draw me a sheep

ワンルーム・ディスコ・プラクティス・イン・実家

12月5日

高校時代からの、親友と呼べる友人に会いにいく。

私の話を聞いてくれるということだった

本当にありがたいことだ

 

彼女の抱えている、私よりずっとずっと複雑な現実問題の話と私の話、話をした分量はちょうど半分ずつかもしれない。

こうして知らない街へ出かけられるのはとても楽しい。

 

生きねば。

生活をしなければ。

彼女に会うと、

私のなすべきことをしなければ。そして私にはそれができるはず、と思えてくる。全くありがたいことだ

 

私がしたのはもちろん2日前の出来事の話

逡巡のさまをそのまま晒した

 

起きてしまったこと(起こしてしまったこと)を振り返り後悔しても何のしようもない。

後悔していることに対して何か変化をもたらせる方法があるとすればそれは、いま自分の眼前にあるものをしっかりと自分の意思で受けとめ そのなかでできることをひとつひとつしていくこと

何かが実を結ぶとすれば、そのなかでのことだろうと思う

くどい表現になったが、要はいまできることをするしかないということだ

そうしていくなかで、答えに出会える、かもしれない。

答えはblowin’ in the windとボブディランも歌っている。(ボブディランを聴きこんだことはない。)

 

今を生きるしかないのですね。

そのことに直面できた一日だった。

12月4日

一夜明け。

相変わらず気をぬくと涙が出てくる。

ぐるぐると考えは巡るが、

何故振ってしまったのだろうという根本的なところで立ち止まってしまう。

答えは時間の流れのなかにばかりあるのだろうなと思う。

 

考えたあげくにやっと振り絞ったような声で

「これは恋じゃなくて愛だ」

と言われたけど、

一瞬ぐらついたあとですぐに冷酷な返答ができてしまった己とこの関係がかなしい。

この言葉に関しては精査したい、

しかし知る由もない。

もう少し考えて味わってから答えればよかった、全てのやりとりにそう思っている

 

もう一つ後悔しているのは、相手の目を見なかったこと

DAY19

PIZZA パンクスからの平和会館

 

私のいたかった世界

パンクスを好きな私

パンクスが(いまのところ)いない世界にいる

私とパンクスはもう交われないのか

ずっと一緒にいるわけではない

とても惜しいことをした

あの瞬間は奇跡だったのかもしれない

心底ありがたいと思った

 

毛色の違うコミュニティに同時に複数所属するのはとても普通のこと、

私はパンクスワールドがメインの人間ではなかったというだけのこと

 

色んなところにいたい、

私にはパンクスの友達はいなくなるけれど、仲間なんてこれからいくらでもできると希望は捨てずにいたい

 

夜22時になって散歩がてらアイスを買いに出た

風がごうごう音をたてる程強かった

DAY18

朝8時には起きて寒空の下山の上へ散歩

朝の空気は気持ちがいい

遠くに海が見下ろせる住宅街

店番。

京急ストアでクリームパン。

天丼。

ぽつぽつと人が来る。

外の人の往来が見える暖かいこたつにすわりパソコンと向かって

メルカリ

ラジオを流す

あまりにあっけらかんと時間が過ぎたので不思議だった

 

ホームのベンチに座りこんで電車を何本も見送りながら イヤホンでパンクロックを爆音で聴き続けていた

本当に何本も何本も見送った

結局各駅停車で帰った この時間が好きなんです。

DAY17

お昼過ぎに、昨日職務履歴書を作成した派遣会社の登録会(というものがあることを今まで知らなかった)へ行く約束があるため、かけたアラームで目が覚めた。

しかし何度時間を知らされても布団から起きたくない。嫌な予感がした。

出発に間に合うぎりぎりの時間に鳴ったアラームで、やっと起床した。

その瞬間から、自分、相手方、今日という日、全方向に効くような強力な言い訳を探していた。

昨日のうちに服も決め、用意する書類も行く場所も把握して、イメージトレーニング(妄想)もして覚悟を決めていたはずだったのに、行きたくなかった。

 

 酔った私は、さみしい、不安だ、さみしいと言い続けていた。

終電に乗らずに

あたたかい布団でいつの間にか寝た。