2020年グランドスラム優勝予想
お久しぶりです。いつの間にかオリンピックイヤーの2020年が始まっていました。
全豪オープンは予想する暇もなく、ジョコビッチ選手が優勝し、ATPランキング1位に返り咲きました。
というわけで今回の更新は2020年グランドスラムとオリンピックの優勝予想を行いたいと思います。
・全仏オープン(クレー/フランス)
本命 ナダル
穴 ワウリンカ
まだクレーシーズンは始まっていないのですが、圧倒的なクレーコートの強さがあるためここは結構堅いのではないでしょうか。ラリー戦に強い選手が勝ち上がりやすいサーフェスのため、順当にこの3人は準決勝までは来るでしょう。
・ウィンブルドン(グラス/イギリス)
本命 ジョコビッチ
対抗 チチパス
穴 フェデラー
フェデラーは芝シーズンから復帰・2周目から体力切れの可能性があるため準々決勝以降で誰と当たるかが鍵だがというところ。
正直80%はジョコビッチ優勝かなというところ。ティーム・メドベージェフ・ズべレフ・チチパス等の若手は芝経験が乏しいが、個人的な勘でチチパスを対抗に
・東京オリンピック(ハード/日本)
本命 ジョコビッチ
対抗 フェデラー
昨年ジャパンオープンに参戦し、サーフェス状態を知り照準を合わせているジョコビッチが本命。
五輪は3セットマッチで行われるために、ベテラン勢にもチャンスあり。だがダブルス・混合と出ずっぱりになりそうなナダルは厳しい気がします。
本命 ティーム
対抗 チチパス
五輪終わりで疲れが出てくるところであり、そろそろBIG3以外の優勝者が出てもおかしくないところ。
・おまけ/マスターズ1000
BIG3エントリー予想
・ジョコビッチ IW/マイアミ/モンテカルロ/マドリード/ローマ/上海/パリ
・ナダル IW/マイアミ/モンテカルロ/マドリード/ローマ/パリ
オリンピック開催年のため、直後のトロントはほぼ欠場になるでしょう。したがってトロントだけではなく新王者が登場するチャンスはあるのかなと思います。
それではまた後日
チームワールドカップ2019・男子結果&感想
オリンピック前哨戦のチームワールドカップが閉幕しました。私は現地で観戦には行けなかったのですが、ライブ中継で見てました。
そこで感じた点をお伝えできればと思います。
→オーダー事前予想などはこちら
・ピックアップ対戦
・日本 1 − 3 イングランド
○丹羽/吉村 7、6、7 ジャービス/ドリンコール
張本智和 6、−7、−8、9、−8 ピッチフォード○
吉村真晴 −2、4、7、−3、−9 ドリンコール○
丹羽孝希 −8、−10、−5 ピッチフォード○
水谷選手の腰の故障による今大会の不出場が決定してしまい、厳しい戦いが予想されましたが案の定その不安が初戦で的中してしまいました。直近の2019年度の中国オープンでは勝利していたtはいえ、張本選手が分のよくなかったピッチフォード選手に破れるのは想定していましたが、過去全勝の丹羽選手が負けて2点取りされてしまうと厳しいと思います。仮に水谷選手が健在であれば、ピッチフォード選手以外には取りこぼさないため、勝利してたのではないかと思います。
・日本 1 - 3 ドイツ
丹羽/吉村 7、−2、−5、−5 ボル/フランチスカ○
○張本智和 8、−9、8、2 オフチャロフ
○吉村真晴 7、9、11 ボル
○張本智和 −7、7、7、12 フランチスカ
初戦のダブルスを落としてしまったため、張本選手が2点取ったとしても、吉村真晴vsボル ・丹羽孝希vsオフチャロフのどちらか1勝する必要があり正直厳しいと思いましたが、なんと吉村選手がボル 選手にストレート勝ちの金星を上げました。印象として、フォア前にアップダウンサーブを出し、フォアハンドで速攻を仕掛けてボル選手の調子を上げさせない戦術が印象的でした。
動画はこちら
何よりも張本選手が期待通りにオフチャロフ・フランチスカ両選手を連破したことによりオリンピック本番、しいては今後の戦いにつながると思います。
・中国 1 - 3 韓国
許シン/梁靖崑 8、4、−10、−7、−10 李尚洙/鄭栄植○
○樊振東 8、8、9 張禹珍
○梁靖崑 9、−8、−10、13、8 鄭栄植
○樊振東 8、4、8 李尚洙
馬龍選手が不在ということで韓国が勝利するための条件としては、ダブルスと梁靖崑選手への勝利が絶対条件で残りの樊振東2点・許シン選手のどれか1勝が必要となります。鄭栄植選手はバック対バックで主導権を握り、一時ゲームカウント2-1でマッチポイントを奪うまで追い込みましたが、中陣でしのがれて惜しくも勝利なりませんでした。馬龍選手が不在とはいえ中国の層の厚さを改めて感じました。
男女とも中国が優勝したとはいえ、オリンピックでは何が起こるか分からない舞台なので、期待して応援しましょう。
ちなみに記事更新日はオーストリアオープンも開催されていますので、その記事もアップします。
【卓球】東京オリンピック代表争い・日本代表男子編【チームワールドカップ】
最近ニュースなどで卓球の話題があがることが多くなり、今現在では東京オリンピック代表争いにフォーカスされています。
本日は戦国時代の男子の代表争いをとりあげようと思います。
今回はホスト国開催ということで、予選免除で団体戦出場とシングルス枠2枠が保証されます(と言っても今の日本の実力であればホスト国でなくても同様の枠は獲得できます。)
とはいえ世界ランキング上位2名に与えられる、シングルス枠をめぐる争いはかなり混戦となっております。
代表が決まる2020年1月に所持しているランキングポイントは
1.張本智和 10975
2.水谷隼 8475
------------------------- ↑シングルス枠獲得
3.丹羽孝希 7960
4.森薗政崇 5195
5.吉村和弘 4830
6.吉村真晴 4390
となります。
現状では張本智和選手はシングルス枠当確。丹羽孝希選手が高ポイントのワールドカップに出場できるとはいえ、水谷隼選手がボーナスポイントを獲得できるT2ダイヤモンドに出場でき、オーストリアOPで早期敗退でなければグランドファイナルにも出場できることが濃厚になるので今のところシングルスのもうひと枠は水谷選手がやや優勢といったところです。
とはいえ団体戦を戦う3人目を選出する必要があります。団体戦は世界選手権で採用されている5シングルスではなく、1番にダブルスが採用されています。上位3人で団体戦を組み、張本選手を2点起用すると水谷選手・丹羽選手でダブルスを組むことになり、正直トップ選手で組んでも左・左では勝機は薄いと思われます。ダブルスの敗戦プラス2番はエース対決。ここで張本選手にプレシャーがかかり負けて0-2になってしまうと一気に敗退の崖っぷちとなってしまいます。
そこで仮に張本選手・水谷選手がシングルス枠で選出されても、次点の丹羽選手を団体戦要員として素直に選べないのが実情です。それに丹羽選手はワールドツアーで初戦敗退が続いていたほど(最近はむしろ日本選手以外には勝利してなくね?)
下手すると五輪代表は張本水谷丹羽ではなく張本2点でダブルス水谷/吉村真晴の可能性すらある。
— あいばーそん (@bacchi_123) November 5, 2019
丹羽孝希さんが絶不調のうえ、左左のダブルスは相性悪いし、かといってシングル2点取りが期待できる張本をダブルスで使うのももったいない。
今回は丁度ワールドチームカップの予選の組み合わせが出ていたので、僕なりの勝利にこだわるオーダーを組んだみたいと思います。
1試合目・イングランド戦
水谷/張本 vs ドリンコール/ウォーカー
丹羽 vs ピッチフォード
水谷 vs ウォーカー
張本 vs ピッチフォード
丹羽 vs ドリンコール
ピッチフォードに相性がよくない水谷を当てずに逆に相性が良い庭を早めに当てにいくオーダーで水谷/張本のダブルスもかなりの賭け。正直3-0で勝たないと負けがあるリスキーなオーダー
現実では倉嶋監督は張本2点使いでダブルスは水谷/吉村真晴でいく可能性が高いでしょう。
2試合目・オーストリア戦
水谷/吉村 vs ハベソーン/ガルドシュ
張本 vs フェガール
水谷 vs ガルドシュ
張本 vs ハベソーン
吉村 vs フェガール
張本選手はオーストリアの3人には比較的相性がいいので2点起用、それに伴って丹羽選手をオーダーから外し水谷/吉村真晴のダブルス。比較的イングランドよりは戦いやすい相手とは思いますが、油断は大敵です。
今回のチームワールドカップでは代表争いの動向も見れますし、五輪前哨戦ということで東京体育館で開催されますので観戦もいかがでしょうか。
2019年ペナントレース順位考察 パリーグ編
プロ野球の2019年ペナントレースもお疲れ様でした。今年のホークスはペナント奪回こそ逃したものの、クライマックスシリーズと日本シリーズではまさに王者の戦いで無事に3連覇を成し遂げました。
今年の野球に関してはあまり見れていないのですが、今シーズンの感想をお伝えできればと思います。
まずは私のシーズン前予想はこちら。
遅くなりましたが今年の予想になります。
— あいばーそん (@bacchi_123) March 16, 2019
オープン戦等の情報等が見れていないですが、多くの選手が活躍すると嬉しいですね。 pic.twitter.com/lKwon3QvLn
そして実際の順位表はこちら
・1位 西武
・2位 ソフトバンク
・3位 楽天
・4位 ロッテ
・5位 日本ハム
・6位 オリックス
・1位 西武
菊池雄星選手(現:シアトル・マリナーズ)と浅村栄斗選手(現:楽天)、炭谷銀仁朗選手(現:巨人)が抜けたとはいえ相変わらずの打線の破壊力と後半戦は投手陣が安定してきたこともあって激戦でペナントレースを制することが出来ました。ただスタメン陣が好調だったのでほとんど控え選手の起用がなく、クライマックスシリーズでは主力選手が不調になると替えが効かなかったことが大きな敗因となったと思います。今オフは秋山省吾選手がメジャー移籍を前提とした海外FA宣言を行っていますので、補強や現有戦力の底上げがリーグ3連覇への鍵になるのではと思います。
・2位 ソフトバンク
前半戦で故障者の続出で外野登録の選手がいなくなったという非常辞退だったのですが、なんとか持ち堪えて一時は5.5ゲーム差を付けていたのですが、最終的にはリーグ優勝を逃してしまいました。とはいえ層の暑さは圧倒していて若手選手も次々と出ているため、来シーズンはしっかりと体のケアをしてペナント奪回をして欲しいものです。
・3位 楽天
浅村栄斗選手の補強で打線が活性化しており、序盤戦から則本昂大選手と岸孝之選手の離脱があったものの投手陣は安定していた印象です。しかしGMが交代してから一悶着があり、内乱とか起こらなければと思います。
・4位 ロッテ
開幕前にテラスの新設があり、被本塁打数は増える一方で、本塁打数はあまり増えないだろうと予想してましたが、蓋を開けてみるとレアード選手の補強もあり、本塁打数は増え、防御率も向上しています。来季はドラ1の佐々木朗希投手の起用方法に注目してみると面白いと思います。
・5位 日本ハム
スタメン陣が盤石で打倒ソフトバンク1番手と思っていましたが、蓋を開けてみると開幕戦の中田翔選手のサヨナラホームランしか印象になく、ことごとく不調や故障に泣かされた印象で金子千尋投手を獲得したとはいえ、上位にいく投手陣ではなかったのかなと思います。若手育成を重視しているとはいえ来季も厳しい戦いになると予想。
・6位 オリックス
残念ながらエース投手(山本由伸投手・山岡泰輔投手など)や主力打者(吉田正尚選手など)のみに依存していたのが印象的。吉田正尚選手が徹底的なマークにあって序盤が不調であり、モヤ選手の加入でやっと打線の一部に怖さが出てきたのかなと思います。やはり野手陣の底上げが必要。
ペナントレースが終わったとはいえプレミア12が開催中であり、来年は東京五輪、再来年はWBCを控えていますので体のケアをしっかり行っていただくのはもちろんですが、他球団の選手を含めて頑張っている選手を応援していただければとおもいます。
ネクストジェネレーション・ATPファイナル2019
パリマスターズが終了し、年内の日程はネクストジェネレーション・ATPファイナルとATPファイナルズ、デビスカップ決勝ラウンドと3つのみとなrました。
今回は11月5日日から始まるネクストジェネレーション・ATPファイナルを紹介できればと思います。
・ネクストジェネレーション・ATPファイナル
開催地:イタリア:ミラノ
開催日程:11月5日~11月9日
サーフェス:ハード/屋内
賞金総額:$1,397,400(約1億5000万円)
獲得ポイント:なし
公式サイト:https://www.nextgenatpfinals.com/
ATPが若手選手育成を目的に2017年に創設され、21歳以下の年間レースランキング上位7名とワイルドカード1名の計1名で争います。4名・2グループに分かれて1次リーグを総当たりで戦い、上位2名が準決勝に進むことができ、準決勝の勝者が決勝に進出します。
ちなみに第一回の優勝者はチョン・ヒョン(韓国)、第二回の優勝者はステファノス・チチパス(ギリシャ)と飛躍している選手が多いので、期待の若手選手を応援するのもいいのではないかと思います。
この大会では時間短縮を目的に
・試合は5セットマッチ・4ゲーム先取・3ゲームオールでタイブレーク
・ウォーミングアップの時間短縮、ショットクロックの25秒厳格化、メディカルタイムアウトは1回のみ取得可能
・ノーレット(サーブがネットに触れてもインすれば続行)
・ノーアドバンテージ(デュース時にはサーブ側がサーブを打つサイドを決め、1回で決まる)
・オンコートコーチング(1セットにつき1回のみ、コーチからヘッドホンを使った助言を受けられる)
・ホークアイ・ライブを使用した自動判定によるラインコール
・タオルは選手自身が後方のラックから取る
といったルールが採用されています。
前回、前々回と採用されていたノーレット(サーブがネットに触れてもインすれば続行)ルールは撤廃されました。
・出場者・組み合わせ
<グループA>
[1] アレックス・デミノー
[4] キャスパー・ルード
[5] ミオミル・ケツマノビッチ
[7] アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ
<グループB>
[2] フランシス・ティアフォ
[3] ウゴ・アンベール
[6] ミカエル・イマー
[8] ヤニック・シネル
ちなみにこの大会の出場権を持っていた下記の選手は下記の事由により出場回避となります。
・ステファノス・チチパス→ ATPファイナルズ出場出場のため
・オジェ・アリアシム→左足首の怪我
・シャポバロフ→体力回復のため
・10bet様の予想
出場者の中で一番ランキングが高く、全米では錦織圭を破り、バーゼルでは準優勝と好調を維持しているデミノー選手が本命。個人的にはオッズ通りデミノー選手を推しています。
とはいえ波乱が起きやすいルールなので、次世代のチャンピョンを観戦するのも面白いのではないでしょうか。