WordPressショートコードで消費税の計算を自動化する方法
お久しぶりの副長です。
4月から消費税の総額表示が義務化されることになり、アフィリエイト界隈でも話題になっていますね。
商品価格を手打ちで記載していると、こういうときに修正が大変になります。
私がWordPressで記事を書くときは、以前から価格の部分をショートコードで記載していました。
ショートコードにしておくと表記修正も非常にラクなので、この機会にご紹介します。
ショートコードを作るにはfunctions.phpに追記する
WordPressでショートコードを使うには、テーマフォルダにあるfunctions.phpに追記する方法が確実です。
プラグインを使う方法もありますが、あまりプラグインに依存すると将来のアップデートに対応できないので、あまりオススメできません。
//消費税の計算
function tax_func($atts){
extract( shortcode_atts( array(
'p' =>0, //税抜価格(初期値0)
), $atts) );
$ret = number_format(floor($p*1.1)).'円';
return $ret;
}
add_shortcode('tax','tax_func');
こんな感じでfunctions.phpに追記して、
WordPressの投稿画面でショートコードを書けば、
このように表示されるはずです。
軽減税率に対応する
サプリなどの食品類を掲載している記事だと、軽減税率にも対応したいですよね。
//消費税の計算(軽減税率対応版)
function tax_func($atts){
extract( shortcode_atts( array(
'p' =>0, //税抜価格(初期値0)
'r' =>0, //軽減税率の対象である場合は1、対象外は0
), $atts) );
if($r == 1){
$rate = 1.08;
}else{
$rate = 1.1;
}
$ret = number_format(floor($p*$rate)).'円';
return $ret;
}
add_shortcode('tax','tax_func');
軽減税率に対応させるには、上記のようなショートコードを追記します。
投稿画面でこのように書くと、
このように軽減税率で計算した結果を出してくれます。
functions.phpの追記は子テーマで行う
functions.phpを下手にイジってしまうと、エラーが出てサイトが表示されないというトラブルが起きることがあります。
そんなトラブルを避けるには、子テーマのfunctions.phpを改変する方法が良いです。
最近はテーマの配布元でも、改変用の子テーマを用意してくれていますね。
CSSを改変するときも、子テーマで行ったほうが無難ですね。
なるべく将来の修正作業を減らす
せっかくWordPressを使っているのなら、このようにショートコードを活用してメンテナンス作業を省力化したいですね。
消費税以外でも、
- 本体価格の改定
- 商品名の変更
- スペックの変更
といったケースでも柔軟に対応できるようになりますよ。
アフィリエイターに、イラレよりもAffinity Designerをオススメする3つの理由
Googleアップデートの嵐が吹き荒れるなか、いかがお過ごしですか?
最近のアフィリエイト記事は単にテキストを書くだけでなく、
- ヘッダー画像
- アイキャッチ
- 図解イラスト
といった画像を多用するようになりましたね。
自分で画像を作成しているアフィリエイターさんも多いと思います。
画像作成アプリというと、AdobeのIllustrator(イラレ)やPhotoshopが有名ですね。
ただAdobeのアプリは高いし、高機能すぎて扱いが難しいというデメリットもあります。
そんな中、私はAffinity Designerという画像作成アプリを愛用しています。
今回のAffinity Advent Calendar 2019に参加するにあたって、アフィリエイター向けにAffinity Designerをオススメする記事を書いてみました。
Affinity Designerとは?
Affinity Designerは2014年にSerif社がリリースした、ベクター画像を作成できるアプリです。
それまでベクター画像を作成するアプリというと、Adobe Illustratorの独壇場でした。
そんな中で低価格で高機能なアプリとしてAffinity Designerは評判になり、Apple Design Awards 2015を受賞しています。
私は設計の仕事をしていた頃からAdobe Illustratorのお世話になっていましたが、CSになった頃から「ちょっとなぁ……」と思うことが増えてきました。
そんなときにAffinity Designerに出会い、2年ほど使い続けています。
今回はそんなAffinity Designerについて、アフィリエイターにオススメする理由をあげてみますね。
理由その1:買い切りで安い
Adobe製品のデメリットとして、とにかく高い!という印象があります。
以前の買い切りソフトのときも高かったのですが、現在のサブスクリプションになってからも年々高くなっていますよね。
月額 | 年額 | |
Illustrator単体 (公式サイト) |
2,480円 | 29,760円 |
Amazonなどで購入 | - | 約20,000円 |
Adobe公式サイトだと年額約3万円、Amazonなどでライセンスを購入しても約2万円がかかります。
その反面、Affinity Designerは一回支払ってしまえばずっと使える買い切り。
金額も以下の通り安いので、お財布に優しいです。
通常価格 | 30%OFF | |
Windows | 6,100円 | 4,300円 |
Mac | 6,100円 | 4,300円 |
iPad | 2,440円 | 1,700円 |
しかも時々やっている30%OFFのキャンペーン時には、さらに安くなることも。
なるべくお金をかけたくない貧乏個人アフィリエイターには、嬉しいですよね。
理由その2:動作が軽い
Adobe Illustratorは高機能でいろいろなことができるアプリなのですが、なにせ動作が重いのがデメリットです。
必要な構成 | |
プロセッサー | |
オペレーティングシステム | Microsoft Windows 7(64 ビット、Service Pack 1)または Windows 10*(64 ビット) |
RAM |
8 GB 以上の RAM(16 GB 以上を推奨) |
ハードディスク |
2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)、SSD を推奨 |
モニターの解像度 |
1,024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1,920 x 1,080 以上を推奨) Illustrator でタッチワークスペースを使用するには、Windows 10 を実行しているタッチスクリーン対応タブレット / モニター(Microsoft Surface Pro 3 を推奨)が必要です。 |
GPU |
OpenGL 4.x オプション:GPU パフォーマンスを使用するには、Windows に 1 GB 以上の VRAM(4 GB 以上を推奨)があり、コンピューターで OpenGL バージョン 4.0 以降がサポートされている必要があります。 |
インターネットに接続可能 |
必要なソフトウェアのライセンス認証、サブスクリプションの検証、およびオンラインサービスの利用には、インターネット接続および登録が必要です。* |
Adobe公式サイトから引用したIllustratorの推奨スペックは、上記の通り。
かなりのハイスペックが要求されますね。
➖マウスコンピューターより画像引用➖
必要なスペックを備えたパソコンを買おうとすると、14万円以上になってしまいます。
一方Affinity DesignerはIllustratorほど高機能でないぶん、アプリの動作が軽いです。
➖Affinity Designerより画像引用➖
必要なスペックも低めですね。
「自宅にある既存のパソコンで作業したい」という貧乏個人アフィリエイターにもピッタリでしょう。
理由その3:iPad版もある
Affinity DesignerはWindowsやMacだけでなく、iPadにもアプリを提供しています。
しかもファイル形式は共通なので、パソコンで編集したものをiPadで引き続き編集するなんてことも。
「子どもを見ながら、スキマ時間で作業したい」という主夫主婦アフィリエイターにもありがたいですね。
【初心者向け】Affinity Designerでベクターデザインする方法!
Affinity Designerにできないこと
良いところばかり書いてきましたが、IllustratorではできるのにAffinity Designerにできないこともあります。
- 手描きのイラストをトレースする
- 塗りのパターン
- テキスト縦書き
ある程度割り切って使う必要がありますね。
本格的にイラスト作成を仕事にするのであれば、Adobe Illustratorが必須でしょう。
ただアフィリエイトサイト用の画像作成であれば、Affinity Designerで困ることはないはずです。
Canvaと比べてみると?
アフィリエイターが使っている画像作成ツールでは、Canvaが有名ですね。
私もCanvaを使っていますが、ブラウザ上で動かせたりオシャレなテンプレートが豊富だったりと、なかなか重宝しているツールです。
ただ、
- ドロップシャドウなどの効果が付けられない
- マスクが使えない
- 無料版だと機能制限がある
といった気になるポイントもあります。
今後は改良されていく可能性もありますが、現在のところはAffinity Designerをメインに使っていきたいですね。
という感じでAffinity Designerを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
安価で便利に使えるアプリなので、ぜひ試してみてみてください。
Affinity Designer – プロフェッショナル向けのグラフィックデザインソフトウェア
※アフィリンクじゃないよ
不動産鑑定士がアフィリエイトサイト売買の価格査定をしてみた
こんにちは、副長です。
相変わらず低空飛行の日々を送っています。
今回は、最近流行りのサイト売買について考えてみました。
はじめに
最近はツイッター上でも、よくサイト売買の話題が出てきますね。
有名どころだと、かわまんさんが運営されていた「債務整理の森」が法人に売却されました。
【ポート×グリーンライト】個人が育てた有望サイトを法人の組織力で次のステージへ! サイト譲渡にかけた思いとは? - M&Aクラウド
アフィリエイトサイトも大きな組織で運営していく時代になって、今後も個人→法人のサイト売却が増えていくことでしょう。
そんな中で気になるのが、どうやって価格を決めているか?ということ。
私はもともと不動産鑑定士という、不動産の価格評価をする仕事をしていました。
サイトと不動産の違いはあれど、価格を査定するという作業には興味があります。
そこでサイト売買Zさんのサイトで、価格査定について調べてみると、
自演リンクがなく、検索エンジンからペナルティーを受けるようなことを一切していないホワイトハットのサイトの場合、月間利益の2~3年分あたりが相場です。
(--中略--)
ブラックハットのサイトの場合、サイトが飛ぶリスクが大きいため、月間利益の半年~1年分あたりが相場です。
引用元:サイト売買の相場は?サイト種類別に相場を公開 - サイト売買Z
基本的に月間収益の◯年分という感じで価格を決めているようですね。
売買価格は契約当事者間で決めるものですから、その慣習で行うこと自体は問題ありません。
しかしお金を生み出すサイトの価値を決めるのは、収益性がどれくらいか?ということですよね。
不動産の鑑定評価でも、収益性に着目した収益価格という考え方があります。
そこで今回は、サイトの収益価格を査定してみようと考えました。
収益価格とは
不動産の種類にも色々あり、その一つにお金を生み出す収益不動産があります。
賃貸マンション・アパート・貸しビルなどの、賃料収入を得るための不動産ですね。
そんな収益不動産の価格を評価するときに重視されるのが、収益価格です。
不動産の鑑定評価では、主に
- 直接還元法
- DCF法
という2つの手法を使って、収益価格を求めます。
今回はこの2手法を応用して、サイトの収益価格を求めてみましょう。
直接還元法による収益価格
直接還元法は一定の収益が継続するという前提の元で収益価格を求める手法です。
期間を設定しないので、永久還元法とも呼ばれていますね。
収益価格 = 純収益 ÷ 還元利回り
直接還元法は上のようなシンプルな数式で表されます。
純収益というのは一定期間に得られる正味の利益のこと(収入 - 費用)。
還元利回りは利回りと付いているように、収益と価格をつなぐものです。
還元利回りの求め方については、以下で解説していきましょう。
アフィリエイトサイトの還元利回りを求める
不動産の鑑定評価で還元利回りを求めるには、実際に取引された収益不動産の事例を参考にします。
例えば年間1000万円の収益を生み出す賃貸マンションが、売買価格2億円で取引されたとします。
するとこのマンションの還元利回りは、
1000万円 ÷ 2億円 = 5%(0.05)
と求められるわけです。
アフィリエイトサイトの還元利回りについても、同様に実際の取引事例から求めてみたいと思います。
先ほどのサイト売買Zの案件一覧から、サイト取引の情報を抽出します。
200件ほどの事例を集めてみました。 ここから、
- 月間収入がゼロ(またはマイナス)
- 極端に利回りが高い(または低い)
事例を取り除き、残った事例から還元利回りを求めてみました。
おおよそ50~55%という値が求められました。
もちろん個別の事例によってバラつきはあるのですが、アフィサイトの還元利回りとしては50%前後が基本となりそうです。
※取引事例と募集事例
還元利回りを求めるときに使う事例の価格は、実際に契約した取引価格がベストです。 今回は取引価格の代わりに、募集価格を使いました。
募集価格と実際の取引価格との間にはズレが生じているので、算出された還元利回りは必ずしも精密なものではありません。
あくまで参考程度にとどめてください。
直接還元法による収益価格
この還元利回りを使って、月間収入160万円程度のアフィリエイトサイトの査定をしてみました。
運営収益 | ||||
---|---|---|---|---|
(a)ASP広告収入 | 18,000,000円 | 月間収入1,500,000円× 12ヶ月 | ||
(b)クリック型広告収入 | 1,200,000円 | 月間収入100,000円× 12ヶ月 | ||
(c)固定広告収入 | 0円 | 月間収入0円× 12ヶ月 | ||
① 収入合計 | 19,200,000円 | (a)+ (b)+ (c) | ||
(d)アプデ等損失 | ▲ 0円 | 損失リスクは還元利回りで見込んでいる | ||
(e)その他損失 | ▲ 0円 | 〃 | ||
② 運営収益 | 19,200,000円 | ① - (d)- (e) | ||
運営費用 | ||||
(f)ドメイン・ サーバー維持費 |
15,854円 | サーバー代 14,580円 +ドメイン代 1,274円 | ||
(g)記事外注費 | 60,000円 | 月間5,000円 × 12ヶ月 | ||
(h)イラスト外注費 | 36,000円 | 月間3,000円 × 12ヶ月 | ||
(i)広告費 | 0円 | なし | ||
(j)その他費用 | 0円 | なし | ||
③ 運営費用 | 111,854円 | (f)+ (g)+ (e)+ (h)+ (i)+ (j) | ||
経費率 0.6% | (損失を考慮しない経費率:0.6%) | |||
純収益 | ||||
④ 純収益 | 19,088,146円 | ② − ③ | ||
直接還元法による収益価格 | ||||
(k)還元利回り | 50.0% | |||
⑤ 直接還元法による収益価格 | 38,176,000円 | ④ ÷ (k) | ||
(月間収入に対する割合:23.9ヶ月) |
還元利回り50%とすると、収益価格は3800万円ほど。
月間収入に対する割合を見ると、ほぼ相場通り(2年分)の価格になりました。
※経費率について
運営費用については、募集事例の経費率を参考にしました。
ただしサイトによってバラつきが大きく、0.1%~100%と様々です。
実際には、当該サイトの運営状況に基づいて算出する必要があります。
還元利回りとリスクについて
直接還元法で使う還元利回りは収益性の高さを表しています。
アフィサイトの還元利回り50%というのは、とても高いですね。
一般的な収益不動産の還元利回りが5~10%ということを考えると、アフィサイトがどれだけ儲かるかがわかります。
ただ還元利回りが高いものは収益性が高い反面、失敗する可能性も高いということも言えます。
例えば年間1000万円を生み出す賃貸マンションとアフィリエイトサイトを比較してみましょう。
賃貸マンションの還元利回りが5%とすると、買い手は2億円を払っても購入したいと考えます。
しかし同じ収益を生み出すアフィリエイトサイト(還元利回り50%)だと、買い手は2000万円しか出してくれません。
アップデートなどのリスクを考えると、買い手は2000万円超の金額を出す気にはなれないのですね。
すべての投資に言えることですが、高利回りイコール儲かるというだけでなく、利回りが示しているリスクを正確に見積もることが大切です。
DCF法による収益価格
ちょっと脱線してしまいましたが、次にDCF法を使って収益価格を求めていきましょう。
DCF法は保有期間を設定して、保有期間中の収益とその後の売却益から収益価格を求める手法です。
例えばアフィリエイトサイトを3年間保有して、その後に売却すると仮定すると以下のようになります。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 備考欄 | |
---|---|---|---|---|---|
(a)ASP広告収入 | 18,000,000 | 18,000,000 | 18,000,000 | 18,000,000 | おおむね横ばい |
(b)クリック型広告収入 | 1,200,000 | 1,200,000 | 1,200,000 | 1,200,000 | おおむね横ばい |
(c)固定広告収入 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
① 収入合計 | 19,200,000 | 19,200,000 | 19,200,000 | 19,200,000 | |
(d)アプデ等損失 | ▲ 768,000 | ▲ 768,000 | ▲ 768,000 | ▲ 768,000 | 収入合計の4% |
(e)その他損失 | ▲ 0 | ▲ 0 | ▲ 0 | ▲ 0 | |
② 運営収益 | 18,432,000 | 18,432,000 | 18,432,000 | 18,432,000 | |
(f)ドメイン・ サーバー維持費 |
15,854 | 15,854 | 15,854 | 15,854 | おおむね横ばい |
(g)記事外注費 | 60,000 | 60,000 | 60,000 | 60,000 | おおむね横ばい |
(h)イラスト外注費 | 36,000 | 36,000 | 36,000 | 36,000 | おおむね横ばい |
(i)広告費 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
(j)その他費用 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
③ 運営費用 | 111,854 | 111,854 | 111,854 | 111,854 | |
(経費率) | 0.6% | 0.6% | 0.6% | 0.6% | |
④ 純収益 | 18,320,146 | 18,320,146 | 18,320,146 | 18,320,146 | |
(l)複利原価率 | 0.6896 | 0.4756 | 0.3280 | 割引率:45.0% | |
⑤ 純収益の現在価値 | 12,633,573 | 8,713,061 | 6,009,008 | ||
⑥ 純収益の現在価値の合計 | 27,355,642 |
(m)売却価格 | 30,533,577 | 4年目の純収益 18,320,146/最終還元利回り 60.0% |
---|---|---|
(n)売却費用 | 916,007 | 25万円以上の場合は3%、25万円未満の場合は20% |
(o)復帰価格 | 29,617,570 | (m)-(n) |
⑦復帰価格現在価値 | 9,714,563 | (o)× 0.328 |
⑥ 純収益の現在価値の合計 | 27,355,642円 |
---|---|
⑦ 復帰価格現在価値 | 9,714,563円 |
⑧ DCF法による収益価格 | 37,070,000円 |
テーブルだけだとよく分からないと思うので、グラフにしてみました。
このように毎年の収益と売却益が積み上がっていくイメージです。
ところでこのDCF法では未来のことを予測しているので、収益について予測の不確実性がありますよね。
その不確実性を担保するのが割引率という考え方です。
割引率について
例えば、親切な人が100万円をくれるというというイメージを考えてみましょう。
- 今すぐ100万円をもらう
- 一年後に100万円をもらう
- 五年後に100万円をもらう
この3つの選択肢のどれかを選べと言われたら、ほぼ全員が1.今すぐを選ぶでしょう。 将来もらえるかもしれない100万円より、今すぐもらえる100万円のほうが良いですからね。
これを価値ということで考えると、同じ100万円という金額なのに、将来もらえるかもしれない100万円のほうが価値が低いという見方になります。
一年後と五年後と比較してみると、五年後のほうが価値が低くなるでしょう。
この将来もらえるかもしれない利益を現在の価値に換算するのが、割引率という考え方です。
DCF法で使う割引率は、還元利回りと同様に実際の取引事例から求められます。
細かい説明は省略しますが、先ほどの募集事例の内部収益率(IRR)から割引率を求めると、
おおよそ45%程度となりました。
サイトの収益価格を査定するメリットとは
直接還元法とDCF法の結果をまとめて、最終的な収益価格を求めると以下の通りとなります。
⑤ 直接還元法による収益価格 | 38,176,000円 |
---|---|
⑧ DCF法による収益価格 | 37,070,000円 |
収益価格 | 37,623,000円 |
(月間収入に対する割合:23.5ヶ月) |
おおよそ月間収入の2年分という、相場通りの結果となりました。
なぜ月間収入の◯年分というカンタンな計算をせずに、直接還元法やDCF法といったという面倒くさい手法を使うのか?
最後にその理由を考えてみたいと思います。
最初に触れたとおり、最近は法人によるアフィリエイトサイト買収が目立ってきています。
個人間の取引ではあまり問題になりませんが、法人が契約当事者になると意志決定プロセスの問題がでてきますね。
つまり購入価格をいくらにするか?という重要な問題は、担当者だけでなく経営レベルの決裁が必要になるわけです。
そのときの判断材料として、直接還元法やDCF法が役に立ちます。
直接還元法やDCF法を使うメリットとして、説明性に優れているという点が挙げられます。
特にDCF法では、実際に購入後のキャッシュフローを想定して価格を求めているわけですから、会社の上司に説明するときにも説得力が生まれますよね。
単純に月間収入の◯年分というよりは、決裁も通りやすいのではないでしょうか?
最後に
ダラダラと説明してきましたが、ほとんどの人はナンのこっちゃ?という感想でしょう。
ほぼ私の自己満足のようなものです。
ただ、物の価値を考えるときは色々な見方があるということを知っておくと、視野が広がると思いますよ。
計測は力なり
お久しぶりです、副長です。
なんとかしがみついて生きています。
アフィリエイトについて、ふと思ったことを書いてみました。
アフィリエイトは継続が大事というけれど
アフィリエイトのやり方を教える商材やブログ記事を読んでいると、アフィリエイトは続けないと結果が出ないという趣旨のことが書いてあります。
これはその通りだなぁと思います。
手が止まってしまうと終わりですからね。
まさに継続は力なり。
でもそうは言っても、諦めて脱落してしまう人の方が多いと思います。
どうして諦めてしまうのか?続けていくにはどうしたら良いのか?ということを考えてみました。
報酬を目標にしない方が良いのでは?
よく月10万円!とか月7桁稼ぐぞといった目標を掲げている方を見かけます。
もちろんアフィリエイトをやる目的ってお金を稼ぐことですから、こういった報酬額を目標にするのは間違っていないと思います。
ただ、アフィリエイトって報酬が出るまでがすごく長いじゃないですか?
- 記事をひたすら書く
- 売れるキーワードで順位が上がる
- サイトから成果が発生する
- 成果報酬が確定する
- 報酬が銀行口座に振り込まれる
普通にSEOアフィリエイトをやる流れはこんな感じだと思いますが、実際にお金がもらえるまでが本当に長いし、不確実ですよね。
記事をひたすら書いても検索順位が上がるとは限らないし、順位が上がっても発生するかどうかわからないし、成果が発生しても広告主が承認してくれるかどうかわからないし。
こんな不確実性の高い報酬ってものを目標にするから、途中で諦めてしまうのかなという気がします。
自分でコントロールできるものを目標に
したがって報酬よりも、自分でコントロールできる範囲での目標設定をしたらいいんじゃない?という提案になります。
自分でコントロールできるものというと、
- アフィリエイトにかけた時間
- 記事の数や文字数
になると思います。
もちろん会社の仕事や育児などでフルに時間を使える人は少ないでしょうが、自分の意思で時間をアフィリエイトに割くことは可能ですよね。
今日は◯時間作業してみようとか今週は△記事書こうという目標は具体的でイメージしやすいと思います。
そこでタイトルの「計測は力なり」ということになるのですが、自分がやった結果を計測・記録しておくとモチベーションアップに繋がると思います。
- 今週は◯時間しかできなかったけど、来週は頑張ろう
- 今月は△記事書けたから、来月は□記事書けるかな?
という風にやっていくと、自分の積み重ねたものが着実に高くなっていくのが分かりますよね。
記録する
→自分の成果が見える
→モチベーションが持続する
→継続できる
という流れ。
計測・記録する方法は、手帳に書いたりExcelで管理したり、何でも良いと思います。
スポーツや勉強と同様に、アフィリエイトも地道な積み重ねが大事。
その地道な積み重ねをどうやったら続けていけるのかな?とかんがえていたら、こんな結論になりました。
最後に……
4月以降の報酬はこんな感じ。
偉そうなこと書いていても全然ダメじゃないと笑われそうですね……。
最近は、今まで自己流でやってきたものを一旦白紙にして、基本からやり直しているという感じです。
こんな私でもなんとか続けていきたいと思っているので、皆さんも頑張りましょう。
2017年1月~3月のご報告
こんにちは、副長です。
はてなブログも更新がしばらくないと、大きな広告が出るようになったんですね。
これを期にもう少し更新頻度を上げたいなあと思いますが、まあ無理かなぁ。
まあマイペースでやるしかないですね。
Like a Rolling Stone
ご覧のとおり年が明けてから、報酬額がさらに下降線をたどっています。
1月にメインで稼いでいた美容サイトが、お星さまになってしまったのが主な原因です。
たくさんついていたバックリンクを全部外す&否認して再審査リクエストをするも、ペナ解除はされず。
結局は諦めて別ドメインに移転することになりました。
このジャンルの需要期は5月~7月なので、間に合うか微妙なところです。
他のサイトも同じような時期に需要期を迎えるので、ここから頑張って巻き返せたらいいなぁ……
これ以上転がり落ちることがないように、なんとか踏ん張っていきたい!
Slow hand
最近実感しているのが、記事を書くのが遅いよなぁということ。
ひと記事を書くのに、一週間くらいかかるのが普通です。
他のアフィリエイターさんが今日は~記事書けた!なんていうツイートをしていると、すごいな~と思います。
数百記事を入れるビッグサイトや、ペラサイトを量産、なんていうのもちょっと自分には無理そう。
まあ自分でできないものを追い求めても仕方ないので、数は少なくても内容の濃い記事を入れることで勝負していきたいと思います。
まあ薄い内容でもOKなところについては、外注さんにおまかせすることもありますけどね。
終わらない歌
このところは疲れることが多く、身内の不幸があったりして、落ち込む日が多かったです。
そんなときによく聴くのが、ブルーハーツの終わらない歌という曲です。
私が中学生の頃に発表された曲なので、もう30年くらい聴き続けているんですね。
40歳を過ぎてからこの曲を聴くと、昔とはまた違った思いがあります。
一言で言うと、良いことも悪いことも、死ぬまで続いていくんだなという感じでしょうか?
歌詞を引用してしまうとJASRACに怒られてしまいそうなので、この曲を知らない方は検索してみてください。
いろいろ落ち込むこともあるけれど、明日には笑えるように。
とりあえず今日も奥さんが残業で遅いので、寝かしつけまで頑張ります!
2016年の振り返りと2017年の目標
あけましておめでとうございます。
副長です。
後回しになっていた仕事場の片付けも一段落したので、昨年の振り返りと今年の目標を書いてみたいと思います。
すでにアフィリエイターの皆さんの振り返り記事を読ませていただいて、新年から出遅れ感が満載ですが、とりあえず。
お仕事
昨年の確定報酬はこんな感じに推移しました。
需要期こそだいぶ伸びが見えましたが、その後の落ち込みがヒドいですね。
季節商材を扱っていると、こういうことになるという典型です。
この反省を受けて、今年の目標としては
需要期の報酬を月100万円単位で伸ばす
秋冬の落ち込みをカバーするべく、新サイトを作る
というところですかね。
一人でやっているのと手が回らない部分があるので、外注さんの力を借りつつ頑張っていきます。
プライベート
プライベートでは昨年は体調不良で苦しんだ年でした。
何度風邪を引いたか分からないくらい。
なので今年は体調管理をしっかりとやって、運動・睡眠に気を配りたいと思います。
運動といえば昨年は4月のかすみがうらマラソンを走ったきりで、その後はまったく大会に出場できていません。
今年の2月に熊本城マラソンに参加するつもりでしたが、諸事情によりキャンセル。
今年はハーフ1回、フル1回くらいは参加したいなと思っています。
家庭
相変わらず家では専業主夫として頑張っています。
家事や雑用で仕事ができずストレスが溜まることもありますが、まあ仕方ないですね。
すべて併せて自分の仕事だと思って、割り切って考えないと。
今年はもっと稼いで、家事をアウトソーシング化することを目標にしていきます。
子どもの方は順調に成長していて、今年の3月でいったんグループ療育は卒業することになりました。
あとは言葉の発達が進めば嬉しいですね。
そんなこんなで、引き続き副長をよろしくお願いします。
またどこかでお会いする機会には、構ってやってください。
吉祥寺でアフィリエイト作業会をやりました
こんにちは、副長です。 奥さんと子どもが実家に行っているので、暫しのフリータイムを楽しんでいるところです。
昨日のことですが、ふとしたきっかけでアフィリエイト作業会の幹事をさせてもらうことになったので、少しだけご報告させてください。
いのたさんを中心にいつも集まっているメンバーで「また飲みたいね」という話をしていたところ、ついでに作業会をやったら良いのではないかと思いました。
場所は吉祥寺ということで、いちおう地元民の私が幹事をやることに。
参加者は10名。
幹事の仕事としては以下のような流れでした。
- 調整さんで日程調整
- 作業会の場所を予約
- 飲み会のお店を予約
作業会の場所はこちら。
作業会ということで無線LANがあることと、電源が使えるというのがポイントでした。
あとここは飲食物の持ち込み自由なので、オヤツも好きなだけ食べられます。
特にテーマを決めずに各自好きなことをやるという前提でしたが、やはり他の参加者のやっていることは気になります。
今取り組んでいる手法であったり、便利なツールであったり、いろいろな情報交換の場となりました。
クロクロな話からピュアピュアな話まで、本当にいろいろ。
10名という人数も多すぎることなく、程よい感じでしたね。
飲み会はこちらで。
コース料理は野菜中心のヘルシーメニューながら、お腹いっぱいになります。
飲み会ではお酒も入ったので、アフィリエイト以外にもプライベートの話でも盛り上がりました。
Twitterやブログでアフィリエイトの情報収集をしている方は多いと思います。
それはそれで有意義なことですが、やはり本音の部分というのは直接他のアフィリエイターさんに会って聞かないと分からないもの。
直接会えば人柄に触れることもできますしね。
そのような機会として、少人数での作業会というのはとても良いと思います。
またチャンスがあればやってみたいと考えていますので、よろしくお願いします。