散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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隠岐への穏やかな船旅2:隠岐島の観光を楽しむ

船の朝

 2日目はデッキでの健康体操から始まります。風もそれほど強くなく、気持ちよく体操ができます。インストラクターさんと一緒に、体を動かし、おなじみのラジオ体操1、2をしっかりやります。その後、すぐに食堂に行き、朝ごはんです。パンケーキとオムレツを選びました。

隠岐島への観光

 隠岐にはクルーズ船は着岸できないため、通船と呼ばれる小さい船で島まで行き、上陸します。私たちの観光コースは、ここで別の小さい観光船に乗り換えて、そのまま島巡りをしました。初めての経験です。海の上から見るにっぽん丸です。

 結構なスピードで島の周りを走ります。船の後ろの方の屋根のないところに乗った私たちには、時々水しぶきがかかり、島と島の間をすり抜ける時は、スリルを感じました!奇岩もたくさん見られました。

隠岐での昼ごはんは

 隠岐西ノ島に上陸し、シーサイドホテル鶴丸で昼ごはんでした。雰囲気のある建物で、海の幸を中心とした食べきれないほどのご馳走でした。

島の上から観光

 昼食の後は、島の上から観光をしました。放し飼いの牛や馬が見られるとのことでしたが、残念ながら、私たちが訪問した時にはいませんでした。それでも素晴らしい島と海が見渡せ、まさに絶景と言えるような景観を満喫できました。

アジフライのおもてなし

 通船に乗り換える港では、アジフライのおもてなしをいただきました。小さめのアジで、カリッと揚げてあり、とても美味しかったです。通船からにっぽん丸まで、5分ぐらいでしょうか。遠くににっぽん丸が見えます。

 隠岐島出航の際には、地元の方々が観光船からずっとお見送りをしてくれました。出航のドラの音も印象的でした。

 

 

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隠岐への穏やかな船旅1:和食ディナーと心地よい滞在を楽しむ

また今年も船旅へ

 今年も同じ季節に船旅に出ました。夫が病み上がりのため、 クルーズターミナルに行きさえすれば、のんびり目的地に着ける船旅がありがたく感じました。やはり参加者は私たちぐらいの年齢ぐらいの方が多かったです。船はにっぽん丸、目的地は隠岐です。

 下の写真は、2年前ににっぽん丸で輪島に行った時の写真です。輪島は港も町も地震ですっかり変わってしまいました。真っ青な空に美しい姿で停泊していたにっぽん丸が忘れられません。

出航を楽しむ

 いつものように、ウェルカムシャンパンを楽しみ、それからデッキに出て、出航イベントを楽しみます。デッキでもシャンパンが配られ、おしゃれなジャズボーカルに見送られながら、船はしずしずと出航します。夕陽がきれいです。とても好きな時間です。

初日のディナーは和食

 初日のディナーは和食でした。最初のオードブル、美味しいものが一口ずつ入れられた重箱には、蓋にくろもじが添えられています。夫が腸閉塞になって1ヶ月、まだ恐る恐る柔らかいものを中心に食べている時期なので、食べやすいものが少量きれいに盛り付けられていて、目でも楽しみながらいただくことができました。

 お造りも天ぷらも上品で美味しかったです。

 メインはすき煮でした。柔らかい牛肉や生麩(粟麩か?)も添えてありました。

 船は揺れるというほどではないのですが、やはり平地とは違うせいか、早く眠くなってしまいます。ビンゴゲームなども催されていたようですが、参加せず、早々に寝てしまいました。明日の観光に備えます。

 

 

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母の安心を願いながらの介護体制見直し

母の介護の区分変更

 今月も母の生活の手伝いで仙台に行ってきました。今回は母の介護の区分の変更があり、契約書などを大量に書くのを手伝い、私も家族として署名押印をたくさんしました。ケアマネさんだけでなく、関わってくださっている訪問看護師さん、デイサービスの担当者の方、ヘルパーさん、生活支援員の方と、5人の方が母のマンションの部屋に、まさに一堂に会して、詳しい説明などを受けながら、契約書書きをしました。多くの人に支えられていることがよくわかります。母はまだ一応何とか一人暮らしができていますが、理解力が落ちており、このように多くの関係者が入れ替わり立ち替わり訪問することに、やや困惑している様子もありました。

牛タン定食

 夕方には、受診の予約があり、私も付き添ってクリニックに行きました。街中にあるビルの中のクリニックで、同じフロアにいくつかの医院が入っていますし、下の階には処方薬局があります。どこもモダンできれいで豪華な家具などが入っているので、母の昔ながらの病院や薬局のイメージとは異なるようで、時々混乱することがあるようです。

 薬局を出た後、いつものデパートで食事をしようと思ったところ、珍しく早い時間に閉店するようで諦め、他の店を探しました。気がついてみると、仙台の街は牛タン屋さんがやたら増えています。私は大学入学の前まで仙台で過ごしましたが、牛タンなど食べたことがありませんでした。仙台出身というと、すぐに牛タン美味しいですよね、みたいに声をかけられますが、実はほとんど食べたことがありません。地元あるあるかもしれません。

 デパート近くで新しそうなお店があったので、入って定食を注文しました。母は昔、父と時々食べていたらしく懐かしいと言って喜びました。ただ、牛タンなのでかなり固く、結構食べるのに大変そうでした。ハサミで切っていただきました。普通の味付けとねぎ塩の味付けと2種類を楽しめました。そしてもちろん麦トロとテールスープ付きです。

ハンバーグディナー?

 次の日も、母の手伝いをするためにマンションに向かいます。ホテルから食材を買いつつ向かおうとしますが、なかなか仙台の街中には手頃なスーパーがありません。以前の記事にも書きました。

mahiruf.hatenablog.com

 この日も結局「明治屋」とその隣にある小さい「AEON」で調達しました。母には高いスーパーで買いすぎないようにとうるさく言っていましたが、やはり品質も良く小さいけれどなんでも揃うスーパーです。ハンバーグのタネを買い、戸棚に入っていたルーを使ってソースにしました。何か感触が変だと思ったら、カルボソースとあり、カルボナーラのソースだったみたいですが、ワインなどを加えてそれなりの味になりました。アスパラのチーズトーストも添えました。

 母には、平穏で静かな暮らしをなるべく長く続けてもらいたいと願っています。そのためにどんな方法があるのか、考えていきたいと思っています。

(今回のタイトルはAIさん作です)

 

 

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ブログ投稿100本記念!小さい仕事を拾って法人運営

ブログ投稿100本記念

 ちょうどこの記事はブログを昨年5月8日に始めて、100本目になります。拙いブログでアクセス数も少なく、よくわからないままGoogleアドセンスも通りましたが、特に変化もなく1年が経ちました。それでも記事を読んでくださり、はてなスターやランキングにクリックしてくださる方もいらして、感謝の気持ちでいっぱいです。

 ここで節目として、少し振り返ってみようと思います。

退職を早めた理由

 定年早期退職をしてまる2年になりましたが、昨年退職後1年経ち、少し新しいことを始めてみようかと思い立って書き始めたのがこのブログです。本来なら、この3月が65歳の定年でしたが、2年早めて退職し、落ち着いたのがちょうど去年の今頃でした。

 2年早めた理由はいくつかありますが、一番は体力的に苦しくなったためで、もうこれ以上激務が続くと、健康がちょっと心配という状況になりました。私が勤めていた大学は、年齢が上がると責任ある仕事が増えます。それはある意味当然のことかもしれませんが、それまでしていた業務はそのままで、その上にもっと大変な業務が乗っかる感じです。夫の勤務先はもともとの定年が63歳だったこともあり、63歳で単身赴任で働いていた大学を退職しましたし、私も健康問題が出てきたこともあり、63歳で退職する決心をしました。余力を少し残して、次のステージにという気持ちも少しありました。

余力を残して次へ

 余力がある状態で退職生活に入ることができて、丸2年になりました。ゆったり暮らせるようになり、明らかに健康も戻ってきました。一番嬉しいのは、好きな時に、旅行などが十分にできることです。しかも平日の行きやすい時に出かけられることは、ストレスフリーです。

小さい仕事を拾う法人の活動

 そして、一番充実しているのは、法人を立ち上げ、活動を本格的に始められたことかもしれません。何人かの仲間と一緒に、大きい組織の事業からこぼれてしまった小さい仕事を拾いつつ社会貢献をする目的で法人をスタートしました。それなりに忙しく、やりがいもあります。

 法人設立の経緯とプロセスのまとめ記事です。

 法人のメンバーは、退職者が中心なので、「無理をしないで仕事をする団体」として事業をしようと心がけています。メンバーは多かれ少なかれ、自分や家族の健康問題や介護問題があるので、うまく折り合いをつけながら持続していくことが大事かなと考えています。最近では職についていてもワークライフバランスが重視されるようになってはきていますが、現実にはどうしても私生活を犠牲にせざる得ない局面も出てくることがあります。私たちは収益を得ることを目指さない団体ですし、無理のない範囲にとどまることができます。

人生の各ステージに合った活動を

 人生は長く、それぞれのステージで、それぞれの活動の仕方があるだろうなと感じているところです。在職中は教育に研究に学会仕事に、走り続けてきました。今は、法人の運営以外に、講座講師の仕事や不定期な頼まれ仕事が入ってきますが、いずれにせよ、小さい仕事を無理のない範囲で着実にこなしていこうと思っています。先日の夫の思いがけない病気からも、年齢の警告を侮らずに暮らすことの大事さを感じました。

 

 

 

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ライフスタイルの変化と献立の変化

つるバラが咲き始めて

 モッコウバラが終わったら、今度はつるバラが次々花をつけ始めました。我が家の近所の庭には皆バラがあり、それぞれ美しい色で咲き始めたので、バラ園に行かなくても、楽しめます。

光る君へ

 先日友人たちとお茶した際に出た話題は、大河ドラマ「光る君へ」でした。あまり友人と話す際にテレビ番組の話をすることは今までになかったのですが、皆、見ていると言っていました。私も実は第1回から欠かさず見ています。初めてのことです。在職中は時間に余裕がなかったこともありますが、大河ドラマというと、いくさの場面が多く、わざわざ見たい気持ちがしませんでした。源氏物語を昔読んだこともありますし、「光る君へ」は、いくさや斬り合う場面がほとんどなく、平安時代の優雅(そう)な暮らしや美しい着物なども楽しめて、一生懸命見てしまいます。視聴率はともかく、これまでに大河ドラマを見なかった女性たちが見ているとの報道もありました。確かに。。。と思いました。

柔らかい食事作りその後

 夫の退院後の食事に柔らかいおかずを作らなければならなくなったことは、すでに投稿しましたが、なかなか難しいです。写真は、煮込みハンバーグです。挽肉に、よく炒めて飴色になった玉ねぎと茹でて細かく切った茄子を加えました。元々ハンバーグはステーキなどと比べると柔らかいですが、煮込んでさらに柔らかくなりました。それに茹でたじゃがいもをつぶし、牛乳を少しずつ加えてのばしたマッシュポテトも添えました。

 だんだんネタがつき、昨日は夫が自分でカボチャを煮たのとか、ぶり大根とお粥を自分で作っていました。

 こうしてみると、結構、硬いもの、刺激が強いものを好んで食べていたことがわかります。献立を全面的に見直す時期に来ていたのかもしれません。

 

 

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ホテルのティールームで贅沢なアフタヌーンティーを楽しむ

アフタヌーンティー

 夫も無事退院したので、以前から約束していた大学の同窓生の友人たちとのアフタヌーンティーに出かけました。最近、ホテルのおしゃれなアフタヌーンティーが人気だと聞いて、一度行ってみたいと思っていました。 いくつか候補がありましたが、予約が取れたホテルの4,000円の「金鼓」(読み方は「こんく」だそうです)。初夏のフルーツと色合いが楽しめるアフタヌーンティーでした。他のホテルは5,000円のところもあって、なかなか高いです。飲み物をシャンパンにすると、6,000円です。

 3段のスタンドの一番下は、軽食のキッシュやマリネ、ハムやナッツ類です。セイボリーと言うそうです。初めて知りました。他のホテルでのアフタヌーンティーを経験した友人によると、このセイボリーがないと、甘いケーキだけはさすがに苦しかったそうです(笑)。確かにそうですね。

 2段目、3段目は甘いお菓子で、フルーツ入りのスポンジケーキ風やレモン風味のマカロン、レモンクリームのババロア風といった感じでした。レモン風味のマカロンがとても美味しかったです。

 お茶は紅茶やコーヒー、そして金沢名産の「棒茶」も選べました。あれこれ4杯もおかわりしてしまいました。

バンクーバーでのアフタヌーンティー

 昔、20年ぐらい前に研究の出張で出かけたカナダのビクトリアでアフタヌーンティーに連れて行ってもらったことを思い出しました。写真も見つかりました。カナダなので、イギリス風のアフタヌーンティーです。

 イギリスのアフタヌーンティーというと、やはり薄いキューカンバーサンドイッチが思い出されます。バターを塗った薄いパンに薄切りの塩味だけのきゅうりが挟んであるサンドイッチです。あっさりしていますが、美味しくて好きでした。

 この昔の写真を見ると、スポンジケーキに生クリームのケーキは見当たらず、固めのジャムを盛ったクッキーとかチョコレートケーキ、メレンゲなどが主かなという感じです。そして、スコーンだったように思います。ホイップバターをつけていただきます。もう行くこともないだろうなと思うと、懐かしいです。

 

 

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柔らかい食事作りに挑戦!

家の花々が満開

 連休も終わり、暮らしも元に戻りつつあります。我が家の花々が次々満開になり、春を満喫する日々です。モッコウバラの次は、薔薇が咲き始めました。この薔薇は数年前に植木鉢で育てていたのが瀕死になり、ダメ元で庭に植え替えたところ、息を吹き返して、たくさん咲いてくれます。冬も咲き続け、結局一年中咲いてくれました。同じ木でも春に咲く薔薇と、秋から咲く薔薇と、少し色や形が違うのも面白いです。

連休初日の思わぬこと

 人生思わぬことが起こります。前回の投稿で連休初日、小旅行を楽しんだ記事を書きましたが、その後、夫が腹痛を起こしました。連休が続くし、念のため、夜間の急病センターに行こうかということになり電話をしてみたら、家の近所の大きい病院に行くことを勧められ、夜に受診しました。すると、腸閉塞を起こしており緊急手術が必要だという衝撃の展開になりました。驚きすぎると、何の感情も湧かないことがわかりました。淡々と書類にサインをして、あとは手術が終わるのを待ちます。こんな夜中に先生や看護師さんたちが次々集まり、手術をしてくださるのに感謝しつつ、真夜中に家と病院とを何往復かしました。

柔らかい食事作りが始まった

 早い処置のおかげで、順調に回復し、食事指導を受けてから無事退院できたのは、感謝の気持ちしかありません。この時期、筍や山菜の季節で、実は腸閉塞で運び込まれる患者さんが多いのだそうです。このブログでも筍料理や山菜天ぷらの写真を出しています。食べすぎてしまったのか、、、食物繊維は体にいいと思っていたし、キノコ類もがん予防にもなると思っていましたが、それが実は消化しにくく、腸には負担をかけるのだそうです。なかなか難しいものです。そんなことで、柔らかく消化に良い食事作りを当分続けることになりました。

 ということで作ってみたのは、野菜をくたくたに煮込んだささみのポトフと、ニンジンのグラッセです。刺激の強いものも良くないそうで、ポトフもブイヨンとタラゴンを少し散らしただけのアッサリ味にしました。ニンジンも、蜂蜜とレモンだけの味付けです。意外にこれだけでも結構ゆっくり噛んで味わうと、美味しかったです。新しい発見でした。

 夫がいない間、私自身は適当に冷蔵庫にあるものや、冷凍弁当をいつもは2人で分けて食べていたのを1人で全部食べたりしていましたが、どんどん痩せていっています。心労で痩せたということでもなさそうで、私自身もかなり食べ過ぎていたのかなと思いました。食事が好きでかなり力を入れる日々でしたし、規則正しく栄養豊富なものを食べようと心がけてきましたが、こだわるべきポイントは年齢とともに変わるのだと思いました。

 

 

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