WARPファンプレゼンツMEOW!!! Vol.05
MEOW!!! vol.5 -…Cock/Ver 10 /30 …Tricks!-
WARP、Rephlex、Aphex Twinファンはこのイベントに身を任せると良い。
Apehx Twin や Squarepusher が再来日を果たし、エレグラが復活し、WARPが20周年のアニバーサリーイヤーの2009年いかがお過ごしでしょうか。
なかなかマニアックなサブタイトルCock/Ver 10が織り交ぜられてる MEOW!!! はWARPを愛し、Aphex TwinやSquarepusherの再来日を祈願し、イギリス系テクノミュージシャンとWARP枠の確保を提供し続けたエレグラ復活を望んでいた恵まれない好き者同士らが集ってWARP、エレクトロニカ、ブレイクビーツを流し続けたニッチなイベントである。
以前のエントリJoseph Nothing出演 MEOW!!! Vol.05 中野heavysick ZERO 2009/10/30(金)でも伝えた通りJoseph NothingとJunichi Watanabeのゲストに加え、第2弾アーティスト発表があったので部分引用します。
2009_10/30(fri)
「MEOW!!! vol.5 -Cock/Ver 10 /30 …Tricks!-」
@中野HEAVYSICK ZERO
http://www.heavysick.co.jp/zero/index.html
【OPEN&START】22:00
【Door】¥2000/1d
【with flyer or costume discount】¥1500/1d
*costume discountはハロウィンやWARPな仮装でディスカウント料金になります(メイクのみは不可)
- Special Guest Live-
★Joseph Nothing(ROMZ)
http://www.romzrecord.com/
★Junichi Watanabe(AsianDynasty Records)
http://www.myspace.com/junichiwatanabe
http://www.asiandynasty.net/artists/65
- MEOW!!! DJ-
- em(MEOW!!!)
- katana(MEOW!!!/three Out disco)
- cozi the end of stream(scheme88)
- Oven Toast Jam(MEOW!!!)
- DJ Iserobin
- MEOW!!! Lounge DJ-
- ACID
- アオヌマシズマ(SEARCH-AND-DESTROY)
- DJ discaholixxx (Background Beat / Starfuckers Inc.)
…and more.
- VJ-
- ミチル
- SHAKA-TAN
- Party Photographer-
- naru
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2857507
http://www.myspace.com/meowtokyo
MEOW!!!DJ陣は、「原点回帰」を合い言葉に
テクノな視点から見たWARP、
エレクトロニカ、アブストラクトな視点のWARP、
いやいやそこはRephlexも忘れちゃダメでしょ!な視点のWARPと、
音楽、映像共にあらゆる角度からWARPの20年間を総ざらいするセットとなっております。
また、WARPがかつて「インテリジェントテクノ」と呼ばれていた時期を彷彿とさせるような、ゆったりまったりくつろげるラウンジDJも完備。
ここには「WARPな音」が全て詰まっています。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=46607013&comm_id=2857507
今回は原点回帰がコンセプト。
vol.2、vol.3と回を重ねるごとにWARP愛はブレイクビーツ中心に以降し、気付いたらブレコアまつりなイベントになってたけど、今回vol.5はvol.1のWARP中心の雰囲気を呼び戻すというコンセプトで行くらしいです。
Joseph Nothing出演 MEOW!!! Vol.05 中野heavysick ZERO 2009/10/30(金)
WARPファンプレゼンツなおれの好みのイベントMEOW!!! Vol.05 の情報が徐々に出てきたのでメモ。
WARPやAphex Twinを中心にアンビエント、エレクトロニカ、ブレイクビーツを身体または心の一部と錯覚する程に聴きまくってた人たちが曲を作ってて、そんなアーティストがMEOW!!!というイベントに自然と集った。「WARP周辺、Aphex Twin周辺を聴いて来た人たちがその経験を元にした楽曲を現在に投下する音楽祭」という位置付けがMEOW!!!を3回観てきたおれの感想である。(Vol.4は仕事の都合でいけなかったので3回ね)
だから、まあそのまんまWARPってわけじゃないんですよ。そこが面白いんですけど、そうじゃないお客さんも居たみたいで。
んで、噂では、そのまんまWARP聴きたい客も居るというニーズが主催者側に伝わったみたいで、それに応えるべくラウンジではWARP直球なプレイになるかも、っていう噂もあります。
2009/10/30(金)ハロウィン
中野heavysick ZERO http://www.heavysick.co.jp/zero/
東京都中野区中野5-41-8
Googleで見る
Special Guest
- Joseph Nothing(ROMZ)
- 人間ドラムとのセッションなど惜しみない実験を繰り返し進化し続けるJosephさんが初登場!!!
- Junichi Watanabe(AsianDynasty Records)
- インダストリアル全開にしてデカイ建物を見るとヨダレが出ちゃうJunさん、Vol.04ではラウンジでしたが、今回はメインへの登場となります。この人もネコ大好き!!!
- マイスペ http://www.myspace.com/junichiwatanabe
- BLOG http://blog.livedoor.jp/littlesqueeze/
- DJ Mix http://www.asiandynasty.net/dj-mixes/1773
坂本頼光出演、サザザさん5上演かも(2009/07/29)
坂本頼光さん出演情報です。ソースはmixiです。
ド平日の夕方から落語でも観ながらサザザさん出るか?
てか、今日ですね。当然おれは行けませんが。
第55回トンデモ落語の会
日時:7月29日(水)午後6時開場 6時半開演
出演:鯉朝 白鳥 談之助 ブラック
ゲスト:坂本頼光(サ○ザさんの新作上演か?)
会場:浅草木馬亭↓http://www4.big.or.jp/~ikkan/MAP/MOKUBATEI-MAP.html
料金:当日2500円予約2200円
予約は談之助まで↓
http://mixi.jp/view_event.pl?id=44708394&comm_id=1201642
dan@mri.biglobe.ne.jp
「ブラック」って快楽亭ブラック師匠のことかな?
サザザさんに関して頼光さんのblogでは特に情報無し、無いよね?
http://blogs.yahoo.co.jp/qfdsj940
サザザさん5(新作) 2009/07/04〜05「弁士・坂本頼光小劇場09」
サザザさん 新作 第5話投下
2009/07/04〜05にかけて「サザザさん 第5話」がぶちかまされるとの事です。
サザザさんのキーワードでヒットしてくる人が多いのに今まで全然貢献してなくてスミマセン。坂本頼光さんのblogでとっくに告知されてましたが、ここでも書いて拡散させときます。3000円ってのが若干ビックリするのですが、ハコが高いんだろうか。
- 場所:新宿ゴールデン街劇場花園三番街(花園神社裏手)
- 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F
- 席数:劇場ライフによると座席数:最大50席前後ということで、ロフトプラスワンの半分も無くて、シネマ下北沢ぐらいかな。ライズXが40席、シアターN渋谷の小さい方が75席、あんまり目安にならないか。...個人的にキャパって気になるんですよね。
- タイムスケジュール
- 7/4(土) 18:00〜
- 7/5(日) 14:00〜 / 18:00〜
- 料金:3000円(全席自由・缶ビール又はウーロン茶付き)
上映作品など
http://geocities.yahoo.co.jp/dr/view?member=golden_gai_gekijou
- 剣聖荒木又右衛門
- 監督:仁科熊彦、主演:羅門光三郎(1935年)
- 三公と蛸百万両珍騒動
- アニメーション 作・画:村田安治(1933年)
- サザザさん5
- 坂本頼光自主制作アニメ(2009年)
- ※覆面番組あり
- 予約・問合せ
- 新宿しの芸能社 TEL・FAX 03-3208-7919
関連エントリ
■[毒薬]坂本頼光「サザザさん」http://d.hatena.ne.jp/kukeiha/20080825/1219610344
坂本頼光の涙ぐましい作品作り
エヴァの新作よりも待ち遠しく感じるのは、初期の塚本晋也作品みたいに、坂本頼光がたったひとりで作っているからだ。作品が完成するのは半年に1本というペースであるらしい。確かこんな感じの家庭内制手工業 → 手書き→フォトショップ→プレミア→ファイナルカット。これだけでは完成しない。声は現場でリアルタイムで付けるから、何故なら彼は活弁士だから。登場人物すべてに声色を変えて演じるのはアフレコはアフレコかもしれないが、活弁の方法を彼独特のやり方で実践した他に例を見ないやり方だと思う。
例を見るかもしれないよ?でも、あんなにレベルの高いブラックユーモアで溢れかえる芸風はそうそう出会えるものではない。今現在、坂本頼光の活動が続けられている事にもちょっとした興奮を感じてしまう。
本人が居ないと成立しないという意味では坂本頼光は渡辺文樹と同じじゃないか。今頃気付いたよ。
まったく、坂本頼光は後世ティム・バートンに映画化された方が良いんじゃなかいかというほどマッドな作品作りに妄執な香りを感じてしまう。
自分用メモ
おれが見たサザザさん履歴、自分でも何話見たのか覚えてらんないので。
- 第1話 「弱蟲、マツオさん」
- 観た場所:誰かがYouTubeにUP、GJ。サザザさんを説明する時、映像に勝るものはありません。
- あなご?くんが化け物のやつ。
- 第02話 未見
- 第03話 「タイトル失念(あなご?くんのワイフやつ)」
- 第04話「シャブはどこだーよ」
twitterはじめてました
http://twitter.com/kukeiha
ここ一週間でようやく面白さと、使い方が分かって来た。つぶやき率もあがって来たよ
池田茂「かかと」【異常な小説でした】
すごい小説に出くわした。
池田茂という作家の「かかと」という作品である。
フランツ・カフカや安部公房のような不条理状況で物語が展開する、のだが、、
そうかと思いきや、驚くほどの省略多用が生み出すスピード感で考える事の無意味さをむき出しにしたままラストを迎える作風はノイズ音楽のライブのようである。
なので、カフカや安部公房で感じるほどの暗さや閉塞感は無い。
そして笑えるのである。ほんと笑える。
独特な特徴もプラスされる。
肉体の一部が単品で登場する異常な作品だ。本作「かかと」では人間の足の「かかと」だけが行動する描写が中心となる。
これは、おれの好きな作品である。狂ってて笑えるから。また、想像力の虚を付かれるのも好きだ。
肉体への探究心...(なのか?)
作品名を列挙すると気になるのは、作者は肉体への探求欲があるのではないか、ということ。
「かかと」
「オマンコ棒」
「ソファ脳」
視覚的にはどうか。
- かかと:外から見えるが、あんまり見れるものでもない
- オマンコ棒:なかなか見えない、というか見せただけで罪になったりする最終兵器 To Herself、しかも棒という付属品の存在が卑猥さと意外性のスパイスを加える、と同時にもう胎内。
- 脳:見る機会が皆無に等しい。まず外からは見えない。
この、見えないものが作品内で単品で晒されている様に、変態性を感じる。単にモツが好きなだけでは、あんな異常な小説は書けない。
おれが今「肉体への探求欲を感じる」とか言ったが、単なる直感なので精度に自信が無い、作者に騙されてる気がする。
でも読んでる時に塚本晋也の映画、特に「ヴィタール」「東京フィスト」に似たものを感じてしまったから「肉体への探究心」と書いた。
でも、きっと作者の意図とは違うんで「胎内回帰のていで」「肉体への探求欲の発露のていで」としておきたい。
だとすると、何だ?
単なるスカム的演出として、読者がなるべく不愉快な思いを簡単に得られるように、(やや)気持ちの悪いものを登場させているだけと捉えても良い感じがする。
しかし突然アダムス・ファミリーのハンドくんを思い出し「その露悪演出も違う」ということに気付く。
キモ可愛いという印象の方が大きい。作中意思を持って歩きまわる「かかと」はもう既にキャラだ。
なかなか、ゲンキンで、現代的な試みの元スカムな小説を書く人ですね。
まあ、何でも良い。作者が変態なのは解った。
考えるなんて無駄
最初に書いた「スピード感」を特に感させるのは、ラストのたたみ掛けである。
これは、キモ可愛い登場人物、ならぬ登場人体パーツに次ぐ作者の特徴であり得意技だ。
物語の登場人物は、不条理な舞台装置に対して、多少悩んだり、思案したりしてみせる。それに対する何らかの答えが出たりするのか?と、普通の読者は期待する。
しかし、次の展開ではもう既に他の場面に移った後で、さらに新たな出来事が大変な濃度で登場人物を襲い、物語は唐突に終わってしまう場合もある。序・破・急をこんなに正しくやってしまわれた作品に出会うと、人は「これはもう暴力なのか?」とすら思ってしまう。
(もしかしたら、何らかの決着や解決が披露されているかもしれない。おれはバカなので、そういう細かい事は解らない、としておこう)
この省略することのスピード感は考える事の無意味さを表現しているかのようだ。
しかも笑える。この「笑える」という部分に大きな価値を見出している。
こういう人を食ったような小説は好きである。
池田茂、もっと読みたいなー。
「かかと」の入手先について
ところで、この作品が何処に売ってるのかというと、「本」には掲載されていない。
とあるコンピレーションCDに掲載されているのだ。
それは「いでよエイフェックス・ツイン」な祈願系ドリルン・クラブイベント MEOW!!! のレギュラーアクターとしても知られる spastic cucumber (痙攣胡瓜) の所属レーベル merry works のコンピCD「Megabugs」に収録されている。いや、朗読じゃなくて、ちゃんとした紙に日本語で印刷されてますよ。
この「Megabugs」もまた凄い事になってるCDである、まず値段が1000円である(17アーティストにより17曲も入ってるのに1000円)。値段以外にも色々凄いのだが、それはまた別のハナシという事で。
merry works 「Megabugs」
アマゾンhttp://www.amazon.co.jp/Megabugs-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B0026J8HCQ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241276295&sr=8-1
試聴http://www.myspace.com/merryworks
他にもタワレコなどで売ってます。
マイスペでは6月3日リリースになってますが、タワーレコード秋葉原店、新宿店、渋谷店、池袋店、柏店、長野店だと5月3日に先行発売です。
おもて 「かかと」をさりげなく告知 |
うら 感が狂う1000円CD!!! |
お気付きでしょうか、黒い方が「おもて」らしいです。
ちなみに今回のNGワード
NGワードを晒す事で、関連性を示唆する志の低い試みw
- 中原昌也:展開に不関連性と意外性を持たせる事で、無意味を繋いで意味を紡ぐみたいな、何か
- ウィリアム・バロウズの事を説明している文章:文章を破壊する事で、言葉の意味を破壊してから、再構築する事で、既存の価値観からの解放を試みた。という感じの説明。これを、中原昌也がやっているみたいな、意味すら考えることもバカバカしくなるような中に感じるノイズ音楽的なものと絡めてみたかったり、ムリムリ