KちゃんNEWS 2015年7月14日
こんばんはーNEWSの小山慶一郎です。
7月も中旬に入ってもう夏本番というところでございますが、ゲストはこの方、夏男(なつお)シゲちゃん!
「どうも。あんま夏のイメージないと思うんスけどねぇ」どうも〜あっははないねぇ〜ないねしげちゃんね〜
「夏どうするんですか?小山さんは」僕やっぱほれいつもね、BBQやったり、う〜ん
「そんな余裕あるんですか?」いやでも今年はちょっとまたないかもしれないわぁ〜
「ねぇ!」う〜ん「今年の夏また忙しくなるかもしれないし」
シゲっちは何すんの?夏、シゲっち夏なにしてんの?「おれもうマグロ。だマグロマグロ」マグロきた?「マグロマグロきた」
マグロどこで釣るんかい?「相模湾よ。もう入って来たからさ。」来たぁ「明日も行くよ」明日も行く?「明日も行く」
いつかカジキを、釣ってくんないかね。「カジキはやっぱちょっとねぇ」
あのデッッカイやつだよ。もだって松方弘樹さんみたいな感じのさ「カジキはやっぱ無理よまだ」
船の後ろにあの〜イスを構えてだね「いや、あれはやっぱりね船で釣る〜しぃお金もかかる。あれじゃないのよ。こう…」
なん…今携帯でなんか見してくれんのそれ…うわやべっ!!「それでたぶん30kg…」
おっきいわぁ「そうやって写真撮りたいのよ。あの…縦に持ってね?」
なんでさぁ、みんなこの〜釣りをした人たちはさぁその魚を持って写真を撮るんだね「これぐらいのサイズ!っていう…ことじゃない?」
フフフフ笑それ〜を、がなの?一番あのサイズ、感を見せたいのが重視なの「ま、あとぉ基本的にはぁあの〜情報を共有するからぁ『こんなん釣れました』っていう時に魚だけじゃなくて一緒に撮ったりするし、まぁ、自慢もあるよ。自慢自慢」
まあそうだよね、そこだよね「これだって、今年最初に獲ったマグロだったから今見せた写真はねこの人は」
あぁそうなんだ「うん、これは自慢でしょう」
マグロは挑戦は初めてなの?「五年、目。四年目」
で一回さぁ、わかんないなんか今までの魚とはぜっったいてきに違うっていう感覚で引っ張られたことあるの?
「もう、マグロって100mで獲ってるからね(?)かかった瞬間に」100mなに?
「走るの。ビューって100m先まで」えぇ!伸びるんだ?
「のビュー伸びるっていうかまぁ糸が出るのよビューって。」それは「だからもう動けないのよその間は」いやいやいや「止まらないってっぃぅ。止まったら巻くってぃぅ。止まらない〜ってぃぅ」
その経験は今まであんの?「ある。」
あるんだ!「出てビュ〜〜〜『あっ!マグロかかっちゃった(裏声)』手が震えたままパチンてなちゃった」
あ〜あるんだでも「うん。興奮したぁでも」
震える?「震えた。」う〜わぁ〜
「だか…やっぱその年々経験値が上がって、それ初マグロだった油断してたわけよ。『どうせ釣れないだろうな』と。そこぉ、ダメよね」
キタ(吐息)いつでもやっぱマグロがかかってくるような意気込みで「て思ってないとダメだなって今年学びましたんで」じゃあちょっと中とろ、待ってるわ
「んまぁあんま、食べるとおい普通のマグロの方が美味しいよ。もちろん」
あそういうもんなの「うん」
とにかく釣りたいんだそいつを「そっ」
じゃちょっとそれをね?一つね?「オケ」
オケ笑じゃあNEWSで一曲行きましょうね?「オケ」
チュムチュム 〜♪〜♪〜♪〜♪〜
「初期衝動と熱量」
「一番最初にどう思ったか」
「初期衝動と熱量だ」
どんなものも好きになったときはやっぱ一番燃え上がってるし、続けていくと気持ちってだんだん萎えていくんですよ。
やりがいもなかったり苦しいことがやっぱり絶対にあるから。壁にぶつかってしまうし。
それは例えばどんな好きなものを見つけても絶対にあるはずなんですよね。苦しまないで逆にうまくいく人っていうのは一握りなので。
その最初にやりたいって思った気持ちをどうやって維持するかとか思い出すかっていうことが僕はいつも自分で心がけてることなんですけど。
なので、ほんとに消え失せちゃったらね気持ちが、もう帰ってこないけど。もう一度頑張ろうって少しも思えるんだったら、辛くても我慢して今は続けたほうが良い時も、あるし。それで例えば体調壊したり体壊したり心壊したりしちゃうんだったらもうスパッとやめて、新しい出会いを探すっていう選択肢もあると思います。
(らじらー!サタデー 2015年7月18日)
傘を持たない蟻たちは
三作目「Burn. -バーン-」を読み終えた後、芥川賞を受賞したピース又吉直樹の「火花」を読んで、加藤シゲアキ作品四作目の「傘を持たない蟻たちは」を読んだ。
私は六つの短編の中で「恋愛小説(仮)」と「にべもなく、よるべもなく」が好きになった。
様々な媒体で初出していたものを、今回一つにまとめ、「にべもなく、よるべもなく」を書き下ろしたらしい。
一つひとつに違う色が出ていて『すごいな』と思った。三作続けて長編の物語を読んでいたから、一編読み終えて次を読むときに『あぁ、違う話になるのか…』と頭を切り替えるのに時間がかかってしまった。
ぞっとするものも、ファンタジーなものも、なんだかすっきりしないものもあった。
作品が良いとか悪いとか、難しいことは私にはわからないけれど、これらの作品を“あの”加藤シゲアキが書いていると思うと『すごい』と思わざるを得ない。
アイドルだと思ってたし、今も変わらずアイドルなのだけれど、同時に作家でもあるんだなというのをはっきりと見せつけられた気がした。ただただ尊敬する。
そして何より、小説を読むことは好きだけれど、最近きっかけもなく、しばらく本を読んでいなかった私に、また本を手に取る機会を与えてくれたことにとても感謝している。
私は、小説を読むときに文字を目で追いながらそれを頭で映像化して、自分の中でどんどんその世界にのめり込んでいくことが、その過程と感覚が好きだから。またそのワクワクを味わえたことが嬉しかった。
Burn. -バーン-
読み終えました。三作目「Burn. -バーン-」
自分でもびっくりするくらい、本を読むことに、いや、加藤シゲアキの作品を読むことにハマっている。
今回はもっともっと面白かった。
登場人物のキャラクターがしっかりしていて、レイジも徳さんもローズも、みんな愛すべき人たちだった。
確か今回は、すべてがレイジの視点で書かれていたように思う。
「ピンクとグレー」も「閃光スクランブル」も、複数の視点から物語を見ていくことで、まるでパズルのピースをはめていくように事実が明らかになっていく。というような構成だった気がする。しかし、今回はレイジの記憶を辿る形で物語を紐解いていった。
前半に出てくる唐突な出来事が、後半で綺麗に回収されていき、とても心地よかった。
そして何より、登場人物が本当に素敵だ。とても魅力的だと思う。
不思議な魅力をもっていて、マジックが得意で、人を喜ばせるのが好きで、汗臭い徳さん。
母親のような優しさを持ち、人の心を掴むのがうまくて、きつい香水の匂いのするローズ。
話し方も、ところどころで描かれる仕草も、イメージしやすくて、小さなレイジと徳さんとローズのシーンに私も参加しているかのように入り込めた。
始まりが終わりで、終わりが始まりなラストも好き。
シゲってやっぱりすごいなぁ、と改めて思いましたとさ。
閃光スクランブル
ハイペース。
私は夢中で、小説を読んでいる。
昨日の「ピンクとグレー」に続き、今日「閃光スクランブル」を読み終えた。
ハッピーエンドだった。前作の結末が頭をよぎり、何度か悲しい結末を思い浮かべた。
読みやすかった。
出来事の一つ一つがすんなりと頭に入ってきて、途中でページを戻ること無く終わりを迎えた。それは始まりから感じていた。
同じ出来事を複数の視点から見ることで、まるでパズルのように景色が見えてくる。
そんな表現が好きなのかもしれないと思った。
私は本を読むのが好きだ。小説を読むのが好きだ。
今までも読み始めるとその世界にどっぷりとハマって、まるでその世界の住人になったかのように空想し、登場人物に想いを馳せてきた。しかし。
今までどんなに好きな作品に出会っても、その作品の作者に興味を持ったことはなかった。同じ作者の作品を読んでみようと思っても、その作者がどんな人物なのか気になったことはなかった。
でもその作家が「加藤シゲアキ」となると話は変わる。
私にとって彼は、小説家である前にアイドルだから。
コンサートでのキラキラ輝く姿、バラエティ番組での姿、雑誌での発言など、アイドル加藤シゲアキがアイドルとして見せている姿を、私は私の目で見て、感じ、組み立てていた。
そんな彼が、小説を書いた。
物語に引き付けられるほどに、小説家・加藤シゲアキがどんどん気になっていった。
一体彼の頭の中はどうなっているのだろう?
この物語はどのようにして紡がれていったのだろう?
作品の面白さと、加藤シゲアキという人間への興味が裏に表にひっくり返りながら私の中で大きくなっている。
ここ最近の、私のNEWSに対する興味、あるいは熱量は、アイドル小説家である加藤シゲアキによってさらなる盛り上がりを見せている。
私はこの勢いに身を任せ、3作目である「Burn.-バーン-」の表紙に手をかける。
ピンクとグレー
先日、加藤シゲアキさんの作品をまとめて4冊購入した。
そして今日、処女作である「ピンクとグレー」を一気に読んだ。
私は小説を読むのが大好きで、その世界観に浸るのが好きで、読んでいる小説が終わりに近づくと「いやだ、この世界から出たくない!」と急に読む速さが遅くなってしまう。ひどい時には読むことを休んでしまう。(結局は気になって読んでしまうのだけれど)
けれどこの作品は、時間を行ったり来たりしながら少しづつその世界へと足を踏み入れていくような形で、最後にはその世界の取り巻きとして出来事を追っていくのではなく、まるで主人公と同化したかのように物語を受け入れる。
そうすることで、心のどこかに浮かんでくるラストシーン。
それに対して読んでいる自分自身の評価を下す余地もなく、主人公として物語を歩き続けた。
終わりは、私が名残惜しさに表紙を閉じる間も無くおとずれた。
しばらく、本は閉じなかった。
最後のページを開いたまま、私の体は主人公から剥がれていき、しかし思考は小説の世界と現実世界を行ったり来たりしていた。
今まで見てきた出来事を反芻しながら、私はきっと、彼らをみてきた取り巻きの一人として、物語をふりかえろうとしていた。
ラストシーンは、予想していたものに似ていた。
それだけ私が、主人公に寄生できていたということだろうか?
うまく消化しきれないまま、しかしこの静かなる興奮を本人に伝えたくて、SORASHIGE BOOKにメールを送った。感想ではない。感想はまだ浮かばなかった。
本当にただただ、興奮を、静かな、しかし大きな胸の揺さぶりを感じながら、ダンとも言えない言葉をぶつけた。
そして今、多少の時間の経過とともに、少しづつ、自分の頭の整理をしている。
もう少し取り巻きとして彼らの思い出に浸りたい気持ちと、加藤シゲアキ作品の2作目を早く読みたいという気持ちの狭間で、これを書き終える。
七夕の日に
2015年7月7日 火曜日
七夕である今日この日に、NEWSのファンクラブの申し込みをした。
ついに、足を踏み入れてしまった。
嵐ファンとして5年ほどのジャニオタ人生を歩んできた私が、ついに「掛け持ち」となった瞬間だった。
振り返ると、NEWSファンへのカウントダウンは、NEWSが4人として初めてのシングル「チャンカパーナ」を発売した時から始まっていたのかもしれない。
“嵐”門からジャニーズの世界に入り込んだ私は、twitterを通して様々なグループのファンのつぶやきに触れていた。そこで、『山Pが居たNEWSが4人になってしまって初めてのシングルを出すらしい』ということを知る。私は、「チャンカパーナ」を買うことにした。『頑張って欲しい。応援のつもりで。』そんな気持ちだったと思う。
どうしてそう思ったのか、詳しいことは覚えていない。
『メンバーが脱退してしまうなんて、かわいそう。』
そんな同情の気持ちだったのかもしれない。
ジャニーズという世界には、たくさんの素敵なアイドルたちがいて、それぞれがそれぞれのファンを幸せにしていて、ファンはCDを買ったり、ファンクラブに入ったりすることでアイドルたちを「応援」するシステムがあるということはわかっていたんだと思う。だから、新しい始まりが少しでも勢いあるものになるように、CDを買った。
もしかしたら。
嵐が嵐としてすっかり人気者になってしまってからファンになった私には、twitterで見る「売れてない」時代のエピソードを語るファンが羨ましくて、「新生NEWS」の存在を「スタートから見ているグループ」にしたかったのかもしれない。
そこらへんのことを確認したくて、当時のつぶやきを見てみたけれど、『みんながチャンカパーナっていうから気になって聴いてみたらハマっちゃった!実はチャンぱかーナだと思ってたけど☆』みたいなことしか書かれていなかった。でもなんとなく、『NEWSが気になっていることは秘密にしておこう。私は嵐ファンなのだから。』みたいな思いがあったような気がする。
ここから辿っていこうと思ってたけど、もう今日が終わってしましそうなのでここまで。
シゲさんゲストのKちゃんNEWS待機!