お題「NEWSコンの魅力を語りたい」を作りました

 お題「NEWSコンの魅力を語りたい」

 

NEWSの京セラドーム&東京ドームでのコンサート「NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE-」が年末年始に控えていますね!

動員数の多いドームでのコンサートということで、アリーナツアーではなかなか入る機会がなかったNEWSコンに初めて行くという方、友人を誘って行く方、誘われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?参戦経験のあるNEWSファンにとっても初めての単独カウコン、4人での京セラドーム、あのEPCOTIAを東京ドームで…!と楽しみが尽きないはず。

そこで!NEWSコンの思い出のあれこれやEPCOTIA本ツアーの魅力、ここを押さえておくとより楽しめる、などNEWSのコンサートについて語り明かしませんか??

どなたでも!どんなことでも!お気軽に参加していただけたら嬉しいです!!

NEWSコンの魅力に思い巡らせながら楽しく年を越しましょう~!!

 

www.johnnys-net.jp

 

 

 

リクエストという応援の形

※※※本記事はBLUE発売前のタイミングで更新できるように書き溜めていたものです。色々あってタイミングを見失いましたが、エイヤッと公開しちゃいます。※※※

 

 

こんにちは!NEWSのリリース時期になるとTwitterで毎日のように売上をチェックしてるヲタクです。私は自分の愛するコンテンツの継続を強く望んでいるし、客観的指標としての数字に注目せずにいられない人間なので……売上はとても大事だと思うのです。先頃発売された小説TRIPPER夏号を読んでますます思いました*1

Say! 売上は大事!!!!!

 

その上でですね、もうお財布は厳しいけどもっと応援したいという欲望をぶつける先も考えておきましょう!ヲタクが欲を持て余すとたぶん碌なことないから!!笑

その一つがリクエス

私はとても大事な応援の方法だと思っています。

 

理由1:Billboard Chartに反映されるから

チャートというと代表的なのは売上のみで構築される『オリコンランキング』ですが、最近はめざましテレビZIP!でも『Billboard JAPAN HOT100』という週間シングルチャートが取り上げられるようになっていますよね。『HOT Albums』というアルバムチャートもあります。

Billboard JAPAN HOT100』とは、

  • CDセールス(サウンドスキャン集計)
  • ダウンロード配信・ストリーミング
  • エアプレイ(FM/AMラジオオンエア)
  • ルックアップ(CD情報取得数)
  • ツイート(アーティストと楽曲名両方をつぶやいた数)
  • 公式動画再生数

からポイントを合算する総合チャートです。

ラジオへのリクエストが採用されて曲が流れるとエアプレイとして加算され、チャートに貢献することになります。

アルバムチャートの『HOT Albums』はセールスとルックアップのみから算出されますが、アルバム収録曲ながらエアプレイ1位やツイート上位をとって(単曲扱いで)シングルチャートの『HOT100』に登場する楽曲もあります。(EPCOTIAツアー中にアルバムリード曲「EPCOTIA」がランクインしてきたのが良い例)

 

理由2:楽曲を耳にする確率が高まるから

まず単純に、私はお店で偶然NEWSの曲が流れるとめちゃくちゃ嬉しいです。普段からよく聴いてはいるものの、不意打ちで出会えるとなんだかハッピーな気分になれます!

という個人的な嗜好を抜きにしても、「なんか聴いたことある」って大事だと思うんです。ドラマのOPやED、CMで流れる曲は、ファンでなくとも何度も耳にするうちに気に入って手に取る可能性があります。たとえ今すぐじゃなくても、アルバムが出る頃になって「そういえばあの曲も入ってるの?あれ結構好きなんだよなー借りてみよ」くらいの気持ちになるかもしれません。そこからハマる人だっているかも。好きのきっかけなんてそんなちょっとしたものでしょう。

私はDVD WHITEでNEWSに落ちる直前、ふらっと入った中古CDショップでNEWS BESTを買いました。聴いてびっくり。ほとんどのシングル曲を知っていました(たぶんCMパワー)。なんだか楽しくなってもっと知りたいと手を出し、今に至ります。

街で流れるラジオや有線でなんとなく曲を耳にすることが、いつか効いてくるかもしれません。実際、ラジオのパワープレイ(一定期間に大量にオンエアされること)に選曲されてヒットした例はたくさんあります。あちこちに種を蒔いておくに越したことはないかと!(前述のチャート1位をとってCDTVなどの音楽番組や情報番組で流してもらうことだって貴重なチャンスだと思っています)

 

 

では具体的にどこへリクエストすればいいでしょうか?

以下では個人的なメモも踏まえて3つの方法を記しておきます。

 

 

1.地元のラジオ番組にリクエス

番組によっては名前や住所を書く必要がありますし、地元の放送局へリクエストするのが自然でしょう(でもradikoのエリアフリーもあるので他地域から視聴するのもOKだと思います)。自分のリクエストが採用されるかドキドキしながら聴くのって結構楽しいです。

曲のリクエストができる番組一覧のリンクです↓

radiko.jp

 

個人的にもう少し追加でメモ↓(詳しく調べたわけではないので、実際リクエストできそうかは不明なところが多いです)

 

TOKYO FMJFN全国38局ネット

JA全農 COUNTDOWN JAPAN(土13:00-13:55)

独自集計のランキング上位曲をオンエア。たぶんネット局の1週間のオンエアデータから作られているので、地元FM局↓にリクエストしてオンエアを目指すのが良いのかと。

COUNTDOWN JAPAN(カウントダウン ジャパン) - ジョージ・ウィリアムズ・安田レイ- TOKYO FM 80.0MHz -

直接この番組にリクエストすることも可能です↓

COUNTDOWN JAPAN(カウントダウン ジャパン) - ジョージ・ウィリアムズ・安田レイ- TOKYO FM 80.0MHz -

氏名や住所は入力しなくても大丈夫です。

 

 

文化放送(関東広域)

KちゃんNEWS(火 0:05すぎ-0:30)でおなじみ!Kラジにいっぱいリクエストメール送りましょう♡

news@joqr.net

他にも探せばリクエストを受け付けてくれる番組がありそうです。

 

 

ニッポン放送(関東広域)

三宅裕司 サンデーヒットパラダイス(日 9:00-12:00)

三宅裕司のサンデーヒットパラダイス - ニッポン放送 メガチャート リクエスト

名前と都道府県の入力が必要です。

リクエストを反映したチャート上位曲がオンエアされるそうです。リストから一曲選択した上で【その他のリクエスト欄】にリクエスト曲を入力。「LPS」は発売週2位にランクインしていました。(ただ、リンクが古そうなので実際どのようにランキングが作られているのかちょっと疑問です…)

 


FM NACK5(埼玉)

Good Luck! Morning!(月-木 6:00-9:00)

monaka(月-木 9:00-12:40)

FM NACK5 79.5MHz エフエムナックファイブ

氏名や住所は入力しなくても大丈夫です。

番組を把握しきれていないので、調べれば他にもあると思います。NACK5さんは過去のリリース時期にもNEWSの曲をかけてくださっていたのでリクエストしやすそう!

 

 

bayfm78(千葉)

MASTER HITS(金 23:00-23:30)でおなじみ!マスヒツにいっぱいリクエストメール送りましょう♡

mass@bayfm.co.jp

他の番組は調べられていませんが、「LPS」リリース時期にパワープレイに選曲してくださったとってもありがたい局!お礼のメールも良いかもしれません。

 

 

Fm yokohama 84.7(神奈川)

SORASHIGE BOOK(日 23:00-23:30)でおなじみ!シゲ部にいっぱいリクエストメール送りましょう♡

ssb@fmyokohama.jp

他の番組は調べられていませんが、「LPS」リリース時に何度かオンエアされていたので、リクエストが採用されるかもしれません。

 

 

FM AICHI(愛知)

Oshi☆Men Fun Club(日 22:00-22:55)

@FM / メッセージ & リクエスト

氏名や住所の入力が必要です。

アイドル曲を多数オンエアしている番組なので、採用される可能性は高いかも?

 

 

MBSラジオ(近畿広域圏)

テゴマスのらじお(水 23:30-0:00)でおなじみ!てまらじにいっぱいリクエストメール送りましょう♡

テゴマスのらじお - 番組専用メールフォーム - MBSラジオ [MBS1179.com]

この局も探せば他にもリクエストできる番組があると思います!

 

 

FM 大阪(大阪)

OH! MY MORNING 851(月-木 6:00-8:57)

Music Bit(月-木 16:00-17:46)

よしもとラジオ高校~らじこー(月-木 21:00-21:55)

リクエスト - FM OH! 85.1

リクエスト採用実績は把握できていませんが、「LPS」リリース週に何度か流してくれていました。ときどき過去の曲も流れます。

 

 

Kiss FM KOBE(兵庫・大阪)

Kiss Music Presenter(月-木 15:00-19:00)

月9 あいてぃーわい放送部(月 21:00-21:55)

リクエスト・メッセージ

住所の入力が必要です。

前者は始めに貼ったリンク先(radikoのリスト)にも入っている番組ですが、「LPS」リリース週に初リクエストメールとして採用された方がいました!後者はリクエストだったかは不明ですが過去曲がオンエアされていました。他の番組を探してみてもよさそうです。

 

FM FUKUOKA(福岡)

Hyper Night Program GOW!!(月-木 16:30-22:25)

MORNING JAM(月-金 7:30-)

ハカタカランキン!(金 19:00-19:55)

メッセージ・リクエスト|FM FUKUOKA

氏名や住所の入力は不要です。

とりあえず3番組挙げてみましたが、過去のリクエスト採用状況は調べられていません。対象地域の方は挑戦してみてほしい。。。(尻すぼみでごめんなさい)

 

 

◎もちろん他にもたくさんあるはずです。特に私が把握できていないだけで中高生向けのラジオとかアイドル曲のリクエストも受け付けてくれやすそう!いつもお勉強のお供に聴いてるラジオ番組なんかあったら送ってみてはいかがでしょう??

◎リクエストは曲名・アーティスト名だけでも大丈夫だと思いますが、普段聴く番組ならその感想などを添えるといいかと思います。上に挙げた初リクエストの方は正直に「リクエストを受け付けてくれる番組を探していてこのラジオを見つけました。リクエストをしてもよろしいでしょうか?」という書き出しのメッセージでした。ラジオDJの方がとっても優しく「もちろんいいですよ♡ありがとうございます」とコメントされていました。

 

 

2.全国区でのリクエス

【テレビ】

MVやライブ映像の一部を放送してくれる音楽専門チャンネルにリクエストができます。

MUSIC ON! TV

リクエスト | MUSIC ON! TV(エムオン!)

曲名をクリックするだけ!

 

スペースシャワーTV

ミュージックビデオサーチ|スペースシャワーTV

サイトのサーチから楽曲を検索してリクエストすることができます。曲名・アーティスト名を記入してメールでリクエスト!

info@spaceshowertv.com

 

 

【エアプレイ他】

NHK-FM

ミュージックライン(月-木 9:10-)

cgi2.nhk.or.jp

都道府県は選択しますが、氏名の記入は不要です。月ごとにリクエストテーマがあるので、それに沿ってリクエストするのが良さそう。普通のリクエストも受け付けています。ただし採用実績は不明。

 

ローソンCSほっとステーション

ローソンリクエストショー(毎日 10:02 & 21:02)

www.lawson.co.jp

氏名や住所は入力不要です。

NEVERLANDオーラスの日にU R not aloneが流れるという粋な出来事がありました!

 

ファミリーマート

In Store Music

form.family.co.jp

氏名や住所は入力不要です。

過去の採用実績はわかりませんが、曲とコメントのみでいいのでとにかく気軽に送れます!

 

 

3.有線放送へリクエス

よくお店のBGMで流れている音楽を放送しているところ、主な2つのリンクを。

music.usen.com

www.cansystem.info

業界最大手のUSENは毎年秋にある『ベストヒット歌謡祭』を主催しています。後者のキャンシステムは2017年まで毎年12月に放送されていた『日本有線大賞』を主催する全国有線音楽放送協会に加盟しています。(全音協はCDTVの協力にも入っており、CDTV独自ランキングは有線リクエストも加味している可能性があります。*2

有線に加入していないとリクエストできませんが、リクエストすれば必ず聴けるシステムなので加入店で働いていらっしゃる方などはぜひ!

参考までにリクエストの方法が書かれたリンクを貼っておきます。

http://www1.odn.ne.jp/shockdecola/razio4.html

 

 

◎他にもリクエスト先見つけたら随時足していきたいと思います!TwitterのリプやDMで教えていただけたりなんかすると飛びつく勢いで大喜びします!!!!(間違い等もあれば教えていただけると非常に助かります)

 

 

私は「あ~~~NEWS大好き~~!!」って気持ちが昂ぶるとちまちまリクエスト送ってます。しょっちゅう昂ぶるんですけど♡笑 結構楽しいヲタ活ですよ♡

 

 

 

BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)

 

 

tower.jp

tower.jp

 

*1:尾崎世界観さんと加藤さんとの対談。読み応えたっぷりで素晴らしかった。

*2:以前は有線リクエストも加味されていたそうですが、2017年4月のリニューアル後は「シングルCDセールス・音楽配信サイトダウンロード数・動画サイト再生回数・SNSのメンション数などのデータをもとに作成」と紹介されているので、「引き続き加味している可能性」としておきます。以前のランキングについては→

https://web.archive.org/web/20000304054125/http://netnavi.nikkeibp.co.jp/ent/index/9812/special/news03.html

「好き」を実感した日

 

自担がレギュラーの朝の情報番組で生謝罪をしてから1週間が経った。

 

もはや揺れ動く気持ちをその都度したためて気持ちを整理するのにハマっている。笑

 

今朝は通常通りコメンテーターとして出演していた。

この1週間、彼からファンに向けた言葉は特に無く、今の彼の様子を知れる唯一の場として、緊張しながらその時間を迎えた。

(ファン宛てのweb更新がなかったことに関して、寂しさがないと言えば嘘になるが、私は状況が落ち着いて彼自身が伝えられることを書けるようになるまで待ちたいと思っている。そこは大人の事情もありそうだし、「書けないんだな」って察する文書を読むくらいなら無い方がいい。)

 

初めてワイプに彼が映った時「生きてた」と思った。

あの日から彼のことを思うと真っ先に浮かぶのが謝罪の姿だった。心を塞ぐような暗い目と硬い表情が頭にこびりついていた。ありえないけど、あのまま消えちゃうんじゃないかと不安すら抱いていた。

だからもう「生きててよかった」と安堵した。

私のTLにも「シゲが映った!」の文字が並んだ。元々ドラマで身体を絞っていたのもあるが、痩せて疲れている様子が見て取れたし、表情が硬いのも相変わらずだった。けれど、ほっとした。

ぶっちゃけオタク心は疼いた。やつれて削ぎ落とされて儚げな自担は極限の美を体現してた。とにかく顔がいい。

 

さすがに先週の今日ではニュースにコメントはしづらいだろう、どうするのかなと思いつつ、私はリアタイ組から離脱した。

 

しばらくしてTwitterを覗くと「シゲが喋った!」のツイが流れた。そうか、喋ったか。声も聞けるのか。コメンテーターとして出演しているのだから当たり前のことなんだけれども、この1週間で全く当たり前のことではなくなっていたので、驚いてしまった。

 

その後しばらくは和やかなVTRを観ても真面目な表情を崩さず、今日はこのまま終わるかなーという雰囲気が流れていた。まぁまだ気まずいだろうし無理もない、と。ところが、

「シゲが笑った!!」TLに並ぶ文字。

すぐにどなたかがUPしてくださった。小さなワイプの中で少し口を開いて控えめに笑った。ほんのり笑ってる。すぐにキュッと口を閉じて真顔に戻ってしまったが、確かに笑っていた。

「シゲが笑った!」「シゲちゃんが笑った!」何人かの方が表現していたが、あの瞬間の私達(そう私達)の心には「クララが立った!」並の感動が溢れた。

放送が進むにつれてさらに気持ちがほぐれてきたのだろう、お天気コーナーのミニクイズで指名されて正解を当てると、今度はワイプの中で一瞬ガッツポーズをした。

クイズ解説後のやり取りではもっと自然な笑顔が見れた。

「シゲちゃん!どうしてわかったんですか?!」「勘です。フハハハッ(照)」「あなたは勘がっ(すごい)…正解率80%以上ですよ最近!本当にすごい!」「いやいや…」笑顔全開ではないが、無理のない笑みがこぼれていた。

 

もうね、泣いた。ポロポロ泣いた。

 

先週彼に厳しい言葉をかけて反省を促していた共演者の方々、本当にあたたかい。愛が深い。もはや母親。気まずかろう彼に様子を見ながら少しずつ話を振って、我が子のように褒め、笑顔を引き出してくださった。

TLにもおかんが大量発生していた。「痩せたね。ごはんちゃんと食べるんだよ」喋って笑って一挙手一投足を喜ぶ育児ツイだった。なんて平和。

 

かく言う私も、彼の笑顔で一気に気持ちが晴れた。

 

アイドルってすごいね。その存在が人の心を動かしてしまう。彼の笑顔でこんなにも元気になれる人がいる。

 

彼が持つパワーを改めて思い知る。

あの日以降、彼を見るのが辛くなった?いや、そんなことはなかった。彼が生きて笑ってくれることで私は幸せを感じられる。パッパラお花畑と揶揄されるかもしれないが(いや一応これでも色々考えたぞ?笑)結局は「好き」の気持ちが1番だ。そのことを実感する出来事だった。

 

 

 

もう一つ、大切なことがあった。

自担が書いた短編集の文庫版が出版された。

傘をもたない蟻たちは (角川文庫)

傘をもたない蟻たちは (角川文庫)

 

3年前に発売された単行本に短編が1本加わり、あとがきと解説が新しく付いている。

 

改めて読むと、外の世界のあれこれを忘れるほど没入できる作品ばかりだ。活字が胸に染み込んでくる。

 

そして、あとがき。これを読んだ時に声を上げて泣いてしまった。

ここ数日様々な方の優しさに触れて涙を流すことはあった。今朝だってそうだ。けど、声を出して泣いたのは初めてだった。なんかもう止まらなかった。

 

できれば読んでほしいのでその引用はしないが、帯の文も胸に刺さったので記しておく。

「思い通りにならなくても 生きていかなきゃいけない」

 

あとがきが書かれたのは今年の4月だ。これが発売される頃にこんな世界になっているなんて予想だにしていなかったに違いない。むしろアニバーサリーに向けて期待を募らせていたはずだ。

その世界線は、あの日分岐した。分岐後の世界にいる今の私に届くこととなったことば。でもそれが、私を救った。彼のことばはあの分岐を物ともせず、世界線を飛び越えて私の心を助けに来た。

 

すごい。すごいなぁ。

 

今回のことは彼にとってもファンの私にとても大きな出来事だった。ネガティブな感情だって抱くことになった。でも彼の笑顔は、今も、恐らくこの先も、私を笑顔にしてくれる。私が好きになった彼のことばは、今の私の心にちゃんと染み入る。私が彼を「好き」だと思う大切な部分は変わらないのだろう。

 

そんな風に「好き」を実感する一日となった。

 

 

最後の解説にも泣いてしまった。素晴らしい文章だ。作家としての彼に向けられた言葉。今また読み返してるといいなぁと思う。

そしてできるなら、アイドルとしての彼にもこういう言葉をかけてあげたい。

 

 

私が今思うこと

 

第2砲が出た。

 

正直、何かしらの追撃はあるものと覚悟していた。

前回の記事で「現時点では」と書いていたのはそのためだ。刑事罰の要件を書き記していたのもそのためだ。刑事罰が成立しない前提のどこかが崩れる可能性、別の法律に抵触している可能性、色々な事態を想定して過ごしてきた。予め心に耐震工事を施して構えておくことで、どんな衝撃が来ようとそれを上手に逃して心が壊れないように準備してきたつもりだった。

 

madokamusubi.hatenablog.com

 

 

第2砲はそんな自分にとって「想定外」の衝撃だった。

(公開された動画も記事も見ていません。自分の目で確認していないものに基づいてあれこれ考えるのは私のポリシーに反するのですが、今はあちらにアクセス数や売上を稼がせるのがどうしても癪に触ってできないのです。断片的に人から聞いた内容に基づくことになります。事実が歪んでいるかもしれません。それでブログを書くのは間違っているかもしれません。けれど、自分の心と折り合いをつけるためにこんなことやっています。見なければいいのに、なんですけど、もはやそんな段階で留まってはくれないので。)

 

未成年が酒席に混じっていた件については前回の記事の通りだ。擁護はしない。その点に関して私が思うことは3人同等であるし今は割愛する。(重ねてこられることのダメージがキツイことは学んだ。暴露された悪質性は似たようなものだが、今後も彼らを見続けられるよう願って頑張っていた心を折るには十分だ。こちらを嘲笑うかのような畳み掛けが憎い。心と体の休息は本当に大事。)

 

「想定外」なのは動画で撮られたとされる替え歌の件だ。見て確かめていないのに言及していくのが本当にもどかしいのだけれど、事実だとしたらシンプルに「ダサい」と思った。 腹ん中で何を思おうがどんな対抗心を燃やそうが、それをおふざけ半分で発露するのではなく、毎日書いているという自分の日記の中で留めるとかパフォーマンスに昇華させるとか、そういう方がかっこいいのになーと思う。私は件の歌に出てくるグループのライブをかっこいいと思うし、あの良さを、人気の理由を、わかっていないのかと思うと悲しくなった。自分の売りやそれへのプライドを持つのは結構だが、視野を広げず様々なものの良さに気づけないようではそこまでだ。悲しい。

 

そして、家族や友人のことを考えた。私は彼らのファンであることを周囲にほとんど明かしていない。家族くらいだ。その家族が件のグループのファンなのだ。先週そっと私を気遣うような言葉をかけてくれた家族が知ったらどう思うか。自分の好きなものを揶揄されたこと、これから彼を見かけるたびに思い出さずにいられないだろう。年末に帰省して一緒にカウントダウンコンサートの中継を楽しむ自分が想像できなくなった。あの家族団らんの時間も私は好きだったんだけどなぁ。

掛け持ちしている友人が今何を思うのかも気がかりだ。

 

第2砲は、ファンとしての私のそういう心を揺さぶってきた。普通に周囲の人と関わりながら日常生活を送る私に直下型で襲ってきた。

 

 

結局私は、自分が楽しく応援していけるかが最も大事なのだ。当たり前なんだけども。

身勝手なもので、法律や社会道徳に反しないというのももちろん大切な基準ではあるけれど、「私の価値判断」にはもっと重要な基準が存在していることを思い知らされた。

ライブに来るお客さんのこんなところまで気を配って楽しませてくれる、歌もダンスもパフォーマンスがどんどん磨かれていてかっこいい、ライブが楽しすぎて思わず家族に語ってしまう、「ライブ円盤出たんだけどちょっと一緒に観てよー!」なんてオタク全開のダイマをする。そういうの全部込みでファンでいるのが楽しいのだ。楽しいからファンをやっているのだ。彼らを好きだと、ファンでいるのが楽しいと思う限り、私は応援するのをやめないだろう。 

推しが「品行方正で人の道に外れない人間である」ことは安定して応援し続けるための必要条件みたいなものだが、「応援していて楽しい」ことはそれに匹敵する・いや私にはそれ以上に重要な十分条件なのかもしれない。必要十分が揃うのがベストだけれど、十分条件さえ満たしていたら私は大丈夫かもしれない。私の価値判断なんて所詮そんなもんなんだなーと思う。揶揄されても仕方ない。好きなんだよ。好きになっちゃったんだよ。

 

 

現在の大きな揺れが去った後、どんな思いが残るだろうか。

今年のライブ、本当に楽しかったんだよなぁ。昨年も楽しかったのだが、それ以上にただただ楽しかった。

「歌を頑張る」と言っていた謹慎中の彼。歌への苦手意識から過呼吸を起こすほどのトラウマを抱えながら、宣言通りボイストレーニングに励んできたのだろう。昨年の歌とは確実に違っていた。腹の底に響くような低音のハモリに鳥肌が立つ瞬間があった。まだ途上ではあるけれど、高音を外さずに歌うことができていた。「その音程が出せる」ことの意味は大きい。これからどんどん成功率を上げていけるだろう。そんなワクワクする予感に満ちたパフォーマンスだった。

「トレーニングを増やした」「演出で楽しませるのも大事だけれどアイドルだから自分の身体を張ってこそ」だと話していた自担。オープニングで上下逆さまの宙吊りにされて歌う姿に度肝を抜かれた。彼もまた本来的に歌が得意とは言えないだろうが、声量を上げ音域を広げ音程の安定性を増してきた。身体のバランスを大きく崩させる激しいダンスから続けざまにソロパートを外さず歌えるようになるまで、どれほど必死に体幹を鍛え体力をつけてきたのだろうか。彼のファルセットの高音ハモが私は好きだ。

歌が己の武器で、歌があったからデビューができたと自認する今回俎上にあげられた彼。そのプライドの高さもうなずけるパフォーマンスだったのは間違いない。ソロのバラード曲では息を詰めて聴き入ってしまう低く抑えた優しいパートから突然高音に切り替えて切なく心を貫くパートまで、変幻自在の歌声だった。「踊り狂う」と表するのが的確な激しいダンスナンバーの中で、会場を揺るがすほどのデスボイスを轟かせた時は心底驚嘆した。誰かの音程やテンポがずれた時に即座に反応して修正するというのは、自分のパートを外さずに歌う以上の難しさがあると思うが、ダンスやファンサをしながらサラリとこなす姿にいつも舌を巻く。

今回の件でグループのメンバーとして巻き込まれた形となった彼は、今のところ変わらぬ姿を見せてくれている。私は本当に彼に救われているなぁと思う。彼が手がけるライブ衣装からは、お客さんを常に楽しませようという意思と、メンバーを一番かっこよく見せられるのは自分だという深い深い愛情が感じられる。一人一人の衣装に施されたディテールがその人の良さを引き立てていて、しかも4人揃うと「これぞ彼らだ」という強烈な輝きを放つ。オーラスで聴いたカップリング曲での優しい優しい歌声は今も胸に響いているし、「己が思うアイドル」であり続ける彼の魂が剥き出しになったソロ曲の歌声は「アイドルを応援する自分」に向けて何度も何度も問いかけてくる。

 

もう一度あんなふうに楽しめるだろうか。今年のライブで感じたワクワクをそのまま、いやもっと感じさせてくれる瞬間がこの先あるだろうか。

悲しいことも辛いこともしんどいことも怒りもあるが、諦められない自分がいる。彼らを好きな自分がいる。

 

内外がひどく吹き荒れ全く先が見えない今現在、私の心の真ん中に「好き」の気持ちがぽつんとある。

 

 

考えること 考え続けること

 

6月9日 最悪の目覚めだった

 

6月6日 自担と自担の親友が未成年との飲酒問題でヤフーニュースに載った

6月7日 彼らの処分が決定した。Twitterのトレンドが彼らの関連ワードで埋まるのを初めて見た

6月8日 自担が生放送のレギュラー番組で謝罪した

やつれて憔悴して目の下に隈を浮かべて、終始表情が強張っていた。

絶望しか映ってないんじゃないかってくらい真っ暗な瞳がこっちを見ていた。

朝起きて真っ先に思い浮かんだのがあの顔だった。

 

 

未成年の飲酒は法律で禁止されている。

未成年者の飲酒を知って制止しなかった親権者や監督代行者に対して、科料を科す」

未成年者飲酒禁止法第3条2項で定められている。

私は事実関係を調べる立場にないし、法的判断を下す立場でもない。ただ報道されている「20歳と聞いていた」という証言・証拠に基づけば、罰則の要件は成立しないはずだ。監督代行者とも見なされないのではないだろうか。某番組の弁護士の見解は「ただ一緒に飲んでいたという程度では処罰の対象にはならない」であった。

 

コールする/飲酒を煽る/強要することに関して、同弁護士は「場の雰囲気を盛り上げるためにコールをかけたくらいであれば強要罪が成立する可能性は低い」「無理やり飲ませて急性アルコール中毒にさせた場合は傷害罪もしくは過失傷害罪が成立する可能性がある」と述べていた。

 

現時点で明らかになっている2人の行為は刑事罰対象にはならないだろう。

 

ただし、未成年と酒席を共にしていたことや、お酒を煽るという危険行為、それを制止しないことは、社会道徳的に「悪」とされる。人として、社会道徳に反した行動をとったのは間違いないだろう。

 

今回の行動に関して、「彼らは悪くない」と擁護するつもりは微塵もない。相手が20歳と偽ろうが録音してようが、それが彼らの行動を正当化するものにはならない。

自らの行動を「反省する」と口にしたからにはその通りにしてほしい。

 

 

 

 

 

 

だがしかし、私が彼らを好きな気持ちは今回のことで全く傷つけられていないのである。

まず真っ先に思ったのは

 

ばーーーか!!知ってたよ、知ってた。あなた達はそうだってわかってた。なんも最初の印象と変わってないわ、それでも好きになったんだよばか!

 

だった(友人とのLINEに残ってる。あの晩ぐちゃぐちゃな気持ちを聞いてくれて本当に感謝だ。)

ファンにしちゃひどい言いっぷりかもしれない。けど、自担の親友がチャラくて大勢の人たちと派手に遊ぶのが好きなのも、自担がばかみたいに親友に甘いのも、私が好きになった2人のイメージそのままだった。

いちオタクの妄想だ。が、親友に呼ばれるがままよくわからない集まりに顔を出して、なんとなくその場に紛れながらお酒を飲み、なんだかんだ親友の男友達(顔見知り)と話が弾んで、親友がパリピっぽく盛り上げるのを横目にしている様子が、一瞬で想像できてしまった。

なになに昨年12月か、2年がかりで書き上げた新刊が出た後かな。一段落ついて息抜きできたんかなーなんて、自担に甘々なオタクですよ。

 

 

まだそういうの好きだったのね。

そう思わなくもない。

けど、私だっていい年してアイドルにうつつを抜かしている。うちわ作って自担カラーのワンピース着てキャーキャー言いながらライブを楽しんでいる。世間の人からしたら、いつまでも若い男追いかけてないで年相応の高尚な趣味を持てよBBAとか思われているかもしれない。

でもさ、好きなものは好きなんだよ。いくつになったって好きなんだよ。好きでいさせてくれよ。周りに迷惑かけないように気をつけるからさ。

私は他人の趣味嗜好にまで口出ししたくない。好きなものを楽しむ権利は誰にだって許されてほしい。2人にもプライベートは好きなことをしてストレス解消して楽しく生きていてほしい。成人してれば若い男女を集めた酒席を楽しんでいいし、いつまでも学生時代の延長のように親友とつるんでたっていいし、ほんと好きにしたらいい。

 

 

ただその「好き」が何かを損ねてしまうのであれば、どうすべきか考えた方が良いとは思う。

事務所が報道関係者に送った文書では「特に報道番組に携わる者としては厳に慎むべき」と反省を促していた。彼らはキャスターとして、コメンテーターとして、社会のあらゆる出来事を伝えたり意見を述べる仕事を任されていた。今回のことで中止・延期・検討を余儀なくされた仕事がいくつもあった。関係者の方々は急な対応に追われることになっただろう。その中にはグループとしての仕事もある。アニバーサリーイヤーを迎えてこれまでにないほど多くの活動を企画してもらって、準備しているところだった。他のメンバーが関わる活動にも自動的に影響が出ることになった。

情報解禁されていないだけで今後任されるはずだった仕事もあるだろう。成功したら手に入れられるチャンスもあったかもしれない。期待されていたかもしれない。

そうした責任を果たすために、周囲の期待を裏切らないために、「好き」の気持ちを上手に満たすやり方があったのではないだろうか。年齢を偽って入り込めてしまう人間関係を作らないとか、人の健康や尊厳を損なわない楽しい飲み方・盛り上げ方を考えるとか、気になることがあれば仲間内できちんと注意し合える関係性を築くとか。

そこは本当にもったいない、こうなる前に早く気づいてほしかった、と思う。

 

 

 

今ここに列挙したものの中に、ファンを入れていない。

アイドルとして対ファンについての私自身の考えは、もう少し整理したい。

 

自担が謝罪した番組内で、共演者の方が「音声が出ている(録音されている)ということで、もうそこから何かは始まっていた」「飲酒の前に問題はあった」とおっしゃっていた。

私にはこの「問題」の始まりは飲み会の開始時点ではなく、もっと根深いように思える。

 

 

昨年の春、Twitter上で「裏垢」「愚痴垢」「暴露垢」「情報垢」なるものが大量発生した。

きっかけは今回謹慎となったメンバーの熱愛疑惑だった。ネット上で彼女ではないかと噂される女性が見つかり、その方のSNSを隅々まで調べ尽くして「匂わせ」の証拠を探し出し、「こんな女と付き合っている」「アイドル失格」「人間のクズ」と罵る界隈が出現した。そのうちツーショット(に見える)写真や、いつのものかもよくわからない音声を流出する者が現れて、それらに即座に飛びつくようになった。彼とつながっていると自称する者から真偽不明の情報が流されるたびに激烈な反応を見せ、「表垢のお花畑なファンと違って彼のこんな裏の顔を知っている」「またクズなエピソードが出てきた」と叩きまくるコミュニティーが1,2ヶ月程度で出来上がった。

毎日新たな情報を求めるうちに、「最近逮捕(後に釈放)された人物の過去のSNS投稿に、あるメンバーが写っている」ことがわかり、「犯罪者と関わりがある」「あいつもクズだ」とターゲットが増えた。一応出所の明らかな写真でネタとしてもセンセーショナルだからか、それなりに大きな大衆紙も食いついて面白おかしく書き立てた。アクセス数目当てのネット記事が大量発生した。

これら全部、ファンが探し当てて糾弾したものだ。

元ファンやアンチも混じっているかもしれないが、長期間執拗なまでに追求し続けるその執着心は、愛憎からくるものと言っていいだろう。

 

一つ一つの情報に不安を掻きたてられ、ネガティブを共有する仲間内で何か噂が流れるたびにアクセスして確かめずにはいられなくなり、不安が不安を呼ぶ悪循環を繰り返すうちに、もはやそういうファンが、ネットで利益を得たい者や自己顕示欲を満たしたい者たちの格好の餌食になっていったと思う。

 

この事態に気づいて本人たちがプライベートの行動にもっと用心するようになっていたら良かったのかもしれない。が、それに気づけなかったか甘かったか。収束を見せるより前に問題となった飲み会は行われた。

はなからいつか何かに使えると思って録音されていたのではなかろうか。これは完全に私の予想だが、流出させた本人は「未成年」という部分がクローズアップされることに気づいていなかったのではないだろうか。愚痴垢・暴露垢・情報垢がこの情報提供者がかつて「19歳」と名乗っていたことに気づき、ご丁寧に当時のプロフィールのスクショまで証拠を揃えてくれた。某週刊誌の記者はTwitterを眺めているだけで記事に必要なネタのほとんどを手に入れて金を稼げた。

 

こういうアカウントは何を目的にやっているのかなぁとずっと思っていた。

そのメンバーに芸能界から消えてほしいの?それでグループを解散してほしいの?彼がいなくなってもグループは続けられるなんて根拠のない甘い発想どこからくるの?

彼を正したい?グループが好きだから変わってほしかっただけ?Twitterでタグつけてつぶやけば自分の意見に気づいてもらえると思った?

気づいてくれたのは金欲か自己顕示欲にまみれた捕食者だったね。

 

結果的にグループは今、先行き不透明な窮地に陥っている。メンバーの一人が活動自粛、一人が厳重注意。世間から大バッシングを浴びている。

 

こんなはずじゃなかった??こんな事態は望んでいたのと違う????

 

私はあの光のない目をした自担の顔が何度も浮かんでは、脱力している。

この事態の直接的原因は確かに本人たちの社会道徳に反した行動ではあるが、罠を仕掛けて吊るし上げたのはファンだ。

 

私には、ファンが思う「アイドルとして」の部分が2人を窮地に立たせたように思えてならない。ファンが「アイドル」に求める水準に足りないことへの不満が正義の鉄槌となって振り下ろされた。

もちろん「アイドルだから」「ファンがいるから」彼らの仕事があるのだろう。だけど、その「アイドル」って一体どこまで求められているの?ステージでファンを楽しませるだけじゃだめなの?ネットを漁りまくっても日常生活を送る人間としての情報は何も出てこないような、記者から一般人まで情報に飢えたファンを釣り上げようと企む人間を逐一見破って拒絶するような、清廉潔白な聖人君子じゃなきゃアイドル失格なの?女と遊んでるのがこの世界の誰かに見つかるようじゃ「アイドルとしての自覚が足りない」?

そんな「隙のあるアイドル」は許されない???

 

夢を与えるのが「アイドルの仕事」。だからファンの夢を壊すような姿を見せてはいけない。

正論だ。

この情報化社会で、監視社会で、この正論を振りかざして「隙のあるアイドル」をバサバサ切り捨てていった先に残る「アイドル」ってなんだろう。妖精さんかな?

 

もはや「アイドルと遊びたくて年齢偽って近づいてくる女なんてたくさんいるんだから用心が足りない」の段階じゃないと思う。「事後の写真撮って週刊誌に売る女に気をつけろ」とかいうレベルでもない。アイドルと付き合えなくたってあんまり金にならなくたって、ネットをおもちゃにして遊びたくてそれっぽい証拠を(週刊誌は手を出さないような怪しいものでも)手に入れればOKな人間が、盗撮の機会を狙って録音ボタンを押して近づいてくるのだ。

そんなストレスフルな社会でアイドルとしてステージに立っている。

彼らはアイドルだから堂々と女性と付き合って結婚して家族を作ることはままならない。日々の疲れを癒やす手段としてこの選択肢がなくなるだけでもずいぶんな制約だと思う。(別にこれがなくても大丈夫な人はいるとかいう話ではなく、一個人として選択肢が失われている・制限されているという話)

 

払う犠牲以上にアイドルとして手に入れられる幸せがたくさんあるんでしょ?なんて簡単に言えない。この状況下でもアイドルで居続ける幸せが勝つのか、決めるのは彼ら自身だ。

彼らがアイドルとしてステージに立つことを選ぶ時、ファンの私はそれを楽しめるのだ。

 

私はもうこれ以上彼らに多くを求めたくない。今後も用心は重ねていてほしいが、それは彼ら自身のためや彼らがごく普通に「仕事」で負う責任を果たすためであってほしい。もちろん犯罪や道徳に反する行為があってはならないが、「完璧なアイドルとして」ファンの目を恐れるような生活は送ってほしくない。

 

そう、私は「隙のあるアイドル」を愛おしく思うのだ。

今回のことに、ばか!何やってんの!って思っても、優しすぎてうっかり甘くなっちゃって、芸能界なんてわけのわからない世界なのに性善説で生きちゃってそうな、そんな自担が好きで好きで堪らないのだ。(ちなみに彼が頭悪いとか思ってないよ。ていうか私、今回明らかにされている状況で正しい行為を遂行できるような意思の強さと実行力を併せ持っていない。自分ができないのに他人に石を投げたくない。できる人のことはもちろん尊敬する。)

そうそう、1ヶ月前のこのツイートは嘘じゃない。

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私は彼らのファンになったときから、自分はあくまで「消費者」だと意識している。ステージの上で輝き、表舞台から楽しませてくれる彼らに対価を払って「アイドルを消費」しているのだ。それで得られるものはその時に私が感じる幸福だ。「子猫ちゃん」だの「彼女」だの、Twitterで「ダーリン」なんてつぶやくのも、そういうエンターテインメントとして全力で楽しんでいる。「愛してる」と言われて照れるのも楽しい。

投資ではない。投資だと思ってしまったら、将来の見返りを求めたくなってしまうから。知らず知らずのうちに高い利息をつけて求めてしまうのは嫌だから。あんだけ貢いできたのに裏切られた!とか思いたくない。まぁ投資っぽいことはどうしてもしちゃうんだけど(笑)それでも私は「将来彼らがもっと活躍するため・彼らが輝く姿を見続けるため」だけでなく「私が買い足したこのCD1枚が後押しできるかもしれない」夢を見る楽しさを、今現在感じているのだと思っていたい。

 

 

もちろん違うスタンスでファンをやっている人はたくさんいるだろう。別にそれはそれでいい。楽しみ方は人それぞれなんだから。

今回のように、スタンスの違いから同じ「ファン」である現実に脱力してしまうことはある。そんなことまで求めるのかよ、今のままで十分アイドルを楽しませてくれてるじゃん余計なことするなよって。彼らにとってみたらファンの誰がネットで自分を糾弾してるかなんてわからなくて、ライブ会場にいる何%が日々自分の情報を探し回っているかなんてわからなくて、とにかく「ファン」と言ってしまえば私も含まれるんだよなぁとか思ったら、またあの自担の虚ろな目が私を見てくるの。

でも、多様性が失われたファンが健全だとも思えないのだ。散々「愚痴垢」とか書いてきたけど、あんまり理解できない部分はあるけど、少なくとも元々はファンであって、黒い気持ちを吐き出す場所が必要になってできたアカウントだろう。「表で言えない」同調圧力を感じて、黒い気持ちだけを吐き出す「裏垢」を作って、そしたらその「黒い部分だけ」に共感するアカウントが集まって増殖して、いつしか彼らに鉄槌を下す大きな意思が出来上がった。

私は楽しくファンをやっていたいがために、ポジティブなことばかりつぶやきがちだ。それはTwitterをファンとしての応援ツールと見なしているからだ。気になることを吐き出す場所はTwitterの外だ。簡単に検索ができてすぐに拡散されうる場所だから、使い方を限定している。自分がフォローするのもどうしても似たスタンスの方になってしまっていると思う。

けれどファンの中には、ネガティブな気持ちだって誰かに吐き出したい、できれば共感をもらいたくて共感できるものを見つけたい人もいるだろう。もしかしたら今、あの音声を拡散した日を思い出して「こんなことは望んでいなかった」という収拾のつかない気持ちを抱えているかもしれないし、「いやこんな裏垢にそんな影響力ないし」と思っているのかもしれないし、「自分は正しいことをしたのだから」とさらなる正義を進めているのかもしれない。

人のことばかりは言えない。「ネガティブなことは表立って言えない」そんな土壌を作り上げたファンに私は加担していると思う。ネガティブな思いを受け入れる寛容性を持たずに締め出した、私の拒絶が巡り巡って彼らに鉄槌を下したのかもしれない。 

 

省みるべきは私自身でもあるのだ。

 

 

戯れ言

私のTwitterは有象無象のヲタ垢として、自担を盛り上げる大波の一分子であれと思っている。NEWSに関わる公式アカのRT・いいねは積極的にやって微力ながらアピールしているつもりだ。

昨晩はNEWSICALのことでどうにも止まらなくなって鍵かけて吐き出してしまったが、そういう運用をしたいわけではないので、やっぱりこっちに書くことにした。もうこんな記事ばっかり。本当は甘い妄想とかしたいのに全然できないの(涙目)

てか本当はリアルでオタ友と語り合いたいんだよ~~~~~(情緒不安定)

 

 

私はグループ原理主義者(=グループで活動してくれることを最上の喜びとする人種)だ。そしてNEWSには世間一般に売れてほしいと強く思っている。

それをだいぶ拗らせた結果、今、NEWSのためにテゴマスの継続的な活動増田さん個人での芸術活動(服飾制作)が必要だという思考に至っている()()()

*元々限られたリソースの配分を考えたらNEWSの活動が安定してからテゴマスの活動をと思っていたし今もそう思ってはいる。

 

まずテゴマス。

私は加藤さんの独特な声が入ることや小山さんの低音が入ることによるNEWSのハーモニーのかっこよさ・面白みが好きだ。大好きだ。たくさん聴いていたい。

だけど、歌は才能に依る部分が大きいとも思っている。どんなに努力しても一般大衆を惹きつける域に達するのはわずか一握り。常日頃マルチな活動で忙しいアイドルが歌で勝負するというのはとても難しいことだと思う。*1

でも私はテゴマスの2人にはそれを可能にする資質が備わっていると思う。過去のライブ映像やコラボの動画を見れば自然とそう感じられる。

ただ、加齢による声帯の変化もあるし、歌い続けないとその力は発揮できないし進化しない。だから彼らにはNEWSのライブやリリースがなくとも歌い続けてほしい。

私はFNSのコラボを聴いててもっとできるだろうと思ってしまった。それはド新規の私がテゴマスの存在を神格化していたからかもしれないけれど。NEWS楽曲の要ともなるようなハイトーンも「出しづらそうだな」じゃなくて圧倒的に「すごい」って思わせてほしい。歌に特化したアーティストさんとのコラボでも相手を本気にさせるほどの化学反応を見せて世間をびっくりさせてほしい。

それはきっとNEWSへの刺激になると思う。

"あの"テゴマスにコヤシゲの声が重なったらもっと面白いハーモニーになるのか!とお茶の間を驚かせる下地を作ってほしい。

それに、手越さんはフェスに出たいとか新しいことがしたいという欲が強いけれど、それをグループでやるにはまだ実績が足りないだろう。グループを動かすにはそれだけの人材・資金が動くため失敗が許されない。スタッフも慎重になるのは致し方ないし、やったらやっただけの成果が求められるはずだ。上手くいかなければ二度とやらせてもらえないかもしれない。

だからまずは比較的小回りのきくテゴマスでそういう刺激的な活動にチャレンジすれば、その結果から反省点や展望が見えてきてグループの活動に還元されるんじゃないかと思う。武者修行のようなもの。(実際過去には外部で色々挑戦してるよね)

 

 

もう1つ、これもまぁ妄想なんだけど、増田さんのハイセンスな芸術(衣装)への欲望はこまめに発散させるべきだと思う。溜め込みすぎると巡ってきたチャンスでそれが爆発して一般人の理解を大きく超えるものを生み出すから(ごめんなさい殴らないでちょっと聞いて)

私、NEVERLANDの衣装が多くのファンに好評だったのは、後輩からの依頼やEMMAでの衣装作りでそういう欲求がある程度解消されてたからじゃないかという気がしている。特に直前にEMMAの衣装やってたから、彼のファッションのアンテナでキャッチしてきた面白いものがそこで存分に試せたのかなと。

NEVERLANDはもう少し冷静にコンサートのコンセプトに寄せられてた気がする。斬新かつ素敵だと思わせるちょうどいい塩梅に収束した感。(QUARTETTOはチュムチュムから時間が経ってた(?)し、やってみたいことたくさん溜まってたんじゃないかな。しかもチュムチュムは素材・アクセサリー集めって感じで一からデザインしたのとは違ってたみたいだし。注:ぜんぶ適当ぶっこいてるので違ってたらごめんなさい。

あれだけの感性を持っていたらやってみたいアイデアも色々あるだろう。そういう芸術家肌からくる「やりたい」という欲求と、プロとして顧客(ファン、時には一般大衆)を意識して作る職人的な能力。きっと増田さんは両方発揮できる人だと思う。アウトプットの機会がもっとあればそういうバランスも取れるのではないのかなーと想像している。(ほんと偉そうでごめんなさい。)

てことで、個人の活動としてもっと芸術よりのハイセンスな服飾制作とか衣装個展とかやってほしいな!で、NEWSの勝負衣装では天邪鬼にならずに世間ウケもちょびっと気にしてwww

 

コヤシゲがますますスキルを磨いてドラマ出演だとかタイアップ取ってくるのももちろん期待したい。そういうグループ活動のサイクル作りは進めつつ、いざ一般大衆の目に触れるチャンスが来た時にここぞというNEWSのベストを出したらもっともっと面白いことが起きるんじゃなかろうか。

私はNEWSは一般ウケしないとかわざと変わったことやってるとか結論づけたくない。TEPPEN目指す彼らのポテンシャルを信じてる。

全部私の戯れ言だがな。

 

(こういうの頭の中でシミュレーションしてて「じゃあどうすればいいか」になると「まず3作連動企画を成功させる」に終着する……成功してほしい……)

(本当はにゅすほめ企画に勇気を持って飛び入り参加するつもりだったのにこんな妄言に時間を使ってしまった………)

*1:コヤシゲの歌が進化し続けていることには感激してるしきっと今後も努力して進化し続けるだろうと信じてる。それはNEWSを"歌う"グループとして確立させることにつながるはずだ。とっても楽しみ!

つらつらと考えてみる:幸せのオタクライフ

昨日のTwitterがちょっとした学級会状態で私もついつい色々考えちゃってたんだけど、あっちだと字数制限あるし追加燃料を投じたいわけでもないからここに書きなぐって頭を整理しておく!

 

何の話かって言ったらそりゃもう「奥様は神様」のことですね。

ぶっちゃけHP読んだ時点で内容に期待はしてなかった。てか遡るとニューニューニューからして彼らがMC起用される番組に自分ターゲットにされてないなって気づいてた。でもいいんだ、好きだから(惚れた弱み)。

結婚したら私も同じ悩みを持つかもしれない。もっと腹黒いこと考えるかもしれない。けど、今は当事者じゃないから想像するしかない。他人事だとまで切り捨てないけど今それ考えることに私の優先順位は上げられない。

 

ということもあるしバラエティー色強そう(ゲスそう)だったから、はなからワイドショー流し見する感覚で観ていました。前半は小窓ばっかり観てたしこの番組に彼らがいる意義とかずっと考えてた。ほんと全員顔が綺麗で好き()

 

んで思い浮かんだ彼らの起用の意義(別名:にゅすほめ)をつぶやいたら思いのほかふぁぼが付いた。(視聴熱狙ってタグつきツイートしたからあざとかったなw)増えてく通知を見ながら、私にはにゅす担の心が疲弊しているように見えた。新規のくせに偉そうだけど。色々あったし色々言われるしリリースないしなかなかグループ活動見れないし。でも何か希望を見出したいんだ。だって好きだから。私が大好きで活躍を願うのは彼らだから。

 

賛否両論、あっていいと思う。個人がどんな感想意見持とうが自由でしょ。番組を楽しむのも不快に思うのもその人の感性だ。

ただし現状、選択する自由がほとんどない。今回の特番だってこれを逃したら次はいつ民放バラエティへのグループ出演があるかわからない。ニューニューニュー以来(かれこれ8ヶ月以上前の単発関東ローカル)の地上波冠番組が回ってきたことに感謝したくもなる。

そんな狭い自由の中にいたら議論することすら難しいと私は思う。建設的意見を立てる場所探しからスタートみたいな。閉塞感に陥るのが目に見えてる。

だから防御本能なのかなって感じることがたまにある。愚痴垢だってある意味そうかも。なんとか期待できるところを探して気分を上げる。逆にわざと期待を下げてそれが良い意味で裏切られることを心の奥底で願う。どっちも自分の心を守る防御策で、自分に適した環境・コミュニティーを自分で作り上げてヲタ活やるのがTwitterかなって。

 

例えば悩みごとがあったとして、共感して一緒に悩んでほしい人もいればそっとしておいてほしい人もいるし笑い飛ばしてくれた方が気が楽な人もいる。褒められた方がやる気の出る人もいれば発破をかけてくれた方が頑張れる人もいて時には誰かの黒い部分を見ることで自分を慰めたい人だっている。

マジョリティーが何なのかは知らない。全ての嗜好を同時に満たす万能なものなんてのは存在しない。ただ、24時間テレビの裏でバリバラがあるように、選択肢が持てる場合もある。そのときどっちを取るかは個人の自由だ。理想はどんな小さな需要にも応えられるほど多様性のある社会かもしれない。まぁそんなの机上の空論だから、可能な選択肢の中でより自分に良いものを選ぶしかない。

 

私は、Twitterもそうだけど、どうしたら自分が生きやすいように生きれるのか考えて生きていきたいなぁと思う。

同じ時間をテレビを観るか他のことをして楽しむか、選択するのは自分だ。いくら視聴率が良くたって、NTVの番組の笑いの取り方を苦手に感じることはあるし、惹かれる要素がなければ見ていない。テレビでの自担の活躍を心から願いつつ、エンタメ的お約束に乗っかって反感買われなければいいなと見守ってたりする。(モンペ)

 

「幸せを感じるように生きるのが幸せ」

Kラジでの増田さんの発言、私は胸に刻んでる。

 

だいぶTwitter依存症だからTLの盛り上がりに一緒になって楽しむことは多いけど、そうじゃないときだってあってそっと閉じたりしてる*1。それでもうだうだ眺めて勝手に凹んだりもするからまだまだ未熟だわ~と笑いながら、今日も幸せを探していきたい。

*1:いのち~&グリーン~のマナー喚起とかちょっと過剰に感じながらも正論だからなんもいえねー状態だったなwww(タイミングの問題もあった。なんでか私の初観劇の頃に噴出してTLを席巻したから作品に意識集中したかったというエゴ。)