ウーマン・キング 無敵の女戦士たち

ウーマン・キング 無敵の女戦士たち

 

 

監督 ジーナ・プリンス=バイスウッド

キャスト

ビオラデイビス…ナニスカ

トゥソ・ムベドゥ…ナウィ

ラシャ―ナ・リンチ…イゾギ

 

 

最強すぎるわ!これは血が騒ぐ。

で、作り話ではなく実際に

ダホメ王国はあり、女性の軍隊アゴジェがいたとは

さらに驚き体が疼いた。

なんてカッコいいんだか。

 

ここに登場する19歳のナウィは

ウィキで調べたところ100歳以上生きてたようだ。

 

女戦士といっても男性以上に戦闘力はあるし

なんてったってアクションシーンが素晴らしすぎた。

血しぶきこそ映画では流れはしないが

各人の勇ましい姿や

よくぞここまで兵士役の人達集めたなと感心。

 

忘れちゃならないのがイゾギ役のラシャーナ。

私の姉さんになってほしいわ。

圧倒的存在感で、退場するまで魅力満載。

声も惚れ惚れ。

 

ラシャーナ含めて

アゴジェ一同の掛け声やダンスがホントに楽しそうで

一体感があって

やっぱり血が騒いだw

 

戦いをメインに置いてるだけでなく

奴隷貿易に立ち向かう背景や人間ドラマも秀逸で

わかりやすく

もっと歴史を知りたくなった。

実際、史実はどうだったんだろう。

 

肌の色の違いで差別はおろか、奴隷として人を売るなんて

情けなくなるぐらい愚かな時代よ、人間たちよ。

国を守るため、尊厳を守り抜くための

彼女たちの命懸けの戦いに震えます。

 

こういう素晴らしい映画に

広告宣伝をたくさんかければいいのに。

それとも私が知らないでいただけ?

 

 

 

 

 

ウーマン・キング 無敵の女戦士たち

4月27日の出来事

あら、もう10日も経っちゃいました。

GW延々と仕事だったんで。

なかなか写真の整理&アップができないでいた。

そして今月の休みも今のところ2日しかない…。

 

日付が特定されたタイトル。

これ、何かといいますと

黒柳能生×キツネツキ アートブック発売記念イベント

だったのです。

で、渋谷まで行ってきました。

 

黒柳氏は(通称黒ちゃん)SOPHIAのベーシスト。

キツネツキ氏はフォトグラファー。

その黒ちゃんが「KURO NO ZIZYO」というアートブックを

じかにお渡ししてくれるイベントがあったのです。

なんなら握手もします、というヨダレ垂れ流しの発言も出た!

 

 

 

場所は渋谷のイケシブ。

ベースや衣装の展示も含め、

ピックやポストカードの販売も。

 

 

 

で、ご本人様から直々に手を差し出してくれ握手。

その後アートブックを手渡され、

一言二言お話しして、次の人へって流れでした。

 

こういうイベントって次はないだろうと思ってね。

黒ちゃん自身、もしかするとあるかもしれんですが

私がこういうアクションを起こすのはそうそうない。

最初で最後だな、と思って出向いてきました。

自分へのプレゼントだと思いたくて。

 

プレゼント。

そうなんです。

この日、私の誕生日だったのです。

たぶん、このイベントが26日や28日だったら

行かなかったかもしれない。

 

握手してもらった際、

一言二言で誕生日のこと伝えてみました。

大人の対応で「おめでとう」を言ってもらえましたが

私としては「ふ~ん、で?」と冷たくあしらってほしかった。

そしたら面白かったのにw

 

家に帰ったら

息子からお花が届いてました。

 

 

 

素直に嬉しかったです。

 

お義母さんからもプレゼントが届きました。

彼様と誕生日ディナー食べに行きました。

友人からハピバメールもらいました。

 

黒ちゃんを間近に見れて嬉しかったですが

私のことを思って

身近な人たちが祝ってくれたことが

より嬉しかった一日でした。

 

その日の夜中、YouTube見てたら

好井まさお氏も私と同じ誕生日だという事を知って

ちょっぴり嬉しくなりました。

 

次の日、両親のお墓に行き

誕生日だった報告と「産んでくれてありがとね」と

感謝のお参りを。

 

人の想いをひしひしと感じた一日だったな。

 

そして翌日から怒涛の日々を過ごしてます。

 

 

 

シティーハンター

 

 

監督 佐藤祐市

キャスト

鈴木亮平冴羽リョウ

森田望智…槇村香

華村あすか…くるみ

 

 

鈴木亮平冴羽リョウ

合うわけないじゃーん!

と思ってたら、しっかり冴羽リョウでした。

 

マンガからの実写版なのに

この鈴木亮平を漫画化したらきっと

ああいうビジュアルしたシティーハンター冴羽リョウ

なるんだろうな、と真逆のことまでイメージしちゃった。

 

さすがだったわ。

西郷どん」や「孤狼の血」を見ても

同じ役者とは思えない幅の広さ。

変態仮面」も唸るほど良かったですが

それを越えたかもしれないぞ。

 

令和の時代でも

冴羽リョウは変わらずにいたのですね、って感じ。

イメージを全然損なってないです。

ジャッキー・チェンの「シティーハンター」と

見比べてごらん。

全く違うから。

 

主役だけでなく

シティーハンター」そのものを

すべて一人で請け負ったかぐらい彼は完璧でした。

銃の扱いも手慣れた感。

声も…アニメ版と似てたよね?

他の人ははダメとは言わんけど、うーん。

 

香役の人は見たことあるぞ?と思ってたら

「全裸監督」の黒木香役の人でしたね。

雰囲気が違ってたんで最初気づかなかった。

ってか、浜口京子にしか見えなくって。

アニメの香と答え合わせしたら×でした。

 

あんまりコメディ寄りでも

冴羽リョウの格好良さの魅力が減るし

シリアス寄りでもモッコリ出てこないだろうし

ほどほどのバランスでしたね。

ちょっと話の流れがダークすぎたかもしれない。

 

ネトフリだけで見るのがもったいないわ。

規制強い民放はわからんけど

シリーズでドラマ化してもらいたい。

それと鈴木亮平

日本だけにいるのがもったいない。

なんでもこなせる彼だけに

世界に名を広めて活躍してもらいたいわ。

 

と、鈴木亮平だけをべた褒めする回でした。

この撮影のために運転免許を取ったらしいね。

 

 

 

 

ゴジラ-1.0

ゴジラ-1.0

 

 

監督 山崎貴

キャスト

神木隆之介…敷島

浜辺美波…典子

佐々木蔵之介…秋津

 

 

もうミニゴジラちゃんってば

しょっぱなから出番が早すぎよ。

ドキドキワクワクしちゃったじゃないよ。

真下からゴジラを見上げるアングルが良かったわ。

 

おっきくなったゴジラくん。

今までいろんなゴジラを見てきたけど

一番怖い顔してたかもしれない。

撮影の仕方がお上手なので

海の中からすぐ後ろ手に迫りくるほふく前進アップも

自分が追われる身になったように怖かったですが

(ワニみたい)

なによりも

背びれと口の中が放射能ビームで青白く光ってた

あのドエライ怒り咆哮顔がすさまじくおっかない。

あんな化け物怪獣みたいなゴジラ、初めて見たわ。

怪獣だけどね。

 

ゴジラって核兵器を物体化した象徴みたいなやつじゃない?

それを知ったうえで見てるので

船に乗ってる人や

街で暴れて黒い雨降らせちゃったりのとこなんて

あ、あ、みんな放射能浴びてる!被ばくしてるじゃん。

と余計なことまで思ったりも。

 

あと今作の時代設定もわかりやすかった。

使えぬ政府関係がぞろぞろと出てきて

長ったらしい用語を並べてもないし。

それにタイトルのマイナス(-)は

敗戦後の絶望から、ゴジラが現れたことによって

さらなる絶望をってことだよね?

違ってたらごめん。

戦争でいろんな人や物を失ったというのに

また追い打ちかけてきたゴジラという存在。

軍隊もいないマイナスからの出発はかなり苦しい戦い。

 

それと人物設定もなかなかでした。

1940~50年代昭和中期なんで

名前が知れてる俳優さんもそうなんだけど

他脇役の人や、エキストラみたいな人たちも

時代相応の顔立ちの人が多くって違和感なかった。

技術者や元艦長のひとなんか特にそう思った。

ふふふ、吉岡君の髪型ww

監督は昭和時代の映画得意だからね。

 

フィクションだから

いつの時代にもゴジラは現れちゃうんですが

私としては「シンゴジラ」より傑作でした。

恐ろしくもコワカッコいいゴジラ

ゴジラゴジラたる本質がしっかり出てました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ-1.0

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

 

 

監督 古賀豪

関俊彦…鬼太郎の父

木内秀信…水木

種﨑敦美…沙代

 

 

これさー知ったのって

都市ボーイズの動画ではやせさんが紹介してたん。

えらく絶賛してたの覚えてる。

他の人も評判が良くって。

ストリーミング早すぎやしませんかね。

 

でも楽しめた。

最後の方なんてさ、涙出そうになったし。

まさか鬼太郎アニメで心つかまされるとはww

内容はちょっとだけ知ってたのに。

 

ちなみに水木先生はこれは描いておらず

鬼太郎誕生以前のこの話は

製作陣が作り上げた架空のスケールでかい内容。

 

時代も時代なんで(S31年)やっぱりな、と思ったのが

八つ墓村のように因習が根強い村という設定。

画風は現代もののように見やすい。

 

鬼太郎もそうだけど

昔のサザエさんドラえもんなんかも

画のタッチが今とは全然違うんだよね。

今の若い人からしたら雑とか粗いとか言われそうな絵コンテだった。

鬼太郎に関して言えば、

それがまたおどろおどろしくって

怖いけど興味そそられるという。

 

水木先生ファンにしたら

それがいいのか悪いのか…は敢えて言わないでおこう。

でも、鬼太郎に父と母がいて

どうやって鬼太郎が生まれたかというストーリーだから

うまくつなげたよねーというとこは押しポイントです。

 

あのチャンチャンコって

ただ羽織ってるだけじゃなくって

ちゃんと意味があったのね、と今頃になって知りました。

 

それにエンディングの時に流れてた

水木主体っぽいイラストが雰囲気出てて良かったです。

 

余談ですが知ってますかえ?

鬼太郎を見ると

BUCK-TICKのRONDOのメロディが頭に浮かびます。

 

 

 

 

 

 

 

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

バンブルビー

バンブルビー (字幕版)

 

 

監督 トラヴィス・ナイト

キャスト

ヘイリー・スタインフェルド…チャーリー

ディラン・オブライエン(声)…バンブルビー

ジョージ・レンデボーグ・Jr…メモ

 

 

ビーストのトランスフォーマーを見てたのに

こっちを見るのを忘れたので早速。

 

いやー、休みの日に家族で見る映画なら

うってつけの出来。

お子様が見てもひじょうにわかりやすい。

少女とロボットの交流がほほえましい青春アクション。

 

ふふ、決してひねくれた感想ではなく

自分とこにビーが来たら

私だったらどんなふうに仲良く出来るかなと。

可愛くって、新種のペットのような感覚になる。

そんな扱いされちゃあ困りもんでしょうがね。

 

ビーはこれらのロボットの中でも

特別に表情が豊かに見えるから、なおさらだ。

ビーの魅力があふれんばかりに出まくってた。

一番最初の「トランスフォーマー」から

ビートルに変形するビーが好きだったので

愛着がわくキャラクターでした。

 

子供だけでなく

音楽は青春を謳歌してたであろう80年代POPSなため

現オジサマオバサマも心躍る曲が流れまくる。

ってか、最近の映画ってこの年代の曲がよく流れすぎだ。

 

何度もギミックする羽目になるお茶目なビーや

敵のディセプティコンも色や段階経ての変形ギミックも

うぉ~と叫びたくなるほど盛り上がりました。

ガシャガシャさせながら変形していくあの感じ。

当初のトランス~もそうですが

CGでもこんなになめらかに作れるんだ!という驚きは

いまだに変わらないクオリティだと思います。

 

こればっかりは

監督がアニメーターの人でつくづく良かったと思う。

カマロも嫌いじゃないが、やっぱビートルのビーが好きだ。

 

 

 

 

 

 

バンブルビー (字幕版)

呪呪呪 死者をあやつるもの

呪呪呪/死者をあやつるもの

 

 

監督 キム・ヨンワン

キャスト

オム・ジウォン…イㇺ・ジニ

チョン・ジソ…ペク・ソジン

チョン・ムンソン…ソンジュン刑事

 

 

タイトルがいかにもB級を物語っているが

あなどるなかれ。

原作・脚本はあのサン・ヨンホなのだ。

いや、ヨン・サンホなのだ。

 

ヨンサンホといえば、おなじみ「新感染」の監督で

コレ系のジャンルとしては有名だ。

でもこの映画はドラマからの続きのようで

冒頭から、どしてこうなる?の展開なため一瞬とまどった。

ドラマは見てないんで。

 

それでも私の頭の中では

B級なんで、まあこんなもんだろうと問題はなかったね。

 

見ていくうちにホラーというより

ちょっとえげつない日曜の朝の子供番組のような

アクションが多めな話に変わっていった。

死者というからゾンビと思いきや、

集団で動く泥キョンシーみたいな。

 

そう、その集団たち。

全員が同じグレーのパーカーを着て

列を乱すことなく猛ダッシュで走ってくる。

撃たれて多少倒れてもまた起き上がり~で

階段とかきれいに統率されて動くので

ちょっとした極め感を味わえたりできたわ。

 

子供だましのようなだけで終わらせず

皮膚に浮き上がってくる

ブクブク、ブヨブヨ感もそれなりにきしょい。

 

とりあえず褒めてみた感想ですが

求めていたホラーではなかったので

自分の中では評価は低いです。

あまりにもきれいに整列されてたり

輪を描いて倒れこんでたりと

まるでダンスやエンタメショーを見てるっぽくて

まとまりすぎてた。

 

ビックリを望んでない人ならおススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

呪呪呪/死者をあやつるもの