mainukun’s diary

記憶の記録、オナニーみたいな日記です

楽じゃない



私といて、楽?


と、聞いてみた。


んー、言葉は悪いかも知れないけど

楽ではないよな。しんどい。しんどいのも付き合いたい。楽ばかりなんかないと思うけど。



と、真っ当な答をいただいた。



他の誰かといる時の方が楽なら

私は必要ないんじゃないかと思ってしまう。


依存してるのは私の方で

彼はしっかり私たちを見てるのだろう。


一緒にいて、友だちでも良いんじゃないかと思う日が増えた。


私が過ごして来たセフレと同じ感覚。



私次第の方向性に

最近、躓いてる。



彼はとうに、そんな所を通り過ぎたのかも知れないな。


私のままでいいと言われてるのに

がんばってしまう。

なんか違うな。


習い事でもしようかな。





新年



明けました。


考え詰める行為を

失礼にも笑い飛ばせるようになってしまってから記憶力も説明力も衰えてしまった。


馬鹿馬鹿しいくらい

くだらない思春期みたいな考え事も

必要だなと思う。


地に足がついてない堂々巡りな不安も

現実味がない漠然的な恐怖も

考えて、思い出して、伝える努力をしないと


私はいつまでも変わらないんだろうな。



彼の知人が主催する年越しパーティーなるものに招いていただき、マイペースな彼に少し苛立つも


それがいつもの彼の、彼らとの、過ごし方だから


苛立つのは違うな、とか思いながら


私を紹介してくれてる事自体に

感謝できてない私を後悔した。


私事でのストレスを彼に八つ当たりしてるだけにも思える最近の私が私は嫌いだ。



今年は、今年こそ、

安心できるような

諦めでも妥協でもいい

確かな居場所を忘れないようにしたい。



酷い事を言ってしまったな。


あんないい人いないのに。


私の悪い癖、勝手な分析をやめる年でありたい。


そういう事は考えなくていい。

自分自体を考えよう。思い出そう。








後日談

今日は性病の検査結果だった。


彼とまた深く話し合うきっかけとなった性病疑惑。


晴れて、私は無罪。

症状もなかったけど彼が為の検査だ。

私に性病はなかった。


彼も今日が検査結果だった。

彼には膿と激痛の症状がある。

ただ、性病ではなかった訳だ。


一体、この数日の激動は何だったんだ。


大きな分岐点になった事には

疑われ、責め立てられ、怒りに狂った彼に感謝か。


ただ、立場は逆転よね。


彼は何が原因で

チンコが泣いてるんだ?


仮に、浮気してたら

私に性病の可能性を話さなかったろう。

そもそも、検査結果も出てないのに

医者を信じて、私を信じなかった訳だ。

信用ないのは慣れてるからいいけども。


違う病院に行くよう提案したが

強制はしない。


私も彼の行動でしか

彼を見てないのを

彼はどれくらい分かってるのだろう。


男は仕事を言い訳にしがちだ。

普段、女を収める言葉すら言えない、言わない、妙な男感を勘違いしてるようだが


言い訳時のベシャリといったら…


愛想でいいから

言ってりゃいい恥ずかしい言葉も

その調子で話してくれないかのう。




彼も他と同じかな。


同じなら、チョロいな。


そんな風に見る私に戻さないで。


見る目ないなって、また無になるような

そんな私に戻さないで。


茶番は得意なんだから。

真剣に向き合うのも勇気いるんだから。



そんな女の部分が溢れそうだけど


電話口では明るくした。


人に自分が伝えたい事が伝わる事は

1パーセントもないんじゃないかって

時々思う。


伝えたい事も

実の所は

1パーセントもないんじゃないか。


人と付き合うって何だ。


また振り出しに戻りそうだが

あいにく、もう疲れてるし

どうでもいいんだよな。


ほしい言葉や表情、態度や温度


勝手に見てしまう。


許してしまう。


許せるよ、私の環境に邪魔にならなければ。






優しい人


彼は優しい。


あれから数日、無視せずに居てくれる。 


前のように返してくれる。



こんな人、私は初めてだ。


男運がなかったと言ってしまえば、それまでだろうけど


それを考慮せずとも、彼の寛大さは異常レベルで


たとえ、表面上の事であっても

水面下で考えて下さった上での穏やかな水面だ。


大事にしなくちゃ。


これが最後の恋になればいいな。


今更、気付くのも最低だけど。



私を大事にする事が、彼を大事にする事になるのかも知れない。彼を大事にする事が、私を大事にする事になるのかも知れない。








言う事が信用に繋がる訳もない

私は元々、秘密の職業を普通に周りに話してた。


私だって、親友が一度、そういう職業に就いたと聞いた時は本当に辞めてほしいと思った。


だから、周りに言う事

それが相手をどういう気持ちにさせるかも分かっていながら、近付いてほしくない線引きをしてたのと


こんな私だけども、受け入れてくれる人も居ないけれども、害はないんだよ迷惑かけないよの意思表示でもあり


今は幸せになる資格すらない、あなた方が思うような普通の感覚じゃないという

それは見方を変えれば、周りを見下していたのかも知れない。


自分勝手で、相手を考えてない。

考えるつもりでも考えてなかった。


今は素性を明かさない。

言わない事で守れる相手が沢山いる。

私なんかと遊んでくれる人がいる。

それは、とても嬉しい。



秘密の仕事をしてる内に

どんないい事を言ってたって、どんな立派な生き方してたって、脱いだら同じで

誰だって抱けてしまう。体と心は繋がってるようで、やはり繋がってはない。そういう状況になれば、モラルが事を左右するだけだ。

大半は、抱いてしまう。

そんな大人ばかりに慣れた私が

真剣に人と向き合えなくなったのも早かった。


そう、人を束ねた見たらいけないけど

人を好きになるって、そんなに簡単な事だったの?それなら私、みんな好きだけど。

みんな、簡単に答を欲しがる。

初めて会った人にラブホで

何を言ってるのか、今でもわからない。

馬鹿にしてるのかと思う。何なら、説教だって喰らう。よくわからない。


まあ、そういう場所だから、みんな適当と本当の狭間をブッ込んでくる。言う事でスッキリするなら、八つ当たりで済むなら、赤の他人の私で済むならと思いながら聞いている。




長い付き合いのお客さまも

結局、そこは変わらない。


そんな日々が長い。



私はとうの昔に

人を諦めてる。

ただ、諦め切れてはなかったんだ。



その場しのぎを語れてしまう

そんな大人になった。


そんな大人でいい訳ない。




彼を裏切った

秘密の本業を隠しながら

のうのうと幸せに暮らした結果、

彼に性病を移してしまった。


性病よりも隠してた色んな事にショックだと

まともな彼は悲しんだ。


彼との日々で、私は少しずつ、彼を馬鹿にしてたのかも知れない。


今までのようにはいかないし、度々持ち出される日になるだろう。


それでも、彼は

「次はないから」と静かに

また信じてくれようとしてる。


私はカスだ。それでも好きだから仕方ないんだと、彼は度々言う。


今になって「好き」にも責任はあるんだと

馬鹿みたいに思い知り、深く反省してる。


別れた方が賢明だと思うけど

私から別れを告げる選択肢はない。

彼を悲しませた、苦しませた分、

私も苦しめ、逃げるな、耐えろ、ちゃんと見ろと思うから


彼がやっぱり駄目だ無理だとなる可能性は大だけど、私から別れは告げたらいけない。そんな権利ない。


今週末、また会う。


デートもまんねりなのに

更に気まずいけど


性病の治療から報告しよう。


もう誰とも舌を絡ませない。

這わせない。抱かない。