私は最近、よくわかってきた。

気分が良くない日も、落ち込んだって仕方ないしって感じで
自分でどん底まで落とさないように丁寧に持ち上げている。
最低まで行ってないから「普通」って
機嫌管理表に書き込めるくらいには最近コントロールできていて
ああ、わたし偉いな、と思った。

人はある日突然、思い詰めていたものがぷつっと切れたりする。
いつもの夜泣きのように思えた昨晩は、やっぱりあれこれ考えて眠れず苦しんだ。
翌朝は何も言わずに家を出てきた。
なんだよ、「おはよう」って言わなくてもいけるじゃん。
もっと早く気づけばよかった、と思った。
君が嫌いなわけじゃない。(言い訳に聞こえるかもね。)
トラウマに振り回されることなく自由に生きたい。

フラッシュバックに怯える自分も、毎日を不安の中で過ごす自分も心底嫌い。
隣の部屋まで追いかけて行ってしまう自分は、自分じゃない。
殺したいくらいに大嫌いだ。
駅のホームから突き落としてやりたい。
「なんでそんなんになっちゃったんだ!」って。

許しが人間としての成長だってインターネットに書いてあったけど、
許しでこんなに苦しむならクソくらえだ。
私は、もう二度と思い出さなくて済むくらい遠くへ逃げたい。
たくさん走って逃げて、どんな声も届かないくらい遠くまで来たら、
そこでサモエドなんかを飼いたい。
死んだらめちゃくちゃ泣くんだろうな。犬の寿命って短い。

会社の自席で一生この人を信用しきれないのかなと思ったら、
人生があまりに長すぎるということに絶望した。
自分にはできない。できないよ。

会社を休んだ日にすること

また会社を休んだ
もう何度目だ
どうして体調が悪いんだろう、どうして頭が動かないんだろう、と気が沈んでいき、
信じられないくらい長く眠った後に
こういうのもうやめようって話にならなかったっけ?と、思い出して起き上がった
考えたって、身体が弱いという理由しか出てこない

会社を休むのは、やむを得ないこと
私が私として生きていくのに仕方ないこと
事実をそのように片づけた後、次に私がやらないといけないのは、
落ち込むことでも、明日の仕事のリカバリ方法を考えることでもない
家の中で(少し外で)ここに記したことをただこなして、気分が勝手に上がるのを待つだけ
どんな理由であれ会社を休んだ日の、自分の社会不適合者感を少しでも打ち消すこと

①ベッドから降りよう
体調不良に身を任せて眠るだけ眠ると、どんどん頭が重くなるし(現に今も重いし)
ご飯を食べる気力、外に出る気力、ありとあらゆる気力がどんどん削れていく
ベッドの上で考えることに生産性はない、とりあえずベッドから降りて立ち上がろう

②風呂に入ろう
自分の顔がべとついたり、髪がぼさぼさ、皮脂のにおい、全部テンション下がる
自分は人類の清潔度ランキング最下位だ、何をする気も起らない
じゃあとりあえず風呂に入ろう 何か考える前に風呂に入ろう
熱いお湯で全身洗ってさっぱり、自分からいい匂いがすると、驚くほど気持ちが上がる
自分が清潔であることと自分からいい匂いがすることは、自尊心を回復させる

③食べ物を食べよう
お腹は空いている気がするのになぜ食べないのかを考えていたら、
会社を休んだ奴が何かを食べる資格があるのか(しかも太るし)と思っている節がある
しかも、実際食べなくても大丈夫なんだ 1日くらい
でも空腹は確実に私を落ち込ませる
ウダウダ面倒なことを考える前に、口に物を入れてしまおう(この後、寝てはいけない)

①~③は必須 できれば13時までにやれるといいよね
残りは、休んだ意義があったかな、という気持ちを発生させるためのもの

・洗濯物、洗い物が溜まっている場合はやる
 本当は家事なんてやらなくたっていいけど、私は家事ができていないと逆にへこんでしまうから、
 じゃあやれば?というくらい
・映画を見に行く
 映画は余計な事を考えずに済むし、なにより180度気分を変えてくれる魔法
 化粧をして外に出るのが難易度が高いけど、外に出れたらきっとその日は上出来だよ
・テレビを見る
 お昼のワイドショーを見ると、自分の中の時間の感覚が取り戻される
 何か行動するにも、まだ時間があると思えると落ち込まない
・運動する
 ものを殴りたい、ジタバタしたい、大暴れして喚きたい
 ストレスかな、と思っていたけど、体力がしかるべき量使われていないのでは?という疑念がある
 実際、たくさん動いて疲れた日は悩まずぐっすり眠れて、精神が健康
・文章を書く
 ①~③を行ってもしこりが残る場合は、とりあえず脳の外に出そう
 可視化できると安心するし、なにより悩んでも仕方ないことが多い

目的も意義もないと、生きるのが度々、しんどい
加えて、具合が悪かったり、不幸が降りかかろうものなら、自死はすぐに湧いてくる
でもそんなのって全部関係ないんだって、同居人が言っていた
生きるのがだんだん上手くなって、いつか理由なんて要らなくなるといいね

昔書いたこと全部消した

PCを買った。

ハイソサエティの必須アイテムという感じがするけれど、
PCでできることはもっと小さいiPhoneでもできるじゃん。
という思いが抜けず、買って2週間、蓋をパカと開けては閉じるを繰り返している。

買ったからには使わないとなあと考えて、重い腰を上げてPCを起動した。
したいことはやっぱり無いけど、日記はPC向き。
スマホでさっさかフリックして打つよりも、キーボードを押すほうが何か重みが違うような。

Googleアカウントでログインしたら、2chのまとめ記事やら星のピアスの作り方やら
それに交じって昔の日記を見つけた。ヒー。
悩んでいたな、というのは分かるんだけど、
公開設定にしている割に、はっきり書くことをビビって何が伝えたいのかも分からない。
あー恥ずかしい。でもそういうのも思い出として取っておくべきよね・・・と
ブックマークに残しておいたら同居人にも閲覧され、思い出云々言っている場合じゃなくなった。
掘り起こされた私の恥部は見つけた段階で捨てておこうと誓った。迷わず全部消した。

日記は、良いことも悪いことも忘れないために書いてきたけど、
最近は専ら、悪いことを頭の外に置くために書いている。
書いたことを見返す必要なんてないんだ。
昔悩んでいた出来事なんて、今覚えてなければわざわざ思い起こす必要はない。
最近は、忘れることもいいことだと思っている。