけ出そうと必死にならなくてもいい。

 

この問題(辛さ、悩み)が「なにかに起因するはずだ」と信じ込むことをやめれられるといいね。原因探しは宇宙創世神話にまで遡っちゃうよ(笑)

 

 

「これが原因なんだとわかってホッとする」ってのは、あるのかもしれない。

でもそれは原因がわかったからじゃなくて、原因探しが終わるから。そもそも(問題解決の手段を探すため以外の)原因探しが、苦しみのもとなんだもの。

 

今は昔、で始まる物語。

ちょきん、すとん、ぱちん(地方によって締めくくりの合言葉は様々)で閉じられる物語。

 

物語は、閉じないといけないよ。

私たちはその物語を「読んでいる」側なんだから。

 

その私を主人公に読んでいるもうひとつ上の層の私がいるとかいないとかってハナシは抜きにして。いや、いたとしても彼女が読み終えるまでは、この物語を生きるしかないんだから。

 

本を閉じて、物語の続きを生きよう。

この物語が閉じられるまでは。

 

「みんな同じです。自分たちは魔王の見ている夢なんじゃないか、明日には消え去ってしまうんじゃないかって、みんな不安に思ってる。だからといって、どうしろっていうの?この群島が魔術によって生みだされた夢ならば、夢が終わるまでとりあえず生きているしかないでしょう?」

 

「もし私たちが熱帯の中にいるのだとしたら」
白石さんは呟いだ。「このあと何が起こるの?」
「それは私にもわかりませんな。人生とはそういうものですよ」
「でも『熱帯』は物語でしょう」
「違いますよ、お嬢さん」
中津川氏は優しい声で言った。
「まだ終わっていない物語を人生と呼んでいるだけなのだ」

 

 

 

 

わたしは物語を愛しているし、

物語を読む『いのち』の側も愛している!

 

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LIFE イズ 人生☆(笑)


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生命維持システムとしてのサインと生命の働きである天体、それからテクノロジーについて

人工宇宙の探査プロジェクト、チームメンバーの方に紹介してもらった本!

 

週末限定おひとりさまタイムに、カフェで読書ノート(アナログ)にせっせとφ(..)メモメモしております。

 

からだに向き合うこと、こころに向き合うことを、いろんなアプローチで「手あて」する人たちとの出会いを通して、つるやももこさんが経験したこと、感じたこと。

ハーブやアロマから、フラワーエッセンス。整体やアーユルヴェーダから、ホニャララ(カタカナの長い横文字覚えきらん)ワーク。

俗に言う『民間療法』の体験談にとどまらず、自分や大切な人の不調や病と向き合う葛藤や、施術者の方たちの視点も。

 

民間療法、ナチュラル思考の女性ウケする本にありがちな、ふわふわしたファンタジックな癒やし系マジカルワークだったり、ゴリゴリストイックな◯◯メソッドのニオイは全くなく・・・

客観的に、心地いいあんばいを「自分の経験」として語ってくれる、芯のある軽さがステキ。

 

こうすればこうなる!とか、これの原因はアレなんだからXXしなきゃダメ!とか、技術や薬品を敵視したり「わかってない人は、かわいそうよね」っていう謎の上から目線とか、この領域にはあるあるの空気が私は苦手なもんでね。

この手の本、こころや健康にまつわる体験談、自己啓発系のワタシ語りの本は基本、手を伸ばさないのですが。

 

つるやももこさんのこのエッセイは、おすすめされてすぐ購入して読んだのだ!不思議。そしてやっぱり、↑のような類ではなく、緑の香りを感じる手触りの(電子書籍だけど)読み心地の良い本でありました!

 

 

さてさて本の中でいろんな施術家さんたちのコトバをひいている部分があって、その中でどなただったかが言っていたこと。

 

「健康」を「調和」と言い換えるなら、日々乱れるこころとからだを整え、調和を取り戻そうとするプロセスこそが、『いのち』が生きているプロセスそのものだ、ってハナシ。

 

 

生物学(物理学)的にも「生きている」というプロセスは、調和を取り戻そうと動き続けること、だよな〜と思って。

エントロピーに逆らって在り続けようと動くのが、いのち。

 

いのちは在り続けようとする存在、といえば先日紹介した『SELFISHNESS』でアイン・ランドが倫理の大前提に掲げた価値ですな。

 

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この宇宙(生きている私たちが観測するこの世のすべて)を支配する物理法則、熱力学第二法則!自然はエントロピー(無秩序)増大に向かう。

 

熱は冷め、色水は溶け、部屋はぐちゃぐちゃに。

宇宙のありとあらゆるものは、だんだんバラバラになって、曖昧になって、そして溶け合って一体になる。周りの環境、自然に同化していく。

 

 

生きているってことは、まとまっているってこと。

有機物がまとまって、細胞になって、その細胞がまとまって臓器になって、それぞれの役割を、それぞれがルールに則って果たす秩序の世界。COSMOS!

(あ、宇宙を秩序と見なす気持ちに今なんとなく触れた気がする・・・)

 

この秩序が乱されていく過程が、不調や病、老いて衰弱し、死んで腐敗して、地球に還っていく。

私の身体の一部は、はるか昔に生きていた誰かや生物の元体の一部だっただろうし、私を構成する原子もまた、未来の誰かの一部になったり、太陽の寿命が尽きたあとは星間ガスとなって宇宙を漂う。

 

↑そんなスケールのハナシを小学生の語彙で描くすごい本

 

ほいでエントロピーさ。

生きているってことは、秩序を持っているってこと。

生き続ける、いのちを維持するってことは、この秩序を保つってこと。

 

 

www.chem.s.u-tokyo.ac.jp

↑わかりやすい説明!

 

宇宙の法則(抗うことのできない流れ)に逆らうのが、生命・・・

そう思うと感慨深いね。

 

 

シュレディンガーは「バラバラになろうとする自分をつなぎとめるために、外から秩序を吸収して、自分の中に起こる無秩序を食い止める。そしてそのできるだけ秩序が保たれた状態をキープしようとするってのが、生命の本質だ」と言った。

 

外にある秩序、自分以外の生命ですな。

お魚とかお肉とか植物とか、他の秩序(いのち)を食べて、自分のいのちが崩壊するのを食い止める。

 

ここで占星術ネタをぶちこむ。

このいのちの秩序をキープしようとするシステムが、固定宮3サインだ。

そして外界の秩序を取り込むために、自分の内部の無秩序を相殺するために動き続けるのが活動宮3サイン。

 

じゃあ柔軟宮の3サインは?というと、これはゆらぎ

変わり続ける世界の中で、いのちを維持するためにはゆらゆらとした不安定さが必要になる。耐震構造は揺れることで破壊を免れるシステムをとるように。

 


固定、活動、柔軟の3つのシステムを持つサインは、システムの側。構造。

これだけじゃ不十分だね、生きるには。中身がなくちゃ。

それを用いた機能の部分、働きを示すのが天体。

サインがストラテジー(戦略)なら、天体はタクティクス(戦術)。

 


働きの中心になるのが太陽。意志のちからだ。

システムだけそこにある状態、ただ生きながらえる構造を漂うんじゃなく、意志をもって進みたい方向を見る。そこから先は自分で生命のボートをこがないといけない。

 

 

エントロピーと意志のハナシ↓

medium.com

 

そうそう、↑のリンク先記事でテクノロジーについて「それはこれまでにない選択肢を手に入れること」とあって、なるほどなと思った。

 

選択肢を手に入れるということは、選ばねばならなくなるってこと。

人間には自由意思(選ぶことで生き延びる生存戦略)があるからね。

この生存戦略、BOOK CAFEそらふねでまとめた内容。

BOOK CAFEそらふね『SELFISHNESS』これぞジコチューの真の姿ーなにが善でなにが悪か?生きるための「価値」を問う|珠楽(tamarack)とと子

 

これまでにないモノに対して、動物的本能は「リスク回避」を優先することを心に留めておきたい。わからないものには、嫌悪感を抱くのが自然ってこと。

 

新しい技術ってのは、批判・非難・妄言の対象になるもさ。

さらに他人がどう言うかを気にするスパイラルに巻き込まれたら・・・理性的な(人間として発揮すべき能力)判断は難しくなる。

 

↓そこんところ、今から読むこの本でもっと解像度をあげてBOOK CAFEそらふねでお届けしたい♡

 

プロメテウスの火、新しい技術。

それを戦争をもたらしたといって忌避するか。

火が照らして初めて見えた明るさの中に浮かび上がる景色を、ひとたび見てしまった私たちは、それを捨てることができない。でも、選択肢として持つことはできる。つまり、「選ばないことも選べる」。

 

だから、「選択肢を持てる」ってことは受け入れればいいと思うんだよね。

新しい技術もね。

 

人間、その先に「より善い方向」を選ぶことができるって信じているなら。信じることができないなら、選択肢を奪うことでもあるから、結果的に「人間らしく善く生きる」には進めないと思うんだよね。

 

「強制される!!!」と怒る(怯える)人は、本当に強制されているのか考えたほうがいい。たいがいね、強制されることを選んでいるのは自分自身だから。

 

「私はこうおもってるけど、みんなはこう思っている。だからこう行動する」

おもしろいくらいに、この「みんなはこう思ってる」の予測は当たっていない。おそろしいのは、この連鎖が本当に「こう思っている」であろう前提の現実をつくってしまうってこと。

集団幻想は、根強いよぉぉ

 

かつてこの海域は満月の魔女が支配していた

 

物語の登場人物は、ひとつの世界の中に「創り出された」ことを自覚する者たち。

 

現れるのも、消えるのも、創り手である「魔王」の気分次第なのだから、と恐れ諦める者たち。

ある者は創り手の「創造の力」を盗み出して、自分が創り手になってやろうと企む。

またある者は、思うままになるもんかと反逆する。

またある者は、創られた贋物の世界を、本物に創り変えようとする。

 

 

物語の中に生み出された人々が、生き延びたいと願うなら…

それはプロット、ストーリー上で生き延びるという意味を超えて、「存在すること」を願うなら…

 

 

物語は生き延びるために、語り手を求める。

 

 

好きすぎて、🇸🇬の書店でも(原価の2倍…!)買っちまったモリミンの『熱帯』。2周目、読了。

 

語られることでいのちが吹き込まれる、生き延びることができるという「創造」の側面を描く『熱帯』に対して、『雲上雲下』は消えゆく小さき者たちにスポットライトをあてた物語だったなぁ、と思い出す。

 

神話や伝説を語る者がいなくなれば、彼らの世界は、彼らの存在は消滅する。

 

消えかかる世界をつなぐ、物語。

物語は存在の命綱。

 

 

 

starship.hateblo.jp

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ジョン・コナリーの『失われたものたちの本』も、(全く別の世界観ではあるけど)このまなざしに重なるなぁ!

 

 

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物語の物語で王道ファンタジーといえば、エンデの『果てしない物語』!!

映画は、物語の中に登場する物語、の部分。マトリョーシカみたいな入れ子構造に目が回る…たまらん。

 

 

 

それってさ、特定の物語、書物でも口承文芸や創作物だけじゃなく、わたしたちのリアルライフもそうなのよ。

ある意味このライフだって、宇宙の(この世を形作る大枠の構造)創造物であるわけだし。

クリスチャン的なイメージを持ってこなくても、別にファンタジーでもなんでもない事実、現実でしょう。

 

 

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昨日は『熱帯』をよみながら、改めて「創造の魔術」に思い馳せておりましたところ・・・

LINEのメッセージで、すごいのん紹介してもらいまして!

 

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「そうぞう」のくだりが、どんぴしゃに☄

Stay Foolish、The Foolはなにもない、始まり。

 

そこは見渡す限り何もない空漠たる世界だった。しかしよく考えてみたまえ。

何もないということは何でもあるということなのだ。

魔術はそこから始まる

ー『熱帯』森見登美彦

 

0番The Foolから始まるタロットの1番は、The MAGICIAN魔術師。テーブルの上に並べられた世界の素材、4大元素。魔術はそこから始まる。世界はここから創造される。

 

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宇宙船地球号・・・SOS(Save Our Ships)、汝語ることで自らを救え。

 

目の前に現れるすべてのことが伏線。

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こんなにうまいこと、すべてが繋がるもんなのか?

もしかしたら、単に「自分が勝手にそこに意味を見出している」「結びつけている」だけなのかもしれない。

 

そうだとしても、そうだからこそ、人生は「意味」(オモシロミ)がある。

 

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ここは創造の孵化場!!

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そして壮大な実験。

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自分が創りだしたのか、それとも自分が創りだされたのか。

おそらくどちらも正しいのであろう。

我々はたがいを生みだしあったのである。

ー『熱帯』

 

世界は、このコトバに集約されるな。

 

BOOK CAFEそらふね『SELFISHNESS』これぞジコチューの真の姿ーなにが善でなにが悪か?生きるための「価値」を問う

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BOOK CAFEそらふねに新しい本を追加だぁぁ✨

 

最近ちょくちょくメモしてたあの本。

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『人はなぜ物を欲しがるのか』の次に読もうと思ってた本は、これから読むことにする!

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応援の隕石、ありがたく受け取っております!!

メテオシャワーで還すぞ〜〜ッ☄✨

 

 

 

たくさんのアルカディオ、誰が誰だか誰も誰もが百年の孤独

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マルケスの『百年の孤独』の実写化だと…?!

あの円環状に重なる不気味に不思議な時間感覚を、数世代続く物語の、どこを切り取るんだろう…!

 

PVにある川の景色、『ミラベルと魔法だらけの家(Encanto)』でも象徴的なシーンで出てくるあれかなぁ!

 

百年の孤独のオマージュ、ディズニー映画のEncantoは全く物語としては別物だけど、どっちも好き!

 

 

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