ケニア日記

ケニアのNGOでのインターン記を綴っていたブログ。今は電器メーカーの財務で働いてます。

楽天カフェ行ってきた

楽天カフェに行ってきた。楽天カフェとは楽天が渋谷にオープンしたリアル店舗で、楽天市場の人気スイーツなどをカフェで提供している。ドリンクも楽天市場のものという徹底ぶりで、コーヒー紅茶は楽天カードを使えば半額になる。また、店内には無料Wi-Fiがとんでおりコンセントもソファ以外のカウンター席なら完備、さらに席にkoboが置いてあるという非常に便利で楽天づくしのカフェだ。

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メニューの写真だけ。Englishメニューで外国人に優しい。店内の写真は人がいて撮影するのが憚られたので興味がある人はググって欲しい。外観は楽天のロゴがダサいが、内観は佐藤可士和監修というだけあって普通にオシャレだ。


感想だが、カフェとしては最高レベルだ。僕がカフェに求めるの条件はWi-Fiとコンセントの二つなので、この二つを備えている点は非常に評価が高い。スタバのWi-Fiは事前登録が必要で接続が面倒だったりするのだが、パスワードもなしにスムーズに楽天Wi-Fiは利用できるので素晴らしい。コーヒーもスタバのたいして美味しくないコーヒーとクオリティにそこまで差はない。むしろ楽天カードを使えば(僕は持っていないが)ドトール未満の値段になることを考えれば素晴らしい。フードに感してはとにかく割高なので、まあどうしてもたべたい人は食べればいいだろう。

というわけでカフェとしては本当にクオリティが高い。楽天ももちろんカフェとして採算取ろうしているというよりは、楽天カードを作らせたり、koboに興味を持ってもらって楽天の顧客になってもらうことに狙いがあるはずなので、カフェとして見れば割安だ。できれば多店舗展開して欲しいところだが、とりあえず渋谷でPC広げて作業する人なら覚えておいて損はないだろう。

しかしながら、カフェとしては本当に素晴らしいし、内観もオシャレにも関わらず、あのダサいロゴと楽天カフェという名前でなんだか微妙な感じがしてしまうあたりに楽天のブランド価値の低さを感じる。繰り返すが本当にいいカフェだったよ。むしろ楽天というネガティブイメージのおかげでスタバでMBA広げてFacebook見てるだけの層にバリアを張っているとさえ言える。

moneytree

水曜日はノー残業デーで、早めに帰宅して暇なので更新してみる。

最近キャッシュレス生活になっている。通勤は定期なのでSUICAをかざすだけだ。仮に交通費がかかろうもオートチャージなので勝手に補充される。ちょっとチャージしないといけないから先行ってて、みたいな自体にはもう何年も遭遇したことがない。最近友達がオートチャージ便利だねとか言い出して、意外と導入していない人が多いようなので、皆様早く導入しましょう。

会社に行くと社食、社内のコンビニ、自販機などは全て社員証のEdyで決済するので現金は使わない。惜しむらくは社員証edyオートチャージ機能がないことで、いちいちコンビニなどでチャージせねばならずここで現金を使ったりする。

帰りに近所のコンビニよって、SUICAでお買い物だと全く現金を使わずに1日を終えることになる。牛丼屋やラーメン屋にでも行けば使ってしまうがそれでも1日千円未満なので、なかなか現金を使わない。

そしてここからが本題なのだが、Moneytreeというアプリがあってこれが超便利なのだ。情強な皆様におかれましては既にこの類のアプリを使用されていて紹介するのも恥ずかしいが、一応簡単に説明するとスマホで全ての銀行口座とカードの支払い状況が見れるというものだ。
例えばSMBCならSMBCダイレクトというオンライン上で明細や残高見れるサービスがあるが、ああいうオンライン上で明細などを見るサービスのアカウントさえ持っていれば、一度その情報をアプリに入れれば次から面倒なパスワード入力などなしで、全ての情報が一目でわかる。クレジットの引き落とし日まで教えてくれるのでどのタイミングでお金が必要になるか分かるし、クレジットの明細も簡単に見れるので、クレジットで決済していれば何にどれだけお金を使ったか分かる。

というわけで非常におすすめなので是非使ってみてください。早く現金がこの世から消えますように。

AKBの事件に思うこと

AKBのメンバーが握手会で暴行を受ける事件があった。詳細については様々なメディアで報道されているので省くが、これを気に鬼の首を取ったようにアイドルオタやAKB商法を批判してる奴らがいるがあまりに非論理的でうんざりする。

ほれみたことか、やっぱりアイドルオタなんて危険な奴らだという主張があるが、AKBのCDは二千万枚以上売れており、握手会の述べ動員数は1000万人を超えるだろう。参加者ベースで見ても、10万人はいると思われるが、それでも1/10万の確率であり、むしろ年間傷害事件数と比較すれば少ないと言える。たとえそれがアイドルとの握手であれ、人生に楽しみがある人は犯罪には走りにくいと言える。

これでアイドルオタを批判してる奴らは自分が嫌いなものに対して感情が先行する非論理的なアホとしか言えない。嫌悪感を抱くのは自由だし、私が気持ち悪いと思うからから嫌いだと言う無敵の論理をかざすのも自由だが、アイドル好きは危険と一般化するのはあまりに飛躍がある。

運営のセキュリティなどを批判するのはある程度筋が通っているし、このような事件が起こった以上対策を講じるべきだとはもちろん思う。しかしながらこれも今まで一件もなかったことを考えれば、それがセキュリティが万全だったからとは一概には言えないまでも、それでもやはりそれなりにケアしてたと言えるだろう。
仮に金属探知機で検索しようとも、美空ひばりのように瓶に入った塩酸をかけられればそれは防ぎ難いし、極端な話素手で殴りかかってくるのを止めるのは無理だ。

このてのテロははっきり言って対策して防ぐのは困難だし、仮にAKBが万全の対策をしたら今度は犯人は小学校などを襲うかもしれない。繰り返すが、もちろん運営にはまだセキュリティをより強固にするなどの改善のしようがあるが少なくとも現時点でずさんと言い切るのは厳しすぎるし、結局アイドル的なものが嫌いな人が何とかして嫌いなものを叩こうとするイジメの構図にしか思えない。問題の本質はアイドルでもないし握手会でもないだろう。女の子が怪我をしたというのにあまりに心ないことを言う人がいて絶望している次第である。

吉祥寺とユザワヤと京王

今日は吉祥寺に髪を切りに行ってきた。大学1年生の頃から5年位通っている美容院であり、社会人になって仕事終わりに通えるところに変えようと思ったがなかなか踏み切れず今日も行ってきた次第だ。

住みたい街No.1などと言われる吉祥寺であるが、あんなもの埼玉県民か八王子民あたりに聞いたランキングとしか思えず、はっきり言って都心から遠いし、学生とフリーターがウヨウヨいるだけだし、個人的には全然好きでもないし住みたくもないが、美容院があるおかげでずっと通い続けている街である。

そんな吉祥寺に新しく駅ビルがオープンした。キラリナという名前で、何と無くヒカリエを意識しているかのようなネーミングだが、まあ微妙な商業施設だった。

思うのだが、やはり東急は素晴らしいグループだ。東横線などは沿線にいい町が並び、商業施設などを併設する不動産事業とともに発展してきたというのが東急の歴史だ。これは何も京王も変わらず、だいたい他の鉄道会社も同じなのだが、東急は特に百貨店やリゾート開発に長けており、豪華な施設に関してはやはり分があると思う。東京の主要な街に東急百貨店があるのに対して、京王百貨店が大した勢力を誇っていないことからも明らかだろう。

そんな東急に対抗すべく京王が作ったキラリナだが、何が微妙って上の方にユザワヤが入っている。そう、吉祥寺民にはお馴染みのあのユザワヤだ。いくらオシャレな商業施設を作ろうと、エレベーターに乗った瞬間7F8Fユザワヤというあの四文字を見た瞬間なんとも言えないダサさがこみ上げてくるのだ。何もユザワヤが悪いのではなく、あれはあれで使う人にとってはいい店だと思うのだが、やはりオシャレな駅ビルとは雰囲気が相入れないのだ。

ユザワヤはキラリナを作る改装工事に入る前から吉祥寺の駅ビルに入っており、改装中は公園口のマルイに移動していた。それが今回キラリナ完成とともに凱旋してきた感じだ。これを追い出せないあたりに京王の限界を感じざるを得ない。

元々吉祥寺は計画的に開発された街ではなく、中道通あたりにポツポツといい店があるのが良かったのだが、アトレ、コピスと資本を突っ込んだ施設が作られてドンドン微妙になっていく。開発するなら街全体で計画的にやらないと微妙になるのに、そこに中途半端な駅ビルができてまた微妙になったなという感じだ。まあ行かないから別にいいんだけどね。

ITリテラシーが低い弊害

GWにアナと雪の女王を見てきた。会社的にはスパイダーマンを見たいのはやまやまだが、競合分析のためにあえてアナと雪の女王にした。決してスパイダーマンに興味がないわけではない。

TOHOシネマに行ったのだが、あまりの人出に驚いた。僕は映画館に映画を見に行く時は必ずネットで席まで取って、クレジットで決済して行く。そうしなければいい席が取れないし、だいたい当日行ってからだと席が空いているかも上映時間も分からない。まして人と行くならなおさらそんな行き当たりばったりなことは出来ない。

そんなわけで今回も予約して行ったのだが、案の定満席で驚いた。しかし何に驚いたって、自動発券機が混雑しているのだ。列に並んで他の人を観察していたのだが、どうやら僕のように事前予約して発券だけという人は手際が良いのだが、そこで今からチケットを買って、もたもたと現金で支払っている人がいるので時間がかかっているのだ!

いったい彼らは何を考えているのだろうか?当日たまたま映画館の近くを歩いていて急に映画を見たくなったのだろうか?

当然だが、すぐの会は満席で買えないので数時間後の回のチケットを買うことになる。彼らはそれまで何をするのだろう、一度家に帰るのか?それですら予約でいい席は埋まっており、ちょっと微妙な席になるだろう。

思うのだが彼らは映画館のチケットを買うという高校生でも知っている程度のITリテラシーが欠けているために、わざわざ映画館まで赴かなくてはならず、その上時間も後の微妙な席で見るというハメになっている。それだけならまだしも、彼らが発券機でもたつくために他の事前予約した人まで待ち時間が増え、映画館が混雑するという弊害が生まれている。

結論としては次の2点に要約できるだろう。
リテラシーの低い人は本人は気づいていないのかもしれないが損害を蒙っている。
・そうした人のせいでリテラシーの高い人も損害を蒙っている。

過疎っている映画なら問題なかろうが、今回のケースなら顕著である。これは何も映画に限らず様々な分野に言えることで、例えば役所や駅なども多くは電子化してオンラインで済ませることで双方のコストを削減できることが多いにも関わらず、そうした知識のない人を相手にするために人が雇われ、コストが増え、そのコストは消費者が負担させられるわけである。誰も得しない。もはやITリテラシーが低いということは罪だろう。例えて言うなら、シートベルトをしない運転手が事故で死ぬことで自動車事故の死亡率が上がり、自動車保険の価格が引き上げられ、善良なドライバーが彼らの保険料まで負担しているのと同じ構図だ。

というわけで、ITリテラシーが低い人は自分が困るだけで人に迷惑かけてないしいいでしょと思うのではなく、まずは自分が社会のコストになっていると自覚していただいた上で、それを改善しようとするなり、開き直るなりしてもらいたいと思った次第である。

銀座は元気だな

大田区に住んで、日々満員電車に揺られる暮らしをしていると自分が東京に住んでいることを忘れ、アベノミクスの恩恵はどこえやらと錯覚してしまうが、久しぶりに銀座、丸の内あたりに来たらすごく楽しい。街に活気がある。

今回は初任給で色んなものを買うために銀座にやって来たのだが、まずはテレビを見ようと思って有楽町のビックカメラに行った。
そこで驚いたのが、パナソニックフェアとかいうのをやっていて、パナの商品を一万円以上買ったら抽選で何か当たるとかいうフェアというものだった。パナソニックの業績の良さを感じた。業績悪いと販促費は削られるのが定番なので、ソニーなんて当然そんなセールはやっていなかった。おそらく最近好調なパナが、増税後の反動による消費減を少しでも食い止めようと販促に予算を突っ込んでいると思われる。

また、始めてまともに家電屋さんでテレビをチェックしたのだが、その品揃えの悪さに驚いた。売り場の構成が4kなどの最新の高価な製品が並べられ、その横に少しスタンダードなものがあるという風になっているのだが、欲しいと思える価格帯の製品がとにかく少ない。
思うのだが、例えばテレビというのはとにかく場所を取るので、有楽町の一等地で売るのは限界がある。ビックカメラの各売り場(テレビコーナー、パソコンコーナーなどの)の面積あたり利益率などのデータがあれば是非見たいのだが、テレビは利益率は決して良くないのに場所を取るかなりやっかいな製品だと思われる。
また、総合家電量販店というビジネスモデルが明らかに限界が来ている。昔ならビックカメラ以外に選択肢がなかったので、一つの店舗に商品を網羅することにも意味があったが、今は品揃えという観点ではどうがんばってもネットに勝てない。リアル店舗は面積あたりの利益率高い製品や、説明が必要な製品、ライブ体験が相当に重要な製品に重点を絞るべきだろう。もはやビックカメラAmazonに勝てないというのはいまさら僕が言うまでもないことだが、対象商品さえ絞り込んでリアル店舗ならではの付加価値出して戦えるフィールド選べば駆逐されるということもないだろう。だが今の総合家電というのは明らかにきついし、消費者にとっても実は不便だ。

例えば今回僕はテレビを見に行ったがネットと比較してテレビの品揃えの悪さに絶望したし、店員も対した商品知識を持ち合わせているようにも思えなかったし、非常に残念だった。


しかし銀座は楽しいなー早く銀座の寿司をファストフード感覚で食べられる身分になりたいわ

新聞屋が来た!

さっき(午後9時過ぎ)インターフォンがなって、引越しの挨拶が来た。今の時代に律儀な人だなーと思って玄関を開けると、挨拶にと洗剤を渡され、今時こんな人もいるのだなと驚いた。近くで新聞配達やってて、配達所に余ってたの持って来たんですといってビール(金麦だが)1ケースくれて、さらにお米もくれた。え、マジでと思ってたらそこから新聞の売り込みが始まった。

僕が以前新聞のセールスを受けた時は、一月分くらいの商品つけるので契約してもらえませんかというスタイルだったが、これは引越しの挨拶と称して先に商品を押し付けて、その後で契約させるという斬新なスタイルだったのだ!

正直新聞取る気なかったが、日経ありますかと聞くとあるというので、まあ三ヶ月くらいならいいかなと思って契約することにした。

そして契約書書いた後で、じゃあ読売をよろしくお願いしますとか言われて、え?ってなって、日経じゃないの?と、聞くと、いや、最初の三ヶ月です。そのあとはなんでも大丈夫です。読売も経済面6ページありますよと言われた。

三ヶ月の後は大丈夫ですって、それただ新しく契約し直すだけじゃないか!危ない危ない。このお兄さんは油断も隙も無いないな。

もちろんお米なども返却したが、洗剤二つだけは引越しの挨拶だからとくれた。いい人だ。

ところでこのお兄さんは沖縄っぽい訛りがあって、爽やかで、僕は騙されそうになったにも関わらず最後まで悪い印象は抱かなかった。なかなか素晴らしい営業マンを育てているものだと読売の代理店に感心したが、どうせなら可愛い女の子にしてマッチ売りの少女的な感じで売ればもう少し成約率上がるのではないかと思う。まあ僕は新聞よりマッチの方が欲しいけどね。