松山城(愛媛県松山市)
松山城(まつやまじょう)は、愛媛県松山市に築かれた日本の城。別名金亀城(きんきじょう)、勝山城(かつやまじょう)。松山城と呼ばれる城は同じ現存12天守の一つである備中松山城(岡山県高梁市)など各地に存在する。本城も「伊予松山城」と呼び分けられることもあるが、松山市にあることもあり、単に「松山城」とした場合は一般的に本城を指す。
現在は、城跡の主要部分が公園として整備され、大天守(現存12天守の1つ)を含む21棟の現存建造物が国の重要文化財に、城郭遺構が国の史跡に指定されている。そのほか、連立式天守群の小天守以下5棟をはじめとする22棟(塀を含む)が木造で復元されているが二の丸御殿、三の丸御殿、櫓、門、土塀といったこれ以上の木造復元をする計画は予算の関係でない。
天守は江戸時代後期に再建されたもので、現存十二天守の中で最も新しい。
日本100名城81番
別名:金亀城、勝山城
城郭構造:連郭式平山城 天守構造 5重5階(1602年築・1642年改)連立式層塔型3重3階地下1階(1852年 再)
築城主:加藤嘉明
築城年:慶長7年(1602年)着手
主な改修者:松平勝善
主な城主:加藤氏、松平(久松)氏
遺構:天守、櫓、門、塀、井戸、石垣、土塁、堀
指定文化財:重要文化財(大天守、野原櫓・乾櫓・隠門続櫓など櫓6棟、戸無門・隠門・紫竹門・一ノ門など門7棟、筋鉄門東塀など塀7棟)国の史跡
再建造物:小天守、北隅櫓、十間廊下、南隅櫓、太鼓櫓、筒井門、太鼓門、乾門、艮門東続櫓、二の丸多聞櫓、奧門、四脚御門、南門、二の丸土塀、二の丸番所、米蔵、勝山亭、観垣亭、聚楽亭、腰掛
松山城訪問記
2021年7月23日
愛媛県・高知県・徳島県・香川県3泊4日の旅。日本100名城スタンプ、日本100名城お城カード、御城印にて訪問。松山城は現存天守。