となりの三軒長屋

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映画観ました(1)

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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

(公開年:2016年)

 

去年の公開中映画館で観られず自宅で観ました。

 

あらすじをざっくり書くと、イタリア・フィンランド・ドイツ・ノルウェーチュニジアなど世界各国が取り入れて上手くいった社会制度とシステムをアメリカの現状と比較して「アンビリーバボー」と一々驚いていくドキュメンタリー映画。驚いてるのはあのマイケル・ムーアです。昨年の凱旋門賞ジョッキーライアン・ムーアのお兄さんです。もちろん嘘です。ハリセンボンの太っちょの「○○じゃねーよ!」シリーズの3番手くらいに出てくる世界的に有名なドキュメンタリー監督ですね。

 

マイケル・ムーアのドキュメンタリーは、とても見やすくわかりやすく勉強にもなるので大好き。これまでも観られる作品はすべて観ていたので今回も心待ちにしていました。(なのに映画館行かず今更DVDとかなんでなんでしょう)

 

感想もざっくり書くと、とにかく素晴らしかった。感動で泣けますとか、大声で笑えます、というものではないし、ドキュメンタリーらしく生々しくて心に何かが突き刺さっちゃいます、というものでもない。ただただ「ほぉぉぉ」「うぅぅん」と深く唸らされて、その後「そっかぁ」と自分でなにかを考えることをはじめてしまう、そんな作品です。

 

ムーア的には「アメリカだってできるはず」ということなんだろうけど、考えてみればアメリカにできるんだったら「日本だってできるはず」なので、いいとこはガンガン取り入れて侵略されたいなぁと思いました。

 

いい2時間だった。

 

 

それにしても邦題がダサいよなぁ。