透明な彼

いろいろたくさん

今までありがとう


去年の10月頃に里親から譲りうけた愛犬のクララが10月1日に亡くなった。年齢はわからない。
ただいえるのは10歳は過ぎていたこと。

クララは繁殖屋から保護された犬だった年間に2、3回は子供を産まされ、子供を産まされは離され身も心もボロボロにされていたと思う。狭い小屋で飼われ栄養もないドッグフードを少ししか与えられない環境で10年間も飼われていた。そしてそのクララが産んだ子供をペットショップに売っては金儲けをして犬をモノ扱いしていた繁殖屋を絶対に許せない。

クララは保護された時は所々毛がなく痩せ細っており、甲状腺の病気にかかっており顔の表情がなく悲しい顔をしていた。吠えることもせず外に行く楽しさも知らずただ10年間以上繁殖屋で生きていたのだ。

そして、里親さんから譲りうけクララとの毎日がはじまった。クララとの毎日はとても楽しくてお昼寝をして口角をあげながらふかふかな布団で寝ているクララ。ご飯の時は飛び回って喜び先住犬に怒られるクララ。くしゃみをすると大量の鼻水が出てくるクララ。先住犬が絡んでいくと構ってあげる優しいクララ。帰ってきたらしっぽをちょっとだけ振って先住犬の真似をして嬉しそうにする姿その全部がほんとに愛おしくてたまらなかった。

そのクララが筋肉が衰えはじめ入院をし食べ物を食べれないくらいに衰弱して老衰で亡くなった。たった1年、クララとの生活は楽しすぎて、クララが残していったものは大きすぎてもっと一緒にいたかった。もっと遊びに連れてあげたかったし美味しいものをまだまだたくさん食べさせてあげたかった。でクララと一緒にいた1年間はほんとにかけがえのない1年間だった。

だから、これから犬を飼う人にも里親さんから譲り受けるという選択肢も考えてほしい。もちろんお金はたくさんかかるけどお金のことを気にするくらいならペットはあきらめるべきだと思う。お金をかけてこそ病気も直せるし良質なドッグフードも食べさせてあげれるからお金も1つの愛情だと考えてほしい。

クララが家に来て幸せになったかどうかはわからない。でも、うちの家族はクララのことが大好きだったし、最後までたくさん愛してあげれた。クララ今までありがとうほんとに楽しかったよ。次生まれる時は絶対幸せになってね。大好きだよさようなら。