大賞:勇気爆発バーンブレイバーン B+
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リアルロボットの世界観でスーパーロボットが暴れる禁断の合成作品。
強大な侵略者に人類が打ちひしがれる中でやたら人間臭いロボットが友情を叫びながら敵を蹴散らすので、違和感が天元突破している。
謎だらけのオリジナルストーリーで視聴者の期待を裏切ってくるので、序盤の掴みは間違いなく今期一。
自ら主題歌を歌うブレバンに、EDは半裸の二人による魂のデュエット。
いくら突っ込んでもツッコミ切れないぜ。
<次点>
・葬送のフリーレン B+
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勇者が死んだ後で各地を回るフリーレンと、一級試験に挑む若き魔法使いの物語。
前期から変わらない丁寧なアニメ化に感動。
長命のエルフの卓越した魔力は凄まじいが、人間の成長もそれも負けていない。
先人は未来を生きる若者に何を見出すのか、既に半生を終えた人にこそ観てほしい。
・薬屋のひとりごと B
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前期の後宮ミステリーから、話の中心は猫猫の家族へ。
実父と母の再会はこの作品の最大の見せ場。
やはり本作が見せたいのは後宮の権力闘争ではなく、男女の愛情なんだとはっきり感じる。
・魔法少女にあこがれて B
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やたらフェティッシュな悪の女幹部もの。
捉えた魔王少女に性的虐待する主人公の変態性が凄まじく、性的描写は今期で一番強烈。
女同士なので本番はないがそれに準ずるシーンはあるので、修正を消したVerは相当に売れるだろう。
ワースト賞:ようこそ実力至上主義の教室へ D-
実力主義とは名ばかりの連帯責任や買収が蔓延るマジクソ学園。
生徒は退学を恐れているが、こんな不条理な学校はすぐに自主退学した方がいいだろう。
上から目線で他人を道具のように扱うサイコパス主人公がとにかく不快。
主人公以外の男を身勝手な悪役に仕立て上げ、女をトロフィーのように扱う構図はオタクの理想像なのだろうが、それだけに嫌悪感がハンパない。
以下雑感
・青の祓魔師 島根啓明結社篇 D
相変わらず子供っぽい主人公と微妙にホモ臭いブラコンが無理。
・悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ D
あまりにも雑すぎる異世界無双。
ちょっと効率良くレベリングしただけで世界最強っておかしいだろ。
・異修羅 B
バトル作画の極めて良いのに、ディズニー独占がもったいない。
前期はキャラの紹介が大半なので、後期に期待。
・異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。 D
致命的に動物が可愛くない。
これなら地球の猫でも愛でた方がマシ。
・うる星やつら D+
時代遅れ。
・俺だけレベルアップな件 B-
なろうっぽいタイトルの割りに出来は良い。
わりかし不条理な世界で苦戦するので、逆タイトル詐欺かもしれない。
・愚かな天使は悪魔と踊る D+
恋愛関係としても敵対関係としても微妙に煮え切らないラブコメ。
・キングダム B
桓騎将軍の外道な戦法は作品の中でも抜群に面白い。
・外科医エリーゼ D+
本人が異世界人だから不快感は小さいが、結局いつもの文明チート。
明らかに文明レベルを逸脱している医療技術を才能で片づける先生はバカなんじゃないか。
・結婚指輪物語 C
王道の異世界召喚ハーレム。
ヒロインは可愛いので無修正版は売れそう。
・最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~ D
なろうで量産された追放もの。
パーティどころか本人もスキル把握してないってアホすぎる。
・最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 C-
追放ものの中では作画が良く、とにかく主人公が可愛い。
村では不条理に虐待されて外では愛玩動物のごとく可愛がられる、極端な温度差を感じる。
・佐々木とピーちゃん C
やってることは文明や魔法のチートだが、主人公が腰の低い中年なので不快感は小さめ。
・SHAMAN KING FLOWERS C-
マンキン劣化しすぎで、原作ファンとしては悲しい。
心の深さで敵を圧倒した葉に対して、ヤンキー気質の花は人間として幼すぎる。
・弱キャラ友崎くん 2nd STAGE D
陰キャ主人公は観るに堪えない。
・スナックバス江 D+
作者も言ってた気がするが、これがアニメ化したこと自体が驚き。
世知辛いブラックジョークはアニメでやる内容じゃない。
・即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが B-
誰でもどこでもゾンビでも有効な即死チート能力がぶっ飛びすぎて、ここまで極めるとむしろ清々しい。
即死能力に対抗するために敵が思索を巡らせるのが面白いのに、アニオリのバトロワ展開で強引にまとめたのが残念。
・ダンジョン飯 B
異世界放浪飯とかいう地球の飯を押し付けるゴミと違って、戦闘で倒したモンスターを料理に替える展開は面白い。
料理が魅力的で実際に食ってみたい。
・治癒魔法の間違った使い方 D+
酷使した体を回復させて鍛えるという発想は面白いが、肝心の話がつまらない。
・月が導く異世界道中 D+
見た目は少し違うが、内容はよくある異世界転生無双。
周囲からは不細工に見えても、実際の絵が普通にイケメンなので説得力がまるでない。
ゴミスラと同じく、無条件で主人公を持ち上げる仲間が極めて気持ち悪い。
・道産子ギャルはなまらめんこい C-
オタクに優しい女子の北海道版。
こんな格好して寒くないのか。
・望まぬ不死の冒険者 B-
アンデッドから始める成り上がり冒険譚。
チートや異世界転生はなく、わりと地に足がついた作品になってる。
・姫様“拷問”の時間です B
拷問という名の接待。
タイトルに反して常に優しい世界を見せつけられる。
・ぶっちぎり?! D-
女性監督のせいか妙にBL臭が強い喧嘩。
・僕の心のヤバイやつ D+
世間ではやけにもてはやされているが、キャラデザが適当すぎて全く魅力を感じない。
・魔女と野獣 C
最近では珍しい真面目なダークファンタジー。
理屈っぽいのでエンターテイメントとしてはいまひとつ。
・マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編 D+
ハリポタ風ワンパンマン。
魔法の深淵さも力の重みもギャグで全部台無し。
・魔都精兵のスレイブ C+
バトルはそこそこだが、ご褒美エロがフェチ心をくすぐる。
・名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ D+
全裸で入浴しているのに、肉体描写が軽すぎて全然興奮しない
・ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する D
7回も人生やり直したわりに思考が幼く、自分のことしか考えてないヒロインが痛々しい。
・30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい E
BLの心を読むとか、なんて恐ろしい拷問。
見てるだけでホモに精神が汚染される邪悪。
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