強いチームは本当にオフィスを捨てるのか?国外リモートワークのデザイナーが思った4つのこと
最近「会社がリモートワークOKになった!」という話を、ニュースで少しずつ聞くようになりました。
今まで4社に勤め、内3社はリモートワークOKでした。しかし、私の仕事内容がUX設計、かつ遠隔で仕事をすると非常にやりにくい部分の設計をしていたので、基本的には会社に出社していました。(同僚と話すのが好きということもありましたが)
前職は日本以外の3か国ほどの同僚たちと仕事をする環境でした。リモートワークもOKです。ただし
- 「家庭の事情で家で仕事をする」
- 「家族が病気になったので、看病しながら仕事する」
- 「電車が遅延していて、落ち着くまで家で仕事する」
- 「ストライキで出勤できないので家で仕事します」(国外では時々デモやストライキがあります)
などの理由で家で自宅作業することはあっても、「週○回自宅勤務の日を作ります」という仕事の仕方はしていませんでした。
続きを読む何も成し遂げられないと思っている人へ。やり抜く力を伸ばす本【 GRIT(グリット)】を読みました。
私は何かを作業する時には瞬発型だと自分で自覚してるのですが、それと裏表で何かをひたむきに長期間やり続ける事が得意ではありません。
美術系以外で習い事が続いたのは、水泳7年と音楽が6年ほどでししょうか。 色々な理由があると思うのですが、何かを辞めてしまったの時に、「ああ、なんで自分はなにもやり抜くことが出来ないんだろう」と思っていました。
そんな時、この本が発売されました。読めば読むほど面白く アマゾンでも話題(と言っても2016年に出版された)本なのですが、定期的に読み返してはエネルギーをもらっています。
続きを読む英語と日本語でUIを作る時に気をつけるべき2つのこと
日本語と英語のデザイン設計でここが困った!UX設計するのに時間かかった!という事があったので、メモしておきます。
長文の省略方法
日本語は文字数で制限しますが、英語は単語数で制限するため、文字省略状態のデザインは英語と日本語では同じにはなりません。
英語では文字制限という考え方は日本語に比べて必要ないのです。(単語ごとの考え方なので)また、一つの言葉に含まれている意味が少ないので、「単語制限をかけなくても良い」という考え方を持っている人は多いようです。
ただ、日本語だと1文字に対しての情報量が多く、定型文があまりない言語なので文字制限をかけないと、どこまでも長くなります。私は日本語は常にある程度文字制限をかけても良いのではと思っています。
検索ボックスの有無、または情報の検索方法
何かを検索する時、英語はスペルで検索するので、スペルが間違っていなければ見つかります。しかし、日本語はカタカナ、ひらがな、漢字、送り仮名の違い、場合によっては半角カナ、全角カナ、半角英数、全角英数の違いもあるので、検索ボックスのUIは進んでつけるべきではありません。
日本語は元々ある情報の中から、ユーザーが選んで検索させる方が効率が良いです。
もしも検索ボックスが必要な場合、必ずサジェスト機能をつけてあげるようにしましょう。
github×Sketch 3 運用のススメ
sketchアドベントカレンダー1日目! githubとsketch 3の連携についてのお話です。
デザイナーでsketch3を使っている人は多いと思うのですが、社内のデザインデータ管理は会社によると思います。
私の場合は、
- デザイナーが私一人
- デザインデータをまるごと誰かに渡す事がない
だったので、ローカルのHDかグーグルドライブでとりあえず行っていたのですが、
- HDDのデータが飛ぶ
- グーグルドライブで同期失敗 & だれかが無断で修正しても修正箇所記録取れない
という事に不安を感じていたのと、githubを毎日使い、エンジニアの作業の様子を見ていて「エンジニアもコードをgithub上に置いているのだから、デザイナーもデータをgithub上に置けるのでは?」と思い、テスト的にgithub上でデザインデータを運用してみることにしました。
続きを読むクリエイターは必ず読もう。【ピクサー流 創造するちから】を読んだら凄かった。
アニメーションスタジオとして、有名なピクサー。トイ・ストーリーという世界ではじめての長編3D映画を作ったスタジオです。私はピクサーの映画ではWall・Eが一番好きです。無声のアニメーションで、あんなに面白い3Dアニメーションを作れるのは、全世界でもここしかないと思います。
そんなピクサーの社長が書いた【ピクサー流 創造するちから】という本を読みました。
内容は、自伝的マネジメント本とでも言ったほうがよいかもしれません。 ここ最近で読んだ本では、トップ3に入るとてもおもしろい本でした。 内容は大きく分けて
- なぜ3Dの映画を作ろうと思ったのか
- 会社をどのように大きくしてきたのか
- ピンチをどのように乗り越えてきたのか
- 素晴らしいアイディアをつくる工程とは
- 大きくするにあたって、どのような社内マネジメントを行ってきたのか
- ディズニーと一緒に仕事をするということは?
- スティーブ・ジョブズ氏とどの様に付き合っていたのか
を中心に書かれています。社内マネジメントの話が半分以上ですが、マネジメントに興味がなくても、クリエイターは 絶対に読んだほうがいいです。断言します。
また、人数が多い大企業、もしくは小さなスタートアップ関係なく、この本は自信を持ってオススメしたいです。 なぜなら、この本は「世界に影響を与えるモノを、チームでどの様につくり上げるか?」が書かれています。 基本的に、「世界に影響を与えるモノ」を作るときは、チームである必要があります。社内、もしくはチームコミュニケーションが いかに上手く取れているかで、その作品、もしくはプロダクトと呼ばれるものの運命を左右します。 その【コツ】のようなものが書かれているので、チーム制作で何かを作っている人は、是非読んで欲しいなと思いました。
内容が多く、そしてかなり濃いので全部は紹介しきれないのですが、印象に残っていることをざっくりと紹介したいと思います。
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