Coffee Journey from here.
はじめまして。福岡で小さなコーヒーショップでバリスタをしている mamu です。2019年夏。アメリカはロサンゼルスで駐在員をしていた私は、仕事の区切りがつき、今の妻と結婚するということで、彼女の地元、筑紫野という地に移住する運びとあいなりました。
博多から電車で20分。太宰府と並び菅原道真公ゆかりのストーリーがどこかしこにある自然豊かな土地。九州最古の二日市温泉があったり、太宰府天満宮の玄関口だったり、天拝山や宝満山という人気ハイキングコースがあったり...
ちょっとした観光地でもある筑紫野。帰国後1ヶ月後。急ですが、街の中心地の西鉄/朝倉街道駅前で小さなカフェを夫婦ですることになりました。
もうなーんにもわからない状態から手探りで失敗の毎日でした。それでもいろんな方のお陰様で今こうやって、もっとコーヒーの理解を深めたいという思いでブログをまとめている次第でございます。
本記事をランディングページ、地図、羅針盤として色んなページに飛んでいけるようにしています。20年くらいかけてゆっくり気長に更新していけたらなと思っております。どうぞお付き合いよろしくおねがいいたします。
- ABOUT COFFEE コーヒーを知る
- MAKE COFFEE コーヒーを淹れる
- LATTE ART コーヒーを描く
- ROAST COFFEE コーヒーを焙煎する
- COFFEE BEANS コーヒーを育てる
- AROUND the WORLD コーヒーを旅する
- CAFE SWEETS コーヒーとペアリングする
ABOUT COFFEE コーヒーを知る
そもそもコーヒーってなんなんでしょうか?よく私たちが目にするのは茶色くてオイルでてかっと光っていたりする代物。実はさくらんぼみたいな種を、海の向こう側でいろんな人がいろんなことをして日本まで運ばれてきてやっとコーヒーにお目にかかれるんですよね。シンプルにすごい。そんなコーヒーってそもそも何?という基礎になるお話をまとめてみました。
▼あなたのコーヒー習慣は?自由なコーヒーの楽しみ方
▼ 世界中で愛されるコーヒー
▼ どこでコーヒーを飲む?
▼ コーヒー豆の取引
▼ コーヒーにまつわる職業
▼ コーヒー用語集
MAKE COFFEE コーヒーを淹れる
コーヒーを楽しむ時のコアといっても過言ではないコーヒーの淹れ方についてまとめてみました。豆を挽くことから、グラインダーを選ぶこと、水や抽出器具の選択など、ちょっぴりボリュームは多めのセクションになります。それだけ私たちには個々人でコーヒーを楽しむ選択肢があり自由な道が開けているということだとも言えますね。
▼ コーヒー豆を挽く
▼ コーヒーミル(コーヒーグラインダー)
▼ 臼歯(刃)の種類
▼ コーヒーミルのお手入れ
▼ 水の硬度とpH
▼ 水の選び方
▼ コーヒーの淹れ方に合わせて、カップを選ぼう
▼ エスプレッソカップ
▼ エスプレッソコーヒー
▼ ショートコーヒーの長い歴史
▼ エスプレッソの味わい方
▼ テイスティング
▼ テイスティングノートの例
▼ エスプレッソマシン
▼ エスプレッソマシンを選ぶ
▼ エスプレッソマシンのお手入れ
▼ エスプレッソマシンのメカニズム
▼ 抽出湯温を一定に保つ方法
▼ バリスタという職業
▼ エスプレッソの濃度
▼ エスプレッソコーヒーのスタイル
▼ 特別なエスプレッソに仕上げるための秘訣
▼ エスプレッソコーヒーの分布図
▼ エスプレッソコーヒーが不味い理由
▼ カプチーノとその仲間たち
▼ フィルターコーヒー
▼ フィルターコーヒーに必要な道具
▼ フィルターコーヒーの味わい方
▼ テイスティングノート
▼ コーヒーフィルター
▼ コーヒープレス
▼ エアロプレス
▼ クレバーコーヒードリッパー
▼ サイフォン
▼ ケメックス
▼ カリタフェーブ
▼ モカポット
▼ コーヒーメーカー
▼ 特別なフィルターコーヒーき仕上げるための秘訣
▼ アイスコーヒー
▼ コールドブリュー
LATTE ART コーヒーを描く
シルクのようなスチームミルクが、琥珀色のエスプレッソにダイブして、ゆっくりと液面を上げて最後に絵となる様子は魔法のようで、ワクワクと感動をもたらします。複雑に見えるラテアートも基本となる形の組み合わせ。そんなベースとなるものをまとめてみました。
▼ ミルク、コーヒーとラテアート
▼ きれいなミルクスチーミングのやり方
ROAST COFFEE コーヒーを焙煎する
釜で熱を加えて緑色の生豆が次第とキツネ色になり茶色になって、あまいアロマが漂ってきます。パチパチ!ピチピチ!と豆がハゼて豆の中でたくさんの化学反応が起きて、複雑で奥深いコーヒーの味を作り出します。釜から飛び出してきた豆からは大量の湯気が立ち込めます。
このセクションでは焙煎の方法や、よりよい焙煎の指標になるカッピングと呼ばれる味見、コーヒーショップでの焙煎度合いをガイドにしたコーヒー豆の選び方などをまとめてみました。
▼ 焙煎
▼ 生豆と焙煎
▼ 焙煎スタイル
▼ ブレンド?シングルオリジン?
▼ オリジナルブレンドを作ってみる
▼ 豆のラベルの読み方
▼ スペシャルティコーヒーの買い方
▼ コーヒー豆の保存方法
▼ カッピング
▼ フレーバーホイール(Flavor Wheel)
▼ デカフェ、カフェインレス、カフェインオフ
COFFEE BEANS コーヒーを育てる
コーヒーは植物。昔、誰かが植えてくれたから、コーヒーの苗が大きくなり果実をつけるようになるんですね。もう一度、コーヒーは植物。このセクションではコーヒーを栽培する生産者の視点に近づけるように、コーヒーが種から生豆になるまでの過程をまとめてみました。
▼ コーヒーの栽培
▼ コーヒーの木のライフサイクル
▼ コーヒー栽培にまつわる雑学
▼ コーヒーの品種
▼ 生豆の旬と鮮度
▼ コーヒーの精製方法
▼ その他の精製方式
▼ 精製方式:おさらい
▼ 生豆の脱穀、選別、梱包
AROUND the WORLD コーヒーを旅する
世界にはコーヒーベルトというコーヒーがよく育つエリアが存在します。赤道を挟んで北緯25度から南緯25度の熱帯地域です。標高が高く、昼夜の温度差が大きい山岳地帯でクオリティの高いスペシャルティコーヒーはとれます。世界を旅する感覚でコーヒーベルトにある国のコーヒー事情をまとめてみました。
🇪🇹 エチオピア ETHIOPIA
🇹🇿 タンザニア TANZANIA
🇺🇬 ウガンダ UGANDA
🇷🇼 ルワンダ RWANDA
🇧🇮 ブルンジ BURUNDI
🇧🇷 ブラジル BRAZIL
🇨🇴 コロンビア COLOMBIA
🇪🇨 エクアドル ECUADOR
🇧🇴 ボリビア BOLIVIA
🇵🇪 ペルー PERU
🇵🇦 パナマ PANAMA
🇲🇽 メキシコ MEXICO
🇸🇻 エルサルバドル El SALVADOR
🇳🇮 ニカラグア NICARAGUA
🇯🇲 ジャマイカ JAMAICA
🇮🇩 インドネシア INDONESIA
🇻🇳 ベトナム VIET NAM
🇲🇾 マレーシア MALAYSIA
🇹🇼 台湾 TAIWAN
🇳🇵 ネパール NEPAL
🇹🇭 タイ THAILAND
🇮🇳 インド INDIA
🇷🇪 レユニオン島 REUNION ISLAND
🇺🇸アメリカ / ハワイ US / HAWAII
CAFE SWEETS コーヒーとペアリングする
みなさんはコーヒーを飲むときに何かデザートやフードを一緒に楽しみますか?何が好きですか?このセクションではコーヒーのお供としての甘味のレシピをまとめてみました。簡単なものは家庭でも作れたりするのでぜひ自家製のデザートに挑戦して、最高のコーヒータイムを作りあげましょう。
▼ ニューヨークチーズケーキ
▼ アップルパイ
▼ あまおうのレアチーズケーキ
▼ 抹茶ケーキ
▼ モンブラン
▼ チョコブラウニー
▼ フォンダンショコラ
▼ ショコラテリーヌ
▼ アフォガート
▼ バニラアイス
▼ 抹茶ババロア
▼ 抹茶のテリーヌ
▼ カヌレ
▼ ティラミス
▼ キャロットケーキ
▼ フィナンシェ
▼ チョコレートクッキー
▼ ロールケーキ
▼ レモンタルト
▼ ホットケーキ
▼ マカロン
▼ ワッフル
▼ マフィン
▼ シフォンケーキ
<コーヒーずかん>
世界中のコーヒーの情報が見れる、「コーヒーずかん」。基礎知識からちょっと難しいことまで、なるべくわかりやすく書いています。世界のコーヒーの早わかり図鑑として、コツコツ更新しています。
現在は新しい記事を書きつつ、ブログ全体を形作るとともに、定期的に過去記事も見直ししています。より分かりやすく、充実した内容の記事になるようしていきます。
基本的に、ページはこの「全目次」と「各記事」の2つのみです。
<イマムラヨシノリ>
筑紫野市 朝倉街道駅前の小さなカフェ店長。2019年夏に結婚を機に移住。秋に開業。2020年より自家焙煎を開始。2021年に長男、2022年長女誕生。夫婦で子育てしながら店舗営業。
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コーヒーのプロセスのウォッシュド、フリーウォッシュド、ナチュラルの違いについて
こんにちはmamuです!コーヒー豆は、収穫後に様々なプロセスを経て、焙煎された後にコーヒーとして飲用されます。
コーヒー豆のプロセスには、ウォッシュド、フリーウォッシュド、ナチュラルの3つの主要な方法があります。それぞれのプロセスによって、コーヒーの味や風味が異なります。以下で、それぞれのプロセスについて詳しく見ていきましょう。
ウォッシュド
ウォッシュドとは、コーヒーの果実から種子を取り出すために、果実を除去する前に豆を水で洗浄するプロセスです。
豆は水に漬けられ、発酵させられます。発酵によって、果肉と粘液が豆から取り除かれ、豆の表面に付着していた微生物や酵素が除去されます。発酵が完了すると、豆は乾燥されます。
ウォッシュドプロセスは、豆の風味を洗練されたものにすることができます。果実の酸味や甘味がしっかりと出るため、明るく、鮮やかで、芳醇な味わいが特徴です。このプロセスは、高品質なコーヒー豆を生産するために一般的に使用されます。
フリーウォッシュド
フリーウォッシュドは、豆を洗浄するための水を使用せず、天日干しにするプロセスです。
このプロセスでは、果肉は完全に除去されず、豆に付着している状態になります。豆は日光に当てられ、果肉が豆に融合するように乾燥されます。
フリーウォッシュドプロセスは、豆に自然な酸味と甘味を与えるために使用されます。このプロセスによって、豆により強い果肉の風味が出るため、フルーティーで甘い味わいが特徴です。
しかし、このプロセスは、品質の一定性を維持するのが難しく、風味が豆によって異なる可能性があるため、使い方には注意が必要です。
ナチュラル
ナチュラルプロセスは、豆を洗浄することなく、完全に乾燥させるプロセスです。
収穫後、果実を豆から取り除かずに、果実をそのまま豆と一緒に乾燥させます。果肉が豆に融合し、豆の表面に付着しているため、豆の風味に影響を与えます。このプロセスによって、豆は発酵することなく、果実の甘味や風味が豆に移ります。
ナチュラルプロセスは、コーヒー豆に強い果実の風味と甘味を与えるために使用されます。このプロセスによって、コーヒー豆は、フルーティーで甘く、風味豊かな味わいが特徴です。ただし、このプロセスは、発酵が制御されないため、品質の一定性を維持するのが難しく、風味が豆によって異なる可能性があるため、使い方には注意が必要です。
まとめ
ウォッシュド、フリーウォッシュド、ナチュラルの3つのコーヒー豆のプロセスには、それぞれ異なる特徴があります。
ウォッシュドプロセスは、洗練された味わいが特徴で、高品質なコーヒー豆を生産するために使用されます。
フリーウォッシュドプロセスは、フルーティーで甘い味わいが特徴で、品質の一定性が維持するのが難しいです。
ナチュラルプロセスは、強い果実の風味と甘味が特徴で、品質の一定性を維持するのが難しいため、使い方には注意が必要です。