読書、【読書入門−人間の器を大きくする名著  2007 新潮文庫】

今日、昼間からふらふらして、図書館に立ち寄った時に、目に留まった一冊です。

 ところで、読書入門のタイトルで思い起こすのは夏休みと読書感想文ですね。

原稿用紙200字詰め二枚のハードルをクリアする為に図書館に行って、この手の本を丸移し→提出という、思い出がよぎってきました。小学生の頃の僕は、400字位の作品批評をみつけるのに必死で、全く読んでおりませんでした。笑

 

 本書を読んだ所感ですが。本好きの方を前提にした上で、現在、何かに立ち止まっている方、迷いが生じているかたに、気分が前向きになる一冊です。

 

 この本のはしがきには、「読書とは、自分とは全く異なる性質の人間を心の中に住まわせ、自分の器を大きくするもの」「読書で最も重要なのは、自分の心を耕す事であり、心を練り上げていく事にある」とかいてあります。

ちょっと嫌な事があってふらふらしてた僕にはちょうどいい内容でした。

 

ちなみに、紹介されていた著書は、美輪明宏からはじまり、自伝・エッセイ、ノンフィクション、心理・哲学、歴史、神話の世界、絵本・漫画、文学・小説などなど古今東西各種の本を、著者が厳選して選んだ形になっております。

この本の中では、藤原正彦「若き数学者のアメリカ」に興味を持ちました。彼は、1943年生まれですが、まだ生きているのでしょうか?

暇があったら図書館に借りに行こう。

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