【大雪と寒波と月食】「忙」は本当に「心を亡くす」ってことなんですね~①
みなさま、こんにちは。木原です。
最近、ブログも小説も更新できない状態でおりました。。
というのも、最近仕事がものすごく忙しく、尚且つ大雪で雪かき&雪のけが大変! 朝も超早く出勤といけない! という事態に陥っているからです。
忙しいの「忙」って「心を亡くす」って書くのですが、忙しいと本当に心が亡くなってしまうんですね……。
色々なことに対して、やる気が起きません。
ちなみに、最近の私の一日ですが……
・朝5時に起きて、仕事へ行く支度
↓
・駐車場に行って車の雪のけ&駐車場の周りの雪かき
↓
・ガタガタの雪道の中、ノロノロ運転で職場へ
↓
・会社の駐車場の雪のけ
↓
・仕事を12~13時間くらいする
↓
・駐車場に行って車の雪のけ&駐車場の周りの雪かき
↓
・ガタガタの雪道の中、ノロノロ運転で家路
↓
・家の駐車場の雪のけ
と、まあ、こんな感じです!!
仕事が忙しいのは仕方ないとして、せめて雪だけでもなければ!!! と思います。
なので、最近の私の話題と言えば「大雪・寒波・残業・大雪・寒波・残業」みたいな感じなのですが、そんな私の代わり映えしない日常を少し綴って行こうと思います♪
とりあえず、↓のヒマラヤグマのトモとミナミの「世界一平和な麻袋の取り合い」でも観ながら、のんびりとお読みください★
①一月半ばの大雪について
私の住む県は豪雪地帯ですが、私の住んでいる市は豪雪地帯ではありません。
だというのに、この間の一月半ばに雪が一日に80センチメートルくらい積もっちゃったんです。。
そりゃあ、雪国生まれだから雪にはそれなりに慣れているけど、一日に80センチ積もったら、もうパニックですよ!!
前日に「大雪ヤバイ」みたいな情報を得ていた私は、車に降り積もった雪を一粒も残さないような勢いでキレイにのけてから家に帰って行きました。
だというのに、翌日、ものすごい量の雪が積もってしまって……。
まず、玄関開けたら膝上くらいまで雪が積もっています!
「こりゃ、ムリだろうな……」と思って、ダメもとで駐車場に行ったら、車が雪に覆われ尽くされてしまって、車が見えません。。
仕方ないので、車は諦めてバスか電車で会社へ行こうと思い、また膝上くらいまで雪が積もっている中を何とか歩いてバス停へ行きました。
せっかく苦労して行ったバス停、ものすごく混んでいました。。
もう、まるで戦後の食糧配給の列のように延々と人が並んでいます!!
「じゃあ、電車はどうだろう?」
と思ってスマホで電車の状況を調べてみると「延滞なし」って出ていたので、駅に向かってみることにしました。
しかし、この駅まで行ったのがまずかった!!
雪がものすごく積もっていて、しかもまだまだ雪がどんどん降り積もっている中、私は家からほど近い最寄り駅までいくのに遭難してしまったんです!!!
もう、今、どこを歩いているかわからない!
寒くて身体がだるくてしょうがない!
今すぐにでも倒れてしまいそう!
そんな状況に陥ってしまいました。
雪がどんどん降ってくる中、私は呆然と立ち竦みながら、映画「タイタニック」の最後の方、極寒の海中を漂っていたジャックが力尽きてしまうシーンを思い出しながら、
「私もこのまま力尽きてしまうんだ……」
とぼんやりと思っていました。。
でも、何とか気力を振り絞り(タイタニックも女性のローズの方は生き残ったので、こういう場面では女性の方が強いのかもしれませんね。。)駅まで行ったのですが、何と「運休」!!!
ネットの情報、更新されていなかったか、もしくは私の見間違えだったようです。。
そして、また何とかバス停へ行き(その間に手袋をどっかに落としてしまった……泣)、さっきの戦後の配給の列のようなバスの行列の一番後ろに並んでバスを待っていたのですが、来るバス来るバスが超満員で乗車拒否!
その時点で、家を出てからすでに2時間経過。
取りあえず会社に「このままでは絶対に遅れます」と連絡を入れたところ、「えっ? まだバス待ってるんですか? とりあえず家に帰ってください!!」と言われて、その日は在宅でお仕事することになりました。。
在宅で仕事出来たのは非常にありがたかったのですが、別に会社に行ったっていいので、あんなに雪降らないでほしいですね。。
多分、あの雪は私の人生で史上最高の雪だったと思います……。
※ちょっと長くなったので、続きは次回!!
木原の(滅多にない)旅行記① 伊香保温泉編「ぐんまちゃんと笹団子と信玄餅が同居する、不思議な世界へようこそ!」
この間、会社の研修旅行で伊香保温泉まで行ってきました。
会社の旅行なので、もちろんただで温泉宿に泊まれるので、
「いいな~」
と思われるかもしれませんが、スケジュールの中に観光は一切含まれておりません!
詳しいスケジュールはもちろん書けないのですが、
・ひたすら偉い人の話を聞く
・ひたすらミーティング
・ひたすらミーティングの結果発表を聞く
↑まあ早く言うと、上記のようなことを延々と繰り返す一泊二日です。
そうです! ただの旅行ではなく「研修旅行」。
仕事で行っているので、観光も何もないのです!!
※まあ、研修自体は実りの多いものだったので、全然良かったんですけどね。。
ただ、そんな仕事ばかりの旅行ですが、一応温泉旅館には泊まれるので、夜は温泉に入ることはできます♪
(これが唯一旅行らしい部分ですね……)
宴会(これももちろん仕事の一部みたいなものです)が終わった後、二次会などに行かれる方も多いのですが、疲れ切っていた私は真っすぐにお部屋へ帰って行きました。
同室の方は他の方の部屋の集まりに行くとのことですが、私はそんな余力もなく、一人でとぼとぼと風呂場に行ってみました。
伊香保の温泉は、源泉に色やにおいがあまりないものでした。
私は地元の某T温泉の硫黄のものすごいにおいに慣れてしまっているので、
「あれ? こんな普通のお湯みたいなのでいいのかしら??」
とちょっと不安になってしまいました。
でも、入ってみると湯あたりも柔らかいしぽかぽかしてくるし、ちゃんと温泉! みたいな感じだったので安心しました。
(一瞬でも疑ってしまいまして、大変申し訳ございませんでした)
この風呂場には「露天風呂」があるとのことで楽しみにしていました。
冷え性な私は取りあえず室内のお風呂で体を十分に温めてから、
「いざっ!」
と言う感じで、露天風呂への扉を開けたのですが、
(――えっ? 混んでる??)
露天風呂、ものすごく混んでました……。
そんなに広くない風呂場に、10人位、それこそ人々が肩寄せ合って入っているのです!
そんな激込みの中に入って行く勇気がなかった私は、無言で扉を閉じました……。
仕方ないので、さっきまで体を温めていた室内の風呂に体育座りでつかりながら、何故か山口百恵の『夢先案内人』を頭の中で延々と歌いながら時間を過ごしました。
↑この曲「リゾート地」って感じがするんですよね。。
ちなみに翌日に同僚の方に
「露天風呂、入った??」
と訊いたところ、
「うん、入ったけど外だから超寒かったし、お湯もぬるかったよ!」
とのお返事だったので、冷え性の私は入らなくて正解だったみたいです。。
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さて、翌日の研修旅行二日目も上に書いた、
・ひたすら偉い人の話を聞く
・ひたすらミーティング
・ひたすらミーティングの結果発表を聞く
の繰り返し。
12時くらいに全てが終わり、行くときに乗ってきたバスに乗って岐路に着きました。
帰り道、バスは昼食休憩で群馬県内のパーキングエリアに停まりました。
みんなで昼食を食べた後、お土産売り場でお土産探しです。
これも研修旅行の中で唯一「旅行」らしい時間ですね♪
しかし、いつも思うんですけど、このパーキングエリアのお土産売り場ってカオスってますよね。。
棚の一部に新潟名物の「笹団子」が売っているかと思うと、その隣には群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」のクッキーが、そのまた隣の棚には山梨の名菓「信玄餅」が売っているんですよね。。
「えっ? 私は今、何県にいるの? ここはどこなの??」
と一瞬「不思議の世界」に迷い込んでしまったような気分になってしまいます。。
私は「信玄餅」を目にした途端、
「まずい、信玄餅が強烈に買いたいけど、群馬に行ったのに山梨の名菓の信玄餅なんて買ってもいいのだろうか……」
とものすごく悩んでいたのですが、そこへ
と言いながら、会社の同僚の方がやってきました。
私が「信玄餅、あそこにあったよ」と教えてあげると、その同僚の方は
「ありがとう~!」
と言って、信玄餅のある棚に行くと、カゴにドサドサッと信玄餅の包みを三個ぐらい入れて去って行きました。。
その同僚を見ていたら、私も覚悟が決まってしまい、結局、信玄餅を買うことにしました。
※周りを見渡すと、他の人も「私も信玄餅買いたい!」なんて買っている人がたくさんいたんで、特に悩む必要もなかったみたいなんですけどね
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パーキングエリアを出た後は、ただひたすらバスの中で寝ながら過ごしました。
昨日も結構早く寝たつもりだし、バスの中でも十分寝たつもりだったのですが、かなり疲れていたようです。
家に帰って部屋が温まった途端に、気絶するようにその場に伏して少し眠ってしまいました。。
少し寝た後も頭は何となく痛くてボーッとするし、身体はダルいしで、体調はサイアク。
でも、普段は会えない別の事務所の人に会えましたし、温泉には入れましたし、研修は結構充実していたので、行ってみて良かったなとは思います♪
来年も研修旅行、あるのかな……?
あけましておめでとうございます!新年早々カメムシの話です♪(パクチーの話ではありません!)
みなさん、あけましておめでとうございます!
木原です。
今年も宜しくお願い致します!!
さて、タイトルにも書きましたが、新年早々になぜかカメムシの話です♪
私の実家がある田舎はものすごい田舎で、よく虫を見かけます。
あまり都会(とは言っても私の住んでいるところも取り立てて都会ではありませんが……)では見かけない、
・オニヤンマ(捕まえて噛まれるとすごく痛い)
・ヒグラシ(カナカナゼミ。夏に聞くと辺りが涼しく感じる)
・ムカデ(超でかいヤツ)
を結構目撃します。
で、当然カメムシもよく見かけます。
カメムシなんて、例えばスズメバチとかに比べれば刺したりしないし凶暴でもないし、見た目も寸胴というか動きが鈍そうだから、
「そんなに怖くないよね♪」
なんて思われるかもしれませんが、甘いです!
あいつらカメムシは恐ろしい「臭い」という武器を持っています。
これが実に厄介なのです!!
私が長期休み(ゴールデンウィークとかお盆休みとか年末年始)に田舎に帰って部屋でくつろいでいると、最低5匹以上はカメムシを目撃します。
カメムシを見かけるたびに、私はどうやって駆除すればよいのか本当に困ってしまいます。
アリとかだったらティッシュに包んでゴミ箱に「ポイッ」と入れれば済む話なんですが、カメムシだとそうは行かない!
ティッシュに包んだ途端、奴らの武器であるあの「臭い」を放ってきたら、もう、部屋の中にはいられなくなってしまいます。
特に一番困るのが、寝る前に布団の中や上でカメムシを見つけてしまった時!
うまい具合に駆除しないと、お布団が臭くなって私の寝る場所がなくなってしまいます……。
田舎に帰るたびに次から次へと現れるカメムシに困り果てて、母親に、
「本っ当にカメムシ困るんだけど……。どうにかならないの??」
と相談したのですが、母親は
「カメムシなんて、水がキレイなところにしかいないんだよ。ここら辺の水がキレイな証拠!」
「(冬にカメムシが出てきた時)あんたが帰って来て暖房つけたから、カメムシが春だと勘違いして出てきたんじゃないの?」
となぜか異様に「カメムシ押し」というかカメムシの肩を持つような発言をするので、最近では諦め気味になっております……。
いや、でも、本当にカメムシ厄介なんですよね。。
あの臭いさえなければ、こんなに厄介だとは思わないんですけど……。
小学生の反抗期の原因 ※私の姉の場合
この間、姉と話をしていたら、
「実は私、小学校の時にお母さんと一緒に買い物行くのがイヤだったんだよね~」
と言っていたので、ビックリしました。
私の姉にも反抗期があったとは!
私の姉は私と違って思ったことや言いたいことをズバズバ言うタイプの人間なので、そういう人はかえって反抗期がなさそうだな、と思っていたんですが……。
でも、話を良く良く聞いてみると、
「だってさ、お母さん、一緒に街に自転車で買い物とか行くと、道を曲がったり停まったりする時に、いちいち手信号するんだもん。恥ずかしくって、一緒に買い物行きたくなくなっちゃった!」
と言うことだったみたいです。
手信号って、コレ↓ですよね??
※まさか、自転車の手信号の写真が商用可能のフリー素材にあるとは思わなかった……
確かに、街中で一緒にいる人にこれをされたら恥ずかしい!
しかも、小学生とかだと同級生に見られたら、
「お前の母ちゃん、自転車乗った時にわざわざ手信号なんてやってんのかよ~」
とからかわれる可能性もなくはないですものね……。
どうやら、姉の反抗期は「反抗期」とは言っては、普通の反抗期とはちょっと違う趣向のもののようでした。。
まさか、巷で小学生の反抗期に悩んでいるママさんが自転車に乗る時に手信号をやっているとは思わないですが、意外とこういった些細なことが「反抗期」の原因になっているかもしれないですね。
ちなみにこの自転車の「手信号」、法律では義務付けられているような感じなのですが、誰もしていないですよね。。。
最近、自転車の事故とかが増えていて規制も厳しくなって来ているので、その内、この手信号に対する罰則も激しくなってくるかもしれません。
そうしたら、街中でもこの手信号を当たり前のように見かけるようになるんでしょうか??
【伝説の番組】懐かしのあのバラエティ番組について語る。
年齢がバレる話題で恐縮ですが、昔、
「たけし・さんま世紀末特別番組!! 世界超偉人伝説」
という番組があったことをご存知でしょうか??
私はこの番組が超大好きで、毎回欠かさず視聴し、しかもビデオにとって何回も何回も繰り返し見ておりました。
確か、半年に一回やっていて、十何回くらいはやっていたような気がします。
一回、某宗教事件の緊急ニュースが入ってしまって番組が中止になったことがあったのですが、あの時の残念な気持ちは未だに鮮明に覚えています。
もう、それくらい本当に大好きな番組でした!!
※緊急ニュースで中止になった回の再放送を未だに切望している……
「超偉人」とは言っても、例えばエジソンとかナイチンゲールとかの歴史上の本当の偉人を取り上げるのではなく、「奇人」を取り上げる番組でした。
例えば……
・金田一先生のお人好し事件簿
かの有名な言語学者である金田一京助をひたすら「お人好し」のエピソードのみで語る。後輩の石川啄木にたかられて家財を次々と質屋に入れる金田一先生。啄木がとにかくクズ過ぎる。息子さんの金田一春彦氏のコメントも秀逸。
・文豪は異常なバイ菌嫌いだった伝説
「高野聖」を書いた文豪・泉鏡花の潔癖症エピソードをご紹介。潔癖症過ぎて「豆腐」の腐るという字さえ嫌い、自分の小説では「豆府」と書いていたらしい。
・日本脱獄王伝説
日本にいた実在する脱獄王の男の話。脱獄する時に誤って五寸釘を踏んでしまったが、そのまま逃亡したということで「五寸釘寅吉」というあだ名がついたらしい。痛そう。。
などなど。
ご興味のある方は有名どころの動画投稿サイトで「世界超偉人伝」とかで検索するといくつかヒットすると思うので、ぜひ見てみてください。
ただ、上記の「偉人」に関しては、例えばウィキペディアで検索すると出てくるほどの「偉人」。
この番組ではそれほど有名人でなく一般人に溶け込んでしまっている偉人(というより奇人??)も紹介していて、それが本当に面白いのです!!
有名なのは「アジアコーヒ日の出通り店」。
※「アジアコーヒ―」ではなく「アジアコーヒ」ですからね!!
↑店名に「コーヒ」と書いてあるのに、「コーヒーありませんねん」と答えるこの潔さ!!
当時の私はどうしても「ネーポン」がほしくてほしくて仕方ありませんでした。
そして! 忘れてはいけない「カゼッタ・岡」!!
※「カゼッタ岡」ではなく「カゼッタ・岡」とカタカナと漢字の間に中黒点が付くらしい。
画像は悪いですが、一見の価値あり!!
カゼッタは実は宇宙人で(「ボクは宇宙人だからね、どうせね」と言っている)、宇宙年齢は「1憶5千万歳」。
家族はシリウスに二人の女の子がいるという。
もう、この設定からしてぶっ飛んでいて凡人にはついて行けないんですが、宇宙人との交信がまた面白いんです。
※ちなみに宇宙人との交信は、あの懐かしい黒電話でしているらしい
「燃料がない」と(黒電話で)交信してきた宇宙人に対してカゼッタが「自由が丘は?」と訊くと、「自由が丘はちょっと厳しい」と答える宇宙人……。
「年に一度の宇宙人同士の対決がある」と(黒電話で)交信してきた宇宙人。
カゼッタが「(対決って)どうすんの??」と訊くと、
「指からオノを出す」
と答える宇宙人……。
※しかもその後に宇宙人は等々力小学校に上陸するとか言ってるんですけど、いきなりUFOが小学校に上陸するなんてすごく迷惑な話だな。。
「指からオノを出す」ってどういう対決なんだ??
「指からオノを出す」んですよ!!
しかも、宇宙人同士ですよ??
私は未だに考え続けています。。
と、まあ、とにかくこんなものすごい「偉人(まあ、奇人変人ですね)」が登場する、ものすごい番組でした。
できれば、また復活してほしいですね★
もちろん、たけしさんとさんまさんの名コンビで!!
克服するほどでもないけど厄介な恐怖症の話。
人間、どんなに強い人でも、苦手なものが一つか二つくらいはあるものだ。
例えば、犬が苦手とかニンジンが苦手とか、高い場所が苦手とか……。
もちろん、私にも苦手なものが存在する。
いや、苦手なんてもんじゃない。
もう、「恐怖症」と言ってもいいくらい、怖いものが存在する。
それは「蛍の光」だ。
「蛍の光」は卒業式などで歌われる、有名なスコットランド民謡。
でも、別に私は卒業式やテレビなどで「蛍の光」が流れても恐怖は感じない。
あの「蛍の光」って、お店の閉店時間の間際になると流れるじゃないですか。
その閉店時間の間際に流れる「蛍の光」が恐怖なのである。
あまりにも怖すぎるので、閉店間際のお店には絶対入らないようにしている。
もし、うっかり閉店間際の店に入ってしまって、蛍の光が店内スピーカーから流れでもしたら、
もう、本当にすみません!
すぐに出て行きますから、許してください!!
ほんっとうにごめんなさい!!!
生きててすみません!!!!
みたいな言葉を心の中で叫びながら、恐怖を感じてしまうのだ。
どうしてあんなに「蛍の光」を聴いただけで恐怖に陥ってしまうのかはよくわからない。
特に小さい頃に閉店間近のお店に残っていて怒られてしまった経験とかはないのだが……。
しかも、閉店を知らせる音楽が「蛍の光」でなければ、こんなに恐怖心は起こらないと思う。
例えば、閉店の音楽がショパンの「別れの曲」とか、さだまさしの「北の国から」とかだったら、絶対に恐怖心を感じない自信がある。
とにかく、閉店間近に流れる「蛍の光」の音楽が恐怖なのだ。
私はこの「蛍の光恐怖症」を自覚しているので、閉店間近の店には絶対に近寄らないようにしているが、一つやっかいな問題がある。
ブックオフへ行くときだ。
ブックオフって、大体「ハードオフ」とか「オフハウス」と並列していますよね?
で、ブックオフよりもハードオフやオフハウスの方が閉店時間が早い。
ブックオフが22:00閉店だとすると、ハードオフやオフハウスは20:00閉店というところが多い。
私がブックオフで本を物色していて、ちょっとでも長居してしまうと、隣接しているハードオフやオフハウスが閉店の時間を迎えてしまうのだ。
そして、もちろんあの恐怖の「蛍の光」も流れてくる。
自分がいるブックオフはまだ閉店しないということはわかっている。
あの「蛍の光」は隣接しているハードオフやオフハウスの閉店を知らせているということもわかっている。
でも、私は、
もう、本当にすみません!
すぐに出て行きますから、許してください!!
ほんっとうにごめんなさい!!!
生きててすみません!!!!
と心の中で叫びながら、恐怖を感じてしまうのだ。
でも、恐怖を感じているのも「蛍の光」が流れている間だけ。
音楽が終わって、ハードオフやオフハウスの店員が片づけなどをし始めるころには、私の心も平常心を取り戻す。
本当、あの「閉店間近」の音楽を「蛍の光」ではない別の音楽に変えられるものなら、変えてほしいものだ。
ショパンの「別れの曲」なんて、タイトルも何だか淋しい曲調もピッタリだと思うんだけど……。
さだまさしの「北の国から」とかでもいいんじゃないのかな?? と思う。
まあ、あの曲、ドラマのオープニングの曲だけどね。
ツインテール女子店員の話。
アマゾンでよく買い物をするのですが、支払いはほとんど「コンビニ支払い」にしています。
※いまだにクレジットカード払いに抵抗がある、昔ながらの人間なもので……
某大手のコンビニはスマホの画面に表示したバーコードを読み取って代金を支払うことができるので、大体その某大手コンビニでお金を支払っています。
その日も仕事帰りに某大手コンビニでアマゾンの支払いをしようと立ち寄りました。
レジには背が低くて、髪型をツインテールにしている学生っぽい女の子(多分高校生ではなかった)がいました。
私はそのツインテールの店員に「コンビニ支払いしたいんですけど……」と自分のスマホの画面を見せました。
するとそのツインテールの店員は、私のスマホの画面にバーコードリーダーを当てながら、
セイヤッ!
と言いました。
(えっ? 今この人、バーコードを読み取る時に『セイヤッ!』って言ったような気がするけど、絶対気のせいだよね……)
と私は思いながら、
「すみません、支払い、もう一個あるんですけど……」
と別のバーコードの画面を見せると、その店員はやっぱり
セイヤッ!
と言いながら、私のスマホの画面にバーコードリーダーを当てました。
(やっぱり、この人『セイヤッ!』って言ってる……)
私はツインテールの店員にお金を払いながら、どうしてこの人はスマホにバーコードリーダーを当てる時に「セイヤッ!」と言うのだろうか? とずっと考えていました。
①もしかして、このコンビニではバーコードリーダーを読み取る時は、「セイヤッ!」と言うのが決まりなの??
↑いや、絶対違うだろう……。
②この人は「セイヤッ!」と気合を入れないと、バーコード―リーダーをスマホに当てられないのかしら? 人見知りなのかしら??
↑人見知りの人はコンビニで働かないだろう……。
③ただ単に、「セイヤッ!」と言いたいだけなのだろうか??
↑だからって、客の前では言わないだろう……。
でも、①も②も③も全部違うような気が……。
後日、再びそのコンビニに行ってみたのですが、その店員さんはいなくなっていました。
この話をすると、みんなあんまり信じてくれないのですが、この話は作り話ではありません。
いまだに自分でも信じられないけど、本当に「セイヤッ!」って言ってたんだから……。