馬鹿と平凡のあいだ。
「ああ……かっこいいな。そんな生き方ができればいいな」
と私が思う人は、たいてい頭のネジがいくつか外れている。
普通の人っだったら、たじろいでしまうような選択を無意識にし続けて、自分の好きならように生きている人たち。
たぶん、頭のネジが外れているんだと思う。
馬鹿と平凡のあいだにいる私は、馬鹿に憧れ続けたままオトナになって、でも平凡のでいるには収まりきらなくて、その狭間で右往左往している。
今の私は、馬鹿(いい意味で頭おかしい人)と平凡の間に立っていて、馬鹿になるには能力が足らないし、平凡で満足できるような人間じゃないし…っていう狭間で揺れ動いてるんだと思う。
— 班目美紀 |まだらー (@madara_152) 2017年8月23日
でもね…馬鹿に憧れちゃうんだよね。
「馬鹿」になれるのは、リスクなんか考えられないくらい好きに正直になった瞬間。
— 班目美紀 |まだらー (@madara_152) 2017年8月24日
好きっいう気持ちは誰かと比べるものじゃないし、好きの強さも早いも遅いも関係ない。
その壁を超えたらもうどうにでもなれるんだと思うし、馬鹿になりたいなら、もう馬鹿なふりしちゃえばいい。
”好きに”に素直に生きてる人ってかっこいい
例えば、俳優さん。
ほとんどの俳優さんは定額の月給をもらっているわけではないし、才能がないとやっていけない世界。
オーディションを受ければ受かることもあるし、もちろん落ちることもある。
その度に自分の至らなさと対峙して悔しい思いをする。
それに軌道に乗るまではアルバイトをしながらの生活。
多くの人は俳優という道を選択する前にひるんでしまって、その一歩が踏み出せない。
それでも、目の前に立ちはだかる壁なんてもろともせずに俳優という職業を選択できるのはきっと俳優という職業が好きだから。
”好き”に素直になったから。
”好き”に正直になったら、あとは馬鹿になればいい。
”好き”とか”夢”がはっきりしたら、あとは馬鹿になるだけ。
あとはリスクなんて考えないで飛び込めばいいだけ。馬鹿になればいいだけ。
夢って本来は、悩みすぎて前に進めなくなるためのものじゃなくて、夢に向かってるから今が楽しいって思うためにあるはず。
だから、リスクをとってでも進んだほうがきっと楽しいし、世界はきっと変わるはず。
今より少しだけ馬鹿なふりして、小さいリスクを気付かないふりして選んでいこう。
とは言っても、”馬鹿”と”平凡”のあいだで揺れ動いている私は馬鹿になりきれなくてもがいているのだけど。
今のままでもいいって開き直れてしまえばいいけど、それもできなそうだから、また明日も悶々としてしまうのかもしれない。
人と人が繋がる空間を作りたいから「Cafe & Bar PATERS」にメニューはいらない
91年生まれの3人が営むCafe & Bar Paters はカフェなのにメニューがありません。しかも、飲み物もお客さんが自ら作ります。もちろん食器を下げるのもお客さん。
ドリンクは1杯500円でセルフサービス。フード持ち込み制なので、食べたいものは自分たちで調達してきます。
実は、6月末まではちゃんとメニューがあったんです。
しかし今はメニューがありません。
メニューを無くしたのは決して手抜きをしているわけではなく、そこには大切な想いがあるから。
その想いを少しだけ覗いてみませんか?
東京を東西に貫くJR中央線の阿佐ケ谷駅にCafe & Bar PATERSはあります。
阿佐ヶ谷は、尖った若者の多く住む高円寺とファミリーが多くなんちゃってターミナル駅の荻窪の間にあり、どこか懐かしい「都会の中の田舎」という雰囲気の街。
芸人さんや俳優さんが下積み時代に住むことの多いこの街は、ここから次のステージに羽ばたいていく場所でもあります。
そんな阿佐ケ谷駅の改札を抜け、右手に進むと長く続く商店街。
夏には七夕まつりで多くの人が集まり、いつもはゆったりとした時間が流れるその商店街を5分ほど歩くと見えてくるカフェが今回の舞台です。
カフェなのにメニューのない、Cafe & Bar PATERS
以前はメニューがあってケーキや軽食などを食べることができました。
でもそれは6月末までのこと。
今はメニューもなく、あるのはお酒の作り方表だけ。
カフェとして食事を提供することによって、作ることに時間がかかってしまい、お客さんとコミュニケーションをとる時間が減ってしまったために、メニューを無くしセルフ式となりました。
メニューを無くしてまで、お客さんとのコミュニケーションを取ることを大事にするのは、PATERSがオーナー3人の「友達」「楽しい」「居場所」という価値を形にするためにできた場所だから。
91年生まれの3人組「ぺーたーず」
Cafe & Bar PATERSの魅力を伝えるためには、ここのオーナーである「ぺーたーず」の3人のことをお伝えすることから始まります。
ぺーたーずは、プロブロガーのしみさん、水中パフォーマーのたにさん、ホームレス整体師のみやさんの91年生まれの3人組。
肩書きがかなり個性的すぎますが、そういうことです。個性的な3人が集まってより個性を爆発させているのがぺーたーず。
ぺーたーずの結成は、しみさんが会社を辞めたところから始まります。
会社を辞めたしみさんの「人と人が繋がれる空間をつくりたい!」という想いに幼馴染のたにさんと専門学校の同級生のみやさんが共感し、結成。
はじめはイベントの開催をしたり、3人でシェアハウスを始めたりして「人と人が繋がれる空間」をつくっていましたが、クラウドファウンディングを経て今年の4月に「ひみつきち」がコンセプトのCafe & Bar PATERSが始まりました。
今は拠点をもって「人と人が繋がれる空間」をつくっています。
「楽しい」「友達」「居場所」がぺーたーずの軸
だからメニューなんていらない。
「「楽しい」「友達」「居場所」がぺーたーずの軸。
3人の大切にしている価値を形にできれば、業態はなんでもよかった。」
と話してくれたのは、たにさん。
「拠点となる場所を一つ持っていたほうが、いろいろなことを連動させやすいし、ぼくらの魅力を最大限に生かせる。ツールとしてのカフェバーだと考えています。」
と、しみさん。
彼らの想いはカフェを経営することではなく、「楽しい」「友達」「居場所」をつくること。
だから、お客さんとの会話をより楽しむために、カフェなのにメニューのない特別な空間になっているのです。
人と人が繋がり生まれる化学反応を楽しむ
私たちが取材に伺った日は、タコパ(みんなでたこ焼きを作って食べるパーティー)が開かれていました。
人と人が出会い、会話が生まれることで、様々な世界観に触れて視点が広がったり影響を受けて自分が変わるきっかけになることってありますよね。
人との出会いによって人生が変わった経験を持つ3人が運営するPATERSだからこそ、毎週のようにイベントが開かれていて、人と人が出会うことによって新しい化学反応が生まれているのです。
世代も性別も働く環境も違う参加者がたこ焼きを一緒に作ることで、自然と打ち解け合い、笑顔になる。
それは、PATERSという人を大切にした空間だからこそ。
PATERSに行くなら、平日の夕方がオススメ!
初めての場所って1人で足を運ぶのに緊張してしまうことってありませんか?
でも、PATERSは平日の夕方に1人で行くのがオススメです。
PATERSの扉を開くと、スタッフの誰かが笑顔で話しかけてくれます。
まったりとした時間の流れの中でたわいもない話しをするうちに、日々の疲れもなんだか何でもないように思えてきて、きっとPATERSを出る頃には笑顔になれているはずです。
お話しを伺ったひと
左:たにさん 右:しみさん
しみ(清水一輝)
柔道整復師の国家資格をもつ。 接骨院で勤務したのち現在はフリーで整体師をしながらブログを書く。
このブログは月に50万人に読まれていて、ブログメディアの運営で生計を立てている。300人以上が在籍するブログのオンラインサロン「ブログビレッジ」も運営している。 モットーは "ゆるく楽しく温かく"
たに(谷川直斗)
学習院大学卒。水泳部主将。 昨年10月に脱サラし、現在はフリーで活動。 日本一の水中パフォーマンス集団である トゥリトネス」に最年少で入団し、 パフォーマーとバーテンダーと水泳のコーチもこなす。
お店のこと
Cafe & Bar PATERS
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-33-5 2F
JR中央線・総武線「阿佐ヶ谷」駅 徒歩5分
丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅 徒歩5分
電話:03-5929-7033
営業時間:11:00~22:00
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”違和感”を"愚痴”で終わらせるなんてもったいない。違和感から独自性を生み出す方法。
30度を越す猛暑の東京でいつも通りSNSを徘徊していて見つけたのが、プロブロガーのやぎぺーさんのブログ。
自分が感じた違和感を大事にしないとヤバい。就職を辞めた時の気持ちを信じてよかった | 八木仁平オフィシャルブログ
周りの常識よりも自分の価値観の方がずっと大事。
— やぎぺー(八木仁平) (@yagijimpei) 2017年7月17日
若い人ほど、どれだけ周りから違うと言われようと感じた違和感を大事にしなければいけない。
/自分が感じた違和感を大事にしないとヤバい。就職を辞めた時の気持ちを信じてよかった https://t.co/NzK5rXSizq
私も常々自分の価値観を大事にしようと思っているのですが、やっぱり、違和感を感じていても流されそうになる。
だって、人と同じことをしていた方が楽だもんね。
でもこの一つ一つの違和感を”愚痴”で終わらせずに考え抜くことが大事だと思うのです。
”愚痴”が出るのは、誰かのせいにしてるから。
「これは違ってると思う!」「そんな言い方しなくても良くない?」
みたいな自分の中の違和感は、誰かのせいにしているから、「こういう言い方してくる上司うざいw」みたいな愚痴になって口から出ていくんです。
愚痴って聞く方もそれなりに体力持っていかれるし、できる限り聞きたくないですよね。
そして、愚痴ることにで人間はスッキリしてしまう。
そこで思考が停止してしますのです。
どうしたら、愚痴で終わらずにしっかりと最後まで考え抜けるのか。
まずは、他人のせいにする癖をなくすこと。
愚痴って大抵は、対人関係から生まれるもの。
だとしたら、相手だけではなく自分にもそれを引き起こした何か原因があるはず。
その原因をとことん突き詰めていきましょう。
「なぜ?」を5回繰り返すと真因に辿りつくと言われてるように、気が済むまで「なぜ?」を繰り返していくと次第に原因が見えてきます。
原因を見つけたら次にすることは、改善と発信
パターン1:改善する
原因がわかったら、その原因を変えていく。
自分の態度や発言で相手に嫌な思いをさせてしまっていなかったか。していたなら、次に同じことを起こさないようにするために意識することは何か。
これも、とにかく考えて次の行動に繋げるのみです。
パターン2:発信する
原因はわかったけど、自分ではどうしようもないことだった場合。
例えば、「新卒は会社に就職すべき!」みたいな社会の風潮に違和感を感じたのであればすぐに改善することはできないですよね。
でも、同じように違和感を感じている人は少なくないはず。
どうしてその違和感が自分の中で生まれたのか、どうしたら世の中が変わっていくのか、考えたことを発信してみましょう。
発信しているうちに同じ考えの人と出会って支え合えるかもしれないし、その記事を読んだ誰かの背中を押せるかもしれないし。
”愚痴”としてではなく、”考え”として発信しちゃいましょう!
でも、たまには人のせいにしちゃてもいい。
考え抜いた結果、自分がそんなに悪くないときもあるんです。
いつもと同じ作業をしていたのに、上司が怒ってきた!とか。
どうしようもないですよね。
そういうときは、
「今日は奥さんと喧嘩したのかなー?」とか、「娘さん、反抗期って言ってたし」とか、勝手に妄想広げて楽しんじゃいましょう。
そうやって逃げ道を作ることで、自分を追い詰めすぎないで、楽になれます。
最後に
愚痴で終わらせちゃったらもったいない。
自分の感情を揺さぶられて終わるだけです。
その違和感の原因までたどり着くには時間がかかるかもしれませんが、たどり着けばなにか光が見えてくるはず。
考え抜いた先に、自分にしかない独自性が生まれるはずなので、とことん考え抜きましょう。
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ディズニー年パス持ちが教える"夏ディズニー”を120%楽しむ方法と、持ち物15選!
夏本番!
夏になったら、友達や家族、恋人と行きたいのは、やっぱりディズニー!
今回は夏ディズニーをもっと楽しむための方法を紹介します!
- いよいよ始まった"夏ディズニー"!2017年のイベントは何?
- 日付指定のチケットを準備しておこう!
- これだけあれば大丈夫!"夏ディズニー"を攻略する持ち物12選!
- ずーっと屋外は危険!日中は屋内でのショーを楽しんで!
- 涼しくなった夕方にパークへ行くのもおすすめ!
いよいよ始まった"夏ディズニー"!
2017年のイベントは何?
東京ディズニーランドは…
”ディズニー夏祭り”!!
(あああああ。ミッキーのお衣装がイケメンだ…泣)
ショーは”燦水!サマービート”
夏祭りらしく、パーク内には縁日もでてますよ!
東京ディズニーシーは…
”ディズニー・パイレーツ・サマー”
ショーは”パイレーツ・サマーバトル"ゲットウェット!”
パイレーツオブカリビアンの最新作に合わせて、パイレーツです!
きっとパイレーツは今年だけだから、一回は海賊たちに水をかけてもらわないと…!
ランドもシーも魅力的!
どちらに行くか迷ってしまいますよね。
東京ディズニーランド スペシャルイベント「ディズニー夏祭り」|東京ディズニーリゾート
東京ディズニーシー スペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」|東京ディズニーリゾート
どちらに行くかを決めたら、まずはチケットの準備をしましょう!
日付指定のチケットを準備しておこう!
待ちに待った夏休み!家族や恋人とディズニーに行こう!
と思っている人も多いはず。
ですが、もちろん、みんなも夏休み。
ディズニーにはたくさんの人が来園します。
時には、入場制限がかかることも…
入場制限がかかってしまった場合は、当日券の購入ができなくなり、さらに株主優待券などの”オープン券”だと入場ができなくなってしまします。
せっかく舞浜まで行ったのに、ミッキーに合わずに帰るなんて悲しすぎる!!
そんな激混みする夏だからこそ、日付指定のチケットを事前に用意しておくことをおすすめします!
日付指定券の購入方法
ディズニーのオンラインサイトまたは、ディズニーストアで購入することが可能です。
【公式】パークチケットのオンライン購入|東京ディズニーリゾート
オンラインでのチケット購入は、当日でも可能!
「今日行こう!」と決めたら、オンラインでチケットを購入してから、パークに向かうといいですね。
ディズニーストアについては、チケットの取り扱い店舗が限られているので、お近くのディズニーストアでも販売があるか確認をしておきましょう。
パークチケット取扱い店舗|店舗情報|ディズニーストア|ディズニー公式
これだけあれば大丈夫!"夏ディズニー"を攻略する持ち物12選!
さて、チケットの準備ができたら、持ち物の準備!
夏ディズニーはとにかく暑いので、暑さ対策は万全にしておきましょう!
①とにかく暑さ対策を!
・タオル ★★★★★
・飲み物 ★★★★★
・帽子 ★★★★★
・日傘 ★★★★★
・羽織 ★★★★☆
・日焼け止め ★★★★☆
・汗拭きシート ★★★☆☆
パーク内には日陰が少なく、アトラクションを待っているときやショーを待っているときは、ずっと日に当たることになります。
いくら、水分摂取をしたとしても、熱中症と隣り合わせ。
太陽になるべく当らないように、日傘や羽織は忘れずに!
夏といっても、夕方には肌寒くなることも。
薄手のカーディガンなどがあると、日差しの強い時間は日焼け防止に、夕方になったら防寒具として使えます!
もし忘れてしまっても、どれもパーク内でも販売があるので、可愛いデザインを選ぶとテンションが上がるかもしれませんね!
②これで完璧!放水ショー対策!
夏のショーはとにかく大量の水がかかります!
おもいっきり楽しむなら、思いっきり水を浴びちゃいましょう!
・レインコート ★★★★★
・着替え ★★★★★
・ビーチサンダル ★★★★★
・大きい袋 ★★★★★
・サングラス ★★☆☆☆
ショーを見る場所によっても、かかる水の量はかなり違いますが、思いっきり濡れると想定して準備をしていきましょう。
ディズニーシーのパイレーツ・サマーバトル”ゲット・ウェット”は、バケツで思いっきり水をかけられます。
前方の列で鑑賞していると、逃げられません!!
防水対策は、しっかりと!!
・レインコート
ボタン式のレインコートだと隙間から水が入ってくることも。チャック式のものだといいですね。
また、レインコートの中は蒸れるので、ショーが始まる直前に着ましょうね。
・ビーチサンダル
パーク内はたくさん歩くと思うので、履き慣れた靴で楽しんで、ショー中はビーチサンダルに履き替えるのがいいですね。
靴で鑑賞すると、びっくりするほどびしょ濡れになることもあるので、気をつけたいですね。
・大きい袋
自分が濡れれば、荷物も濡れる!!
荷物を入れる用に大きめのビニール袋やゴミ袋などを数枚用意しましょう。
1枚のビニール袋だと隙間から水が入ってきてしまうことがあるので、さらに数枚重ねるといいですよ!
・サングラス
勢いの強い水が目にかかることも!
目を閉じている間に、可愛いミッキーの姿を見逃してしまうと悲しいので、サングラスを用意しておくといいですよ。
ずーっと屋外は危険!日中は屋内でのショーを楽しんで!
とにかく外は熱い!でも、もっとディズニーを楽しみたい!という方は、屋内で見られるショーでゆっくりしてみてはいかがですか?
私のおすすめは…
ランドだと、ミッキーやドナルドがディズニー映画を3D映像で紹介してくれる”ミッキーのフィルハーマジック”や、リロアンドスティッチの音楽の世界が楽しめる"魅惑のチキルーム”
シーだと、本格ミュージカル”アウト・オブ・シャドウランド”や、アリエルの世界に浸れる”マーメイドラグーンシアター”
がおすすめ!!
涼しくなった夕方にパークへ行くのもおすすめ!
朝からだと疲れちゃうよ…
という方は、少し涼しくなった夕方からディズニーに行くのがおすすめです。
平日夕方5時から入れる"夏5 ウィークデーパスポート”がぴったりです!
仕事や勉強の疲れをディズニーで発散して、次の日からまた頑張るのもいいですよね。
こちらは期間限定(2017/7/18~9/7)なのでご注意くださいね。
平日夕方5時からたっぷり遊べる!夏5ウィークデーパスポート|東京ディズニーリゾート
いかがでしたか?
準備を完璧にして、夏のディズニーを思いっきり楽しんじゃいましょうね!!
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カツセマサヒコさん 阿部広太郎さんが語る「言葉でメシを食っていく」とは。
「言葉で想いを伝える職業=ライター」だって安易に考えて、ライターになりたい!って言ったけど、本当のところ言葉で想いを伝えるってどういうことなんだろう?
ライターの仕事って実際は何するの?
と、疑問で頭がいっぱいだった私は、言葉を操るカツセマサヒコさん・阿部広太郎さんのお2人のお話を聞くために、小雨の降るみなとみらいの町を小走りで向かった。
- ”タイムラインの王子様” カツセマサヒコさん
- "企画書はラブレターである" 阿部広太郎さん
- 「言葉という誰にでも使えるものに想いを乗せることがライター(コピーライター)」
- とにかく真似する。それが上達への近道。
- out putする意識を持って、in putする。
- 言葉って強い。
”タイムラインの王子様” カツセマサヒコさん
「妄想ツイート」が話題で10代後半〜20代前半女子に大人気のライター。Twitterのフォロワーは9万人以上!
大学卒業後、大企業に就職し総務を担当。5年間の総務生活を経て、自身のブログがきっかけでweb系編集プロダクションへ転職。2017年にフリーライターとなる。
と、つらつらと書いたのですが…
"タイムラインの王子様"である所以をみて欲しいので、個人的にお気に入りのツイートをいくつかみてください!
冷静に考えて、とつぜん「充電~」って言いながら抱きついてくるタイプの女子に「はいはい」って言いながら頭なでたいだけの人生だった。
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2017年4月8日
16時から2時間くらい昼寝して、心地よい気怠さ残したままキッチン行って、冷蔵庫あけて飲み物とろうとしたら彼女がぴとってくっついてきて「わたしも飲む」って言って、「ん」って言った後冷蔵庫しめずに扉に手かけたままキスして、ピーッピーッってブザーなって、それを合図にキス終える日曜したい
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2017年6月4日
別れた恋人に「酔いのせいにして会いたいって言っちゃダメですか」ってLINEしたら「ダメです」と言われ「じゃあ雨のせいは?」って聞いたら「それならマシ」と返され、「じゃあそれで」って言って久しぶりに会えたと思ったら傘もささず飛び込んできて「バーカ」って突然言われる春先の雨の夜がいい
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2017年3月13日
紹介したいツイート探していたら、カツセさんと本当に付き合ってるんじゃないかと、思い始めてきたので、この辺りでやめておきますね。
味気ない私のタイムラインに彩りを与えてくれるカツセさんですが、カツセさんの良さってツイートの内容だけではなくて、カツセさん自身にもあると思うのです。
普通、新卒で大企業に入ったら、「このまま会社の歯車になって死んでいくんだろうな〜」と思ってそのまま行動できずにいると思うんです。
でも、カツセさんはものすごく真面目に行動したし、それを続けた。
誰にでもできる「書くこと」だからこそ、突き抜けるのはものすごく大変で、でもそれに対して真面目に向き合った結果として「妄想ツイート」という武器が今ではできたのだと思います。
ツイートだけみていると、ほわっとした方に感じますが、実際に目の前にして、芯の太さとか アツさをとても感じました。
みなさんにもぜひ会って欲しい…!
"企画書はラブレターである" 阿部広太郎さん
大学生時代にアメリカンフットボールをやっていた阿部さんは「世の中に一体感を作りたい!」という想いで新卒で電通に入社したものの配属されたのは人事部。
1年目の時に、コピーライターという職に心奪われて、異動試験を受けコピーライターへの道を歩み始める。
東進ハイスクールのCMに起用した「今でしょ!」というセリフが2013年の流行語大賞となるなど、敏腕コピーライター。
じつは阿部広太郎(あべこー)さんにお会いするのは2度目でした。
以前にお会いした時に、言葉の選び方や言葉のあたたかさが好きすぎて、一目惚れしました。
(あと、声もすっごくかっこいいの!!)
電通だし、なんか性格きついんじゃないの?って思いがちなのですが(偏見←)、本当に気さくでアツい方です。
そんな、言葉のプロであるお二人のトークセッション。
ライターとして生きるとは? 言葉を企むとは? と、すごく考えさせられる時間になったので、その中で特に印象に残ったところを抜粋して紹介していきたいと思います。
「言葉という誰にでも使えるものに想いを乗せることがライター(コピーライター)」
お二人がお話しされていく中で、それぞれのお仕事に対する捉え方って、つまりはこういうことなんだと思うんです。
好きなことを書くだけだったらブログでいい。
でも、誰かに依頼されて、そのものの良さを言葉を介して伝えていく。伝えたい読者とクライアントの間を言葉を介して埋めていく。
それこそが、ライター(コピーライター)のお仕事。
言葉って、絶対に誰しもが使っているはず。
その言葉で伝えたい人たちに上手に届けられるかが、ライターとしての腕の見せ所であり、仕事として一番面白いところなんだなと感じました。
トークの中で阿部さんがおっしゃっていた「嬉しがられるおせっかいを言葉でサポートする」という言葉にライターとしての醍醐味が全て詰まっていると思います。
とにかく真似する。それが上達への近道。
以前もあべこーさんがおっしゃっていたのですが、「量の20代 質の30代」で、駆け出しの時は、とにかく量をこなす。
闇雲に量をこなすのではなくて、好きな書き手さんの文章の書き方を真似してみる。
真似しては改善して、また他の人の書き方を真似していく。
その積み重ねをして初めて自分の色が出てくる。
誰しもが使うことのできる「言葉」で勝負するからこそ、他の職業以上に「量」が必要になるんですよね。
out putする意識を持って、in putする。
私自身も最近感じているのですが、「人生ネタ探し」であると。
他の人と同じ1日24時間という時間を過ごしていて、inputできる量って限界があると思うんです。
でも、ライターという職業は、他の人よりも多くのoutputが必要になりますよね。
だからこそ、本を読むのでも、街を歩くのでも、「ここから何か誰かに伝えられる面白いネタないかな?」と意識を持たないと全てがただただ流れていってしまう。
正直、私自身もこれが上手くできなくて、困ってます…笑
言葉って強い。
言葉って誰しもが使う道具だからこそ、これを上手く使いこなせるようになると、強みになると思うんです。
もちろん、誰しもが使える分、突き抜けるのはものすごく大変なのだけど。
その大変さを乗り越える勇気と覚悟が持てたら、あとは真似してとにかく続けることなのかな?
このカツセさんとあべこーさんのトークセッションの前日にも、ライターの伊佐さんのお話を聞きに行っていたのですが、3人とも伝えてることは同じだったように感じます。
知れば知るほど、ライターの仕事は奥が深くて、ライターとして生きていきたいと強く思うようになる、そんな時間でした。
『企画でメシを食っていく』カツセマサヒコさん×阿部広太郎さんのトークイベント!
— 班目美紀 (まだらー) (@madara_152) 2017年6月25日
・例えばとつまりを繰り返す
・言葉という誰にでも出来ることに想いを乗せることがライター・コピーライター
・嬉しがられるお節介を言葉でサポートする
言葉を仕事にするって楽しいぞと改めて感じる時間でした! pic.twitter.com/Y4dTONxpGX
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旅暮らし系ライター 伊佐知美さんから学ぶライターを生業にするとは
いつからか、世にはあまり知られていないけど、私が素敵だと思う人のことを知って欲しい!そう思うようになった。
言葉でやりたいことを伝えるのは簡単で、でも、いざ「好き」を伝えようと思うと上手くいかなくて。
ライターとして生きていきたいなんて思ってはみたものの、不安で一歩も進むことができていなかった。
初めの一歩に怖気付いてしまっている今だからこそ、憧れのライター 伊佐知美さんから技を盗もうとライティング講座へと足を運ぶことに決めた。
- 1 旅暮らし系ライター 伊佐知美さんってどんな人?
- 2 「旅を仕事に」〜旅を魅力的に伝えるための楽しいライティング学〜
- 3 "旅に出られないなら死んだほうがましだ!”
- 4 "やりたいこと・得意なこと・人から求められることの交差点" 〜自分にしかできないフィールドをつくる〜
- 5 ”自分の常識は誰かの非常識"
- 6 「こっち側」から「あっち側」にいくために必要なこと
1 旅暮らし系ライター 伊佐知美さんってどんな人?
まずはじめに、私の大好きな伊佐知美さんについて!
(正直、この紹介を書くためだけにブログを書いていると言っても過言ではないくらい 笑)
伊佐 知美(@tomomi_isa)
『灯台もと暮らし』編集長・フォトグラファーとして、日本全国、世界中を旅しながら取材・執筆活動中。連載『伊佐知美の世界一周さんぽ』(昭文社・ことりっぷ)。オンラインサロン「編集女子が“私らしく生きるため”のライティング作戦会議」主宰。著書に『移住女子』(新潮社)。
と、一言で書いてしまえば、すごいライターさんなんだ!!という印象なのですが、私が思う伊佐さんの魅力は、
「新卒で金融系の大企業に就職したのにもかかわらず、それでも「文章を書く」ということが諦めきれなくてライターの道を自分で切り拓いてきた」というところにあると思うのです。
自分の好きを職業にするために弛まぬ努力を積み重ねてきたからこそ、言葉の選び方や文章に温かみがあると感じています。
(詳しくは、コチラをお読みください → http://wasei-inc.jp/member/isa)
2 「旅を仕事に」〜旅を魅力的に伝えるための楽しいライティング学〜
ライター駆け出しで不安でいっぱいだった私が、伊佐さんから学ぶために参加したのが、TABIPPOさんの「旅を学ぶ、旅から学ぶ」がコンセプトの「旅大学」という学びの場でした。
今回は、灯台もと暮らしの編集長の伊佐知美さんを迎えて、 旅×キャリア×ライティングについて、深掘って聞いて行こうと思います。
イベント自体は2日程ありますが、途中にも課題があるので、 1ヶ月間「旅×キャリア×ライティング」について考えるような時間になればと思っておりおます。
ということで1ヶ月間、ライティングについて伊佐さんから学べちゃうすごい回!
(もちろん、すぐに満席になったとのことです。ちなみに増席のラスト1枚は私が購入しました!←)
day1(6月24日)の今回は…
◎旅を仕事にしたキャリア学
◎旅先を魅力的に伝えるライティング part1
について途中で質疑応答を挟みつつお話しを聞いたのですが、終始なごやかな雰囲気。
最後にはday2に向けてチームごとに飲食店の取材記事を書くという課題も渡されて、次回もどんなお話が聞けるのか楽しみです!
旅大学では、毎週のように旅に関するイベントが開かれているとのことなので、こちらも要チェックです!
3 "旅に出られないなら死んだほうがましだ!”
自己紹介が始まってすぐにこの一言。
これだけ強い言葉で言うのだから彼女の心の底にずっとある言葉なのだと思います。
きっと、伊佐さんから「旅」を奪ってしまったら、自分が自分でいられなくなってしまう。
自分が自分でなくならないように、旅を続け、そして「伊佐知美」として名前を出して文章を書き続けた気がします。
銀行勤務を経て、出版社に入社して兼業ライターとしてライターを始めた彼女の覚悟がそこにあるように私には感じました。
4 "やりたいこと・得意なこと・人から求められることの交差点"
〜自分にしかできないフィールドをつくる〜
「本当はエッセイやコラムを書きたいという気持ちがあったけど、それをやって誰に届くんだろう?誰が求めているんだろう?って。ただの自己満足なんじゃないかなって。」
「じゃあ、必要とされていることってなんだろう?誰に届ける記事だっけ?を考えて書いていきました。」
書くことを仕事にする以上、自分の好きなことだけを書くわけにはいかない。
それは、誰かに届かないと、記事自体の存在意味がなくなっちゃうから。
誰かに届いてこそライターとして自分が、伝える意味が生まれるから。
その中で、伊佐さんにとっての「やりたいこと」は旅だったと思うし、その交差点を自分で見つけて、書き続けたからこそ今に至るのだろうなあと感じました。
これに近い内容を伊佐さんが言っているものがあるので、こちらもぜひ↓
5 ”自分の常識は誰かの非常識"
「書けばいいじゃん!」と言われて、頭ではわかっていても書くことができない私なのですが、とにかく書こう!と背中を押してくれた言葉がこれでした。
”友達に話したくなることを、そのまま文章にしたらいいんだよ!話したいことはあるでしょ?”
と、チームのメンバーに言われて、しのごの言わずにもう書きます!と腹をくくりました。
誰一人として自分と同じ人生を歩んできた人は居ないから。
自分のが動いた喜びを、誰かに届けるように。
情報が多くてすぐに流れていってしまうフローの時代だけど、誰かの心に留まるストックの記事を書いていきたい。
だから、書くときには ”置手紙を書くような気持ち"で
6 「こっち側」から「あっち側」にいくために必要なこと
受講をする「こっち側」から、伝える「あっち側」へいきたい。
そう強く感じる2時間でした。
受講者で終わりたくないよね。だったら突き抜けないと。
小手先の技術は、本を読んだり調べれば誰にだって知識として付けることができるけど、人並み以上に努力できるかが、「あっち側」にいくための最低条件だなと感じました。
ちなみに、伊佐さんは兼業ライター時代に月100本書いたそう。
ハードルは高い!!
でも、いつまでも憧れているだけでは、何も始まらないし、「伊佐さんって素敵なんだよ!」で終わってしまう。
私、いつかは伊佐さんの隣に立ちたいです。(震え声)
ライターとしての一歩を踏み出したと思っている人は、好きなライターさんにまずは会いに行くといいと思います。
文章まるパクリしたい人の技、盗みましょう。
その人がどういう思考回路でその文章を生み出すところまでいるのかがわかれば一歩が踏み出しやすくなると思います。
一歩を踏み出したら、ライターを生業にする覚悟を。
それができれば、きっともう「あっち側」にいけます。
一緒に「あっち側」いきましょう!!
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「暮らしのきほん」に立ち返るために、畑の真ん中で立ち止まってみる。
電車に2時間揺られて、茨城県石岡駅へ。
高いビルばかりだった車窓からの風景はいつの間にか、萌黄色の田園風景へと変わっていた。
そしてそこから、バスに揺られること30分。
都会を離れるには、それなりの時間がかかるみたい。
少し動くだけで汗ばむ気候と、田舎のおばあちゃん家と似た風景は、まだ6月になったばかりだというのに「夏休みはじまったー!」と叫びたくなるほどに私の心を高揚させた。
目的地は、有機農業をしている「やさと農場」
季節のお野菜はもちろん、豚や鶏も飼育しているのが特徴で自給自足な農的暮らしをするにはぴったりの場所。
元恋人と何度も訪れた場所。
農場に足を運ぶことに、最初は戸惑いがあった。
幸せな思い出がたくさん詰まった場所、訪れたら私の中の何かが崩れてしまいそうで、怖かった。
それなのに、どうしてだろう。
どうしても行かなきゃいけない気がしたのは。
* * *
失恋もして、仕事も髪色も変わった私を、いつもと変わらず、「おかえり」と迎え入れてくれた。
いつもと変わらないあたたかさに、胸をなでおろした。
無理して笑顔なんて作らなくても、ここにくれば自然と笑顔になれるんだなって。
* * *
久しぶりな顔を見ながらのお昼ご飯を済ませると、畑に出る。
東京から着てきたオーバーオールに長靴が不釣り合いだけど、東京の匂いがついた服を早くやさとの匂いに染めてしまいたかったように思う。
いっぱいの太陽と愛情を受けて育った野菜は、弾けそうなほどに実がぱんぱんだった。
新じゃがに玉ねぎ、春菊、ズッキーニ、にんじん、そら豆、キャベツ、レタス…
大人も子供もはしゃぎながら、野菜を収穫していく。
ズッキーニの葉っぱがチクチクして手に当たると痒くなっちゃうこと。
大根を抜くときは時計周りにねじると抜きやすくなること。
実際に畑に立つとわからないことだらけだった。
目の前に成っている野菜だって、どれが食べごろなのかわからなくて、しばらく悩んでしまう。
いつも手にとって、口にしているはずなのに。
* * *
畑から戻ると、収穫した野菜を元にどんな献立にするか、みんなで会議。
採れたて野菜たっぷりのサラダに、ほくほくの新じゃがに、レタス焼売に、スコップドコロッケに、にんじんとそら豆のゼリー。
自分たちでが採ってきた野菜たちをみんなでキッチンにならんで、お夕飯の準備をする。
きっと、本当なら当たり前のことなはずなのに、すっかりと現代の暮らしに馴染んでしまった私たちには新鮮に感じる。
* * *
太陽と共に目を覚まし、動物たちのお世話をして、野菜の収穫をして、ご飯を作って食べる。
そんな「暮らしのきほん」を、東京という時間の流れが早くて刺激的な街にいると忘れてしまう。
もちろん、そんな東京も好きなのだけど。
スーパーで買う野菜もお肉も生産者さんがいて、汗水流して作っている。
直接、農家さんの顔を見ることなんてなかなかできないけれど、この食材の裏には農家さんの想いや命があること、忘れたくないな。
ゆっくりと流れていく雲のように、ゆっくりと暮らしを紡いでいけばいいんじゃないかな。
オトナになることは自分の幅を知ること。
最近、同世代と話をする機会が増えた。
ここ1年くらいは10歳くらい上のコミュニティーにいることが多くて、同世代と話すことが、私にとっては新鮮。
ここで同じ感情になるんだ。とか
こういうところで、つまずくんだ。とか
同世代と話していて、共通に感じる感情は
「何者でもない自分への焦り」
20歳前半とは言い難い24歳という歳は、誕生日を迎えると25歳となり、必然的に四捨五入して30歳。
社会にでて2年を過ぎた人も多い。
そんな中で、自分ができないこと、天才ではないことにもいい加減に気がつき、成果を出すには努力しかないと悟る。
それでも、未来に希望を抱き、「まだできるはず」と自分を奮い立たせる。
まだまだ大きな成果も残せていないのに、30歳に一歩近く焦り。
結果を残さなきゃ…
オトナになることは自分の幅を知ること。
自分ができること、ここまでなら無理できること、これ以上はできないこと。
これは自分に向いていて、これは向いていないから選択しない方がいいこと。
避けるならば、こういう対処の方法が自分には合っていること。
仕事でも恋愛でも、いろいろな経験をして、自分の幅を知る。
きっと、そこまでにはたくさんの涙もあるだろう。
そのひとつひとつを経験して、自分の幅を知っていくことで、徐々に視界が広がっていく。
目の前の階段を一歩一歩進むことしか、私たちには残されていないのだから。
大切にしたいのはきっと「気にかけたくなる人」
自分と他人の人間関係において、あまり表には出さないけれど、ピラミットのような感じで関係が濃い人から薄い人まで存在する。
きっとそれは、誰にでもあることで、ここでいう関係の濃いかどうかは実際に会う回数が多いとかメッセージのやり取りが多いとかそういうことは関係なくて、気持ちが分かり合いやすいとかそういうこと。
私にとって関係が濃いと思える人とは実際には、そんなに頻繁に会う関係ではないけれど、何かあると一番に報告したくなる人。
ここで問題なのは、この関係ピラミッドは自分にとっての頂点でも相手にとっては頂点ではないかもしれないということ。
釣り合っていたら最高だけど、恋愛関係でも釣り合わないことだってあるのに、友達関係で必ず釣り合うことなんて難しい。
私は、あなたにこんなことしてあげたのに、あなたはなんでその想いそ返してくれないの?
なんて、恋愛でも友達関係でも起こりうる。
受取手からすると「重い」と感じちゃいそう。
「想い」があることは大切だけど、自分が相手にしたことばかり覚えているよりも、相手にしてもらったことを覚えていれば、自分も相手も傷つかなくて済む。
give and take よりも give and give
大切にしたいのは、自然と「気にかけたくなる人」で、何かあったときに「大丈夫?」と声をかけたくなる距離感。
普段は深い話をする関係じゃないのに、雰囲気を見てさりげない一言をかけてくれる人。
この距離感の友達が多いことが、人生につまずいた時にいい方向へ持っていけるかどうかの分かれ目だと思う。
そう思うと同時に、私自身も全ての友達とまではいかないかもしれないけれど、「あなたのことを気にかけていますよ」とさりげなく伝えてあげたい。
この記事を書き終えたら、気にかけている君にメッセージしてみよう。
お茶しに行こう。