ご祈祷の依頼があるときは、なるべく午前中にご祈願のお取次ぎをするようにしています。
前にも書きましたが、やはり午前の内が良い空気が満ちています。
最も澄んでいるのは「午前二時」。
「草木も眠る」と言われる、丑三つ刻ですが、眠るのは草木だけではありません。
水中に住む微生物なども眠る、と言われています。
その時は、水底に沈んでいるそうです。
丑三つ刻は、あらゆる生物が眠っていて、水底に沈んでいるため「生き物を殺す可能性が最も低い時間」と考えられていたようです。
そういう理由もあり「最も澄んでいる時間」となります。
2〜4時が最強でしょうね。
本当は一番良い時間なのですが、怖い時間というイメージは「丑の刻参り」で作られたものです。
暗闇に乗じた犯罪もありますので、事実として「怖い時間」になってしまいました。
これが本当に、一番残念なことです。