扶桑社が漫画をDRMなしPDFで売り始めた

ビットウェイブックス亡きあとの貴重なDRMフリー電子書籍販売サイトであるPDABOOKをチェックしていたら、西原理恵子の「できるかな」の新刊がPDFで売ってました。DRMなし。旧作はドットブックでした。PDFで出し直して欲しいところです。
http://pdabook.jp/pdabook/bin/qfind.asp?searchtype=keyword&keyword=%90%BC%8C%B4%97%9D%8Cb%8Eq&image.x=0&image.y=0

ナニワ金融道もPDFで売っていたので扶桑社は漫画をPDFで売る方針になったんですかね?


ちなみにイースト・プレスもPDFで売ってます。押井監督某イベント参加者にはおなじみ水谷さるころの30日間世界一周シリーズなど。
http://pdabook.jp/pdabook/bin/qfind.asp?searchtype=keyword&keyword=%90%85%92J%82%B3%82%E9%82%B1%82%EB&image.x=22&image.y=4


JMangaのサービス終了で閲覧できなくなる件などDRM関係でネガティブなニュースばかり取り上げられて、特に漫画方面で日本の出版社がDRM外すわけないなどと言われたりしていますが、極一部にこうゆう動きもありますよってことで。

ジョブズ伝記はビットウェイブックスで買えばDRMフリー(追記:消えてました)

なんですが、なぜか公式ストアからリンクがありません。系列のBookLiveはありますが。


追記:消えてました。やはりDRMフリーでは売りたくないということですね。)


http://stevejobs.kodansha.co.jp/dbs01.html


スティーブ・ジョブズ 1|著:ウォルター・アイザックソン,訳:井口耕二|ビットウェイブックス|無料立ち読み
http://books.bitway.ne.jp/meng/cp.php?req=126_01_01&site=book&bid=B0080602383

DRMフリーがいやならビットウェイで売らないと思うのですがなんなんでしょうか?過去の付き合いから惰性で卸してるのか、端末紐付けを嫌う自分みたいなユーザーにこっそり配慮してるのか、意外とビットウェイはでかい販路なのか。事情はさっぱり不明ですがせっかくなので購入。SonyReaderに放り込んで読めました。ちなみにポイント1%。



さて、少し前に気付いたのですがビットウェイのドットブックはダウンロード時に埋め込む情報(名前)の入力を求められます。



デタラメ入力して通るかは試してませんが何を入力しても確認番号と決済情報で個人を特定できると思います。要するに名前を入れる必要は全く無いのですが「あなたの名前を埋め込むの代わりに著作権法の範囲内でコピーフリーですよ」ということを意識させたいのだと理解しました。先日書いたBooksVみたいにコピー可を明記してれば完璧だったのですが。

よく考えるとわざわざ名前を入力させるのは人を犯罪者扱いしてるし、実はそれ無しでも個人特定出るってのはバカにされてるような気もするんですが、意外と気分は悪くないですんよ。ちゃんと本名入れるから(著作権法の範囲内で)好きにコピーさせてもらうよ、という感じです。

これに気づいて以来、なるべくビットウェイで購入するようにしています。


BooksVでは珍しくXMDFのコピー制限が無いことを明記している

Q.購入したコンテンツを、ダウンロードしたパソコンとは別のパソコンで読むことはできますか?

BooksV(ブックスブイ)サイトのコンテンツは購入者が自ら使用する目的の範囲内でのみ複数のパソコンでご利用することができます。ただし、第三者への配布は認められておりません。

XMDF形式のコンテンツは、コピー防止のため、ご登録いただいたお客様メールアドレスのアカウント情報(@より前の部分)が埋め込まれております。


Q.購入したコンテンツを配布してもいいですか?

三者への配布は認められておりません。

XMDF形式のコンテンツは、コピー防止のため、ご登録いただいたお客様メールアドレスのアカウント情報(@より前の部分)が埋め込まれております。


よくあるご質問 : 電子書店BooksV(ブックスブイ)

https://booksv.fmworld.net/cs/faq/index.html#d6


珍しく複数パソコンで利用できると書いてますね。もちろん著作権法の許す範囲でですが。他のショップではコピー制限に関して明記されておらず、KeyringPDFなどのバックアップ方法の説明はあるがXMDFのバックアップ方法の説明が無いことから、XMDFドットブックDRMフリーであることを察していました。


9月はSpaceTownブックス閉鎖、パブリがDRMフリー販売終了予定ですが他のサイトはどうするんでしょうかねえ。パブリのDRMフリー販売終了は残念ですがhontoと違って事前予告があったのはよかったです。DRMフリーXMDFを数十冊確保しておきました。

hontoのPC向けXMDF/ドットブックがDRMフリーをやめて端末紐付に変更した


メインで利用していた電子書籍サイトhontoのPC向けファイルがDRMフリーをやめて端末紐付に変更してしまいました。



hontoアプリインストールと端末登録しないとダウンロード出来ず


登録後ダウンロードしようとすると.bookではなくshc1という拡張子のファイルが


honto専用アプリでは開けるが自分でインストールしたT-Timeで開くとガードがかかっている。別PCやSony Readerへコピーしても開けない。ちなみにこの画面、文字がずっとうねうね動いています。気持ち悪い。


今までDRMフリーのPC向けXMDF/ドットブックを購入して、家のPC、職場のPC、Sony Readerで読んでたんですが、出来なくなりました。まあ他のDRMフリー販売サイトがすべて潰れたわけではないのですが、hontoには他のサイトに無い本がポツポツあったので痛いです。とりあえず他のサイトもいつ消えるかわからないので買おうと思ってた本は他のストアでDRMフリー版を確保しました。30冊ほど購入しhontoにしか置いてなかった本は5冊ほど。
hontoは以前も何の告知もなくファイルを引き上げたり(パブリでは告知があった)、買おうと思ってブクマしていた本がいつの間にか消えていたりというのが結構あって印象悪かったんですが、ついにやってくれたなという想いです。まあもう利用することはないと思いますが、ラインナップは悪くなかっただけに残念ですね。
ところでダウンロード期限365日というのは365日経過時使用端末の寿命までのレンタルなんですがみんな分かって買ってるんですかね?自分はもちろんDRMフリーしか買ってませんが。


SpaceTownブックスも終了するようだし、DRMフリーXMDF/ドットブック終息は他にも波及するんでしょうか?まあ終息は既定路線でしょうが勝ち組ストアがはっきりするかDRMアカウント共有化などするまではもってくれないと困るんですが、ストアはTSUTAYAがGARAPAGOSではないストアを始めるなど乱立どころか分裂を始めるという惨状。いよいよ自炊を始めることを真剣に検討しなければいけないかもしれません。

OnDeckのDRM特集

OnDeck5/12号のDRM特集でストアごとの対応プラットフォーム数比較をしているのですがどうもおかしい。


http://on-deck.jp/ondeck/toc006.html


購入プラットフォームと閲覧プラットフォームの区別がついてないというか、Sony Reader Storeは閲覧プラットフォーム数になっているけど他は違うように見えます。(ちゃんとは確認してません。)そもそもここでいう対応プラットフォームって対応OSですよね。電子書籍でプラットフォームといえばストアやアプリのことを指すと思うのですが。


閲覧プラットフォーム数で比較したほうが意味があると思います。AppStoreはiOSのみで最下位ですね。ガラパゴスもPCで見れないのでマイナス1。逆にhontoとパブリはDRMフリーXMDFについてはガラパゴスSony Readerが追加されるのでプラス2でしょうか。まあストアごとに対応プラットフォーム数を云々するだけでは不完全ですね。ややこしい話です。ともかく、せっかく前の節で今後はDRMフリーが主流になるといってるのにDRMフリーXMDF/ドットブックに一切触れないのは残念。


後半のアンケートもストアの使い勝手をDRMだけでくくるのもちょっと無理がある。AppStoreの回答が無いというのもよく分からない偏り。EPUB3移行後のDRMがどうなるかあたりをちゃんと突っ込んで欲しかったところですね。

Reader Store プレオープン

Sony Reader のストアがプレオープンしたので品揃えをチェックしてみましたが予想通り既存のXMDFドットブックからの流用が大半のようですね。あくまでプレオープンで予告の2万冊より少ないらしいので明日追加があるかもしれませんが。


XMDFなら既存のストアで買えばReaderでもPCでもガラパゴス他でも、ストアによってはiPhoneでも見れるのにReaderでしか読めず値段も同じなものを買う意味があるんでしょうか?表示の最適化や専用形式のみ対応の機能があるかもしれませんが不明です。


ちなみにReader Storeのほうが1円高い本発見。


山田正紀「謀殺のチェスゲーム」
Reader Store 578円
PDABOOK 577円


山田正紀「謀殺のチェスゲーム」は先週PDABOOKに追加された本です。多分初電子化。今後はXMDFのストアに追加されていっている本がほぼ同時に追加されていく感じなんでしょうか?電子書籍は毎週新刊チェックしてますが正直買いたい本はほとんどないですねえ。1週1冊有るか無いか。いわゆるソーシャルDRMで電子化される本の種類が増えていって欲しかったんですがどうなるんでしょうかね?


Readerはストアをチェックしてコンテンツ追加に気合が感じられるか、Kindle日本版で手元のXMDF/ドットブックを読めなかったら買おうかと思います。

メタセコイア形式データのダンスミキサーへのインポート



 メタセコイア形式データのダンスミキサーへのインポート手順の説明です。Mod Toolの使い方がよく分からないのでメタセコイアでモデルをいじることを想定しています。アクセサリをステージとして使うことを前提とした説明なので一般的なアクセサリインポートとは異なる点があると思います。普通のアクセサリは試してません。まだ一部よく分からない点もあります。


1.メタセコイア

  • メタセコイアでモデル作成、または配布データを開く。
  • 半透明部分の処理
    • 半透明化も出来るようですがやり方がよく分からないので判明次第追記します。ダンミキ風ステージでは半透明部分は床以外削除しました。なお透過テクスチャは問題なく使用できます。
  • テクスチャ処理
    • 材質パネルから各材質のテクスチャのパスに日本語、スペースが含まれていないことを確認。含まれていれば修正する。
  • Xファイル保存

2.Mod Tool

  • Xファイル読み込み
    • ファイル - 読み込み - DirectX読み込み
  • テクスチャ反映の確認
  • スケール変更
    • Ctrl-Aですべて選択
    • 数字を入力するか原点にある黄色の四角をドラッグして調整。ちなみに能舞台ステージでは4倍にしました。メタセコで変更してもいいけど何度か調整が必要になるのでMod Toolで行いました。メタセコ/Mod Tool上でのキャラの大きさを調べておけば楽になるかも。

  • 保存
    • ファイル - 書き出し - DirectX書き出し
  • テクスチャがある場合は左右反転しておきます

3.取り込みツール

  • 読み込み
  • Z補正
    • モデルを奥に移動させます。
    • マテリアルを全て選んで値を入力。Shiftクリックでマテリアルを全て選べます。ダンミキ風ステージでは-300を入力。
    • ステージを装着したキャラが前方(カメラの後ろ)に置く場合の説明です。モデルによってはステージの中や上方にキャラを置いたほうがいいかもしれません。上方の場合はMod toolかメタセコイアでモデルの位置を移動します。
  • 明るさ調整
    • デフォルトでは正面を向いたとき明るすぎてしまったので個別ライトで暗くします。
    • マテリアル名を選んで個別ライトを設定
    • 0.5-0.6程度にしました。RGB同じ値。
    • 0.000 0.000 0.000 0.000 → 0.500 0.500 0.500 0.000 としてエンター
    • ※明るさ調整の正しい方法かは不明です。

  • αテクスチャ
    • αテクスチャを使用している場合は該当するマテリアルを選んでチェックを入れます。
  • パーツ登録
    • 部位パーツ選択でY:体アクセを選択
    • パーツリストの番号と右のボックスでアイテムを選んでXOJ保存を押して登録
    • Scne_Root/MapRoot/MapRoot_mesh0 とありますがどう違うのか不明でした。とりあえずステージで使う場合はScne_Rootでいいのかな。
  • XB/マテリアル保存
  • サムネは適当にスクリーンショット取ってファイル名を合わせて保存すればOK。

4.ユーザーデータパッケージツール

  • パックしてPacdatフォルダにコピー

5.ドレスエディタ

  • 読み込んでみてスケールがおかしかったらMod Toolでスケール再修正します。

6.ダンスエディタ

  • ステージアクセをつけたキャラを前方へ移動して位置調整