前田の備忘録

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「旗を立てて生きる」

 

 

 

あらすじ

 

お金のために働く先に明るい未来は感じられないけれど、
問題解決のために働くのはたのしい。
社会の課題を見つけたら、
ブログやツイッターを駆使して、
自分で旗を立てろ!
新しい仕事はそこからはじまる。
不況や低収入はあたりまえ。
デフレネイティブな世代から生まれた、
世界をポジティブな方向に変化させる
働き方・生き方のシフト宣言!

「これからの時代の働き方」があるとするのなら、それは「問題意識をもって働くこと」です。
「自分が本来負うべきではない責任」を、自ら引き取るような働き方ともいえるでしょう。
「自分が本来負うべきではない責任」を引き取る人たちが数十万人単位で増え、ゲリラ的に活動していけば
世の中は間違いなく良くなっていくはずです。
今は何より、「これはおかしい! 」と「旗を立てる」人が少なすぎるのです
(Amazon内容より)

 

 


ソーシャルメディアが普及し、

 

 

 

かつてのように会社に入り人生の3分の2をそこで過ごし、引退して年金生活で一生を終えるような誰もが昔迎えたスタイルは、終焉を迎えつつある。というより方向転換しつつある。

 

 

 

それはまた不況時代に登場したという背景もある。

 

 

 

これからの時代は、旗を立てて生きる。

 

 

 

自ら発信して、自立的に生きていかなければならない。

 

 

 

不況と超少子高齢化を迎え

 

 

 

僕たちがおじいさんになる頃には、年金はすでにあてにならなくなり、そうであるならば死ぬまで働かなければならないだろう。

 

 

 

SNSの登場により誰とでも繋がれるようになり、自分のやりたいことでお金を稼げるようになった。

 

 

 

 

今では会社ではない団体がプロジェクトを完遂するために「NPO」を立ち上げたり、「ブログ」を使って自らを発信している人がたくさんいる。

 

 

 

大きな会社から小さなたくさんのコミュニティへ

 

 

 

年功序列の縦のつながりからコミュニティの横のつながりへ

 

 

 

日々日本の流れは変わりつつある。

 

 

 

そこで、これからの肝心な働き方に関して著者は、重きを置いている。

 

 

 

「問題意識というコンパスを持つ」

 

 

 

ということ。

 

 


著者はある経験談である人に「君は何のために働いているのか?」と尋ねたところ

 

 

 

その人は「スキルを伸ばすため」と答えたそうです。

 

 

 

確かに、スキルを伸ばすためは良い理由かもしれないが、問題意識ではない。

 

 

 

スキルを伸ばすためだけでは、今後何をしていけばいいか途方に暮れてしまう可能性がある。

 

 

 

私たちは何でも何かに対して問題意識を向けないと、そこで虚無感に襲われて、目的を失い、やりがいを感じなくなってしまう。

 

 

 

バイトを例に出せば、働く理由がお金であるためとなると、時間ばかり気にしてしまう上に、更に仕事に自分を見出せなくなる。

 

 

 

しかし、(バイトだと僕はこんな気持ちにはならないが)会社が不利益なため売上げに貢献したい(問題意識)とう気持ちを胸に、自らプロジェクトを立てたり自主的な活動をすれば、それは立派な問題意識であり、働くことに精が出る。

 

 

 

問題意識を見つけることによって人は初めて継続して努力を尽くすことができる。

 

 

 

そのため、会社に入っても会社の目指すべきことと、自分の目指すべきことが一致しなければ、面白みや楽しさをその環境で見出すことはできない。

 

 

 

せっかくの人生の3分の2を楽しくなく過ごすのはあまりにもったいないと思います。

 

 

 

正直、この本を読むまでNPOとか興味なかったけど(ボランティアには参加してましたが、NPOという視野が狭かったです)、

 

 

 

本著で紹介されているサイトを見ていると、自分が知らないソーシャルメディアのたくさんの発見を得ることができました。

 

 

 

これから更にソーシャルメディアの力は拡大しつつあります。

 

 

 

自ら発信していく時代に、私たちは社会に何を貢献することができるか。

 

 

 

日々反芻して常に発信し生きていく必要があるのではないでしょうか。