トラちゃんができるのは トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい 違う仕事を始めてもいい。僕の大好きな あの 何かに無我夢中になってる時の トラちゃんの顔をして 何かを頑張ってくれること。
いや やっぱり 頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず 心から人生をやりきってくれること。それが 僕の望みです。〈44〉
私の幸せは 私の力で稼ぐこと。自分がずっと学んできた法律の世界で。(…) そう。あいにく どこも 私を雇ってくれない。今は仕事も少なく 収入も不安定。それでもね もう一度 法律の世界に飛び込んで 人生をやりきりたい。 〈45〉
『虎に翼』のこのシーンを見て、数年前に『タイタニック』を見た時と同じ感想を持った。(https://kumanchustar.hatenablog.com/entry/2021/06/27/110429?_gl=1*d5qa15*_gcl_au*MjE0NTg3MzY4Ny4xNzE2MzQ4MDAy)
ジャンルが違うから、同列に語ることはできないけど…。そもそも戦争は絶対やってはいけないし、国政のせいで命を落とすなんて、今も昔もあってはならないけど、胸にすとんと落ちるものがあった。
なんか、いつか周りの人は亡くなる、自分もやがてそうなる、って考えた時、じゃあ何が人の心に残るんだろう。の答えを示すのが、物語の役割の1つなんじゃないかなと思う。
贈った言葉が、誰かの指針になること。受け取った言葉が、心の中で光り続けること。繰り返して創作の森は広く深く、人々を救うのだろうと思いました。
タイタニックの印象的なシーン
なあ… ローズ 頼みを聞いてほしい。約束してくれ 生き残るって。絶対… 諦めないって。どんなことがあっても… どんなに望みが薄くても…。約束してくれ ローズ…。その約束を守ってくれ。
ありがとうございました。