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備忘録

【読書】冷静と情熱のあいだ -rosso (江國香織)

アオイ イタリアで生まれ育った日本人
マーヴ 金持ちアメリカン アオイの彼
順正  アオイの忘れられない人



苦しくなる。


完璧な恋人との穏やかな日々。
心にあいて塞がらない穴。

思い出すだけで胸が苦しくなるような
永遠に忘れられない恋があるって
幸せなことだなと思っています。

記憶は薄れるし褪せていくけど
その苦しさだけは
時が経っても風化しないみたいで
いつも私を甘く苦しめます。

その、いつまで経っても
きゅっと心臓が締め付けられるような感覚が
そっくりそのまま閉じ込められているような作品でした。

信じられないくらい愛し合ったのに。
何もかもぴったりだったのに。
ずっと一緒に生きるのだとおもっていたのに。

一文一文が心の隙間に深く突き刺さる。

【美術展】ラファエル前派の軌跡展 於: 三菱一号美術館

三菱一号館美術館でおこなわれている
『ラファエル前派の軌跡展』へ
いただいたチケットで滑り込んできました🤘

19世紀(1840年頃)イギリス。ロイヤル・アカデミーの教育方針を批判し、自分たちの理想とする美術をつくるべき立ちあがった。ルネサンス期のラファエロ以前を理想とする彼らの作品はイギリス美術界を騒然とさせた。

軸となる3人はこちら。
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828-1882)
ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-1896)
ウィリアム・ホルマン・ハント(1827-1910)


ラファエル前派って初めて聞いたけどもイギリス独自の派閥だそう。イギリスでも色々あったんですね。

やはり今回の目玉である魔性のヴィーナスが1番良かった。

手に持っているキューピッドの矢で周囲を狂わせます。


《魔性のヴィーナス》 ロセッティ 1863-68年頃


匂い立ってきそうな色合いがたまらん。

すき。


ウィリアムターナーのあの幸薄そうな作品群も良かった。

というか、イギリスの芸術家さんってあんまり知らないなーと思い調べてみたら…ウィリアム多すぎな。ウィリアムターナーはじめ、ウィリアムモリス、ウィリアムハント、ウィリアムブレイク……おてあげ。。


おまけ、旦那氏のお気に入りがこちら。

個人的には心霊写真にしか見えなかったのですが。(注: 右上)




今日は、ブリックスクエアのカフェにも寄れて、プチガーデニングもはじめて、二日酔いも治って、健やかな精神が育った休日でしたとさ。


【映画】宇宙兄弟 (★★☆)


出典元: Amazon


・あらすじ

2012年に公開された、マンガ『宇宙兄弟』の実写映画。 「二人で一緒に宇宙に行こう!」幼少時代から宇宙に憧れていた南波兄弟。 その夢に向かって進み続け、念願の日本人宇宙飛行士となった弟・日々人。 一方、兄・六太は会社をクビになってしまい、人生諦めモードに突入。 ある日突然、兄に弟からの連絡が…そこから”南波兄弟”の夢が、再び動き始める!
引用元: official website


・感想

うーん。
★ひとつに近い★★。

原作をぎゅっと映画にまとめた結果か、
なんだか展開が早急なかんじ。

感情移入する前にサクサクと進んでしまって
気がついたら終わってました👐

(なお岡田将生の英語もなかなか酷い。)



原作はもっともっと良いんじゃないかなあ

題材自体はとても素敵だし、ラストの胸熱のために、宇宙飛行士になるまでの苦労的なのがもう少し描かれていてほしい。兄弟ともにね。

逆に気になります。

読んでみたいな。


なんだか、テンポって難しいなー。

キャロルみたいに助長すぎても眠たくなるし。

観ていて心地よいテンポって
やっぱりありますよね。



いずれにせよ、宇宙って人間の希望とロマンが詰まっているよなぁ〜。

私も月、行きたい。

月から地球が見たいー。




なんて現実逃避したくなる
日曜日の夜です。

【映画】50回目のファーストキス (★★★)

旦那氏の英語勉強に付き合い2度目の鑑賞
˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

大好きな作品。

原作が素敵なので、日本版はなんだかはずかしくて観られていません。


引用元: amazon


テンポ良く無駄なシーンのない映画。

心の邪を落とされる映画。


鉄板ですが泣けます。

Forgetful Lucyの歌は反則。゚(゚´ω`゚)゚。


わーーん。゚(゚´ω`゚)゚。




どうでもいいけど昨日は本当に久しぶりに旦那氏とちゃんと話し合いをした。(喧嘩ではなく。)
風通しの良い関係って定期的なお手入れとお手入れ過程の精神力忍耐力が必要なんですな…確実に結婚してから精神力がついてきているよ( ◠‿◠ )

この調子で頑張りますっ

【美術展】印象派への旅 バレルコレクション 於: bunkamura

※特に芸術に造詣が深いわけではありません
※備忘録です

招待状をいただき行ってきました♡

↑破けてるww


本国のバレルコレクション美術館が改装している隙に、日本で作品展が企画されたそうです( ◠‿◠ )

ほぼ日本未公開の作品たち。

ドガの稽古場が見られます。


ぶんかむら公式hpより。


バレリーナの練習風景の絵画はあまりに有名ですが、そもそもドガが楽屋に出入りできる特権階級であったからこそなりえた主題だということをはじめて知りました。

ドガの主題はバレエと競馬。

金持ち臭がごいすー。



ヤギの絵がすごく好きだったのだけどどなたのだったか忘れた…


先週末の渋谷は文字通りお祭り騒ぎでしたが
ぶんかむらmuseumはわりと余裕を持って回ることができ満足☆

有り余る富の使いどころを間違えなかった海運王に感謝した1日でした。





全くの余談だけど昨日12000円かけて美容鍼してみました。


…なんもかわんねえ!


重力に抗え、アラサーの肌。

【映画】キャロル (★☆☆)

出典元: Yahoo!映画

・あらすじ

1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのプレゼントを探すキャロル(ケイト・ブランシェット)に応対する。優雅で気品に満ちた美しさを誇るも、謎めいたムードもある彼女に魅了されたテレーズ。彼女にクリスマスカードを送ったのを契機に、二人は会っては話をする仲になる。娘の親権をめぐって離婚訴訟中の夫と争うキャロルと恋人からの求婚に思い悩むテレーズ。そんな中、彼女たちは旅行に出掛けるが……。引用元: Yahoo!映画


・感想

演技とオシャレさがピカイチ。

内容は… あまり共感できず。。

ていうか主人公のルーニーが、まさに私の苦手とする、NOと言えないうじうじ系女子だったからかも…?ちょっとイライラしてしまいました

でも、そんな性格だからこそ、はっきりと物申せるキャロルに惹かれるルーニー

でもそんなキャロルでも実は… (この辺りのギャップが女性らしすぎてちょっと嫌悪感を覚えてしまいました。すみません)


ただ、印象に残っているシーンがあります


パーティー会場にて友人がコソコソとたばこを吸っています。

キャロル「隠れてタバコ吸うのね」

友人「彼が嫌がるから」

キャロル「だから何?あなたはタバコが好きな人。


キャロルのこの自分らしく生きようとする生き様によって周りが翻弄されているのですが、良いシーンだなと思いました。

自分らしく生きていきたいものです。

【映画】ボヘミアンラプソディ (★★★)

言わずもがな、、、面白かった。
旦那氏も二度目の鑑賞。
クイーン好きでなくても楽しめました。

出典元: 映画.com

最後のライブエイドのシーンでは実際のライブのような臨場感と高揚感が伝わってくるようでした。クイーンはあまり聴いたことがなかったけれども、本当になんだか彼らはセンスの塊というか…よくあんなに違ったテイスト、違ったテーマの曲で魂に響く曲を沢山作れるなぁと。レディオガガとか。。


フレディマーキュリーの孤独もよく描かれていました。自分の家族のようだったメンバーや元婚約者はそれぞれで家庭を持ち、それぞれの居場所がある。でも自分は…と。メアリーとの関係は、お互い消化するのに相当な年月が必要だったことと思います


フレディにはメアリーが絶対的に必要。性の対象としては見られないというだけで、そのほかに必要なものはすべてもってます。もしかしたらメアリーはそれを理解してフレディに添い遂げるのかな…と思いましたが、さすがに女性は現実的でしてちゃっかり自分は結婚して子供も授かります。良かった。女性はそうでないとね。。でも生涯の親友で居続けましたね。素敵です。


私は家族大好き人間なので、なんで家族が支えにならなかったのだろう?という疑問が。お堅い宗教に入っていてゲイなんて受け入れてもらえなさそうとはいえ、なんだかんだ理解はありそうな方達だったけど…
男の人ってそういうところあるよな。。。

やっぱり子供は女の子が欲しいな\\\\٩( 'ω' )و ////笑



あと猫ちゃんたくさん出てきて嬉しかった♡

家から徒歩30秒の場所に猫カフェができたので、今日はおじゃましてきます🐈←単純