2016-07-31 キュウリ 「採れすぎて。どうせ捨てちゃうから」お客さんからキュウリを10本いもらった。キュウリを前に妻と2人。「けっこう多いな」「多いね」味噌塊を乗せた白皿へ、氷水でキュッと冷やしたキュウリの、鮮やかな緑を雑に盛り付ける。このシンプルなコントラストは、いつ見ても素晴らしい。ポリッ。味噌の香りと青臭さが口じゅうに広がる。 夕暮れのカーテンのふくらみずっと鳴きつづける水田のカエル。ボリボリしゃくしゃくと無言でかじりつく。もうこんなの、未来じゃ無理なんだよな。