先週の土曜日ぐらいから、喉の調子がおかしく、
「あれ? このイガイガはもしかして……」と思っていたら、案の定、その夜から焼石を喉に押し込まれたような強烈な喉痛。
日曜日は喉痛に加え、鼻水、くしゃみが止まらず。
月曜日はひどい鼻詰まり。
火曜日、さすがに食料の備蓄品も切れかかったので、2日ぶりに買い物。マスクの下は鼻水でびしょびしょ。
そして、今日。
喉の痛みは引いたものの、鼻水がピーク中です。
でも、熱はないんですよ。で、食欲も普通にある。
(喉痛があった二日間は、喉の痛さで普通の食事ができませんでしたが)。
これ、もしかして、子供のころによく罹患した、鼻風邪(ライノウイルス)ではなかろうか。
子供の頃は、よく青っ洟を垂らして、扁桃腺も腫れていたものでした。でも、熱はないので普通に生活していたのですが、あれがいわゆるライノウイルスなんですよね。
でも、大人になってからは、ほとんどかかったことがないのに。
(たまーに、あ、喉の調子が変? 鼻水が出る……ということはありましたが、2日もすれば治りました)。
あー、これも加齢のせいなんでしょうか? 免疫が落ちている?
それにしても、どこで感染したんだろう?
人との付き合いを避けて、隠遁生活のような暮らしなのに。
あ。ひとつ、心当たりがあります。
いつものように、ウォーキングしていたときです。
細い道を歩いていたら、向こう側から自転車に乗ったおっさんが、タバコを吸いながら迫ってきます。
避けようにも避けられません。
そして、すれ違ったとき、タバコの煙を思い切り、顔に吹き付けられたんです。
あまりの悪臭に、気を失いそうになりました。(ワタシ、タバコアレルギーなんですよ、マジで。その臭いを少しでも感じただけで目が真っ赤になります)
その夜から、喉の調子が変になりました。
……たぶん、あのときに感染したんだと思います。
それにしても。
愛煙家さんは、いつでもどこでも、どうしてもタバコを吸いたいのですね。
自転車を運転しながらも、タバコを吸いたいなんて。
やはり、それ、依存症だと思います。
タバコを吸いたのなら、宇宙服のようなカプセルをかぶって、その中で吸っていただきたい。
タバコって、吸っている本人より、煙を吸わされる人のほうが圧倒的に害があるんです。
タバコを吸っている本人より、その煙を吸わされ続けた家族に肺がんが発症しがちなんです。
もう、ほんと、……いい加減にしてください。
とはいえ。昔に比べたら、かなりいい時代になりました。
昔はそれこそ、いつでもどこでも、タバコが吸えましたからね。
しかも、昔は主婦ですらタバコを嗜むのが当たり前でした。
どこにいっても、あの臭いと煙が充満していたのです。
そういう環境なら、ワタシも喫煙するのが普通なのかもしれません。
でも、ワタシの場合、周囲があまりにタバコを吸うので、逆に大嫌いになっちゃったんですね。
それでも、中学生時代、こっそり吸ってみたことはありますよ。
みんなが狂ったように吸う理由を知りたかったからです。
でも、一口吸って、「げー」となりました。
やっぱり、超まずいじゃん!
なんで、こんなものをみんな馬鹿みたいに吸っているわけ?
ということで、ワタシはその一口限りで、タバコとは絶縁しています。
ほんと、知りたい。
なんで、あんな不味くて、臭いものを、吸うんだろう?
お酒も同じ。
なんで、あんなに不味くて喉がひりひりするものを、飲むんだろう?
コーヒーもそう。
なんで、あんな苦くてピリピリするものを、がぶ飲みするんだろう?
辛いのもそう。
なんで、あんな拷問のような痛いものを、大食いできるんだろう?
もしかして、ワタシはDNAレベルで、タバコも酒もコーヒーも辛いのも美味しく感じられない人なのかもしれません。
たとえば、パクチーも、DNAの違いで、美味しいと感じる人と、まずいと感じる人がいるんだとか。ワタシは後者。
そうそう。以前、好奇心で遺伝子検査というやつをやってみたんです。
そしたら、「コーヒー感受性」(?)的なものが相当低かった。つまり、コーヒーから得られる効果をまったく受け付けないんだとか。
このコーヒー感受性が高い人は、きっと、コーヒーを最高に美味しいと感じているんだろうな……。
コーヒー感受性的なものが、タバコにも酒にも辛いものにも存在しているのかもしれませんね。
ワタシの場合は、どれも感受性がないということで。
「それは、気の毒に……」なんて、同情はしないでください。
タバコ・酒・コーヒー・辛いもの、その快感を知らなくても、幸せに生きていける。
まさに、「知らぬが仏」です。
\ そんな大風邪の中、原稿をふたつも仕上げたあなた、偉いわ /