2014 Summer Denmark & Sweden vol.3 コペンハーゲン近郊
デンマーク3日目のこの日はコペンハーゲン近郊にある有名な建物を見に行きました
まず、1つ目はこのブログのTOP写真にしているルイジアナ美術館
世界で最も美しいと評される美術館、長年訪れてみたかった場所の一つ
コペンハーゲン中央駅から電車で約30分のHUMLEBAEK駅で降車して歩くこと約20分
その駅で降りる人は99%がこの美術館に行くので付いて行けば迷うことはありません
この美術館は増築を繰り返している美術館で、入り口部分が一番最初に作られた部分ですが、写真等で見たことがあるものとは全くの別物です
内部に入るとまずミュージアムショップがあります
展示室へはガラス張りの明るい廊下で繋がれています
庭もとても綺麗に整備されており、その美しさもこの美術館の魅力の一つです
順路の途中でも廊下から庭に出ることができ、途中で休憩してもよし、走り回ってもよしと「こう見て欲しい」というよりは「自由に楽しいで欲しい」という感じの美術館
子供達のワークショップもやっていました
自然そのものを絵画のように切り取った窓
奥に進んでいくと現れるミュージアムカフェ
とてもおしゃれなカフェ
素材と色使いそして光・自然の取り入れ方、それをごく自然にさらっとやってのけるこのセンス
自分から「どうですかおしゃれでしょ?」と主張する訳でもなく当たり前のようにそこにある空間
北欧から学ぶことは多いですね
時間はちょうどランチ
大半の人は外でのランチを楽しんでいました
広場は海岸沿いまで続いておりランチの後にそこで思い思いの時間を過ごす人たち
本当はここで昼寝でもして行きたかったが、海外旅行中はスケジュールがパンパンなのでそういうわけにもいかず後ろ髪を引かれつつ次の建築へ
次に訪れたのはベラヴィスタにあるアルネ・ヤコブセンの集合住宅
飾り気はなく白一色でシンプルに作られているのにこの美しさ
ヤコブセンの造形美に感服
続いて近くにあるカフェ
もうため息しか出ません
空の青さと海の青さを映すキャンバスのような建物、最高です
その後電車とバスを乗り継ぎ、
ザハ・ハディド設計のオードロップゴー美術館へ
森の中を歩いて行き
現れるのが、この近未来的な建物
ザハらしいといえばザハらしいが、少しおとなしい方なのかな?
オードロップゴー美術館にきて意外だった収穫が
フィンユール邸という建築家の住宅に出会えたこと
内部は写真が禁止だったため、写真はないがインテリアがすごくいい
空間の使い方をある程度限定していて、ここは何をする空間で、その為に必要なスペースを必要な分だけ設けましたというような設計
フレキシビリティがよく謳われる中で、その感覚はとても新鮮でした
参考までに平面図を貼り付けておきます
この日はその後コペンハーゲン市内に戻り
イルムスボーリーフス等でお土産を見て終了
最後はホテルのレストランで疲れを癒すディナー
2014 Summer Denmark & Sweden vol.2 コペンハーゲン
約2年ぶりのブログ更新
前回から筆が遠のいてしまった反省を踏まえて、まずは写真メインにリハビリしていきます。
憧れのラディソンブルは宿泊料が高かったので1泊のみ
朝はスーツケースを引っ張り次のホテルへ
ヨーロッパは石畳が多くて小さいローラーではほとんど機能しません
この時切にスーツケースは良いものを買おうと思いました(4年後まだ買ってないけど)
この日泊まったのは港の近くのアドミラホテル
毎度お馴染みBooking.comで見つけて予約したのですが
内部はこんな感じで木造になっていて昔の倉庫を改築したような
趣のあるホテルでとても良かった
つたない英語で荷物をホテルに預けていざ出発
コペンハーゲンは運河が発達しており
街中のいたるところでこんな観光船を見かけます
見たい建物が運河沿いにいくつもあったので、
観光船ではないが渡りのフェリーに乗船
このサンダーバード4号を思わせるかのようなかっこいい色使いには感服です
運河沿いには大学やオペラハウス、劇場、図書館など建築好きには
たまらない現代建築のオンパレード
日本みたいに細かな作り込みはあまりないんだけれども
これがやりたかったんだなというのは一目でわかるダイナミックな建築
その後は街中に戻ってアルネ・ヤコブセン設計のデンマーク国立銀行へ
北欧建築は特に内部が素晴らしいので中に入りたかったが、
この日は閉まっていたのか営業中で入れなかったのか断念
でも外観だけでもそのクールさは伝わってきます
銀行を見た後は昼食を食べにコペンハーゲンの市街地へ
コペンハーゲンはデンマークの首都ですが、都市の規模はかなり小さく
おそらくこの写真あたりが一番賑やかな場所
そしてデンマークは物価が驚くほど高いです
日本で食べると1500円くらいのカフェのランチがデンマークでは約4000円
くらいかかります(だいたい倍以上の感覚)
なので昼食はお馴染みイヤマ(スーパー)へ
イートインスペースでサンドイッチと飲み物を飲んで腹ごしらえ
これで確か2000円くらい
イヤマでイヤマちゃんマークの水を確保
海外旅行ではいつも水のストックは持っておくようにしています
この前後で、建築博物館やブラックダイヤモンド(図書館)やチボリ公園にもいきました
4年前のことなので前後が不明です
おそらく運河沿いの倉庫をコンバージョンしたオフィス
止水扉がとてもいい感じ
チボリ公園入り口のゲートおとぎ話の中にありそうな遊園地
入り口の手すりで兵隊がお出迎え
チボリ公園内で旅のお供ケンちゃんと照子
その後、地下鉄で郊外にあるデンブロプラネット(水族館)へ
内部はダイナミックな水槽の連続
おそらく日本では見られないであろう魚もいたと思うが違いはあまりわからなかった
ただ、水族館自体は少し日本のものとは違っていて
レストランのスペースがかなり広く取られており、しかもかなりしっかりした料理を出すお店で、日本の申し訳程度に付いているカフェ等とは明らかに違った(写真がないのが残念ですが)
食事は食事でちゃんと楽しもうという意識が強いのかもしれないですね
2日目はだいたいこんな感じ
2014 Summer Denmark & Sweden vol.1 福岡→コペンハーゲン
今回は一人旅ではなく二人旅
もともと自分から行きたいと思っていた場所ではなかったが、
行ってみると南欧とはまた違った風土や文化でとてもやさしい印象の街
建物や家具、雑貨等もかわいいものが多くとても満足度の高い旅となった
仕事の夏休みがお盆期間と重なっていたので、
できるだけ安く行けるように、3月くらいに飛行機のチケットを確保し
ホテルもBooking.comで早めに安い部屋を押さえ
準備万端で迎えた出発日
飛行機は福岡からオランダへの直行便が出てるKLM
パスポートコントロールを超えて飛行機に乗り込む
今から約10時間のフライトにちょっとげんなりしつつも、旅への期待に胸を膨らませ
飛行機は滑走路を走り出す
よし、いざ出発!!
と思った矢先、ガタッという音が、、
お、大丈夫か?と思っていると飛行機は急停止
ターミナルへ引き返すことになった
こんな事は初めてだったが、すぐに点検をして再出発するのだろうと思っていた
しかし待てども待てども何の連絡も無い
そして、約2時間後欠航が決定!?
そんなことってあるのか?と思いつつ
チケットを手配してもらった旅行会社に連絡
振替便は旅行会社の方で手配してくれるそうでとりあえず家に帰ってくださいと、、
こんなとき旅行会社で手配しといて良かったなと思う
自分で振替便を手配する人は何時間も空港で待ち続けることになっていた
かなり拍子抜けしたが、自分たちでできることは何も無いので、
とりあえず家に帰る
その後、何度か旅行会社の人と連絡を取り合い
振替便が決まったときにはもう夜の12時を超えていた
“振替便は朝7時です!込み合うので5時には空港に来てください!”
え?!5時間後?寝る時間なくない?
でも、どうしようもないので寝不足でまた空港に向かう
もともとは福岡→オランダ→デンマークだったが、
成田での乗換は1時間もない上にターミナルも違ったので、
CAさんと一緒に汗だくになりながら空港内を走ってギリギリセーフ
不幸中の幸いは、振替便がフィンエアーだったこと
乗る前までは全く知らなかったが、
機内の、シートやブランケット紙ナプキンに至るまで全てマリメッコ製
振替便で1日旅行日数が減ったが、マリメッコに囲まれてとても
いい気持ちで旅の再スタートがきれた
約9時間後フィンランドの空港に到着
日本からだとフィンランドは一番早く行けるヨーロッパらしく
今まで乗っていた12時間とかと比べるととても楽
インテリア・サインのセンスに
北欧に来たことを実感
空港内にはマリメッコの免税店もあり日本で買うよりはだいぶ安い値段で売っていたが
旅の初めなのでまだ何も買わず
乗換便に乗り込む
約2時間くらいだったと思うが、何故かビジネスクラスに振替られており
束の間の贅沢を満喫
夕方近くになっていたのでまずはホテルへ
初日の宿は、中央駅から歩いて行ける
ラディソンブルロイヤルコペンハーゲンホテル
デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンの設計で、今回の旅の最初の目玉である
あまり良い写真が撮れていないのが残念なのだが、
ロビーにはエッグチェアやスワンチェアなど
ヤコブセンによってデザインされた家具が並んでいる
客室はおそらく改装されているが、オシャレ
部屋に着いて、荷物を置き街に出る予定だったが、
ここで、ちから尽きてしまい爆睡
2〜3時間後に目覚め
夜は近くにあったIrma(イヤマ)で軽食を買い軽めに済ませる
自分は知らなかったが、このイヤマというスーパーは日本でもひそかに
人気があるらしく、このイヤマちゃんマークの入った商品をお土産で
買ってかえる人も多いらしい
何気ないんだけど、かわいらしいこのイヤマちゃん
旅の途中からじわじわ来て帰る頃には結構好きになっていた
部屋から見るコペンハーゲンの街並
ちなみにこれで午後9時くらい
この日は時差ぼけと寝不足で再度ちから尽き、ここで就寝
2009 Summer Italy vol.1 アテネ→ローマ
2009年も前年に引き続きギリシアでの調査を行った訳だが、
ギリシア調査に関しては2008年と似たような内容になるので、
また時間に余裕があるときに書くことにして、
今回からは、その調査の後に訪れたイタリアについて
アテネまでは調査メンバーと一緒に行動し、
そこからは人生初めての海外一人旅
朝5時に起床し、6時にシンタグマ広場から空港行きのバスへ
チケット売り場を探し、遅れない様に必死の思いでチケットを買うが、
バスの中はほぼ、無賃乗車の人ばかり、、、
6:40
空港に着き、無事搭乗手続きを済ませるも、
搭乗前にアナウンスがあり、周りの人がざわざわと騒ぎだす
英語があまり聞き取れず状況を把握できずにいたが、
注意して聞くと、マシーントラブルで欠航?!
出だしからトラブル発生
振替便は17時30分とのこと
自分1人朝早く出て来たが、研究室メンバーへの帰国を逆に見送ることに
その後、チケット交換の為にカウンターへ行くが、長蛇の列
1時間程並びようやく振替のチケットを手にする
チケットをもらいその場を去ろうとするとイタリア人のおっさんに呼び止められ、
「お前はダンディだ!日本人ではなくイタリア人だ!」と???
話を聞くと250€の賠償金がでるとのこと
危ないところだった
イタリア人のおっさんに感謝
次は、荷物を振替をすることに
カウンターに行くが、バッゲージタグをなくしてしまい
振替はできないとのこと
このままではロストバゲッジになってしまう!
今回はバックパックの旅でそれ以外の荷物は無かったので、大ピンチ
藁にもすがる思いで、近くにいた日本人に助けを求め
一緒になってバッグを探してもらった
人のありがたさが身にしみる
結局、バッグは地下の荷物搬入するところで発見
そこで返還を求めるも自分のものと証明できないとのことで
拙い英語ではなかなか伝わらないので、
係員の目を盗んで、強引に奪取
なんとか事なきを得た
17:30
ようやく振替便に搭乗
爆睡している間にローマに到着
空港からローマへは電車に乗って移動(11€)
電車出発2分前
チケットを自動スタンプ機に入れて、スタンプを打つ際
チケットで奥に入れすぎて取れなくなり焦る
トラブル続き、、、
何とかチケットを取り出し、電車に乗ってローマに到着
20:00
何とかなるだろうと思いホテルさえとっていなかったが、
ローマ・テルミニ駅周辺の治安の悪さにその事を後悔
とりあえず、安そうなホテルを何軒かあたる
20時から当日に泊まれるホテルはそうそうなく、
やっとホテルを発見するが、1泊70€と一人旅にしてはちょっと高め
それでも、疲労と治安を考えその宿に決定
値段の割には薄気味悪くあまりいいホテルではなかった
しかし、初の一人旅初日でやっと気を緩めることができる場所
一安心して荷物を広げたまま爆睡
トラブル続きの初日、波乱の幕開けとなった
2008 Summer Greece vol.8 ナフプリオン
休日の過ごし方について
調査は月〜金までを基本とし、土日には自由時間が与えられた
何をしてもいいのだが、たいていの土日は学生たちだけで車に乗って
小旅行に出かけていた
今回はその中でも特に印象深かったナフプリオン(アテネの前の首都)について
記憶がかなりあいまいなので写真メインで
朝早く車で村を出発
道路に羊の群れが現れるがこの村では羊が優先
ひたすら何も無い道を走り続ける
途中道路脇にある感じのいいレストランで休憩
第一目的地エピダウロスに到着
ギリシアで最も保存状態の良い劇場で
山肌を削って座席部を作る典型的なギリシア式の劇場
オルケストラ(赤い円の部分)の中心で手を叩くと劇場全体にその音が響き渡る
音響設計がなされている
最上段の座席から舞台を見たところ
開放感があって気持ちいい
この保存具合とスケール感は圧巻で
ギリシアで見た建物の中では1、2番目くらいに感動した
劇場以外のものも比較的保存状態が良いものが多く
繊細に彫刻された柱頭なども見ることができる
いつもいる村よりは都会で広場を中心とした街の構成
建物も色彩豊かでバルコニーの手摺など
何気ないところのデザインも秀逸
サインもかわいい
ちょっとオシャレなデザインショップも
ここでお土産用の絵本を何冊か買った
ナフプリオンでギリシアに来てはじめてアイス(パゴト)を食べる
下の段のレモン味はいままでに食べたことないくらい美味しかった
それ以来、海外でアイスを食べるときはレモン味を食べるようにしている
夜になると広場のにぎわいもひとしお
陽気な音楽とお酒と、ドラクエの世界の中のような雰囲気
広場の裏では水着のコレクションも行われていた
お城らしきものもライトアップされて幻想的
田舎すぎず、都会すぎず
歴史と流行が入り交じるとてもバランスの良い街
それがナフプリオン
ギリシアで訪れた街の中では一番好きな街になった
夜はお金がなかったので学生5人で1人20ユーロの宿に泊まることに
3人と2人で2部屋に分かれて泊まったのだが、
宿の受付がかなり適当な人で、自分達の部屋の鍵をイタリア人に渡してしまっていた
なので鍵なしで寝ることに
ちょっと怖かったのだが、疲れてしまっていたので爆睡
次の日は、前日の夜に見たお城みたいなところへ
紀元前400年からある要塞らしい
ここは本当にドラクエの中ではないかという思いがまたよぎる
砲撃をする為の穴だったらしいが、それさえも絵になる
頂上に登ると海と街が一望できる
そして偶然見つけた海水浴場
泳げる時間は30分しか無かったが迷わず海に
その後、劇場で有名なアルゴスへ行き休日終了
週末ごとにどこか観光に出かけていたのだが、
それを書きだすとなかなか書き終わらないので
それはまた時間があるときにということにして
とりあえずギリシアについては今回でひとピリオド
2008 Summer Greece vol.7 マグロマティの村
今回は調査期間中滞在していた村について
村の名前はマグロマティ
人口は約150人程度
村には遺跡と博物館、2件の教会、
それと1件のレストラン、ホテル、バー、売店がある
村の収入源は遺跡しかなく
若者は村を出ていく、日本の田舎と似ている
村の中腹にある教会
少し登ると村の半分が見える
自分達が訪れたのは8月の初め
いつもは少ないはずの村の人口がいつになく多い
その理由は
8月15日にギリシア正教の聖マリアの祭
村は故郷へ帰って来た人たちであふれる
8月10日〜15日くらいは毎日夜はお祭り
コンサートが開かれたり
(ギリシア独特の音楽で、海外のお祭りに来た!という感じが味わえる)
豚の丸焼きが振る舞われたりする
見た目は悪いが、味は最高!
また、祭りの間は、村に花を売りに来る移民の一家もいた
この家族は夜になるとみんなひとつのトラックで寝泊まりする
祭りが終わるとまたどこかの街へ行くのだろう
日本では考えられないが、海外に行くとこのような生活を送っている人に
少なからず出会う
自分がおかれている環境がいかにありがたいものか気付かされる
祭りは夜遅くまでつづき
自分達もバーへ移動してワインを飲む
何杯か飲んで店を出ようとすると既にお代は支払われている
TOYOTAの車に乗っていて日本にはお世話になっているという
粋なおじさんが奢ってくれたのだ
ギリシアって何ていい国なんだ!
この後も、こんな事が2回くらいあった
バーを出ると広場ではみんな出来上がっており
輪になって踊っている
酔っぱらった勢いで一緒になって踊る
楽しい
こんな感じで祭りは何日か続き
8月14日の夜クライマックスを迎える
14日の夜は山の頂上にある教会へと登る
自分も軽い気持ちで登ったが、夜10時くらいから登り始めて
頂上に着くのは12時くらい
2時間街灯も無い山道を登るのはとても疲れるが
街灯が無いおかげで星空がとても綺麗で幻想的
頂上へ着くと教会にはたくさんの人がいる
中では順番に壁のイエスの絵にキスをする
とても神秘的なお祭りだった
滞在した期間で起きた主なイベントはこのお祭りくらい
その他の期間は静かで穏やかで
それはそれでいいところだった
泊まってたホテルとタベルナの子たち
8年前なのでだいぶ大きくなっているんだろうな〜
2008 Summer Greece vol.6 日々の暮らし
今回は遺跡調査の一日のスケジュールついて覚えている範囲で書きたいと思う
日本からはるばる遠いギリシアまで来て調査をするので
できるだけ時間を有効に使い効率よく調査をしなければならない
なので基本的に月〜金は毎日朝早くから夜まで調査を行う
※日本では当たり前の事だが海外の調査隊は昼までで仕事をきりあげるので
日本人はとても真面目で勤勉だと思われている
am6:30 起床
調査隊は10名、男性3部屋、女性1部屋に泊まっており
それぞれの部屋から外部の共用バルコニーへ出て来て
朝食(am7:00)
朝食は隣の村のスーパで買った薄いパンのようなものに
ハムが1枚、チーズが1枚、フルーツジュースを1杯、トマト、キュウリと決まっている
集団行動をしているので
ハムを一枚でも多く食べようもんなら不穏な空気になる 笑
どんだけ小さいんだと思うかもしれないが隣の村のスーパーへも
往復1時間以上かかるので、そう簡単には行けない
am7:30 車に調査道具を積み込み遺跡へ出発
遺跡へは歩いて10分で行けるのだが、荷物が大量にあるのと
日中の飲み水も持っていかなければならないので車を利用
現場に到着するとそれぞれの持ち場に散って
前回書いた作業に入る
たまに観光客が来るので
綺麗な人を見つけてはみんな写真を撮る
基本的には7:30〜13:30までは作業に従事するのだが、
何日かおきに当番で隣村のスーパーまで朝食用の食料を買いにいく
ちょっとしたドライブ
ドライブはトラブルに巻き込まれないよう2人で行く
隣村、あんまり変わらないがスーパーやネットができる場所があったり
ちょっとだけ便利
pm13:30気温が40度近くになり頭がぼーっとしてきたところで作業終了
一端荷物を引き上げて村のタベルナへ
pm14:00昼食
ギリシアでは晩ご飯よりも昼ご飯の方がメイン
豪勢な料理が出てくるので昼ご飯はみんなの楽しみ
もちろん毎食欠かさずビールも飲む
乾燥気候で飲むビールは格段に美味しい!特にアムステル
ゆっくりと昼食をとり
そこから夕方の16:30までシエスタという昼寝のタイム
サボっているように思えるが
とても作業できるような気温ではないので夕方に向けて体力温存
pm17:00〜20:00
図面が見えなくなるまで作業
pm20:00〜21:00
各自シャワーや洗濯など済ませる
pm21:00〜夕食
昼がメインなので夜はつまみ程度
毎日スブラキと呼ばれる焼き鳥・豚の串を食べる
もちろんビールも
夕食もゆったり2時間くらいかけて食べる
村にはネットもなくTVを付けても言葉がわからないので
娯楽といえば人と話すこと
いつも以上にみんな喋っていた気がする
pm23:00くらい、みんな眠くなってきて解散
元気があれば、たまに村にもう一軒あるバーに行ったり行かなかったり