トラウトの主が潜む3番湖 #55
ジャスパー国立公園内のFive lakes、その名の通り5つの湖が隣り合う。
そのうちの3番目がここ。
(pic : Third lake of five lakes)
3番4番5番は釣りができるということでも知られているし、
僕も4番でBrook Troutを釣った。小さいサイズだった。
その中で、この三番はひときわ美しい。
写真で見て分かるかるように、真ん中が深く、周りが浅くなっているため、
その深浅の差から見られる
コバルトブルーとディープブルーの見事な境目。
そして、この3番湖には大きいトラウトが潜むという。
スプーン(ルアーの一種)を一番深いところに投げ込んでみたが、
どこまでも潜っていくスプーンは、ついに湖底にたどり着くことはなかった。
(pic : Beautiful water at Third lake)
今シーズン中に、どうにか作戦立てて、
三番に潜む主(ビッグトラウト)を釣り上げたいものだ。
SUN DOG #54
Sun Dogと呼ばれる自然現象。
(pic : Sun Dog with Pinetree)
太陽の周りに光の環を作るという、
"Sun Dog"は日本語で"幻日"。
幻(まぼろし)の日(ひ)。
言葉の通り、実際に光を発している物体はなく光を観察できるのだが、
屈折やら反射がうまい具合の角度で入って
ようやく見られる自然現象。
日本で見たことあるかなーと記憶を辿るのだが、
ありそうで、なさそうな感じ。
でも、ひとつ覚えてることがある。
小学生の理科の時間に、
直接太陽が見られるフィルター(黒っぽいやつ)を用いて太陽を観察した。
その時に、太陽の周りに光の環も見えた。
でもあれは中心からだいぶ近い距離に環ができていたはずだから違うか。
何はともあれ、一体なぜSUN(太陽) DOG(犬)と呼称されているのか、それが不思議の極みだ。
"犬"の要素なんて、どう頑張っても見出せないのに。
レインボートラウト #53
この間釣ってきたRainbow Trout。
日本のニジマスと一緒のはず。
でかいけど。
(pic : レインボートラウト Malin lake)
ジャスパーの湖に生息するレインボートラウト。
僕が釣ったのは45cmくらいで、日本で釣ったことのあるニジマス(25cmくらい?)よりはるかに大きい。
でも、日本とここのレインボーに共通するのは、
何と言っても美しいボディ。
実際に名前の通り7色ではないが、
鮮やかなドット模様に
ピンクライン。
多分僕が見てきたどの魚よりも綺麗だ。
(pic : レインボートラウトの鮮やかな赤い身)
そして美味しい。
レインボーはオーストラリアの海鮮物マーケットでも売ってるし、
日本でもニジマスの塩焼きとかムニエルとか
人々との間で”食”としても関係付いている。
今回は醤油バターで。
皮に多めの塩胡椒。
皮から焼き、こんがりとさせる。
それからひっくり返して
グリルにフライパンごとぶち込んで2分程度。
取り出して最後にバターと醤油で"じゅっ"と。
(Pic : Soy Sauce and butter Rainbow Trout)
皮と一緒にほおばるのが最高にうまい。