器用貧乏の裕福な生活

割と幸せです

名前のつけかた

春に産まれる予定の息子の名前を夜な夜な嫁さんと考えていたのですが、今日嫁さんが良い感じの名前を思いつき、僕としてはなんとなく決まったような気でいます。

名付けの方向としては、俵万智さんが詠まれた俳句

読みやすく 覚えやすくて 感じよく 平凡すぎず 非凡すぎぬ名

が基本的な考え方で、加えて

  • 自分か嫁さんの名前の一部をつける
  • 名前に期待を込めない
  • 産まれた季節

あたりを考慮して考えていました。ここまで制約が多いと中々しっくり来るまで大変なのです。

それでも息子にとっては一生ものですから、うんうん唸って、ああでもない、こうでもないと頭を捻り、Wiktionaryなどを眺めて漢字から考えたり、思いついてはメモして声に出してみたり。

そうして出て来た名前、一度コレだ!と思うとそれしか無かったように思えてくるから不思議なもんですね。

ああ、楽しみだなあ。

2014年買ってよかったモノ - KEENのJASPER

今週のお題今年買ってよかったもの」〈2014年をふりかえる 2〉

今年は自分で自由に使えるお金のほとんどがサッカー観戦と飲み代に消えてるので、あまりモノを買ってないんだけど、数少ないモノの中で本当に買ってよかったなーと思うのは、KEENのJASPERという靴

f:id:masuP:20141204214850p:plain

ライミングシューズをモチーフにデザインしたアウトドアスニーカーJASPERのローカットです。
硬度のあるアウトソールと日本人の足に合うフットベッドを搭載し、より履き心地を向上させました。
滑りにくく足への衝撃や疲れを軽減させるソールユニットは、山からタウンまでのアクセスだけではなく、キャンプやトラベル、ライブからパーティ、サイクリングからスケートボード、ショッピングからウォーキングまで、すべての人達のライフスタイルに馴染んでいくことでしょう。*1

買ったきっかけは、三河湾チャリティー100km歩け歩け大会に参加して改めて靴の重要さを認識したから。

JASPERはKEENでもカジュアル寄りのモデルだけど、それでもクッション性は抜群に良くて、結構な長距離を歩いても疲れにくい。それまで履いてた靴底ペラペラのスニーカーを履くとその良さがほんとによく分かる。

防水モデルってわけでもないけど、ソールが厚いので雨の日でも土砂降りじゃない限り染みてこない。防水スプレー振ってやるとそれなり弾いてくれるし。

靴紐が靴先まで通ってるのも締め付け具合を調整しやすくて良い感じだけど、ちょっと靴紐がほどけやすいのが気になるかな―って感じ。

次の夏はKEENの創業モデルとも言えるNEWPORTを買おうと思う。

それにしても年々身に付けるものがファッション性より機能重視になってて歳を感じるところ。。

いつまでも必死に気ままに

少し前、何年かぶりに高校の時の同級生と再会した。

同じラグビー部の仲間。真面目な奴でキャプテンを任され、推薦で大学に行き、東証一部の大手企業に就職し、すぐに結婚もしたが突然仕事を辞めて小さなパン屋に勤め始めたと聞いていた。

色々と昔話もしたが、こんなことを言っていた。

今の仕事も大変だ。給料は安いし、朝も早い。それでも好きでもないモノを売りながら、月末の、四半期の、年度末の...先の事ばっかり思い悩むような生活よりも、美味いパンを焼くことだけを考えて必死に働いてるうちに一日が終わり、また明日も頑張ろう、と思える日々はとても幸せだ。

ああ、なんて羨ましい生活なのだろう。気ままに縛られず、必死で充実していて。

その後しばらくして、自分も色々なことがあって彼と同じように職を変えた。他に理由はたくさんあったが、どこか彼と同じように生きたいと思ったのかもしれない。

今、以前よりは気ままで必死に過ごせている。この少し矛盾しているような生活をずっと続けられれば。

諸橋近代美術館 〜 会津若松へ一人旅してきた

と呟いたら、パイセンから旅行に行け、旅行。一人旅はサイコー。と煽られたので、テレビCMで気になってたダリのコレクションがあるという諸橋近代美術館に行ってみることに。金もなかったけど、ちょうど青春18切符の期間中でこれ幸いとローカル線乗り継いで行ってまいりました。

行きはヨイヨイ7時間

新宿駅青春18切符買って、赤羽から東北本線で宇都宮まではビールと技術書を旅のお供にグリーン車乗車。なんかすごい贅沢してる気分になるしローカル線のグリーン車好きなんだよなー。関西には無いので東京来てびっくりした。逆に関東の人は京阪の豪華さにびっくりするかも。

https://instagram.com/p/q5NWsjviWw/ https://instagram.com/p/q50Ne8viRq/

ガタゴトと猪苗代まで来て、バスにのること30分。旅の目的地、諸橋近代美術館に到着。

https://instagram.com/p/q54ntJviWY/

朝8:30ごろに出て、着いたのが15:30ぐらい。まあこんなもんでしょうか。旅のお供のビールは宇都宮の前に無くなっており、追加でもう一缶飲んだけど、美術館に着く頃にはシラフに戻ってた。

諸橋近代美術館 Episode15 ~コレクションの軌跡~展

美術館は一部撮影可だったので写真もパチパチ撮ってきた。

絵画で描いたものを彫刻というかオブジェにしたものも多くて、オブジェとして成立させる(自立させる)ためにバランスとか重心などが調整されてた。そのせいか、絵画の中での有り得ない感じには及ばないけど、そこに実在していることで絵画と違う意味での存在感が出ててるなあと思ったりした。

テーマ的には人間の内面というか精神世界を表現したものが多くて、面白いだけでなくてなるほどーと思えたり。次の作品は引き出しが自分の内面との対話ってことらしい。外界を力強く拒否して自分と対話するとかなんとか。

次のはパッと見て一番キテるわーと思った作品。でもなんか解説見たら母性の表現とかですごい優しい作品だった。

エアロダイナミクスな裸婦とか。一部の人間に受けそう。誰か解析してほしい。

他には今回のテーマがコレクションの軌跡ってことで、この美術館の創設者の諸橋廷蔵さん(ゼビオの創設者でもあるらしい)が、ダリに傾倒し美術館を設立するまでに至った経緯とか、オークションに参加する話や画家との交流など、普段は見ないようなコレクター側の目線があって新鮮だった。

会津の夜

展示に満足して旅の目的は達成したのはいいんだけど、残念ながら最寄りの猪苗代駅から自宅最寄りまでの終電は過ぎているので宿泊決定。猪苗代の観光センターで近くの宿について聞いてたところ、行楽シーズンは一人モンは嫌がられるから会津若松のビジネスホテルでその辺の飲み屋で飲むほうがええでーとのこと。なんか釈然としないまま、ビジネスホテルを予約して移動。

とは言っても仕事で来たことはあれど、ほとんど記憶が無い会津若松。いい感じ飲み屋はないものかと呟いたら、https://www.kagota.co.jp/がオススメやでとのことでチェックイン後シャワー浴びて夜の会津へ。

ホテルはちょうど観光地どまんなかのようでイイ感じの店が結構あったけど、オススメされた店に入店。ここがすごく良い店で、マスターも店員さんもきさくだし、郷土料理や地酒も良かった。

会津娘と〆鯖、カンプラ田楽(じゃがいも田楽)
https://instagram.com/p/q6YyUOviTg/

普段は混んでて入れないほどらしく、カウンターで隣り合わせた夫婦も食べログで評判だったから来たとか。また名のあるライター(名前忘れた)に居酒屋10選に選ばれてるとマスターが店が混んじゃうよーとか悪態つきながらも嬉しそうに自慢してたのがほほえましかった。その他、スパイスにはまってるらしいマスターの息子が作るカレーも専門誌が取材に来るほどらしい。(カレーは食べてないけど、これもマスターが自慢してた)

割りと飲んで、ホテルで爆睡。気付いたら電気つけたまま寝ててしかも清掃の人がくるまで爆睡

城と会津ラーメンとソースカツ丼

朝食付きにも関わらずチェックアウトの時間に起きちゃったので近所の野口英世記念館併設の喫茶店に。ホテル周辺は野口英世が青春時代を過ごした町ということで英世推しが激しかった。八重より英世。
https://instagram.com/p/q77VBUPiR9/

酒蔵見学でも行くかーなんて前日考えてたけど、結構な二日酔いで予定を変更して鶴ケ城(会津若松城)へ。

f:id:masuP:20140727113217j:plain

鶴ヶ城は入場料410円の割に中の展示の内容が盛りだくさんで楽しめた。写真は会津の産業みたいな展示。撮影NGだったエリアの展示(戊辰戦争とかその辺)がやっぱり迫力あって良かった。

天守閣からの風景は、ちょっと天気が残念だったかなー。天気が良ければ飯盛山とか磐梯山とかが綺麗に見れるはず。

f:id:masuP:20140727122413j:plain

その後、茶屋で名物の会津ラーメンとソースカツ丼のセットである八重セットを頼む。うーん、このネーミングよ。そして味は、まあって感じ。

https://instagram.com/p/q8JvTUPib4/

駅に戻ってお腹いっぱいだったけど蕎麦で一杯やって帰路についた。

それにしても突発的な旅行で美術館に行く以外はノープランだったけど、それぐらいがいい塩梅だったかも。決めすぎててもつまんないし、本当に何もないとそれはそれで困る。

改めていろんな地域めぐりたいわー。一人旅ハマるかも。おすすめやで。

雪が降った日ってわくわくしませんか

道は歩きにくい上に、電車は混んでるしたまに動いてない。
会社に行くのはめんどうだし、干しっぱなしの洗濯物は凍ってる。
あたりまえだけどめちゃくちゃ寒い。

でも、誰も歩いてない道の雪を踏みしめた時の感触と音。
空気はどこか澄んだ氷の匂いがする。
駅のホームはどこかせわしなさが薄れ、いつもより日本酒がおいしい気がする。

昨日と違う景色、みたことない街になってく。

雪が降った日ってわくわくしませんか。

はてなブログテーマストアに「as naked as possible」を投稿しました

https://cdn.image.st-hatena.com/image/scale/38f1ed7b33ac1ffdaff923b0ede60f28bed7262d/height=460;version=1;width=620/http%3A%2F%2Fcdn.mogile.archive.st-hatena.com%2Fv1%2Fimage%2FmasuP%2F297785936946254365.jpg

as naked as possible - テーマ ストア

つくろうと思ったきっかけ


見てみたらマジで最高にイカしてて、こういうデザインにしたいなと思って。ただほんとにこういうCoolなサイトにするには、HTMLもシンプルである必要があって、中々ブログのデザインでやるには難しいんだけど、まあ出来るだけということで(中途半端が一番ダサいという指摘は勘弁して下さい)

なやんでるところ

今でもなやんでるところははだかだと見にくいけど、それをどうするかという点。

  • パーマリンクも通常のリンクのような装飾をするかどうか
  • リンクの色をはてなに合わせるかそのままか
  • 余白の考え方。適度に付けてるけど、個人的にはもう少し記事と記事の間を開けたい
  • line-heightもそのままにするか

下着だけは着てるけど、もうちょっと脱ぐ?みたいな…

コード(CSS)

@charset "UTF-8";
body, #globalheader-container {
  line-height: 1.5;
}

a {
  color: #129fc2;
}

#container, #footer {
  width: 75%;
  max-width: 50em;
  min-width: 33em;
  margin: 0 auto;
  padding: 0 1em;
}

#title {
  margin: 1.5em 0 0;
  font-size: 3em;
  -webkit-font-smoothing: antialiased;
}

#blog-description {
  margin: 0 0 .5em;
  font-size: 1.2em;
  font-weight: normal;
}

h1 a, .date a {
  color: black;
  text-decoration: none;
}
h1 a:hover, .date a:hover {
  text-decoration: underline;
}

.entry-inner {
  margin: 2em 0;
}

.entry-header {
  position: relative;
}

.categories a:before {
  content: "#";
}

.entry-header-menu {
  position: absolute;
  top: 0;
  left: 6em;
}

.hatena-fotolife, img.http-image {
  max-width: 100%;
}

.hatena-asin-detail {
  padding: 1em;
  border: none;
}

table, th, td {
  border-collapse: collapse;
  border: 1px solid #999;
}

th, td {
  padding: .5em;
}

pre.code {
  padding: 1em;
  background: #333;
  color: #fff;
  font-size: .8em;
  line-height: 1.3em;
}

.pager-arrow {
  display: none;
}

.pager-prev {
  display: block;
}
.pager-prev:before {
  content: "新しい記事へ »";
}

.pager-next {
  display: block;
}
.pager-next:before {
  content: "古い記事へ »";
}

.hatena-module-title {
  margin: 1em 0 0 0;
}

.archive-entries section {
  margin: 2em 0;
}
.archive-entries section .date {
  margin: 0 0 -1.2em;
}
.archive-entries section .entry-thumb {
  float: right;
  margin: 0 0 0 1em;
}

更新履歴&追記

2014/07/28
IE7向けの表示、ブログ名とサブタイトル周りのフォント、及び画像の幅について修正しました。
あとGithubで公開してます。Git難しいわー
2013/12/04
タイトルが長い場合に、文字が重なる問題を修正しました。その他余白、文字色など調整。
色々とミスが多いな…。あと背景とか文字色とかの微妙な変更はやっぱりなしにした。
2013/12/11
IE8向けの表示を調整。記事ごとの間隔、日付リンクの装飾。
つーかはてなブログってIE8対応してないの?IEの開発者モードでIE8に帰ると、グローバルヘッダーとか、編集リンクとかの表示がおかしいんだけど…その上でテーマはIE8で問題なく表示するようにしろってのは、うーん。
2014/2/18
カテゴリ別に表示した時に出るパンくずリストとサブタイトルの間を空ける方向で調整。"div"と"span"だけでマークアップするとデフォルトスタイルが当たらないから良くないと思うけどね。そもそもパンくずってあんまり好きじゃないんだよなあ。
2014/2/27
はてなブログ機能追加に伴うHTMLの変更に対応しました。その他、行間、余白の調整を行いました

プロボノでNPO法人ICT救助隊さんのWebサイトを作成しました

f:id:masuP:20131121103716j:plain
NPO法人ICT救助隊

趣味でWebサイトを制作していると、何もツテが無ければサイトを作る目的が無いので、ブログデザインのカスタマイズとか、自分のサイトを作るぐらい。でもやっぱり誰かのために作りたいなと思ってました。んで、プロボノという仕組みを嫁さんから聞いて、やってみたいなあと。

プロボノとは、Wikipediaから引用すると

各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身

プロボノ - Wikipedia

ということで、自分自身はWeb制作のプロでも専門家でも無いんだけど、作る目的を与えてもらって、しかもそれが社会貢献になるのであれば、というか本音はそれを知った時はやってる仕事が嫌になってて何か実績作って転職するのも有りだなあとか、割りと不純な動機でとりあえずメンバーとして登録しました。

いろんな団体がいろんな形でやってるんだけど、登録したのは、サービスグラントってところで、NPO法人を対象に、事業戦略のお手伝いや、DTP,Web関連のプロボノプロジェクトをやってる団体。
登録した時は早くアサインされないかなーと期待してたけど、全然連絡来なくて。やっぱりプロじゃないと難しいのかなあ、と忘れかけて大阪に越したぐらいにプロジェクトに入りませんかーというお誘いが。

でプロジェクトの対象のICT救助隊さんなんですが、身体機能が病気などで低下して声も出せない文字も書けないという方々のためのコミュニケーション支援機器とかがあるんです。最近だと神経から読み取るHALとかがちょっと話題になりましたけど。

そういうのは治療行為じゃないので介護されてる方とか、病院の方々は上手く使えなかったりセッティングできなかったりするんで、その使い方の講座を全国でやったりサポートをされてるNPO法人さんです。まあ詳しくはサイトを御覧ください。

制作面では、デザインはデザイナーの方が起こしたものをマークアップ + Wordpressで簡単なポータル構築という役割でした。普段の業務の後とかに作業するので、結構大変だったし(実際業務には多少の支障は出た)、そもそもWordpressのカスタマイズ初めてで学びながらだったけど相談できる人もいなくて、ウギャーとなりながらなんとかこぎつけられました。

個人的にはやりきれなかったことも結構あるし、コンテンツも載せきれてないんだけど、ローンチしてからWeb経由の問合せが増え始めてるとか聞くとすごく嬉しいです。寄付も集まるといいなあ。

サービスグラントがやってるプロジェクト自体は、期間限定で一旦解散なんだけど、ちょうど東京に来たのもあるしこれからも継続してお手伝いして行きたいなと思っております。また別のところでもやらせてほしいな。人のために作るって楽しいです。