言おうかどうしようか

昨夜の息子。

 

就寝前、お風呂も終わり、ベッドで絵本をみたりくつろいでいました。

 

そこへ、諸々用事を終えた私が行くと、

 

「あー、言った方がいいかなぁ、これ言わない方がいいかなあ」

 

「あーどうしようかなあ」(チラりとこちらを伺う)

 

「あーこれ言ったら怒られちゃうかなあ」

 

と、鬱陶しいひとりごとを連発。

 

私「どうしたの?言ってみて」

 

息子「えー、でもでも…」

 

私「気になるから言って!」 

 

息子「どっちがいいかなぁ…」 

 

私「怒らないから言って!!」

 

 

息子「おしっこ  漏らしちゃった」

 

私「早く言いなさい!!怒」

 

迷いが逆効果に。

 

 

一生懸命じゃないんだ

息子のクラスに、このちゃんという可愛らしい女の子がいます。

 

息子も、このちゃんさあ、かわいいんだよね、とよく言っていました。

「このちゃんと仲良くしたいんだけど、このちゃんはたかくんが好きみたいなんだよねー」

と残念そう。

 

しかし、ある日を境に、あまりこのちゃんの話を聞かなくなり、ふと息子に

「最近このちゃんと遊ばないの?」

 

と聞いてみると、

 

「あー、このちゃんね、このちゃんかわいいんだけどさー、みんなで踊ったり、みんなで楽しい遊びする時、たまに一生懸命やらないんだ。やりたくないって、やらないんだ。一生懸命じゃないからつまんないんだよね」

 

とのこと。人のことよく見ているな、と思います。

 

また、幼稚園の先生で、T先生が好きでさーT先生が面白くてさ、T先生にお手紙書かなきゃ!といつも話題になるT先生。

どんな可愛らしい先生かと思いきや、運動会で初めてお姿拝見すると、浅香光代臭のするなかなかの熟女…いや、ベテランの先生で、息子の趣味が渋くて驚きます。

 

 

どうしよう....

今よりももっと小さい頃、レバーを押すと1合ずつ出てくる米びつのレバーで遊んで米を溢れさせたことのある息子。

その時、私に激烈に怒られて以来、米びつのレバーを押すことはなくなりました。

 

が、しかし先日、米を研ごうとレバーを一回押したところ、違和感が。

お米が出てくる引き出しを出してみると、米がびっちり入っていました。

 

私は息子を呼びました。

 

「ちょっと、この米びつのレバー触らなかった?」

 

息子「えーっと、えーっと、えっと」

 

と目を白黒させています。

 

私「米びつ触った?なんか米が溢れてるんだけど、何か知ってる?」

 

息子「えーっと、そのお話は今はできないから。お父さんが帰ってきたらしてあげるから!」

 

私「なんでお父さんが帰ってきたら?触ったか触ってないかだけ教えてよ。今」

 

息子「えー、ど、どうしよう、、えー。ど、どうしよう。。。」

 

目はキョロキョロ、万事休すの表情の息子に、思わずここで吹き出してしまう私。

 

私「じゃあ質問変えるわ。このレバー、何回押した?」

 

息子「さ、三回、、、」

 

犯人、弁護士(父親)の到着を待たずに犯行を自供しました。

監督

先日幼稚園の担任の先生からお電話をもらいました。

用件は持ち物に関するお知らせだったのですが、用件の後、息子の幼稚園での様子を教えてくれました。

 

「最近⭐︎(息子)くんの提案で、みんなで赤ずきんちゃんをやって遊んでるんですよー」

 

(前の幼稚園の発表会で泣きながら練習したやつや、、)

 

「とは言っても、⭐︎くんはなんの役もやらずに、映画監督のようにみんなに役を振り当てて進行するんですよー」

 

(相変わらずしきってんなー)

私「まあー、お友達に嫌がられてないですか?」

 

先生「大丈夫ですよ〜!みんなで盛り上がってます」

 

色々思うところはありましたが、幼稚園で自分を出せているようで良かったです。

電話の後、息子に

 

「最近幼稚園で赤ずきんちゃんやってるの」

と聞くと、

 

「そうなんだよ、⭐︎くん大変なんだよぉ」

 

「へー、ところで、⭐︎くんは何の役なの?」

 

と何と答えるか期待しつつ聞いてみると

 

「いやいや⭐︎くんは何の役もないよ、ただみんなのお手伝いをやってるんだよね。ちょっとしたね。大変なんだよ」

 

いつも想像の斜め上をいく息子です。

 

おチビちゃん!

最近スイミングスクールに通い始めた息子。

 

最初は水に顔をつけるのを怖がっていましたが、お風呂での練習もあり、数日前にできるようになりました。

 

できるようになったのが余程嬉しかったようで、

 

「ねぇ、ブクブクパーできる子どもって他にいるぅ?もしかしてできるのボクだけなんじゃない?お父さんってブクブクパーできるかなあ?」

 

と聞いてきたので、

 

「うーん、難しいからできないんじゃない?(←適当)できるかどうか聞いてみたら?」

 

というと、

 

「うん、聞いてみよう!もしできなかったらあ?」

 

と嬉しそう。

 

「お父さんができなかったらどうするの?」

 

と聞くと、さも嬉しそうにニヤニヤしながら、

 

「もしお父さんができないよって言ったら、『おチビちゃん!』って言うんだよ」

 

と言ってました。彼にとっての最大限の侮辱の言葉は「おチビちゃん」です。

 

先生の声がけ

今息子が通っている幼稚園は、先生の声がけがとても優しいようです。

 

息子に、幼稚園で怒られることある?と聞くと、

「怒ることはないよ、注意するだけ」とのこと。

 

どうやって注意する?と聞くと 

 

「あー」っていうんだよ、とニヤニヤ。

 

どういうこと?と聞くと

 

 

「あー、水が出てるうー(止めなくていいのかな?)」

「あれー?遊んでるうー(今遊んでいい時間かな?)」

「あー、紐が出てるうー(紐は袋から出ないようにしようね)」

 

というように、頭ごなしには怒らず、根気強く接しているようです。親にはできない技!笑

 

何度か見学に行きましたが、テラスにはメダカや亀や鳥がいて、野菜の鉢植えもあり、片付けの時間になってもそれらを眺めてテラスをプラプラしている子が何人もいました。

先生は頭ごなしに怒らなくても、しっかりした子がお友達を呼びに行ったり、手伝ったり、子ども同士で助け合っていて、微笑ましかっだです。時間はかかってましたが笑

お地蔵さんの歌

息子はなぜかお地蔵さんが好きです。

でもまだ「おじぞうさん」と言えません。

「おじどーさん」と言います。

 

この間、家の近くのお地蔵さんの前を通った時、息子が、

 

「幼稚園でおじどーさんの歌うたうんだー」

と言ってきました。

お寺がやってる幼稚園なので、お地蔵さんの歌も歌うのかな?と思い、

 

「へー、どんな歌?」

 

と聞くと

 

「おじどーさんのーまきばーで

イーアイ イーアイ オー

ほら鳴いてるのは あひる

イーアイ イーアイ オー」

 

息子よ、それはお地蔵さんではなく、いちろうさんの牧場ではないか?