認知のゆがみ。直近偏向
これは「認知のゆがみ(投資の世界での"直近偏向")」なのだが、Twitterで本名っぽい名称で実写アイコン(マイク持って公演中とか仕事中の写真等)だと、デマとか言ってるんじゃないかなぁ?と疑ってしまう癖がある。
主に秋葉原に児童ポルノとか、ニセ医学ビジネスの影響で。
以前、2chが大きな事件に関わる投稿があった際に「インターネットの信頼性を高めるためには実名制にするべき」みたいな論調があったけど、Twitterを著名人等も使うようになり、"バカ発見器"としても機能した現在では「実名でも嘘やデマを垂れ流す奴はいるし、メディアに出てる著名人でも信用できるかは個別判断が必要(直近ならコーヒーエネマ等)」となってしまったので、直近偏向で本人アイコンや実名の信用性が逆に低下している。
「何故、このアカウントはプライバシーリスクを冒してまで実名・本人アイコンなのか?」となる。
2次元アイコンやTwitterデフォルトのタマゴアイコンは逆に初めから「信用しないでください」と主張しているような雰囲気があって、その投稿内容で判断するしかない。
対して実名・本人アイコンは何となく「信頼性の高いアカウントです」と主張しているような印象を"直近偏向"で感じてしまうため、逆に"胡散臭い可能性もあるので注意を要する(要は著名人がビジネスでTwittrやってるのと同じで自身にとって都合の良い発言しかしない)"となる。
入院してみて分かった大学病院の凄さ
入院して色々経験して調べて、ぼんやりした理解だけど、医者=医学部出身な訳で、中〜高校生のレベルで言えば、テストは毎回満点取って当たり前…みたいな人(=医師)が自分の入院している病院内には大量にいることになる。その数、数百人。
そして、医師や看護師、栄養士や病院スタッフがチームワーク(各部門の連携)で患者の治療に尽力している。
医師のスキル自体、自分の職業スキル(IT企業:ユーザー系SIerのプログラマ)と比較すると、猛烈に高度な上に責任も重大なんだけど(診療科にもよるけど患者の命が掛かってる)、猛烈に儲かる訳でもなく…。
※自分が入院しているのは国立大学病院なので、自分の主治医はスキルや責任を考えたら薄給と言っていいレベルだと思う。
患者は健康保険と高額医療制度から上限ありで治療が受けられる。 これと受けられる治療を考えてみると制度として凄すぎる。
フルタイム勤務の正社員なら、普通に働いて健康保険料が給料から天引きされるのを少しセンチメンタルに感じる程度の損失しかない。
別に自分はこの入院で金融的に破綻するわけでもないし、恐らく殆どの人も経済的に破綻することなく大学病院でも高度な治療が受けられる。 自分は恐らく該当しないと思うが、仮に病気の原因が患者個人にあったとしても…である。 (例えば過度の喫煙や荒れた食生活、生活習慣など)
入院して少しだけ分かったのは、
- 自分が受けた治療は非常に高度なものであり
- それを受けても自分は(恐らく)経済的に破綻することがない
- そして、自分はこの高度な治療(具体的には手術)が受けられたお陰で今生きて、こうしてブログを書くことが出来ている
ということ。 病気になり入院が決まり、入院までに本屋で医療否定本をパラパラ読んだことがあるけど、実際に治療を受けてみた今では、
こんなこと書いてる人は入院して治療されたことないんだろうな…
と思ってしまう。
医者≒聖人とまでは思わないけれど、薄給で激務な上にプレッシャーに負けることなく日々患者を助けている医者はヒーロー/ヒロインであると思う。
ヒーロー/ヒロインは変身するとは限らない。 そして、大きな病院へ行けば多分会える。 まだ未熟な未来のヒーロー/ヒロインにも会えるかもしれない。
その現在の/未来のヒーロー/ヒロインが家族や自分の命を助けてくれるのかもしれない。 生物としては同じ人間なんだけど、何と言うか「生きてる世界が違うな…」の感じた点も自分にそう思わせたのかもしれない。
学習し続けないとバカになる
という仮説。
表現は適切ではないかも知れないけど、「ググれカス」というのは結構的を射ている言葉で、自分(最近入院しました)が事前に自分の状態についてアレコレと調べていなかったら、主治医の説明の多くを適切に理解する事は出来なかった気がする。
病状説明も治療方針も前提知識がなければ理解にはかなり時間が掛かっただろうし、治療の最中に一時的に知人と同じ状況に自分がなる(知人が患った疾患の状態になる)…とかもあって、何と言うか…
- 知識の総量
- 知識同士のネットワーク
を日頃から追加、アップデートしていかないとダメだよなぁ…と。
時間の経過による
- 知識の陳腐化
- 今知っている事が今後も変わらず正しいとは限らない。例えば、煙草の害とか。
- 経験によるフィルタ(これが正しいという思い込み等)
- 相対的に馬鹿になる仕様
- 自分より後の世代はより多くの知識とノウハウを持っているのが普通。
- ITや医療の世界などはこれ(前世代の知識/ノウハウを継承すること)で飛躍的に進化してる
…による劣化は不可避で、これを回避させるには学習をし続ける以外の解決手段を今の自分は思いつくことができない。
現代の人間は、
- 自分はもう十分な知識を持っている
- 自分は○○マスター
とか思い始めたら、バカがかなり進行して危険な状態になっているのかもしれない。
身体(肉体)の病気や健康の世界と同様に、知能(頭脳)の世界も予防が最も大事なのかもしれない。
無料化する株主総会
無料化している株主総会
6月下旬。株主総会シーズン。
最近はスマホでいつでも投稿できるし、ブログは無料で使えるし…で環境面も整っているせいか、株主が株主総会の内容をTwitterやブログに投稿。 それがまとめサイトでまとめられ、それが株主ではない一般の人にも閲覧され、実質的に株主総会の内容がフリー素材に近い状態になっていたりする。
Twitterに株主総会の内容を投稿している人は総会に参加している、つまり、自分の資金を使って(銘柄にもよるけど金額 的には安くはない)株を買っている。 総会は株主でなければ参加出来ないので、本来ならば株主のみが知り得る情報をタダで非株主(一般の人)に提供していることになる。 経済的な視点から考えると自分の優位性を捨てているのと同じことになる(大した優位性ではないけど)。
そもそも何で株主総会を実況するのか?(総会の内容を投稿するのか)
Twitterに投稿する理由は投稿者本人でないと理解できないので推測(妄想)だけど、SNS的な面から考えれば
- RTされる
- ふぁぼられる
のは快感なので、それ目的なのかな…と推測(妄想)。
つまり、 株を買うためのコスト(主に資金的な意味)と引換えに得られる情報 < SNS(Twitterとか)やブログに投稿することで得られるもの …となってしまうんだけど(単純に考えると)、現代の承認欲求というか自己顕示欲って凄いんだなぁ、と思ってみる。
承認欲求や自己顕示欲を利用したエネルギー変換
で、投稿内容はネットワークのトラフィック(Twitter、Facebook、Google等へのアクセス)を生み出し、同時にそのトラフィックからネット広告による経済活動が発生する訳なんだけど、そう考えると、メディアとネットワークと人間の承認欲求(自己顕示欲かな?)を上手く利用すると経済的に儲かる…という謎の与太話的な妄想を脳が出力。
自分はキャラクターショー(ヒーローショーとかプリキュアショーとか)へよく行くけど、わざわざ時間やらお金やらを使った結果(例えば写真とか動画とか)をTwitterとかSNSに投稿してる人は多いんだけど、別に投稿者に収益が発生する訳でもないんだけど、投稿するという現象は現実としてある。
で、与太話的な妄想の流れを考えると、
人の承認欲求や自己顕示欲の業は深い (つまり、ビジネスチャンスであり、それを上手く使ったマーク・ザッカーバーグは凄い)
となる。
- ソーシャルゲームの課金
- ブランド品(COACHとかCHANELとか。宝石とかも)
- 自動車(ベンツとかBMWとか)
- Apple製品(特にドヤリングを目的としたMacBookAirとか、新型MacBookとか)
は、人間の承認欲求や自己顕示欲を上手く使ったエネルギー変換なのかもしれない。
水力発電や太陽光発電の様に、人間の承認欲求や自己顕示欲を利用した発電システムを構築できれば、金融的なエネルギー問題は地味に解決できるのかもしれない。
(個人や小さな組織といった、局所的にしか解決できないけど)