コミュニケーションが苦手なのは、あなたが「内向型」だからか?

「内向型を強みにする」 著者:マーティ・O・レイニー 訳:務台夏子

 

大勢の中で知らない相手でもおしゃべりするのは好きですか?

それより親しい数人の友人とおしゃべるするのが好きですか?

前者は「外向型」、後者は「内向型」です。

 

内向型の特徴として・・・

・人に話す前に頭で色々と整理してから話し始めたい

・楽しい催しでも少しすると疲れて帰りたくなる

・人は好きだけど常に傍に人がいる環境が苦手で、一人でゆっくりする時間が必要

書籍の中では他にも自己診断項目があるので是非試してください。

 

診断した結果、私は内向型でした。

行動したいのにすぐに行動できなかったりするのは怠けなのか、

スケジュールを詰め込みすぎて疲れてしまうのは体力不足なのか、

周りの人への関心が少ないのは人に興味がないのか、

など普段から色々と考えることが多く、私は人間として欠陥しているなぁと思ったことが度々ありましたが、この本を読んで内向型なのだから仕方ないと思えるようになりました。

自分が「内向型」の人間だとわかったのなら、上手に人付き合いをしていくにはどうしたらいいのか。この本は内向型の人向けの取扱説明書です。

 

特に面白いと思ったのは、外向型の人は外からの刺激(様々な活動や人とのおしゃべり)からエネルギーを得ているのに対し、内向型の人には外からの刺激は強すぎて内にいること(一人で居ることや休息)でエネルギーを得ているということです。

 

内向型の有名人には

エイブラハム・リンカーントーマス・エジソンビル・ゲイツグレース・ケリーなど、たくさんいるそうです。

自分の性質を理解して、今後活躍できるようにしたいです。

「生産性が高い」て何?

「生産性」 著者 伊賀泰代

 

働き方改革として、生産性を高くして残業ゼロ運動を!と世間でも活発に言われるようになってきましたね。

そもそも、生産性が高いとは何なのでしょうか?

 

意味のない長時間会議などを廃止、または短縮して、少ない時間でよりよい成果を達成するのは望ましいことですね。しかし、時間をかけた方が成果が高い仕事もありますし、仕事内容によっては「生産性が高い」の中身も変わってきます。

 

本の中では作業時間を短縮する以外にも、適切な人の配置、向上心を上げる為のシステム変更、適切な指示を出すことなども生産性を上げるための一歩だと紹介しています。

特に面白いなと思ったのは、ロールプレイングの重要性です。時には顧客として演じてみることで、相手の立場になって考えることができ、いつもとは違う新たな発見が見つかるかもしれません。

 

自分に合う「生産性が高い」とは何なのか、色々と試してみることにします。

自分らしさ、てなんだろう?

「『自分らしさ』なんていらない」 著者 松浦弥太郎

 

自分らしく、てなんでしょうか?

社交的、内向的、責任感がある、優しい、真面目、明るい、などなど。

 

この本では「自分らしく」するために周りを振り回していないか。頭で考えるよりも心で考えることの大切さ。「自分らしさを捨てて、自分らしさを更新すると、自分らしさが広がる」事を伝えていてとても為になる本だと思います。

 

もちろん「上司らしく」「親らしく」「自信があるように」演じることで成長出来る部分もありますが、型にはまり過ぎて良い方に変われないのはもったいないと思います。

 

あなたには自分らしくいられる場所はいくつありますか?

職場、家庭、趣味、お気に入りのお店など、何か上手くいかなくなった時や辛くなった時に、落ち着けたり逃げ込める場所がいくつかあるといいですよ。

 

自分らしいて何なのか。自分らしくいられる場所は何処なのか。自分を大切に想ってくれる人は誰なのか。大切な人のために心を動かすにはどうしたらいいのか。

ちょっと考えてみたいですね。

将来どこでどんな生活をしていたい?

「モバイルボヘミアン」 著者 本田直之、四角大輔

 

今の生活に満足してますか?

忙しくて無理していませんか?

本当にやりたいことをしていますか?

10年後も満足してると言えますか?

 

10年後にどんな自分でいたいのか。その為に今何をすべきなのか考えてみる事が大切です。

どこに住みたいですか?国内?国外?

どんな仕事をしていたいですか?

どんな友人に囲まれていたいですか?

誰と共に生きていたいですか?

 

望んでいるだけでは、10年後も今とあまり変わらない生活をしているかもしれません。

将来の為に今出来る事を始めてみましょう。例えば体や心を鍛えたり、新しい知識を得るために勉強したり、色々な人と会ったり。

今日のちょっとしたことが未来に繋がっています。今を大事にしましょう。

決断力を鍛えよう

「ゼロ秒思考 」 著者 赤羽雄二

 

人から指示されるのを待っていませんか?何か失敗しても指示を出した人が悪い、と誰かのせいにするのはとっても楽ですよね。

でもそれで、自分は成長出来てるのでしょうか?

 

決断力を鍛えるためには、小さな事でもいいので、日々自分で決断する癖をつける必要があります。迷っていたらせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないですよ。

 

しかし、決断力が早くなっても悪い結果ばかりだと悲しいですよね。良い決断はどうしたら出来るようになるのでしょうか?

 

良い決断をするには、やはり情報と経験が不可欠です。日頃から経験談を聞いたり最新情報を取り入れて、もしトラブルが起きたらどう動くべきか、とシュミレーションする癖をつけておくと、いざという時に役立つはずです。

さあて、今日は何を決断しようかな。

トレンド予測をやってみよう

成城石井の創業 そして成城石井はブランドになった」著者 石井良明 

 

6月も残りあと少し。もうじき今年も折り返し地点ですね。

ところで、トレンド予測てしていますか?

年末になると今年のヒット番付が発表されますね。私も毎年楽しみにしてます。

 

本に書かれていましたが、流行を追うのではなく、何が人に求められているのかを先取りで考える事は、発想を鍛える良い練習になるそうです。

今年の後半は何が流行るのかを予想してみるのも楽しそうです。当たるかな〜?