夢女子体験レポ第二弾 ~審神者会議編~
命に関わる、遊びをした。
夢女子体験第二段。第二回お家デート編と審神者会議での外デート編のレポです。
当日のあまりの衝撃と、レポを書くために思い出すたびウワァアー!!っと叫びだしそうになるせいで六月のレポなのに十一月になってようやく書き終わりました。次はもっと早めに上げられるよう頑張ります…たぶん…。
前回のレポに引き続き始終酷いノリとテンションですのでご注意ください。
1ミリもセーフなところはありません。全編アウトです。
夢女子をこじらせた珍獣が思いの丈をぶちまけて暴れ回るレポです。
レポは全て自分の為です。ただひたすらに楽しかった二日間の思い出を忘れない為の忘備録です。
とにかく私がひたすら気持ち悪いので、覚悟した上でお読みください。 写真もあるよ。私はお世辞にも顔が良くないよ。つらいよ。
読んだ後に後悔してももう遅い。これを読むと決めたのはお前だ潔く死んでくれ!!!!
言っておくけど書いている私自身が一番恥ずかしいからね。 強く生きたい。
じゃあいきます。
【一日目】
初日は東京から来てくれたなみちゃんと京都駅で合流して、朝一で伏見稲荷と宇治観光。 夕方には私の部屋に来て明日(審神者会議)の準備をしつつお家デート…という流れ。
今回のメインイベントは二日目の山城国審神者会議。こちらは真戦卵様主催のコスプレイベントで、審神者と近侍一振りのペア参加が条件です。
夢女子にも優しい正に夢のイベント…!
二度目ということもあり、前よりは心に余裕があります(フラグです)。
三月に会ってから、四月五月となんだかんだで毎月会ってましたからね。
四月なんて藤の花が見たくてあしかがフラワーパークまで行って長谷部の手袋までしてもらって写真撮ったりして実質デートでしたからね、デート。
もう慣れたものです(フラグです)。
準備期間もそれなりにあったのでイメージトレーニングもバッチリだし、二回目だし二回目だし二回目なのできっと大丈夫です(フラグです)!!!
紫陽花パフェ♡おいしかった〜 pic.twitter.com/i9K1AlpkvZ
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月10日
抹茶の紫陽花パフェを食べたり、紫陽花を見たり、平等院を見たりと宇治観光を堪能し、この日は早めの時間に帰宅。
近侍のカソックと審神者の着物が部屋にある生活 pic.twitter.com/nUp1zwapUC
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月10日
(まだこの頃は息がある)(審神者はすぐ死ぬ)
部屋でなみちゃんが長谷部の準備をしてくれている間にシフォンケーキでも焼こうとキッチンに立つも、材料が足りないことに気づいたので「ちょっと近くのスーパーに買いに行ってくるね~」と言い残して自転車でぶらっと外に出た。
スーパーは近くだし買うものは決まっているので、まあ5分もあれば帰って来られる。5分じゃあさすがにまだあちらの準備も終わらないだろうし大丈夫でしょ~!と思っていた。
今思えばこれが間違いでした。
ほんと誰だよ余裕だとか言った馬鹿は。
「ただいま~」
ガチャ
「……え?」
玄関ドアを開け、靴を脱ぎ、顔を上げた先には長谷部がいました。
後姿を見て、固まる。
ちょっと待って。
ちょっと待って。
いつの間にウィッグ被ったのちょっっっっと待って……!!???
私の帰宅に気づいて、振り返る長谷部。
「主」
ダメです。 無理です。 本当無理。
「主」
は、はせべ!!?? さっきまでウィッグしてなかったよね?!私外出してたの精々五分程度だよ?!いつの間に顕現したの?!??
「えっまってむり」
ねえちょっと…前よりカッコよくなってない…………????聞いてないんですけど?!????
ここで耐えきれずつぶやく。
買い物から帰ったら部屋に長谷部がいるんだけど……
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月10日
しかしフォロワー(パプリカさん)から返ってきたリプライは『え?いつものことじゃないですか 何を今更審神者素人みたいなことを…』
……あれ?おかしいのは私の方……???
戸惑っていると、長谷部が立ち上がる。
そのまま近寄ってきた長谷部に狼狽え反射的に逃げようとするも背後は玄関。
やばい逃げ場が無い。ちょっと待って。三日くらい待って。というかここが自室だから他に逃げ場なんて無い。詰んだ。待って。 何で逃げるのかと言えば命に関わるからです。
いや、だって聞いてない。なくはないけど。準備していたの思いっきり見ていたけども。だってまだもう少しかかると思っていたんだよ。何の心構えもなしに帰宅してドア開けた先に長谷部の後姿が見えたら動揺するでしょう?しない?私はする。
だよね〜〜!!
前回の反省を全く生かせていないどころかまた同じような事態に陥り動揺したところがらこの日の夢女子体験はスタート。
今回も初日は前回と同じくお部屋デートです。
デート。
長谷部とデート。
もうこの言葉の破壊力が凄まじくて心臓が持たない。前回から更にブラッシュアップされた長谷部ことなみべのビジュアルの破壊力がまたすごくて。
こっちはさっきシャワーを浴びて部屋着に着替えているので完全に戦闘力も防御力もゼロどころかマイナスの状態なので、余計にあわあわする。
勿論すっぴんです。死にたい。今すぐ石原さとみになりたい。何で私はさとみじゃないんだ…。
「どうして逃げるんですか」
アワアワしていると、ちょっと不満げに長谷部が言う。
待って。当たり前でしょ逃げるわそりゃ。 近付いてきた長谷部に退路を断たれ、動揺しきって思わず「たすけて…」と助けを求める。と、ちょっと長谷部がムッとした。
ねえその顔かわいい。反応がズルイ。 ハァ〜〜〜〜〜〜勘弁して…………すき……むり……すき……。
ねぇこれまだ始まったところなんですけど……これ耐えられるの?
無理。心臓が死ぬ。
誰に助けを求めるのかと聞かれて(シチュエーション的には最高なのに全く余裕がないから堪能できない)狼狽えた末に「 ぱ、ぱぷりかさん…」と共通フォロワーの名前を出す。
刀剣男士じゃないのかよ。
これには長谷部もやや困惑。だよね。長谷部も反応に困るよね。ごめんね。
でも本当に助けて欲しかった。本人さっきあんなリプしてたんだけど。ここにいても絶対パプリカさん助けてくれないだろうけど。ひどい。
よし!ハイ!気持ち切り替えて行こう!
オッケー!!ダメです!!!
とまあ散々アワアワしたけれど、とりあえず一呼吸置いて、ハグなどをしてみる。
手を広げて近づくとちゃんと応じてハグしてくれます。
すごい。手厚い。
ハグ。ハグができる。
ありがとう三次元。ありがとう世界。ありがとうなみちゃん。生きてて良かった。
ウッ……好き…………もうやだ長谷部好き…なみべ大好き……結婚しよ……。
情緒が不安定で我ながらやばい……。 なみべに会うのは三月以来だったので、この時点でもう胸がいっぱい。
しんでしまう……はー……すき……。
この遊び本当に危険なんですよね……現実に戻って来られなくなるし、戻ることができてもしばらく引きずるので日常生活に支障が出る。
ふとした時に、なんでなみべが傍にいないんだ…って寂しくなるので…だ、ダメだ…。
いつまでもアワアワしているわけにもいかないのと、段々と恥ずかしくなってきたのでひとまず当初の目的を思い出し、シフォンケーキを焼くことに。
長谷部をそのままにキッチンに立つ。と、なぜか長谷部がついてきてキッチンの隅で待機。
待って。何でそこで待機するの。待って無理。
「ソ、ソファーにでも座っていていいよ……?」
退屈でしょ、とソファーへ促すも、いえ、ここで見ていたいので、と固辞される。
あー……わかる。だよね長谷部ならそう言うよね……知ってた好き……。すき…。
あ、そっか、と平静を装って作り始めるも、内心ドキドキして作業どころではない。
後ろをちらって振り返ると、いる……。長谷部がいる……。
すごい。 本当はめちゃめちゃ見たいんだけど、恥ずかしくて目が合わせられない……だって目を見たら目が合うじゃん……??(?)
作業中、長谷部はキッチンの隅で壁にもたれる感じでずっとこっちを見ていた。
……ハァァ〜〜!わかる〜〜!!同解釈~~~~~~!!!! 長谷部ってそうだよね……主が作業していたら近くで待機しているよねわかる……わかりみが深い〜〜〜〜最高〜〜!!
いつでも振り返ったら長谷部がいる……振り返れない……人が死ぬ……でもこのシチュエーション最高……でも無理……。
心を落ち着けようと真顔でメレンゲを泡立てる。
なんの苦行だ。手が震える。もうシフォンケーキとか正直どうでもいい。ミジンコになりたい。今だけ100倍美化して欲しい。自分の顔面が地雷過ぎてつらい。長谷部が美人過ぎてつらい。すき。ありがとう世界。
この日(も)かなりいっぱいいっぱいになってしまって、このあと結局焼いたシフォンケーキのことをすっっかり忘れ、食べそこねたというオチがあります。
これだけでもいかに余裕がなかったかがわかる…。 ごめんねシフォンケーキ…ごめんねなみべ……。
いつかリベンジします。
とまあこんな感じでぐだぐだとケーキを焼き、なんやかんやで何とか作業を終えて部屋に戻る。
今日はやることが色々あるのでサクサク進めなくては…。
まずは明日の予行演習ということで、袴の着付けをしてもらうことに。
これね、あのね、すごいんですよ。
長谷部の格好で着付けですよ。わかりますかこの破壊力。
着付けって結構密着するじゃないですか。見た目長谷部ですよ長谷部。ただでさえ緊張するのに長谷部ですよ。
死ぬ。
このために袴の着付けをマスターしてきてくれたなみちゃんには本当に感謝しかないです……しかもすごく綺麗に着付けてくれて、苦しくないし審神者会議当日も着崩れなくてすごかった……
袴の紐をちょこちょこ直してくれたりとても手厚くて、素晴らしかった……!
ちなみに袴も着物もなみちゃんが用意してくれました。長谷部のカソックと色がお揃い。
綺麗に袴を着つけてもらってから、先ほど買出しを済ませておいた材料を使って長谷部にうどんを作ってもらうことに。
カソックを脱いでシャツとカマーバンドとスラックス姿で調理。
に入る前に、さすがに衣装が汚れるとまずいのでエプロンを貸しました。
ピンクの小花柄のものを。
エプロンを着た長谷部をまじまじと見つめる。
めっちゃかわいくない…?えっ、えっかわいいー……という感想がじわじわ込みあがる。
かわいい。めっちゃかわいい。
何なんだこれ。
首の後ろと背中で紐を結ぶタイプだったので私が結んだんですけど、今回も緊張していたので、後で写真を見たら腰の位置がぜんぜん合っていなかった…ごめん。
へし切長谷部(なみべ)が審神者の為にうどんを作ってくれるようです。 pic.twitter.com/4ipRAfRzDx
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月10日
今度は審神者が長谷部がうどんを作る様子を少し遠くからそっと見守る。
手際がいい。さすが長谷部。かわいい。
ちゃんと手を斬らないように猫の手にしているの最高にキュート。さすが国宝。エプロンかわいい。もうそこに存在しているだけで素晴らしい。ありがとう。
いただきます♡ pic.twitter.com/6KwzXjfc9M
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月10日
出来上がったうどんはこちら。とてもとても美味しかった…!
うどんはあしかがフラワーパークに二人で藤を見に行った時に買った藤のうどんです。ちゃんと紫色。
せっかくなので、花丸アニメのうどんミュージカルを見ながら二人で仲良く食べました。
しかしこの回は何回見ても謎だ……かわいいけど、かわいいけど、かわいいけど、一体どうして歌ったんだ……?と二人で首を傾げながらうどんを完食。ご馳走様でした。
その後も数時間、ソファーに座ってゆったりとなみべとおしゃべりして過ごしました。
もちろん何度か恥を忍んでハグなどをしてもらう。手も繋ぐなどする。くっついたりもした。
幸せ過ぎて死んでしまう。
もうね、これね、すごい……。
夢女子体験、本当にすごい。もう夢女子のみんなに体験してほしい。
生きることが楽しくなる。
何回も死ぬけど。
こんなに楽しくて緊張して胸がつぶれそうで幸せいっぱいになったのに、これはまだ序章に過ぎなかった………。
そう。本番は明日。
二日目こそ、この遊びの本番、山城国審神者会議当日である。
待ち惚けをくらう長谷部 pic.twitter.com/zcGUDVEft7
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月11日
いじけた長谷部 pic.twitter.com/fw09io42Sz
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月11日
なんだこれは…?という目でお団子を見つめる長谷部 pic.twitter.com/NWsvs3JJ1F
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月11日
イベント最高に楽しかった…あっという間で名残惜しい…なみちゃんありがとう…最高の近侍だった… pic.twitter.com/gWtDNoszkC
— 🌸たま🌸 (@mametama1231) 2017年6月11日
夢女子体験レポ
~2017年3月4日 平成の記憶~
これは一介の夢書きが友人のご厚意により体験することができた、ある夢女子体験の記録です。
お相手は某オンラインゲームに出てくる刀、へし切長谷部。
レポと言うほど大層なものではなく、自分のための忘備録みたいなものですので、それを踏まえて広い心でお読みください。
最初に言っておきますが、私のテンションが最高に気持ち悪いです。自分でも引くくらいには気持ち悪いです。本当にびっくりする。酷い。
檻の中で壁にバナナを投げつける珍獣を観察するような気持ちで読んでください。
ちなみにこの日の話を後日仲のいいフォロワーさんたちにしたところ、「酷い」「アウト」「何でそんなキレ気味に話すの?」「彼女を初めて部屋に呼んだ男子中学生の反応か」などと言われたことを申し添えておきます。
2017年3月4日。
この日は朝から関東から遠征に来てくれた仲の良いフォロワーなみちゃんと、嵐電コラボのとうらぶスタンプラリーを回っていました。2日間でラリーとフォトスポット全て回る計画を立て、初日は無事に終了。今日は私の家に泊まってもらうことになっていたので、家で夕飯も済ませ、ニコ動のおすすめ動画を見たりしてまったりくつろぎモードに。
今回のへし切長谷部の夢女子(審神者)体験、当日の衝撃が強すぎて事の発端は正直もうよく思い出せないんですが、なみちゃんの長谷部が見てみたい、と前々から言っていた結果、何とこのお泊まりの機会に長谷部コスをしてくれることに……!
このためにわざわざ衣装もうウィッグも全部揃えてくれたんですよ……信じられます……?あまりにも優しい……天使か……。
21時を過ぎたころ。夜だしそろそろ始めようか、という事で、遠路遥々持ってきてくださった長谷部の戦装束一式を出してもらって、ここでまず大興奮。床に広げたストラと防具を撮ってTwitterに上げてふざけるなどの遊びをした。
も〜〜!長谷部ストラ脱ぎっぱなしじゃん〜〜〜〜!!片付けちゃうよ〜〜〜〜〜〜!!?? pic.twitter.com/6GAGplriK7
— 💮たま💮 (@mametama1231) 2017年3月4日
これ。
いいねした人、絶体私が長谷部の衣装買って遊んでると思っているんだろうな。
これが日ごろの行いの結果……。
準備に一時間ほどかかる、ということでなみちゃんは洗面所へ。
一方私は丁度テレビでアナ雪を放送していたので、それを見ながらだらだらとして待つことに。
実はこの時点でかなりそわそわしていたんですが、寝不足(夜中の3時過ぎに寝て6時過ぎに起きた)と疲労(全力でとうらぶスタンプラリーを満喫した)のせいか、判断力が極限まで低下していたのか、途中から素直にアナ雪見て楽しんでいました。久々に見たら普通に面白いなこれ……と割と真剣に見ていました。アナ可愛い。
途中部屋に置いてあった衣装一式を取りに戻ったなみちゃんに「目を瞑ってて~」と言われたので素直に目を瞑ってみたり。そわそわ。
その後もテレビを見続ける私。自宅という事もあってすっかりくつろぐ。
「おいおいハンス~~もうちょっとうまくやれよ~~」なんて思っていた最中、それは起こった。
「ごめん、もう一度目を瞑っていてもらっていい?」「はーい!」
何か忘れものかな~。洗面所寒くないかな?大丈夫かな……?なんて眠気もあってぼんやり思っていた時、それは来た。
「目、開けてください」
あれ?そこにいる?目開けていいの?
恐る恐る目を開けた先に──────いた。
長谷部が。いる。正座している。いる。
……えっ……あっ……長谷部????!!!???
思わず立ち上がって動揺する私。
「えっ」
「あっ」
「は、はせ…え?」などとよくわからない言葉を繰り返しておろおろする。立ち上がったけどどうしたらいいかわからない。完全に硬直。
油断してた。完全に油断してた。いや、準備していたのは知っていたけど。知っていたけども。いやでも。でもさあああああああああ…………いきなり長谷部が横にいると思わないじゃん????!!!いきなりじゃないけど!!!!けども!!!!!アァァァアア無理…………い、いる……長谷部がいる……ェェェェエエアァァァ……
この期に及んで「こ、こころのじゅんびが……」などと口走って部屋をうろうろする私。準備する時間は一時間もあったね。何してたの?アナ雪見てました。ごめんなさい。もうアナ雪どころじゃないです後で録画見ます……。
完全にうろたえている私に、長谷部(なみべ)が一言。
「主」
あるじ。
あるじ。
ありがとうございます。
生きててよかった。生まれてきてよかった。ありがとう日本。ありがとう世界。
主呼び入りました~~~~~~はいもう好きで~~~~~~す!!!!元から好きだけど!!!
ずっとオロオロしているわけにもいかないので、気を取り直してひとまず写真を撮ることに。
けど動揺しているから全然集中できない。カメラマンさん雇えばよかったとここで激しく後悔。写真撮っても背景が自室なので生活感に溢れていてなんか面白いことに……なんでここはスタジオじゃないんだ……。とりあえず部屋にあるぽてだん長谷部クッションを長谷部に持たせた。可愛い。カッコよくてかわいいってずるくない???意味わからないんですけどいい加減にして???????
長谷部が部屋に顕現しました pic.twitter.com/OeKTIey5VC
— 💮たま💮 (@mametama1231) 2017年3月4日
何をしたらいいのかわからず、とりあえず部屋をうろつく私。その間も礼儀正しく床に座ったままの長谷部(なみべ)。フローリングに正座は足が痛いだろうとクッションを勧めるも、丁寧に断られる。長谷部か。そんなところまで徹底されるともう審神者ダメです好き。
結局いろいろあって、何とか長谷部をソファーに座らせることに成功するも、そこで次なる問題が。
私はどこに座るべき?
落ち着かないのでずっと立っていたい気持ちもあるけれど、そんなことしたら多分長谷部も気を使って立つだろうし……座る場所……こたつ……だと、多分長谷部もソファーから降りてしまう……それはだめだ……でもそうなると、残る場所はただ一つ。
長谷部の隣。
隣。
無理。無理です。近い。大分近い。だって隣って……隣だよ……???
散々迷った結果、隣に座る。だって行き場が無いんだよ……。
この間テレビはずっとついてます。いつの間にかアナ雪も終わって別の番組になっているけどテレビどころではない。でも消したら雑音が無くなってより緊張するので無理です。
横を見る。長谷部がいる。ですよね〜〜!
控え目に長谷部を見ていたら、目が合う。無理です。目が綺麗な藤色だ……。無理。ホント無理。人類には耐えがたい。目が合うと主って呼んでくるんだけど勘弁して…………こっちはそれだけで死にそうなんだよ……。
さらに追い打ちをかけるように、
「今日は主のための長谷部ですよ」
と言われて、もう、ほんと、むり……顔を覆って「あー無理……」「ちょっと待って」「うっ」と呻くことしかできない……。
審神者ってすごくない?こんな美形数十振りと一つ屋根の下なんでしょ?そりゃあ面とか布で顔隠したくもなる……直視できない。イケメンに生まれたかった。つらい。
どういう経緯でそうなったか記憶が無いけど、何やかんやあって、長谷部の手を握ることができました(???)
手を握った。握った。握りました。もうここで瀕死です。が、ここで長谷部が動く。
指が…指の間に……これ……知ってる……恋人繋ぎってやつだ…………進研ゼミで見たやつだ……(???)
恋人…繋ぎ……???
手が温かい…手袋の感触ってこんな感じなのか……話書くときの参考にしよう、と自分の中の冷静な部分が一瞬だけ顔を出すけどすぐに吹き飛ぶ。
やばいこれは。人が死ぬ。
繋いでいない方の手で思わず口元を覆う。そうでないと顔がにやけてひどいのを隠せない。もう無理。しんどい。でも幸せ。つらい。無理。ずっとこんな感情が頭の中をぐるぐると回っていて、今思い返してみても全く冷静ではなかった。
その後も何だかもう衝撃が強すぎてうろ覚えな部分が多いんですが、バレンタインのチョコレートを長谷部からもらって、一緒に飲んでくださいと紅茶ももらいました。チョコレートに合うものをと選んでくれたそうです。何その気遣い。
チョコレートの箱がこれまた綺麗な藤色で、あーもーもう完全にキャパオーバーです……。始終テンパっていたんですが、チョコレートをもらった時に言われた「食べさせましょうか?」の申し出には即座に「お願いします」と答えました。欲望に素直。恥ずかしさより欲が勝った。ありがとう世界。
とりあえず紅茶を入れよう、とお湯を沸かしにキッチンに向かうも、動揺しているため無駄にうろうろ。電気ケトルに水を入れ、スイッチを入れて、沸くまでの時間が長い……!
部屋に戻ろうにもそっちには長谷部がいるし、とキッチンでオロオロしていたら、心配したのか長谷部が様子を見にこっちに来てあああああちょっっとまって無理……人が死ぬ……。大丈夫だからと何とか宥め(たけどどう見ても大丈夫じゃない)(心配された)紅茶を二人分入れて部屋に戻る。この時点で瀕死なのに本番はここから……すごいこの遊び命に関わるやつだ……。
チョコレートをね、食べさせてくれるくだりになったんですけども、長谷部って手袋しているじゃあないですが。食べさせるってことでね、その手袋をね、外すんですよね……むり……。まあそれでチョコレートを食べさせてもらいました。ありがとうございます。「おいしいですか?」って聞かれた気がするし頷いた気がしますけど定かじゃないです。紅茶もチョコレートもとてもおいしかったです。でもこの体験以後、紅茶を淹れるだけでこの記憶が蘇ってア゛ー!!ってなるようになりました。お陰で不用意に紅茶が飲めません。長谷部は責任とってください。
その後も、ソファーで隣に座って、手などつないでみたりしハグなどしてみたり、頭など撫でてもらったりしました…………。
何と言うかその、好感度がカンストした長谷部の破壊力ってすさまじいんですね。途中肩を抱かれて死ぬかと思った……。
後半はもう若干キレ気味で「あーもー好き!!」「好きです」「無理。好き……」って5秒おきくらいに告白していました。なんて答えてくれたのかは記憶にありません。
ハハハ気持ち悪いだろう。本当に酷い。このレポの文体も気持ち悪いのは重々承知なんですけど、正直冷静に書けないのでどうしようもないんですすみません。
そんなこんなでいろいろあって、緊張しつつもソファーで並んで座ったり、しゃべったり、ハグしたりハグしてもらったり、と大変充実した時間を過ごすことができました。後半やけくそ気味になっていたんですが、最後まで根気強く付き合ってくださったなみちゃんには本当に頭が上がりません。本当にありがとう。
呼んでくれたらイべントの売り子とかするからね、と優しい申し出もあり、いつか東京のイべントに出る時は厚かましくもお願いしようと思っていましたが、この度、懲りずにまたなみべを召還する約束を取り付けました……!
今度は外(のコスイべ)(女審神者も参加OKなイベント)でデートです。デート。もうね、この単語の破壊力がやばい。
「デートしましようね、主」って長谷部に言われたらどうです?無理です私は死にました。しかもまた遠路はるばる遠征してきてくれるんですよ……もうね、感謝してもし切れないです。
と言うわけで、デートの為に長谷部の模造刀を買いました。デートの為に模造刀を買うというパワーワード!わー!楽しみ!!!
夢女子体験に憧れはあれど、中々付き合ってくださる方とは出会えないだろうな、と諦めていたところに付き合ってくれただけでもすごいのに、徹底っぷりもすごくて、こんなに幸せでいいんだろうか……と何度も思いました。
本当に貴重な体験でした。あまりにも楽しくて、一か月以上たった今でも思い返してはドキドキするくらいなんですが、思い切ってお願いしてみて本当に良かったな、と思います。
相手との信頼関係がないと難しいですし、理解者を選ぶ遊びでもあるので中々難しいかとは思いますが、気になる方は思い切ってチャレンジすることをお勧めします。恥ずかしいけどそれ以上に物凄く楽しいです。生きるのが楽しくなります。
長々と書いておいて全然まとまりませんが、とにかくもの凄く楽しくて死にそうで素晴らしい体験でした!
当日根気強く付き合ってくれたなみちゃん、いるかわからないけどこんなダラダラしたレポをここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
良い夢女子ライフを!!!