真昼ハ想フ。

日々をちょっとだけうまく泳ぐ為のキヅキを

私たちのこのセンチメンタルな痛みが、疼きが、 ただの性欲だなんて呼ばれませんように。

昔、「死んでしまいたい系の僕らに

 

という最果タヒさんの詩集を買った。

 

まさに当時死んでしまいたい系の僕ら真っ只中だっただろう僕はタイトルで買ったと思う。

 

でも正直当時はよく分からなかった。

 

今日久しぶりに開いて見た。

 

 

 

私たちのこのセンチメンタルな痛みが、疼きが、

ただの性欲だなんて呼ばれませんように。

昔本で読んだ憂鬱という文字で、かたどられますように。

夜のように私たちの心は深く暗く、才能豊かであるように。

くずのようだと友を見ています。

軽蔑こそが、私達の栄養。

 

文庫の詩

 

 

 

死ぬことで証明できる愛なんて、一瞬です。

きみは泣いて、葬列した翌日、別の人と恋をする。

石鹸 泡 飛べるぐらいならという、僕の衝動。

生きていてと願われることがどれだけ幸福だったか、

知らなかった。

母さん、遠くで、小田急線が

ぼくではない誰かをあなたの町へ運びます。

ぼくもあなたも、今日も、孤独です。

 

線路の詩

 

 

 

わかり始めたのは当時の自分を少しだけ俯瞰できるようになったからかも。

 

 

ところで最近はぐらぐらすることもそりゃあるけど、人間っぽいなって思う範囲で、まあ割と大丈夫です。

 

そこそこ笑ってもいます。

 

最近は千鳥のノブさんが好きです。

 

ツッコミの勉強になります。

 

 

 

外は、雨が降リ始めました。

 

雨音の中に、下の住人の使う水道の音がかすかに聞こえてきます。

 

 

 

http://newcinemaweekend81.com/

 

eggs.mu

 

 

 

うん十万の海外旅行にも勝るとも劣らないこと

外国に行ったら確かにそれは新鮮かもしれない。


でも、いつもの道を少し逸れただけで目を凝らせばちゃんと新鮮なものがある。

 

 


こないだは神社を見つけた。

なんとなく空気が凛としていて、引き締まるとともに、癒されたり、浄化される気がして割と神社好きなのだ。

 

神社じゃなくてもいいのだけど、兎に角、うん十万の海外旅行もいいけど、見慣れた街にもちょっと道を逸れると新しい一面はいくらでもある。

 

 

 

それは人だってそう。

 

見慣れた見飽きた自分にも新しい一面があるものなのだ。

 

自分のことは自分が一番よく分かってるから!!っていう人は大体自分が見えてない。まあ、そうじゃなくても自分を客観視するのは難しい。自分を自分で見るのに客観視ってのがそもそも矛盾してる気がするしね。どこまでいっても結局主観が入っちゃう。

 

 

 

というわけで、こないだばあちゃんに質問してみた。

 

俺『ばあちゃん、俺のいいところってどこ??』

 

ばあちゃん『根気がある、、、、』

 

俺『それだけ?  笑』

 

ばあちゃん『楽観的!』

 

俺『ほほう。』(自分の見解と真逆だ…)

 

 

俺『じいちゃんは?』

 

じいちゃん『優しい。』

 

…以上

 

俺『ほほう。』(そんな優しくもないけどな

…)

 

 

 

 

というやり取りをした。

 

 

つまりキミが思っているキミなんてごくごく一面でしかないのだ。

他にも沢山側面があって、いいところだってあるかもってことだ。いや、ある。捉え方次第でダメなとこもいいとこになるから。

 

 

さあ、まずは明日隣にいる人に自分のいいとこを聞いてみよ。

 

 

そんで、いつもの道をそれてみよう。

 

新しいものなんてそこら中にある。

キミの中にもある。

 

 

では、ハヴァグッドTuesday!

 

http://newcinemaweekend81.com/

 

f:id:mahirushj:20180501031358j:image

 

第一印象悪いやつとは仲良くなれる

先日、旧友と会った。

 

まあ、こう言うと数年ぶりにあったというニュアンスがでるけれど、そんなことはない2ヶ月に一回、多いと月に一回は会ってる。

 

因みに、彼は高校の同級生。

 

高校一年から中高一貫の高校に進学した僕にとってその環境はアウェー中のアウェーでしかなかった。

 

  編入したて、1年K組(進学高の矜恃なのかよく分からないけどABCDという並びではなかった)の中で一際異彩を放ってた奴が居た。

 

 最初ちらっと見た時、あれ?金髪のやつがいるな。と、思ったけど、蓋を開けてみれば、というかまじまじ見てみたら単なるスキンヘッドの高校生だった。

 

改めて断っておくと、決して不良高校ではない。一応進学高だ。

 

  第一印象は絶対仲良くなる筈もない奴だった。なんかクラスのイケイケの奴らとつるんでるみたいな。苦手な感じでした。

 

学生の時はイケイケに混ざらないけど、屈することもしねーぞ、みたいな一匹オオカミ気質でしたので、大学まで…

 

まあ、オオカミではないけど。

 

その感じは今もあるのかな…

 

さみしっ。

 

 

 

で、そいつ。

話してみるとしょうもない嘘は沢山つくけど、大事なことは誤魔化さない奴だったし、情に厚い奴だった。

 

そして、あれよあれよと言う間に時は経ち、未だに一緒によく呑む仲なのである。

 

 

  第一印象で関係を切ってしまうパターンが大人になるとよくあると思うけれど、どんなにウマが合わなくても、例えイジメにあったとしても、三年間一緒に居ないといけない鬼のような環境から学ぶことも少しはあったのだなとしみじみ思うのでした。

 

 

 

でも、最後にバサっと言っときますけど、

 

第一印象は超大事ですからー。

 

 

 

http://newcinemaweekend81.com/