SlackとGAS(Google Apps Script)を連携してBotを作ろう
はじめに
こんにちは.マエカワです.
皆さん,せっかく何かを発信したのに,その発信に対する反応がないと悲しくなってしまいますよね.
また,皆さんは当然のごとくSlackを使用して連絡を取り合っていることでしょう.
ということで今回は,Slackの投稿に反応するチャットBotを作っていこうかと思います(唐突).
以前,今回紹介するシステムを使用した勤怠管理システムを個人的に開発して,今でも運用しているんですが,そのときの記憶があいまいになってきたので,一度整理しておこうかと思いこの記事を書いています.整理された内容かどうかはわかりませんが,何卒ご容赦を.
目指すもの
繰り返しになりますが,今回の目標を書いておきましょう.Slackの指定したチャネルに,これまた指定した文字列から始まるメッセージが投稿されたときに返事をしてくれるBot,これをを作ります.
システム構造
ハンバーガーメニューを作ってみる
はじめに
こんにちは.マエカワです.
今回はハンバーガーメニューのサンプルコードを読み進めながら,自分でコーディングしていくという個人的な勉強回です.「bootstrapでええやん」と思われるかもしれないですが,カッコいいことは自力で実装できるようにしたいのです.
この記事で参考にするのは,
lab.sonicmoov.com
で紹介されている「ハンバーガーメニューhamburger slide accordion menu」という章で公開されているコードです.今回書いていくコードで,ほとんど同じものが出来上がると思います.
正直言って,どこのサイトでも説明されていることなので自分用のメモとして保存しておこうかと思います.
本実装
フォルダ構造
今回想定するフォルダ構造は以下の通りです.
作業フォルダ
┣ css
┃┗ samplePage_01.css
┣ js
┃┗ samplePage_01.js
┗ samplePage_01,html
HTML
ハンバーガーメニューの本質は,3つの細長いspanオブジェクトです.これらが回転したり動いたりすることでカッコよく見えるわけです.コードは以下の通り.
<html> <head> <title>SAMPLE PAGE | 01</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.min.js"></script> <link rel="stylesheet" href="./css/samplePage_01.css"> <script src="./js/samplePage_01.js"></script> </head> <body> <div id="menu"> <div class="hamberger"> <span></span> <span></span> <span></span> </div> <ul class="menu-list"> <!-- Content 01 --> <li class="menu-contents">Content 01</li> <ul class="menu-subcontents"> <li><a href="#">sub-Content 01</a></li> <li><a href="#">sub-Content 02</a></li> <li><a href="#">sub-Content 03</a></li> </ul> <!-- Content 02 --> <li class="menu-contents">Content 02</li> <ul class="menu-subcontents"> <li><a href="#">sub-Content 01</a></li> <li><a href="#">sub-Content 02</a></li> </ul> </ul> </div> </body> </html>
ひとつ注意ですが,jQueryのインポートは一番最初にしてしまいましょう.そうしないと,「$なんていう記述方法に適応していません」みたいな感じのエラーが出てしまいます.ここだけ注意.というか,自分がこのエラーに引っかかって時間を無駄にしてしまった....あとは,spanを3個とメニューにしたいリストを記述するだけです.
CSS
CSSのコードは以下の通りです.ところどころHTMLで定義していないクラス名(具体的にはopenクラス)に関する記述があると思いますが,この部分がJSと連携させる部分になります.あとで書きますが,jQueryを使うと特定のイベント発生時にクラスを追加することができます.そのため,追加されたクラスに関する装飾をCSSであらかじめ記述しておくことによって,見た目の良い「なんかすげぇ」という動きを実現できるというわけです.
.hamberger { cursor: pointer; left: 0px; width: 30px; height: 30px; margin: 2px; } .hamberger span { left: 0px; width: 100%; height: 4px; position: relative; display: block; background-color: black; border-radius: 2px; transform: rotate(0deg); transition: .4s ease-in-out; } .hamberger span:nth-child(1) { top: 0px; } .hamberger span:nth-child(2) { top: 8px; } .hamberger span:nth-child(3) { top: 16px; } .hamberger.open span:nth-child(1) { transform: translateY(12px) rotate(135deg); } .hamberger.open span:nth-child(2) { transform: translateX(-150%); } .hamberger.open span:nth-child(3) { transform: translateY(-12px) rotate(-135deg); } ul { list-style: none; } .menu-list { cursor: pointer; position: absolute; left: -100%; width: 300px; height: auto; padding: 0%; } .menu-contents, .menu-subcontents { position: relative; width: 100%; height: 40px; left: 10px; padding: 10px; } .menu-contents { border-top: 2px solid coral; background-color: rgb(255, 105, 19); color: white; } .menu-subcontents { display: none; background-color: rgb(73, 73, 73); } .menu-subcontents a { color: white; text-decoration: none; }
ちょっと変わっているところは以下の通り.
- 33~43行目:openクラスが適用されたときの装飾
- ここで,後述するJavaScriptでopenクラスが追加されたときの装飾を記述しています.
- hambergerクラスにはtransition属性で,数値で表される属性(今回はtransform rotate属性)の変化を0.4秒でアニメーションのように適用しています.そのため,open属性が追加されたときにspanオブジェクトがクルクル回るようになります.
- このtransition属性でアニメーションのように表現されるのは「数値で表される属性の変化のみ」であるところに注意しましょう.例えば,RGB値とかwidthとかheightとか.
JavaScript
お次はJSです.JSでは,ハンバーガーとメニューがクリックされたときの処理を書いています.簡単に説明すると,以下の2つの処理をしています.
- hambergerクラスを持つ要素がクリックされたらmenu-listクラスに関してopenクラスを切り替えて(なかったら足して,あったら取って),openクラスがある場合はmenu-listクラスにactiveクラスを追加し,leftを0.4秒かけて0%にする(画面ににゅるっと出てくるようにする).
- ここでhambergerクラスに追加したopenクラスによって,CSSで記述したアニメーションが適用されます.
- menu-contentsクラスを持つ要素がクリックされたら,クリックされた要素の次の(つまりsub-contentsクラスを持つ)要素をスライドさせて表示し,それ以外のsub-contentsクラスを持つ要素はスライドで非表示にする.
これだけ.字面にするとややこしそうですが,コードにするととても分かりやすいと思います.それでは見ていきましょう.
$(function(){ function slideMenu() { let activeState = $(".menu-list").hasClass("active"); $(".menu-list").animate({left: activeState ? "0%" : "-100%"}, 400); } $(".hamberger").click(function(event){ event.stopPropagation(); $(".hamberger").toggleClass("open"); $(".menu-list").toggleClass("active"); slideMenu(); }); $(".menu-list").find(".menu-contents").click(function(event){ event.stopPropagation(); $(this).next().slideToggle("fast"); $(".menu-subcontents").not($(this).next()).slideUp("fast"); }); });
このコードの簡単な説明は以下の通りです.本当に,目立ったことは何一つしていません.
- 2行目:slideMenuメソッド
- ここではmenu-listクラスを持つ要素にactiveクラスもくっついているときに,menu-listクラスのleft属性を0.4秒で0%にします.もしactiveクラスがついていなかった場合は-100%にします.
- 7行目:ハンバーガーがクリックされたときの処理
- hambergerクラスにopenクラスをトグル
- menu-listクラスにactiveクラスをトグル
- slideMenuメソッドの実行
- 14行目:menu-listクラス内のmenu-contentsクラスがクリックされたときの処理
- menu-listクラスの次のクラス(つまりmenu-subcontentsクラス)をスライドさせて表示(slideToggleメソッド)
- 表示したmenu-subcontents以外のmenu-subcontentsをスライドさせて非表示(slideUpメソッド)
デモページ
以下のページにデモを公開しています.
ymaekawa.php.xdomain.jp
左上のハンバーガーメニューをクリックすると,メニュー項目がぬるっとスライドして出てきます.また,メニューをクリックするとサブコンテンツがぬるっとスライドして出てきます.
おわりに
たったこれだけのコーディングでもなんだか「それっぽいもの」が出来上がったので,若干嬉しく思います.これまで,jQueryの「$」に抵抗を感じてあまり触れてこなかったのですが,これを機におしゃれなページを作れたらいいなと思います.webデザインの書籍も読んでたりするんですが,センスがある程度必要な領域になっちゃうんでなかなか難しいですね....センスが欲しい.
今回の記事ですが,ちょっとやっつけで書いてしまったところがあるので,少しずつブラッシュアップしようかと思います.コードの説明を文章として書くのか,コメント見てくださいで済ませてしまうのかなど,いろいろふわふわしているので「これが分かりやすい」とかあったら教えていただきたいです.参考にします.
あと,hatenaでHTMLの表示結果をプレビューすることってできるんですかね.他のサイトを見ると結果のデモを同じページ上で表示している所があるので気になります.プラグインとかいろいろややこしいのかしら.知っている方がいらっしゃったらコメントでもtwitterのリプライでも教えていただけるとありがたいです.
最後になりますが,ここまでハンバーガーの綴りを間違えていたことに気が付きました.正しくは「hamburger」です.ずっと「hamberger」って書いてた….雰囲気で命名していることがばれてしまいましたが,ここもそのうち修正します.
それでは.
読んでくださった方に感謝を
マエカワ