製作の裏側見せます
こんにちは!
葛塚祭り下町灯籠製作部会です。
梅雨も明けて一気に暑くなってきましたね。
今まで夜は割と涼しくて作業しやすかったんですが
これからは熱帯夜とかで作業が滞らなければいいのですが・・・。
さて今回は灯籠上げ物の大部分を占める
竹を削ったりという仕込み作業を公開してみようと思います。
竹には節があったり、厚さがまちまちなので
カンナで節を落として更に薄く削ります。
ちなみに削る前は竹の厚さが5㎜程なのですが
2㎜弱まで削っていきます。
7割も削るんですよ(笑)
厚さが薄くても細かく編むことで強度は出ますし
垂木も使いますので問題はありません。
薄い事で細かい部分も竹で表現ができる
これが一番のメリットだと思います。
他の部材で作ればいいのですが、それでは少し
面白みに欠けますので、極力竹で作る事にロマンが・・・(笑)
ということで進行に関してはかなり進みました!
足のパーツだったり
手のパーツ
後は大物で残っているのは羽の部材だけです。
8月16日から場所を移して屋外で作りますので
それから作成予定にしています。
今は小屋のようなところ(下町ベース)で作って
いますので、観覧しづらいですが8月16日以降は
稲荷神社前の祭り事務所で作成を始めますので
興味ある方はぜひお越しください(*^-^*)
(19時半~21時半頃やっています)
稲荷神社の場所はこちら
近くで笛太鼓のお囃子練習もしていますよ(*^-^*)
順調にパーツ完成しています。
葛塚祭り下町灯篭制作部会です。
順調に作成が進んでいます!
モデルのボディ・頭・手・足・尻尾と
パーツで製作しています。
最後にプラモデルのように組み合わせて
完成の予定です(*^-^*)
組付けはお盆明けから予定しているので
そこまでにパーツを完成させなければなりません・・・。
大きなパーツで羽があるのですが、そこまでは
無理そうなのでお盆明けに組みつけながら作る事に
なりそうです。
写真を見てもらうとわかるともうのですが
ここまでは竹と形を出すための垂木のみで
できています!
しかも結構細かく編んであるでしょ(笑)
細かく編むことで強度が出るので、ちょっとや
そっとじゃ壊れなくなります。
葛塚祭りはとてもハードなお祭りなので
クライマックスの灯籠押し合いまでは
五体満足で上げ物を持たせなければなりません。
そのためには、強度がかなり必要になります。
9月5日に民謡流しで全町内の灯籠を飾りますので
実際に見て触ってそういった所も感じてもらえると
嬉しいです(*^-^*)
制作順調!
こんにちは!
下町灯篭制作部会です。
本格的に灯篭制作に入るのはお盆明けからなので
現在週2ペースで有志が集まって制作をしています。
全体像はまだまだ見えませんが、パーツパーツは順調に
仕上がってますよ(*'▽')
手、胴体、頭こんなところが現在できてたり
製作途中だったりします。
今までは下から(足から)作り上げていったのですが
分担作業ができないので、今年は個々にパーツで作って
最後はプラモデルのように合体させる方法でチャレンジしています。
元ネタがマイナーなものを作り上げるときに比べ
題材が有名なので完成度をあげるため日々試案です(^_^;)
自己満足の世界ではありますが、多くの来場者や子供たちに
「すげー!!!!」と言ってもらえるような作りにできるよう
頑張ります!!
ちなみにまだ竹と少しの材木だけで組み上げています。
製作途中の画像を見ていただくとそのあたりが
わかってもらえると思います。
そして竹をメインに「こんなのできるんだ!」と
思ってもらえるといいなぁ・・・( *´艸`)
ドラゴンクエストのサントラ探そう。
灯篭制作日記
こんにちは。
下町(しもまち)の灯篭制作部会です。
灯篭制作も少しずつですが順調に進んでいます。
今回は動画を使って灯篭の作り方を
ご説明できればと思っています。
灯篭は基本的に竹で作ります。
細かい部品も竹ですべてできれば良いのですが
製作時間を考えて段ボールや発泡スチロール
なんかも使って仕上げていきます。
発砲スチロールだけで作ればかなりクオリティの
高いものができるのですが、コストが高くなったり
職人芸になってしまうのでほとんど
竹で作りあげています。
作業場風景
こんなところでやってます(笑)
図面やモデルを元に結構真面目に
やってるんですよ(*‘∀‘)
竹は節があるのでとても扱いずらいです。
ですが竹を薄く削り節を落とすことで
加工しやすくなります。
徐々にRを付けるように曲げていき針金で止めて
わっかを作って組み合わせるとこんな球体を
作ることもできます。(この輪で直径12cm)
これはモデルの腕と足のパーツなのですが
今回はこんなのを12個作りました。
これ全て採寸して大きさを決めて作るんですよ!
わっかを作る動画
綺麗なわっかが出来てますよね。
簡単そうに見えますが結構難しいんですコレ。
でも作ってる人は職人さんではありません。
この作り方ですが町内によってさまざまで
下から組み上げていく町内もあったり
下町(しもまち)の灯篭制作部会のように
パーツパーツを作って最後プラモデルのように
組み合わせるという町内があったりします。
今はパーツだけなのですが、次回は
垂木(たるき)を使って骨格を作っていきます。
そちらも写真や動画で紹介してきます( *´艸`)
葛塚祭りとは
はじめまして!
下町(しもまち)の灯篭制作部会です。
県内外に葛塚祭りの魅力、迫力を
お伝えする為、ブログ形式で配信をして
いきます!!
葛塚祭りは毎年
9月5日~8日まで行われています。
9月5日 民謡流し
9月6日 石動神社夜宮
9月7日 石動神社本祭 稲荷神社夜宮
9月8日 稲荷神社本祭
祭り開催圏内に2つの神社があり各々の
お祭りの日が重なるので、長期スケジュール
となります。
最終日の9月8日は
「灯篭押し合い」
が行われ、その勇壮な姿を見るため毎年多くの
観客が訪れます。
参考動画
これは数年前に下町灯篭制作部会が作った灯篭です。
(某狩猟ゲームのキャラです。)
これどうやって作ったと思います??
実はほとんど竹で作ってるんです!
造形のプロなんていないんですよ(笑)
全員素人で知恵を出し合って作ってます。
すごいでしょ!
証拠をお見せしますね。
造形的に難しいところは段ボールを使ってますが
ほとんど竹なんですよ~。
東京芸術大学も文化祭で同じようなものを
作っていますがあちらはおそらく発砲スチロールを
削りだして作っています。
発砲スチロールで製作すれば簡単なのですが
耐久力と製作費の問題でこのお祭りでは
基本竹で製作をしています。
それでこのクオリティ!!
フィギュアなど造形に興味ある方には
観光の一環としてもとてもお勧めです!
そしてこんな大きさのものが8町内で
押し合いをする姿は本当に大迫力です!
そんなことで今年も灯篭制作の時期と
なりましたのでこのブログで動画なども
使って全国の人に葛塚祭りの魅力を
配信していきたいと思っていますのでよろしくお願い致します。