マテコKLC通院録

30代不妊治療のあれこれ

赤子誕生

無事生まれました。

頻回に渡る授乳おむつ替え、1ヶ月健診、お宮参り、予防接種…

毎日があっという間に過ぎていきます。

 

出産は壮絶で大騒ぎしたけれど、無事に産めて良かった、本当にその一言に尽きる。

不妊治療で子ども作って大丈夫なのか、何か心配だわ難しくて…と言っていた親も

孫の可愛さを目の当たりにし、過去の発言忘れてるんだろうなってくらいの舞い上がり様で…びびる。

 

しかし、35歳を過ぎた体からは悲鳴が。

トツキトオカ「重たいものは持たないで焦らずゆっくり」を心がけていたのに、おぎゃーの瞬間から生活の変わりようと言ったらもう。。

昔から体力はなかったけれど、

しゃべれない赤子にとってちょうど良い状況(服・気温・お布団)を作り、

空腹やうんちに怯えながら外に出たりする日々は、

これまでよりもずっと神経はすり減るけれど

愛おしくて仕方がない。

 

今私が思うのは、赤子を望む人が

少しでも早くその手に抱けるようになりますように。

そのためにも、もっとクリニックごとの治療法や実績が

比較検討しやすくなりますように。

乳幼児の医療費や、保育料の無償化はどんどん進むのに

赤子を持ちたい人への支援は、なかなか進んでいないように思えるのはなぜなのか。

 妊娠した後は、

出産もお財布に優しく産めたし、児童手当やら何やら手厚いんだれど。

赤ちゃん産みたい人潜在的にはいっぱいいますよー!どうにかしてえらい人。

23w4d 近況

ご無沙汰しています。

田舎で元気にやっています。

KLCに頼まれていた経過報告のお手紙を書いたので、

近況や最近感じたことなど書いてみます。

 

辛かったつわりも治まり、体調が戻ると

ただただ食欲の秋に飲み込まれる日々。

増量は1ヶ月1kg以内にって…きつい。ムリゲー。

健診では今のところひっかかる項目もなく、ひたすら母子ともにぶくぶく太っている。

 田舎に戻ってきたのだが、

銀行や店に行く度に小中高の知り合いに会い、

変なことできない感がすごい。

 

小中高の知り合いに会うと、蘇る記憶。

いや、忘れたことなんて片時もないけれど。

私は兄弟を亡くしている。

母は何年も思い詰め、今振り返ると当時は気がどうにかなっていたと思う。

また、祖母は戦前に亡くした子のことを、90歳で天国に行くまでずっと気に病んでいた。

いつの時代も不妊、妊娠、出産、子育て…子どもにまつわることで人は、生涯心を傷めるんだと思った。

本人はこんなに苦しんでるんだ。せめて、私は他人の心を傷つける人にはなりたくない。

 

最近母と地元を歩いていると、父の仕事上の知り合いに会った。

その知り合いは母に言った。子どもは一人なのかと。(私のこと)

「何であと何人か産んでおかなかったんだ、一人なんて珍しいよ、もっといた方が良かったのに、私なんて3人いてもう孫が7人…。」

 

私は、他人の心を傷つける人にはなりたくない。

NIPT

受けたのは8月頃です。

 

NIPT(新型出生前診断)という検査があることは、漠然と知っていた。

35歳以上等の要件を満たす希望者は、原則認定医療機関(大学病院等)へ紹介状を書いてもらって検査をする。

私は、それ以外の民間の医療機関で受けた。

本来推奨されていないことは分かっていたが、

・紹介状を書いてもらう手間、予約できるまでの日数

・最初に夫婦でカウンセリングを受ける必要あり

・性別は分からない

 

上記が気になったこと、民間は結果通知も早いし性別も分かるなら…(性染色体異常も検査項目にあった。)という理由で選んだ。

リアルタイムで海外在住の友達に、「医者にすんごいラフな感じで、当然受けるよね?って流れの中で血抜かれた。」て聞いてたのも大きいかも。

 

ちなみに東京エバーグリーンクリニックというところです。

10週から検査は受けられ、8週くらいから予約可能とのこと。

予約はさくっと取れた。

おばあちゃま先生のもやっとした説明(決してカウンセリングではない)を聞き、

看護師さんに採血をしてもらった。

igenomixというスペインの検査機関へ検体を送り、

陽性が出た場合、確定診断のための羊水検査は亀田総合病院への紹介ルートがあるとか。

その場合、いくらかは負担してくれると言ってたような…。

結果は8日後に書類送付の連絡メールが届き、9日後には家に結果通知の書類が届いた。

 

周囲の友達はあまりやっていないってことを知り罪悪感を覚えたし、

自ら知りたいと行動したけれど、今後判明する結果に不安になり、

中期中絶の内容の壮絶さを調べて憂鬱になり、

もし陽性の場合、私はどんな選択をするだろうとかそれなりに悩んだ。

 

どういう選択をするにしても当事者は悩むと感じたし、

倫理的に問題だとかそこだけに焦点を当てるのではなく

今の医療技術で分かるのであれば、広くその情報を入手できるようになればいいなと思った。

 

トリソミーはノーマル

性染色体はXY

男の子が生まれるようです。

9w2d KLC卒業

今日みたいに毎日涼しいといいんだけどなぁ。

今回は10階の採血コーナーに行くと、検尿のみお願いされた。

出ない。。

その上、あぁ…この色絶対引っかかるよねと思いながら提出。

案の定

潜血…3+

タンパク…1+

 

尿検査には、引っかからなかったことがないくらい引っかかる体質で

またか…と思う。(毎回フォローはしてます。)

医師からも様子見&健診でも聞いてみてねとのこと。子宮から出血してる様子はないとのこと。そうだろうなぁ。。

 

ちなみにつわりであまりに辛い人は、休養室に案内されていたので

そのような対処があるようです。

私は生牡蠣で使用済ですが、カーテン付きのベッドが3つくらいあります。

 

今日の先生は、2度目の方で

若くて綺麗な女医さんの上に、とても丁寧な方だった。

「こちら心拍です。速さは182bpmです。順調ですね。頭が下側でお尻がここです。これがへその緒です。他に丸く見えているのが黄体ホルモンで、今は大きく見えますけど、赤ちゃんの成長とともに徐々になくなります。赤ちゃんの大きさは22㎜くらいですね。」

こんなに解説してもらったことのない身としては…感激。

(直前2回の医師がちょっとあれだったもので。)

やっぱ女医さんの方が…ものすごい違和感のある人って少ない気がする。

男性の方が内診は丁寧な気もするけど。

 

健診を受けたいクリニックを告げ、分娩は別のところになる旨を告げると

また健診先から紹介状を書いてもらうようにとのこと。

噂のピンクの紙をもらい(経過報告等協力してねっていうお願い)、

会計までに今後の連絡先を記入しておくように言われる。

最後に凍結胚盤胞のグレードを確認し、

医師に「おめでとうございます。」と言ってもらい部屋を出た。

 

処置室では、

噂の緑と青の封筒をもらい、

看護師さんに「出産まで頑張ってくださいね。」と見送られた。

 

そうね…出産まで秋を越え冬を越え頑張らないとね。

今は泣くほどの嘔吐と、夫はあくまで他人と思い知らされる日々に

耐えつつごまかしつつ頑張ってます。

 

  9:36 4階受付

10:00 尿検査(やっと出た)→9階待機

11:15 5階内診室前呼び出し

11:20 内診室(エレベーターで降りた途端、番号表示が目に入って焦る。)

11:45 診察室

12:20 処置室

13:10 会計

 

(所要時間 3h34m)

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本日のお会計 7,300円 

心拍確認後 伊藤病院 

チラージンも残り少なくなったので、表参道・伊藤病院へ。

朝10時着で、患者番号500番台…

相変わらずここも混んでるね。

 

毎回同じ先生に当たるので、

KLCからの紹介、or不妊治療目的での受診はこちらの先生なのかな?

温和な優しい雰囲気の50歳overの先生。(男性)

 

「最近は?どうですか??」

「妊娠しまして…今週頭に心拍確認できました。」

「あぁそうですかおめでとうございます。今日は何週目ですか?」

「7週6日です。」

「数値なんですけど、悪くなってますね。薬切れてませんでしたか?飲み忘れたりは?」

何やてーー。疑われてるぜ。

「増量しときますね。また6週間後に来てください。あ、引っ越すんですか?また次教えてくださいね。」(紹介状を書いてくれるようだ。)

 

TSH(妊娠希望者及び妊娠初期の人は、2.5未満に維持する必要あり)

2月…3.23(KLC測定時5.98)チラージンS錠50μg

3月…3.64 チラージンS錠87.5μg

4月…0.09 チラージンS錠75μg

7月…3.93 チラージンS錠112.5μg

 

TSHの数値によって、増減されるチラージン。

年末に卵管造影検査したから、その影響で異常値出てたのかなーと思ってたんだけど、

それだけではない?ようだ。。

 にしても、体調不良の中の表参道は…遠かった。

D54 BT33 心拍確認(KLC4周期目)

連日の猛暑…

それに加えてつわりらしきものが始まり、

プラス先週は風邪もひき、

吐きいのえずきいの鼻詰まりいので、久しぶりに絶不調だった。

 

2月に生牡蠣にあたったのだが

ずっとその症状が続くかんじ。(夜は特に。)

 

そんな絶不調の体内には

前回よりも大きな異物がいて、

「あぁこんなものが住み着いてるなら、そりゃ何かしらあるわ…。」

と思った。

(もちろん個人差ありで、体調に変化のない方もいます。)

 

心拍のチカチカは目視できなかったが、(何せ秒殺なので)

 心電図のような波形?が画面で確認できた。

 

「今日で卒業でもいいですよ。」という医師に

もうちょっと来ますと答えた。

まだ産科に行くのは不安?なのかも。申し訳ないですもう一回だけ診てください。

 

梅干しとバナナとウィダーインゼリーが主食の

なかなか食が進まない毎日だったのだけれど、

どうしても陳麻婆豆腐が食べたくて、

緊張を隠しながら行ったら…予想に反して半分以上食べられた。

食い意地は顕在のようでごわす。

 

15:00 4階受付→4階待機

15:12 5階内診室前呼び出し

15:40 内診室

16:00 診察室

16:15 会計

 

(所要時間 1h45m) ※14:30から午後診察待ちのため。

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本日のお会計 4,000円 

D40 BT19 胎嚢確認(KLC4周期目)

胎嚢確認に行って来た。

今日までの体調はというと、

生理痛みたいな鈍痛があった日もあれば

何の症状もない日もあった。。(基本は無症状)

生理が来ていないことだけが、一縷の望み。

こんなもんなのか?と思いながら通院した。

 

11:30予約ですんごい待った。。内診だけなのに。

次はもっと空いている時間に行こう。

 

「はい赤ちゃんの袋見えましたねー。順調です。」

来たぜ秒殺。

「次回2週間後にまた見せてください。質問ありますか?」

「あの、大きさは??」

「順調です。」

他の言葉を言っちゃいけないって決まりでもあるんかと思うくらい

同じことしか言われなかったw

 

エコー写真がもらえて

やっと少しだけ体に起きていることを実感できた。(胎嚢13.8㎜)

 

11:40 4階受付→4階待機

13:30 5階内診室前呼び出し

14:10 内診室

14:50 会計

 

(所要時間 3h10m)

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本日のお会計 4,000円