こんにちは、Loose VoiceのKANです!
「喉声」や「喉締め発声」と言われる、客観的に聞いたら詰まり気味に聞こえる歌声
この発声を改善する時に「喉を開けば大丈夫」と思っている人が多いようですが、実は、これだけでは改善は難しいです。
それは原因が2つに分けて存在するからです。
①喉(気道)の空間の問題
鏡で喉の奥を覗けば、ある程度、確認できる部分です。これが「喉を開く」事で声を響かせる空間を作る事ができます。
この空間が狭いと声色は「幼い」「平べったい」「詰まり気味」「響きが無い」というような印象になります。
②声帯の閉じ過ぎの問題
こちらが「喉を開く」だけでは改善できない部分です。声帯は目視できないので、感覚的に捉えることになります。呼気が声帯を通過する時に、適度に声帯を閉じて振動させることで「声」が生まれます。
しかし、特に高音になると過剰に声帯を閉じてしまう人が多いため「喉締め」が起こってしまうのです。
①と②が同時に起こっている場合もありますので、両方の側面から発声トレーニングを行っていく事が必要になるケースも多々あります。
一般的に難しいのは②です。ここはヒアリング力が必要になりますので、自分の歌声が、何か詰まり気味だなぁ~と感じる場合は、一度、ボイストレーニングを受けてみるのも良いと思います!