相手を理解する
過去問の事例問題で答えとされるものと自分の考え方とが一致せず納得できないということもあるかと思います。そんな時には国家試験で正しいとされる考えを理解しようとすることをオススメします。簡単に言えば、国家資格は制度から求められる考え方の分かる人に資格を与えるという仕組みだからです。試験であれば出題者の意図を掴むということです。
出題者の意図を理解することについての説明は次のサイトへ
テストは出題者とのコミュニケーション。 | 藤が丘の個別指導塾│あかつき指導会
ちなみに 国家資格についての説明は次のサイトへ
「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」(第2回)配付資料 [資料5]−文部科学省
臨床心理士試験も同様で、あくまでも認定協会の求める考え方が分かるかが正答につながっているわけです。
自分の臨床への考えを問われているわけではありません。頭の切り替えが必要です。
ホームへ
消去法
公認心理師試験には迷う選択肢が多かったので消去法が役立ちました。
消去法についての説明は次のサイトへ
現代文の選択肢問題の基本的な解き方|プロ家庭教師【リーダーズブレイン】
選択式問題には「最も適当なものを選べ」という問いがよくあります。この問いが求めるものは、最もマシな答えを選べというものです。正しいものを選ぼうとすると、どれも今一つで、迷ってしまいます。出題者も始めからそのように作っているでしょうね。
消去法は「誤っているものを選べ」という問いに対しても役立ちました。
ホームへ
はじめに
受験する者としては、合格できるだろうかと結果をつい考えてしまうものです。
ただ結果を考えているうちに、落ちたらどうしようと不安になり勉強が手につかないなんてことにもなれば本末転倒です。しかし結果は自分ではどうすることもできないので、いくら考えても解決されることはありません。
自分で努力できることはプロセスです。プロセスによって結果に近づくことができます。
プロセスについては、まずは点数につながると思う目標を一つ立てて行動に移すことをおすすめします。試験のブループリントを見てどれから手をつけるか決めたり、誰かの言っていることを試しに真似てみます(無難なのは予備校の先生の助言に従ってみることです)。最初は大雑把な目標でok 。実際に動いて見直ししたり新たに目標を立てれば良いからです。
試験勉強の基本はインプットとアウトプットです。知識があまりないうちはインプットを先に行うと良いと思います。ざっと概略をつかんだら、科目ごとにすぐに問題を解いてみることをおすすめします。受け身ではなく、自分の頭を動かすことになるからです。これが試験で問題を解く練習になります。
同時に知識の定着を図ることができますし、何を覚えないといけないのかということも分かります。
間で模試を受験することが役立ちました。これが客観的な評価となって自分の勉強方法を見直すことができました。
ホームへ
参考書選び
選択式問題を解く過程は、簡単にいえば、問題文を読み、持っている知識を用いて理解し、選択肢を見比べて正答を判断し選ぶ、というものです。
もっと正確にいえばこちら→ 消去法
そのために必要な知識を頭に入れる「インプット」と、その知識を用いる「アウトプット」とが必要になります。
これらを練習するための参考書選びのポイントは、試験を常に意識することです。試験勉強の目的はあくまで試験で問題を解く力を身に着けることにあるからです。(ついこれを忘れて普段の臨床に役立つものを買いたくなったりします··)
参考書については次の方のブログが詳しいです
私のおすすめは次の通りです
1)基礎心理学は心理学検定の一問一答とキーワード集、公認心理師必携テキスト(学研)
一問一答はインプット量が不足している最初の時期に使うと良いです。ただし暗記ではなく、理論を理解するところまで勉強しないと試験では太刀打ちできません。キーワード集も読み理解を深めます。余力があれば公式問題集にも取り組んでも良いと思います。
インプットの後には必ず問題を解くことをオススメします。アウトプットの仕方と、知識の問われ方とを学ぶことができるため、試験に役立つ形で知識の定着を図ることができます。
ただ心理学検定は公認心理師試験のために作られてはいません。そこで必携テキストを読むことで公認心理師試験に求められる知識の全体像を把握することができます。このテキストでインプットをして、検定問題や模試でアウトプットをしました。
2)法律は社会福祉士-精神保健福祉士国家試験過去問解説集と試験対策テキスト。
次のサイトではSW-PSW の養成校協会の受験対策の講義を視聴できます。
【ソ教連】社会福祉士/精神保健福祉士 受験対策web講座 特設サイト
テキストを読みながら講義を視聴したので理解が進みました。そしてインプットの後は必ず過去問を解き知識の定着を図りました。
3)精神医学は標準精神医学(医学書院)、精神保健福祉士国家試験過去問解説集、精神診療プラチナマニュアル(メディカルサイエンスインターナショナル)。プラチナマニュアル著者の松崎先生のyoutube は国試にも対応してオススメ。
標準精神医学を読みながら松崎先生の動画を視聴したので理解が進みました。その後は過去問を解いてアウトプットしました。
4)臨床心理
公認心理師過去問の解説等を利用し、出題者の意図をつかみます。
ほか、事例問題の考え方を理解するのに、精神保健福祉士の試験過去問が役に立ちました。動く前に情報収集をしっかり行うといったことです。
ホームへ
模試の活用法
試験勉強の基本はインプットとアウトプットです。
アウトプットには模試が有効でした。
時間配分、問題の読み間違え防止の工夫、消去法の利用といったテクニックが本番では必要です。模試は本番と同様に時間を計って解くことでこれらの課題が見えてきます。
そして模試の復習では次のことを行いました。
1)自分の勉強方法がどの程度得点に結びついているかの把握
これは、成績表を見れば把握できます。結びついていなければ勉強方法を見直します。
2)勉強の必要な領域の把握
これは、自分の間違った設問の得点率を見れば把握できます。他の受験者の多くが正答で自分が誤答という場合は特に勉強が必要な領域ということです。次に勉強すべき箇所が分かって便利でした。
模試の復習方法については、次の予備校の意見が参考になりました。
他、模試の復習では勉強が目的です。一方、模試を受けている時は点数の獲得が目的ですので、わからない問題があっても気にせず回答する姿勢が大切です。これが本番で役立ちます。
ホームへ
過去問解説サイト
試験勉強の基本はインプットとアウトプットです。
過去問の勉強は照準の合ったインプットをするために有効です。試験に求められている知識や考え方を知ることができるからです。
(私は第一回試験を受験したので、社会福祉士やpswの国家試験過去問を見て国家試験というものはどのようなものなのか学びました。)
次のサイトをみれば、公認心理師試験では用語の単なる暗記では太刀打ちできないこと、理論を理解する必要があることが分かるかと思います。
◆予備校「京都コムニタス」様のサイト(解説付)
【北海道受験生】応援サイト | 辰已法律研究所 | 公認心理師試験対策
◆次のサイトでは個人で日々解説を作成されているようです。
まるで「木を植えた男」のような作業です。
ホームへ
試験情報サイト
◆2018/10/15現在における、公式情報のサイト
[試験] 及び [合格後の手続(登録)] について
公認心理師[制度全般] 又は [現任者講習会] について
公式情報ではありませんが、現任者講習会の様子は次のサイトの掲示板で知ることができます。
フォーラム: 掲示板 | 公認心理師ドットコム | 公認心理師ドットコム
◆他、役立つ情報は次のサイト
予備校 京都コムニタス様塾長のコラムです
Twitter で「 公認心理師 since:2018-10-17 」と検索
毎日、年月日を更新して検索すれば、最新の情報をいち早く入手できます。ただし情報は精査してから取り入れる必要があります。
ホームへ