1014 夏の話

 

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

大学生とは忙しいもので、学校の中でも特に忙しい学科に進学したわたしはとにかく日々を生きるのが精一杯、という感じです。

高校生の時と比べて、心が空っぽで何もできないという状態ではないけれど。

 

健康で文化的な最低限度の生活を営みたいものです……。

 

少し遅すぎるかしら?という気もしますが、今年の夏の出来事をぽつぽつと書いていきたいです。

 

 

 

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 8月のはじめは、いろいろな方にお誕生日を祝っていただきました。

これはヒルトンホテルのマリーアントワネットビュッフェです。マリーアントワネットをモチーフにしたものは何でも好きだけれど、この空間はキラキラしすぎて落ち着かなかった……。

わたしが好きなのは、耽美です。

 

 

今年のお誕生日はなんとなく、お化粧品をいただくことが多かった気がします。女子大生、って感じがするね。

 

 

 

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ずっと行きたかった、Andartという喫茶店にも足を運びました。

海、宇宙、鉱物がモチーフとなった空間はとても静かで、久しぶりに会った友人とお話できる時間はどうしようもなく愛おしかった。

 

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お兄さんの作ってくれたソーダ水は甘くて冷たくて、すごく綺麗でした。

 

 

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椿山荘のアフタヌーンティー。

行こう行こうと思って行けずにいたところにお声をかけていただいて、ようやく。

栗のスコーンがすごく美味しくて、こういうところに秋を感じられるのが嬉しい。

 

ピンク色のドイツワインがすごく飲みやすくて、たくさんいただいてから来たからすこしだけ眠たかったのです。

 

 

大好きなお兄ちゃんに会ったの。

 

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煙草を吸って煙に包まれる横顔がすごく綺麗で、近くにいるのに触れられないな、と思った。この人と同じ魂を分け合えたのなら、喜んで死を選ぶかもしれない。

 

久しぶりに嶽本野ばらの小説を読んでいます。わたしの知らない彼と彼女の話は、すごく遠いようできっとすぐそこだ。

死を望んだことのある者たちだけにしか共有できない感覚はやっぱりどこかにあるのだろう。

見つけようとは思わない。

 

 

 

せっかく汚れたのだから、誰にも触れられな世界くらい作らないとね。意味がなくなってしまうから。

 

雨の降る日が続きます。雨の日には必ず聴くドビュッシーの旋律は今日もわたしの憂鬱の色を濃くしているようです。

あなたの週末の憂鬱が、より一層貴方を彩ることを祈ります。

 

 

0721 夏

 

彼は煙草を吸っていた。もうすぐそこまできている夏の、むせてしまいそうなほどの濃いにおいを掻き消すように、彼の口から出るけむりはわたしを包んだ。

 

「君は吸わないの」
微笑む彼の本心はいつも見えない。陽炎のようにゆらゆらとして見えるのは、白いけむりに隠されているからだろうか。見たいとも思わない。蝕まれて行く彼を、美しいとさえ感じてしまう。

 

彼は優しかった。その優しさが怖かった。時々見せる、空を睨むような顔を、わたしは知っていた。
「君はこんなの吸わなくていいよ」
無垢なわたしを好きだと言った彼は、わたしがどれほど穢れているか、知らなかったわけではないだろう。彼の優しさは、そういう優しさだった。

 

夏の夜、時々思い出してしまうのだ。

 

彼は煙草を吸っていた。

0619 あまい

 

レモネードは苦手だけれど、夏限定のラズベリー入りは大好き。いちごのウーピーパイと一緒にいただきましょう。

 

女子大生だからSNSに載せるために食べるのはラーメンだよ。ほんとは甘いものしか食べたくないなんてことは…秘密にしていてね。

 

 

いちばん好きなマカロンは、いろいろ試したけれどやっぱりPIERRE HERMÉのフランボワーズで、この夏のお気に入りはmon Leireのアイスクリーム。西村フルーツパーラーのパフェは遠い昔の思い出の味。

愛しているなんて嘘よ、だってわたし、JEAN-PAUL HÉVINと恋に落ちるんだもの!

 

 

 

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甘い午後は、ベッドの上で微睡みながら貴方を思いましょう。ラングドシャの甘美な毒に誘われて、このまま溶けていきたかった。

 

 

 

0618 heaven

 

昨日は、大好きなお兄さまと表参道でデートしてきました。

 

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ヴィヴィアンの似合う、王子様みたいな人が「執事になりたい」と言っているの、可笑しいでしょう。きっと世界で一番高貴で美しい執事になるのでしょうね。

変わらず奇麗でいてください。

 

 また色んな場所に行きましょう。フルーツパフェとケーキ、かき氷もね。素敵でしょ。

 

 

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5月の終わりに行った、宝塚ホテルのアフタヌーンティー。甘いものがやっぱり好きだけれど、サンドイッチが一番美味しかったな。

この季節の武庫川の流れは本当に穏やかで、夕方になると水面がきらきらしてて、泣きそうになっちゃった。東京じゃなくてもこんなに美しい景色は見られるのね。

 

大好きな人にも会えたよ。

 

 

 

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ミルクも竹久夢二も、きっとずっと可愛い。赤を着て笑う女の子でいたいの、ずっと。

きっとわたしの髪の毛は黒いままよ。

 

 

0509 キスの話

 

ブログを開設しました。好きな女の子に、始めてみなよって言われたから。動機はいつも単純。

ブログを書くのは久しぶりで、Twitterの140文字に慣れてしまったわたしには慣れるまで少し時間がかかりそう。Tumblrに投稿するのはいつも、常世の闇のようなものばかりだし…。

日々のきらきらを少しずつ綴っていけば、いつか目にする今はもっと輝くのでしょうか。

 

 

今日は、好きな女の子と自由が丘でお茶をしてきました。

 

 

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セイロン・ウバのシブーストと、スウィートドリームスという名前の紅茶。ジンジャーの香りがすっきりとしていて、甘いケーキとよく合っていたの。

 

その子はお人形のように白くて細くて愛らしくて、本当に脆くて壊れやすそう。小さな身体で色んなことを背負って、考えているんだと思った。もっと知りたいな、大好き。

 

暗い過去はお砂糖と一緒に紅茶に溶かして、かわいいワンピースでマカロンを食べながらにこにこしていましょうね。

 

 

それからね、今日は初めて女の子とキスをしたの。ひみつだよ。女の子はやわらかいって本当なのかも。

 

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私たちは結局、弱くて1人じゃ生きていけないけれど 可愛く佇んでいられたら、それでいいよね。

 

 

いつか、心から幸せって笑い合えるのかな。変化してゆくことが怖い、ずっと変わらないものしか愛せなくなってしまった。

 

この瞬間が、永遠でありますように。