koroの不妊治療体験記

不妊治療の事、想いを忘れないように書き留めようと思いますφ(・ω・ )

ここ半年間の出来事

約6ヶ月ぶりの更新となります。

最後に更新した昨年10月に祖母が亡くなりました。もともと遠方で、年に1、2回しか会うことは出来ませんでしたが、とても優しい祖母でした。

そんな祖母が、天国から私たち夫婦に最高の贈り物をしてくれました。
お葬式の1週間後、6回目の移殖をしました。
その時の子が現在28週目となり、わたしのお腹の中で成長しています。
妊娠が分かった時には私たち夫婦も両親も、「おばあちゃんだ!おばあちゃんが新しい命をくれたんだ!」と本気で思いました。

過去に2回の流産を経験したこともあり、検診日が近づくにつれ恐怖に怯えましたし、いち早く妊娠に気づいてくれた職場の先輩に「楽しみだね」と言われても、「先の事は考えないようにしてるんで」と可愛げのない返答しかできませんでした。
意識的に自分の中で予防線を張っていました。

同時期に職場で3人妊娠しました。でも、うち1人は流産してしまい、もう1人はお腹の赤ちゃんの肺に水がたまると言うとても稀な状態になりました。(水がたまった赤ちゃんはそれでも頑張って成長を続け、6月に出産予定です)

そんなこともあり、赤ちゃんが元気に産まれるというのは本当に奇跡なのだと改めて思いました。

最近になり、ようやく未来の事が自然に頭に浮かんでくるようになりました。
子供を授かった事を伝えたい友人にも連絡出来るようになりました。
まだこの先どうなるか分からなくて不安である事は変わりないですが、同じぐらい楽しみな気持ちもあります。

年明けからのコロナ騒動で大変なことになっています。まさかここまでの事態になるとは思ってもみませんでした。
本当は5月中旬から産休予定でしたが、先週から休業していいと言われ引きこもりの日々を送っています。
なんか変な会社だなぁといつも思っていたけど、今回の配慮はとても有難いです。

通院中の方、妊娠中の方、皆様、誰もが気が気でない日々をお過ごしかと思います。
とりあえず今は健康だけには最大限注意して過ごしたいものですね。

最後までお読み頂きありがとうございます(*˙︶˙*)☆*°

切なくなった話

今日は甥っ子の保育園の運動会を見に行ってきました。
3歳になったばかりの甥っ子が可愛くて可愛くて仕方なく、時間さえ合えば会いに行っています。

なので、平日の今日も仕事を休み運動会を見学してきました(笑)


そんな可愛くて仕方のない甥っ子の運動会へ行ったのに何が切なかったかと言うと、当たり前ですが周りはみんな人の親。でもわたしは所詮ただの叔母。。だいたい同年代ぐらいなのに、保育園児よりもっと小さい子供を抱きながら来ている人のも多数、お腹が大きい人も多数、なぜみんなはそんなに順調なのか?

ふと冷静に周りを見渡していたら無性に切なくなりました。

数年後にはビデオカメラ片手に我が子の運動会に参加したい!

主人は、我が子は大器晩成型だからちょっと遅れているだけだと言います。この言葉結構気に入ってます。

現在子供を授かろうと頑張っている皆さんのお子さん方はきっと大器晩成型なのだと思います✧(*•ᴗ・-)و ̑̑

4回目の採卵

先日4度目の採卵をしました。

移植5回で、採卵3回。毎回10個以上採れてはいるのに受精率と凍結率が低いのです。

そんな中、4度目の採卵。
結果は…またも凍結できたのは1つ。

「1つしか」としか捉えられないわたしに、1つでも凍結できたならいいじゃない!と言う主人。
ありがとう。

今回の結果
11個採卵のうち2個変性卵。
9個中5個受精。
5個中1個凍結。

1つでも凍結できたからありがたい、と思いたいのはやまやまです。でもやっぱりがっかりは拭いきれません。

今回はサプリも増やして、薬も増やして、いつもより食生活も気をつけたんだけどなぁ。そんなすぐに効果は出ないと分かっていてもやっぱり期待はしてしまいます。


もし次回の移植で陽性判定がでなければ、転院を考えてみようかなぁと漠然と思ったり…

5回目胚移植と判定結果と主人への感謝③

少し時間が空きましたが前回の続きを。

半ば強引に不妊治療を始めたわたしに、どうせ高いお金を払うなら、、としぶしぶ付き合ってくれるようになった主人。

これが約2年8ヶ月ほど前の話です。

そして現在。主人は不妊治療の1番の理解者であり協力者となりました。

元気な精子を提供しようと頑張ってくれることも、もちろんありがたいです。
知識を付けるためネットで色々調べているところにも感心します。

ただ、わたしが1番感謝しているのは、わたしの気持ちをすべて受け止めてくれていることです。

リセットした時、流産しそうな時、流産した時、友達が妊娠した時、そんな、わたしが辛くて辛くてどうしようもない時に全力で支えてくれました。

どんな暴言も泣き言も鬱陶しがらず聞いてくれます。

無気力なわたしに踊りながら近づいてきた時には思わず笑いました。
笑った、笑ったと嬉しそうに言う主人を見てまた笑いました。

辛いことが繰り返される中、こうした主人の支えによりわたしはいつも少しずつ復活していくのです。

今現在、主人が子供を持ちたい!と思っているのかは分かりません。
ただ、私たち夫婦に子供が授かるよう同じ方向に向かって同じ気持ちで進んでいるのは事実です。

できれば不妊治療なんかしたくなかったけど、間違えなく夫婦の絆は強まりました。

どうしても辛い方ばかりに焦点を当ててしまうけど、主人がいることに感謝しながら前向きに進んでいこうと思います。

と言いながら全然喧嘩もしますけどね笑

5回目胚移植と判定結果と主人への感謝②

子供を持つ気がない主人と、当たり前に子供を持つ気のわたし。
その超重大問題をなあなあにしたまま結婚しました。

結婚してから半年ぐらい経った頃でした。
休みの日に朝目覚め、そのままベットでだらだらしてそういう雰囲気になったとき、わたしが何の気なしに「そろそろ子作りを始めよう」と言いました。

主人は本気で驚いた様子でした。何言ってんの!!?みたいな。

そこから長い1日が始まりました。

主人は、わたしが子供は持たないという考えに賛同したと思っていました。
わたしは、まさかそこまで頑なに考えているとは思っていませんでした。
今考えたら、ほんと自分は考えが甘いなぁと思います。主人は子供が欲しい人とは結婚できない、とまで言っていたのに。

自分たちの気持ちをお互い話し、わたしは時に泣きわめき(ほんと嫌な奴です、わたしは)、親に申し訳ないと親を引き合いに出しました。

ご飯も食べず同じような話を繰り返しながら、気づけば夜になっていました。

具体的に何を話し、なにが決め手となったのかすらもはや記憶が曖昧ですが、
子供を1人だけ持つ、と言うことで決着が着きました。

無理矢理わたしの意見を押し通した感じです。

これでようやくわたしも子供が持てると軽く考えていました。今考えたらとんでもないバカです。

あれれ?全然できないぞ?どうゆうこと?


そしてまたわたしは主人に言いました。
「病院でも行ってみようかな」と。

主人はまた、は?何言ってるの?状態でした。


そしてわたしはまた半ば強引に病院に通い始めました。(ほんと最悪ですよね、わたしは)

主人は高いお金を払っているなら、しっかりやらなきゃという考えでわたしの勝手な妊活に付き合ってくれるようになりました。


つづく

5回目胚移植と判定結果と主人への感謝

先日5回目の移植判定日でした。

早々結果を申し上げますが、陰性でした。

帰りの車の中では一人泣きながら帰りました。

とてつもなく悲しいし、絶望的だし、腹が立つし、むなしいし、不安だし、どうしてよいか分からない感情でいっぱいでした。

好きな物を好きなだけ食べればすっきりするのか、買いたいものを好きなだけ買えば気が紛れるのか、誰かに話を聞いてもらえばモチベーションがあがるのか、色々考えたけどやってみようと言う気持ちすら湧いてきませんでした。

判定日前は色々想像して、だめだった場合のシュミレーションもしていたはずなのにやっぱり悲しいものはどうしても悲しいですね。

主人も引き続きの長期出張中でまだ留守なので、死人のようにひっそりと過ごすしかありませんでした。

なんか、とても暗い内容ですみません。(。•́︿•̀。)

ここで、少し夫婦の話をさせてください。

結婚当初、というか結婚前から主人は子供はいらないと言っていました。だから子供が欲しい人とは結婚できない、とまで言っていました。

わたしは、子供が絶対欲しいと思っていた訳ではなく、結婚したら当たり前に子供を持つものだろうという考えでした。

結婚後に子供を持つのか、持たないのか、これはなかなか重大問題だと思います。子供を持ちたい為に離婚する夫婦もいるぐらいですもんね。

でも私たち夫婦はそこをなあなあにしたまま結婚しました。Σ(゚д゚;)


長くなりそうなので、一旦終わります。
中途半端でスミマセン。

つづく

韓国ドラマが大好きです

冬ソナブームから15年ほどでしょうか。

がっつりブームに乗ってから今も暇さえあれば、と言うか暇を作って韓国ドラマを観まくっています。

特に不妊治療を初めてから、辛くて辛くてどうしようもない時も、何をしていてもそのことばかり考えてしまって苦しい時も、韓国ドラマを観ているときは何も考えずにいられます。

ブームが去ってしまった今でも、一定の需要はあるのかテレビでも結構たくさん韓国ドラマを放送してくれているので有難い限りです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

今観ているドラマの中で、すごく印象的な台詞がありました。紹介します。

「涙を流していないから悲しくないわけではない。笑っているからと言って幸せなわけではない。」

まさに今の私のことです。

数日前に友人の妊娠報告を受けました。
その友人はわたしの不妊治療話に触発されて不妊治療を始めたと言っていました。
妊娠て難しいねーって話をしていたこともありました。
でも無事に妊娠して安定期に入ったそうです。
なんで、、、わたしの方が早く妊活始めたのに、、、あの子のご主人はわたしの主人より5歳も年上なのに、、、わたしの方が子供欲しいのに!!(もはや理不尽(笑))


韓国ドラマの台詞に心を打たれすぎたわたしです(笑)

次の生理が来たら、残り一つの凍結胚を移植するべく準備に入ります。
が、予定を5日ほど過ぎた今も生理が来ません。
妊娠しているはずはこれっぽちもないので、ただ遅れているだけです。
モヤモヤする毎日を送っています。

大好きな韓国ドラマを、気を紛らわす為ではなく、純粋に娯楽として観られる日はいつになるのかな。