「医療費あと払い」は患者の自己負担金を「あと払い」にするサービス
「医療費あと払い」は、会計待ち時間の緩和、未収対策、業務効率化など、様々な効果が期待できる医療費の決済サービスです。現在、大学病院をはじめ、全国で1,200以上の医療機関で導入されています。
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「医療費あと払い」なら患者は会計なしで帰れます
【 通常会計の場合 】
診察が終わった患者は、会計で「計算受付」「計算完待ち」「計算後の支払い」を行います。
患者にとっては、計算受付から支払完了までの「会計待ち時間」があります。
【 医療費あと払い の場合 】
診察が終わった患者は、会計窓口で会計を行わずに帰宅します。
会計を行なわないため、会計待ち時間がありません。
医療費は、当社が全額お支払いします
「医療費あと払い」を利用した患者は、当日医療費を払わずに帰宅します。
「医療費あと払い」扱いとなった医療費は、1ヶ月単位で締め処理を行い、翌月の15日に当社が全額立替払いをします。病院様は当社からの入金で医療費の回収が完了します。
患者からの医療費回収は当社で行います。患者からの未収があった場合でも、督促作業や最終的な未収リスクはすべて当社が負担します。
当社が患者から医療費を回収します
「医療費あと払い」を使った患者は、当日支払いをせずに帰宅します。
当社は、後日患者があらかじめ指定した方法(口座振替、携帯電話料金まとめ払い等)によって、医療費を回収します。
患者がこのサービスを利用するためには、事前の会員登録が必要になります。
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医療機関のメリット
サービス利用の患者だけではなく、他患者や病院にもメリットがあります。
医療費あと払い 利用患者へのサービス向上
- 会計待ちゼロ
- キャッシュレス
会計混雑の緩和
- 待ち時間ゼロで患者を返すため、会計混雑が軽減
- 待合室や駐車場スペースの有効活用
医事業務の平準化
- あと払い分の計算は患者の少ない時間帯に実施
- ピーク時の業務負荷が下がり、計算要員を抑制
決済にかかる手数料負担なし
- 月額固定のシステム使用料のみ(決済手数料なし)
未回収リスクなし
- あと払い分の債権はすべて当社で買い取り
患者のメリット
最大のメリットは、診察後、会計で待たずにすぐに帰ることができる点です。
当日会計をしないことで、キャッシュレスでの通院が可能となります。
また、サービスを利用するかどうかは、受診毎に選択が可能となっています。
待たずに帰れる
- 診察後は会計を待たずにすぐ帰れる
キャッシュレス
- 現金持参の必要なし
金額確認
- 診察料は、利用の翌日以降に会員サイトで確認
利用を受診毎に選択
- サービスを利用するかどうかは、受診毎に選択可能
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患者は5種類の支払い方法を選べます
患者様が「医療費あと払い」をご利用するにあたり、事前に会員登録をしていただく必要がありますが、その際、あらかじめお好きなお支払い方法をお選びいただくことができます。
患者様がお選びいただける決済方法の種類について、以下にご説明していきます。
- 決済方法は全部で5種類あります
- 口座振替で会員登録する
- ドコモ、NTTの電話料金払いで会員登録する
- ソフトバンクの電話料金払いで会員登録をする
- auの電話料金払いで会員登録する
- クレジットカード払いで会員登録する
- 利用料金は決済方法によって異なります
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決済方法は全部で5種類あります
患者様がお選びいただける決済方法は5種類あり(1つはオプションサービス)、各決済で支払方法、会員登録方法が異なります。
また、サービスを利用するかどうかは、通院ごとに自由に決めることができます。
口座振替で会員登録する
患者様が口座振替での決済を希望した場合は、当社ホームページ内より会員登録をしていただくか、口座振替用「かんたん郵送申込書」での申込となります。
Web申込の場合は、Webサイトでの登録完了後、その日の診察分からサービスをご利用いただけます。
郵送申込の場合は、申込書が当社に到着後、約7~10日程度にて会員登録作業が完了し、患者様へ登録完了通知をお送りします。
登録完了通知が到着後、患者様はサービス利用開始となります。
口座振替での会員登録方法(Web申込)
「医療費あと払い」Webサイト内の「マイページ」に進み、「Web会員登録する」をクリック
口座振替での会員登録方法(郵送申込)
ドコモ、NTTの電話料金払いで会員登録する
患者様がNTTファイナンス電話料金合算サービスでの決済を希望した場合は、当社ホームページ内より会員登録をしていただくか、NTT用「かんたん郵送申込書」での申込となります。
Web申込の場合は、Webサイトでの登録完了後、その日の診察分からサービスをご利用いただけます。
郵送申込の場合は、申込書が当社に到着後、約7~10日程度にて会員登録作業が完了し、患者様へ登録完了通知をお送りします。
登録完了通知が到着後、患者様はサービス利用開始となります。
NTT電話料金合算サービスでの会員登録方法(Web申込)
「医療費あと払い」Webサイト内の「マイページ」に進み、「Web会員登録する」をクリック
NTT電話料金合算サービスでの会員登録方法(郵送申込)
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ソフトバンクの電話料金払いで会員登録をする
患者様がソフトバンクのスマホ代とのまとめ払いで決済を希望した場合は、当社ホームページ内より会員登録をしていただきます。
「ソフトバンクまとめて支払い」の場合は、Webサイトでの登録完了後、その日の診察分からサービスをご利用いただけます。
ソフトバンクまとめて支払いでの会員登録方法
「医療費あと払い」Webサイト内の「マイページ」に進み、「Web会員登録する」をクリック
auの電話料金払いで会員登録する
患者様がauのスマホ代とのまとめ払いで決済を希望した場合は、当社ホームページ内より会員登録をしていただきます。
「auかんたん決済」の場合は、Webサイトでの登録完了後、その日の診察分からサービスをご利用いただけます。
auかんたん決済での会員登録方法
「医療費あと払い」Webサイト内の「マイページ」に進み、「Web会員登録する」をクリック
クレジットカード払いで会員登録する
オプションで「EPARK医療費あと払い」決済を加えた医療機関で、患者様がEPARKでの決済を希望した場合は、お手持ちのスマホに「デジタル診察券」アプリをインストールしていただき、アプリ内で会員登録をしていただきます。
「デジタル診察券」アプリのダウンロード
・iPhoneユーザーの方
「App Store」にて「デジタル診察券」と検索
・androidユーザーの方
「Google play」にて「デジタル診察券」と検索
利用料金は決済方法によって異なります
「医療費あと払い」を外来診療で利用した場合のサービス利用料金は以下の通りです。決済方法によってサービス利用料が異なります。
患者のサービス利用料
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サービスの利用手続きはとても簡単
「医療費あと払い」のサービスを利用するにあたって、医療機関での難しい作業は発生しません。
患者は利用の申告をするので、医療機関側で簡単な会員確認を行うだけで手続きが完了します。
まずはシステムの概要と、外来でのサービス利用の流れを紹介します。
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医療費あと払いはWeb完結型のシステム
医療費あと払いのシステムは、Webブラウザ上で操作・閲覧するWebシステムです。
ご契約後、医療機関様ごとにID・パスワードを発行して専用アカウントを作成します。
「医療費あと払い」システムでできること
・利用受付
患者様から利用申告があった際、あと払い利用の受付をする作業です。
・金額入力
医療機関様から当社への請求作業となります。
・利用検索
「利用受付」「金額入力」したデータを、期間を指定して検索できます。
・金額修正
「利用受付」「金額入力」したデータを期日までに取消・修正することができます。
利用の際は窓口で申告するだけ
患者様は事前に任意の決済方法で会員登録を済ませ、利用する場合は窓口で申告するだけ。
医療機関側は、医療費あと払いの専用システム画面で簡単な会員確認を行うだけで、すぐに利用の受付ができます。
会員登録の際は余計なカードなどの発行はせず、診察券番号で登録・管理します。
外来診療での主な利用の流れ
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大半の病院では診察後に利用を申告
患者の利用申告のタイミングは、各々の医療機関が運用しやすいように、自由に設定することができます。
なお導入医療機関の中では、診察後に利用申告のタイミングを設けているところが多数となっております。
病院での運用フローの代表例として、東京医科歯科大学附属病院様での運用フローをご紹介します。
あと払い利用の受診フロー例
(参考)通常の受診フロー
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医療費あと払いはがんの外来治療にも効果的
医療費あと払いは、「会計待ち時間なし」「キャッシュレス」の特性から、がんの外来治療を受ける患者様からのニーズも近年非常に高まっています。
そのため、がん患者様の身体的負担の軽減等を目的として、化学療法や放射線治療といった、がん外来治療での「医療費あと払い」導入を推奨しています。
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がん外来治療であと払いを利用するメリット
がんの外来治療であと払いを利用するメリットは、患者側・医療機関側双方にあります。
患者にとってのメリットは?
身体的負担の緩和
・治療後速やかに帰ることで、身体の負担が緩和
院内での感染症予防
・院内での無駄な滞在時間を減らし、感染症を予防
キャッシュレスで通院
・医療費の支払いを気にせず、キャッシュレスで通院
医療機関にとってのメリットは?
患者満足度の向上
・患者様向けサービスとして導入することで、患者様の満足度が向上
医事業務を平準化
・事務職員の医事業務を平準化し、ピークの業務負荷を軽減
病院評価の向上
・がん治療に力を入れている医療機関として、レピュテーションが向上
がん外来利用なら治療室からの即時帰宅が可能
化学療法室、放射線療法室で「あと払い」利用受付を行い、その場で「処方箋」「予約票」等をお渡しすれば、会計窓口にも寄らず、治療室からそのまま帰宅できます。
がん外来治療での運用フロー事例
がん外来治療でのサービス利用料は?
「医療費あと払い」をがんの外来治療で利用した場合のサービス利用料金は、通常の外来利用と若干異なります。
決済方法は口座振替のみとなり、利用料金は月額上限制を設けています。
がん外来治療のサービス利用料
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在宅サービスはあと払いでの回収が便利
「医療費あと払い」は外来診療での利用のほか、訪問診療や訪問看護など、在宅医療・介護事業においてもご利用いただくことができます。
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あと払いの導入で手集金の手間を無くす
訪問時に手集金を行っている施設などは、引き落としにすることで集金業務の手間を無くしたり、集金管理のリスク回避にも繋がります。
在宅医療でのあと払い利用
在宅でのあと払いの利用方法は?
「医療費あと払い」を在宅でご利用いただく場合、主な運用方法は以下のような流れとなります。
在宅での主な利用の流れ
利用料は安心の月額固定
在宅サービスの場合、サービス利用料は安心の月額固定。月180円(税別)でご利用いただけます。
在宅でのサービス利用料
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導入までのチェックポイントとは?
「医療費あと払い」を導入するにあたっては、実際の運用イメージをこと細かに組み立てる必要があります。
まずは契約の前段階におけるチェックすべき項目を整理していきます。
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院内で医療費あと払いをどう運用するのか?
導入検討の段階から、院内で実施可能な運用方法を検討します。
患者様からのサービス利用の申告タイミングをいつにするか、あと払いの利用受付を行う端末をどこに設置するか、処方箋・予約票はいつのタイミングで発行できるか等、実際の運用シミュレーションを行う必要があります。
運用フローのチェック項目
導入医療機関の主な運用フロー例を参考にする
導入医療機関での運用フローは、大きくは下記の3系統に分類されています。
自分の病院ではどのパターンが最適か、他院の事例を参考に運用フローを構築していきます。
主な運用フローの系統
領収書・明細書はいつ渡すのが最適か?
患者さまには会計前にお帰りいただきますので、利用当日の領収書・明細書のお渡しはできません。
そのため、サービス利用者に対してどのように領収書を交付するのか、その手段や領収書の保管方法についてもあらかじめ検討しておく必要があります。
お渡し方法は各医療機関さまにより異なりますが、下記のフローが一般的です。
領収書・明細書の交付例
・翌日以降、希望者に手交
・次回来院時、利用者全員に手交
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運用フロー検討時のチェック項目を洗い出す
院内での運用フローをシミュレーションするにあたり、院内の患者導線を確認しながら、必要な検討項目を洗い出していきます。
以下の表は、主な検討項目を挙げたものですが、これに加え、人員体制も見直していく必要があります。
運用フローのチェック項目例
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院内運用フローの検討ポイントとは?
院内で「医療費あと払い」の導入が決まったあとは、検討時のシミュレーションに沿って、運用フローを構築していきます。
患者様がサービス利用を申告するタイミング、当社システムに利用の登録を行うタイミング、予約票・処方箋発行のタイミング等、細部にわたるまで運用面のフローを確定させます。
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運用フロー確定時の最終チェックを行う
院内での運用フローを確定させるにあたり、各項目での最終チェックを行います。
以下の表は主なチェック項目を挙げたものですが、これに加え、人員体制も確定させていきます。
運用フローの最終チェック項目
医療費あと払いシステムを利用する端末を準備する
院内での運用フローを確定させたあとは、運用フローと運用アカウント数に応じて、「医療費あと払い」を利用するためのPC端末の設置箇所、PC端末の台数、各PC端末の入力担当者、管理責任者を事前に決めていきます。
設置端末・担当者管理表の例
領収書・明細書の取り扱い方法を確定させる
サービス利用者に対しては、診察日当日は領収書・医療費明細書は発行されないため、利用者に対してどのように領収書を交付するか、その手段や領収書の保管方法についてもあらかじめ設定しておきます。
領収書・明細書の交付方法
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サービス導入に必要なものは?
「医療費あと払い」の導入に必要となるもの、契約方法、サービス開始までの流れをご紹介していきます。
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サービス導入時に用意するものは?
「医療費あと払い」を導入するにあたっては、特別な設備投資や専用端末の購入などは必要ありません。
Webブラウザ上のオンラインシステムを活用しますので、インターネットに接続できるPC端末だけご用意いただきます。
ご用意いただく端末
・インターネット接続のWindows PC(OS:Windows7以上)
・Internet Explorer10以上
※タブレットPC等でもご利用可能
システム上のセキュリティ対策は万全です
「医療費あと払い」システムでは、万全の態勢で個人情報漏洩対策を行っています。
システムへの接続は、あらかじめ登録された固定グローバルIP、もしくはあらかじめ接続許可しているクライアント証明書が登録されているブラウザに制限。
また、インターネット上でやり取りするデータは全てSSLプロトコルに準拠し、暗号化しています。
SSL通信では主に下記を行います
・データの暗号化(データ内容の漏洩防止)
・電子証明書を使用したなりすまし防止
・メッセージ認証(データの中身を担保し、改ざん防止)
導入コストはどれぐらい?
導入コストは安心の月額定額制となります。
月額の費用、その他諸経費につきましては、当社までお問い合わせください。
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契約締結からサービス導入までの流れ
「医療費あと払い」の運用準備が整ったらいよいよ契約です。導入対象範囲を最終確定させたのち、本契約を交わします。
契約の締結後は、サービス開始までのスケジュールを組み立てていきます。
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サービスの導入対象を確定させる
サービス契約の締結前に、「外来」「在宅」のうち、どこにサービスを導入するのか、導入対象を最終確定させます。
「外来」では通常の外来での利用のほか、「リハビリ」「がん外来」など特定診療科でアカウントの設定が可能です。
主な設定アカウント例
契約方法は二通りをご用意
契約締結の際、契約形式に関しては二通りの方法をご用意しています。
通常は「申込書」形式となりますが、ご希望に応じて「相互調印型」形式もお選びいただけます。
各形式での契約書類受領をもって、サービス運用のためのアカウントを開設していきます。
医療費あと払いの契約形式
・「申込書」形式
・「相互調印型」形式
サービスの開始日を設定する
契約締結前あるいは締結後より、サービスの開始日を設定します。
契約締結からサービス開始までの準備期間は一般的には1~2ヶ月間ほど設けますが、状況に応じて契約締結後1ヶ月未満でのサービス開始も可能です。
導入スケジュールの例
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院内スタッフへのサービス周知徹底の方法
サービスを開始する前に、「医療費あと払い」を円滑に運営するためにも、職員や看護師など院内のスタッフがサービスについて把握している必要があります。
院内におけるサービスの周知をどのように行うか、ご紹介します。
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院内でのサービス周知の徹底を図る
サービス開始までの準備の一環として、院内職員・スタッフ向けのサービス説明会を実施します。
院内におけるサービス周知を徹底することで、患者様へのサービス説明、問い合わせ等への対応共通化を図っていきます。
サービス説明会実施表
患者から想定される質問に備える
会計窓口や各診療科受付に立たれる方、病棟看護師の方は患者様との接点が多いため、患者様からのサービス問い合わせ、質問を受けることが特に想定されます。
職員・スタッフ間で共通対応化できるよう、頻出する質問・問い合わせへの対応内容を文書化した「想定FAQ」を当社にてご用意します。
想定FAQ文書例
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